1 :
G4M Betty Bomber:
旧帝国海軍が世界に誇った双発爆撃機の最高傑作、一式陸攻という航
空機そのものについて語るスレッドです。
旧スレッド「もしも一式陸上攻撃機の防弾性能が高かったなら」が
行方不明状態(つまり、過去ログにも倉庫にもない状態)になったの
で、新スレ作りました。
参考スレッド(倉庫入り)
「ワンショットライター 一式陸攻を語れ!」
http://yasai.2ch.net/army/kako/973/973944790.html 一式陸攻に関することであれば(=一式陸攻に関係のない話題はNG
!)ジャンルを問わずに何でも語りましょう。
2 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 13:45
1式航続距離ながすぎ!!!!
語りつくし後は何をしろと?
1はネット初心者か?
4 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 13:46
5 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 13:59
6 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 14:16
いつも思うことだが、一式陸攻を「双発爆撃機」と言い切って
しまうのは、本質を見失うことにならないか。
7 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 17:49
>>6 一式は戦闘機ではないだろう。雷撃機という身方もるかもしれないが、何も
雷撃専用ではなかった。
あれはどう見たって双発爆撃機。初期の設計段階では4発だったけど、結果
的には「4発爆撃機並の性能(除く:爆弾搭載重量)を双発で実現した優秀
な爆撃機」ということになる。
確かに一式は前述の性能を引き出すために防弾・防漏対策が不十分になって
しまったのは否めない事実なのだが、もし当時のドイツや米国が一式陸攻並
のサイズの双発機で、しかも完璧な防弾・防漏対策を施しながら航続距離な
ど一式陸攻の持っている性能以上のものを作れたとは思えないのだが…。
8 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 17:53
機械としては優れていたかもしれないけど、
兵器としては役に立たなかったって事じゃないの?
戦争で使えない兵器が最高傑作というのはよくわからん。
陸上攻撃機だからといって「爆撃機」の表現に拘る奴はまずアメリカ陸軍の
P〜の呼称をなんとかしてからにして欲しいね。
10 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 17:59
>もし当時のドイツや米国が一式陸攻並のサイズの双発機で、
>しかも完璧な防弾・防漏対策を施しながら航続距離な
>ど一式陸攻の持っている性能以上のものを作れた
ドイツはダメだった、米国には「P−38ライトニング」があった。
11 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 18:07
>機械としては優れていたかもしれないけど、
>兵器としては役に立たなかったって事じゃないの?
たった3機の喪失でプリンスオブウェールズとレパルス
を沈めた(しかも旧式の96式陸攻との混成)なのだから、
米国を別とすれば標準以上の兵器だったとも言えるのでは。
12 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 20:46
なぜ、長大な航続距離が要求されたのかが問題であり本質だろう。
13 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 20:54
>11
その時期でピークとおもわれ。
有馬中将万歳!!
ただ航続距離を3000ぐらいに押さえて
防弾をしっかりしてほしかった
燃料タンクの位置もかえてほしかった。
14 :
名無しの陸攻兵:2001/08/12(日) 21:01
>>13 多少航続距離を押さえながらも、防弾性能と防漏対策を施してそう簡
単には燃えなくなった改良型の一式陸攻G4M3型が後期に開発・製
造された。高度な防弾・防漏対策で大幅に強化されながらも技術力や
工夫によって航続距離の減少を最小限に抑えた、まさに爆撃機の理想
型ともいえる一式陸攻G4M3型も製造が開始されたのが大戦末期と
いう状態であり、結局のところ60機程度(一式陸攻全体では約25
00機)しか製造されず、幻の存在となってしまった。
15 :
名無し三等兵:2001/08/12(日) 21:35
>>14 不勉強でスマソですが、実戦参加したんでしょうか?・・・。
16 :
名無しの陸攻兵 :2001/08/12(日) 22:00
>>14 詳しくはないけれど、G4M3型は殆ど出番がなかったそうだ。)鬱
晩年はG4M2型が特攻ロケット機桜花を懸垂するために改造が施さ
れ、その多くが桜花と共に大空に散っていった。)涙
開戦当初から大活躍の一式陸攻。最後の活躍は敗戦後、特使を乗せて
フィリピンに飛び立ち(さすがは長距離の得意な陸攻!)、終戦を告
げ知らせることだった。
17 :
名無し三等兵:2001/08/13(月) 00:11
優れた航続力で空母のいらない攻撃機、それが日本海軍の陸攻の思想だ。
しかし、現実は簡単に思想を裏切って、そんな場面は一度しかなかった。
18 :
名無し三等兵:2001/08/13(月) 09:16
河口湖自動車博物館に陸攻が展示されています。完全な状態では無いけど。零戦もあるし、見るなら今月いっぱいだよ。
19 :
名無し三等兵:2001/08/13(月) 18:14
20 :
攻撃型ダメ人間:2001/08/13(月) 19:24
零戦といい、コイツといい、無理に無理を重ねたカタチ。
美しいが、哀しい連中です。
21 :
名無し三等兵:2001/08/13(月) 19:48
銀河も悲しいほど美しい・・・
23 :
名無し三等兵:2001/08/13(月) 21:44
設計段階から、最終改良型で徹底的な防弾処置と防漏タンクを備えたG4M3型の
一式陸攻が製造されていたら被害も少なくたとえ銃弾を喰らったとしてもその多く
が目的を果たすことができ、多くの米艦を撃沈できていたのでは?
皮肉にも大量生産されたのはG4M2型で、これはすぐに燃えてライターとなり、
その多くが撃墜されてしまった。
24 :
名無し三等兵:2001/08/14(火) 22:39
本庄季朗技師の設計による傑作機。
参考までに、零戦は堀越二郎技師の設計。
三菱重工/旧帝国海軍が誇った2大傑作機。
25 :
秩父丸:2001/08/14(火) 22:42
VT信管が・・・
26 :
チュー:2001/08/14(火) 22:43
陸軍の爆撃機も結構足長いんだよな。(2500km強)
仮想敵とされてたのはは波の様に押し寄せる露軍歩兵とか(だっけ?
ちなみに陸軍の一連の双発爆撃機は早めに防弾措置がとられている。
28 :
名無し三等兵:2001/08/14(火) 23:39
ただし爆弾搭載量が少ない。
陸攻は、魚雷を積むし。一式用は1トンを超えているし。
29 :
名無し三等兵:2001/08/14(火) 23:53
8月15日攻撃開始だと
一式陸攻は、長距離走が得意な脆弱デブと云う事か。
31 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 11:24
もし、一式の胴体内部の弾倉部分にあるすべての爆弾・魚雷の類を取り払い、その
スペースを座席に割り当てて、兵員輸送機として用いたとしたら、どれだけの人数
が乗れるのだろうか?
>>20 逆にアメリカのデザインはのーてんきなほど陽気なんだよなぁ
33 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 13:24
>>20-21
>>32 それでも、あの葉巻型デザイン(特にG4M2型)は美しい。
一式陸攻が編隊を組んで飛んでいる姿は見事なものだ。
ただし、撃墜されなければの話だけれど。
>>32 ドイツと違ったネジの緩さがあるイギリスが好き!
>>34 同意!
あれは独特な風貌だからなぁ
好きなヤツの性格も予想できるぞ(藁
36 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 14:21
37 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 21:53
一式ライターは撃墜された時どこから脱出するのだろうか?
よくある、翼が爆発して真っ逆さまに失速する場合にはGの関係で脱出は困難そう。
撃墜される際には機体ごと真っ二つに割れてくれたほうが乗員は閉じこめられること
なく機外に放出され、パラシュートを開いて生還できる確率が高そう。
38 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 21:58
葉巻爆撃機燃え〜!
39 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 22:17
ベッティ萌え!
40 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 22:59
ナチスドイツと旧日本軍との兵器を比較して、日本にしか作れなかった優秀な
兵器の中の代表的な存在として一式陸攻の名があげられることが多い。
かなり高性能な爆撃機でできればナチスドイツに大量に売却したかったところ
だけど、ドイツまでの輸送という最大の問題から、それは不可能だった…。
41 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 23:00
>41
ヨーロッパ戦線の火力では通用しなかったとおもわれ、、、。
42 :
G4M3:2001/08/15(水) 23:06
防弾性能さえしっかりとしていれば、歴史に名を残す名機となり、WW2史上最強
の兵器となり得ていたのに…残念。
43 :
名無し三等兵:2001/08/15(水) 23:08
太郎が飛び出す〜♪
太郎が吼える〜♪
太郎♪ 太郎♪ 太郎♪
一式陸攻太郎♪
>>42 何云ってんの?
「防弾性能さえ」っつーのを「空戦性能が」とか「火力が」とか「高高度性能が」とかに換えてみ?
何でもありじゃん。莫迦丸出しだね。太郎は氏んで良いよ?俺が許すから。
45 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 01:38
>>44 ↑
ま、子供がきても大人はあいてにしないだろーねー。
46 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 15:10
>>44 「燃える葉巻攻撃機に萎える」
名前だけは面白い )ワラタ
陸攻は爆撃機だから空戦性能など期待しちゃダメ!あとは機銃手の腕次第で何とか
…。ついでに、高高度性能と言われても一式陸攻はB−29と異なり非与圧キャビ
ンのため、そんな高い高度ではあまり話にならない。
一式がいくら高性能といったところで戦闘機と同じような特性を求めることはいく
らなんでも無理がありすぎる。
47 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 17:48
いやしかし、確かに"〜さえ"ってつけば何でも傑作機だよな。
"爆弾搭載量さえ多ければ"
"発動機さえ完動すれば"
"排気タービンさえ"とか(w
48 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 17:53
>47
全くその通りよ。
40,42は消防とおもわれ、、、。
49 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 17:56
>"爆弾搭載量さえ多ければ"
燃料搭載量を減らせばもっと爆弾は積めたはず。その辺は柔軟に適応
できたと思う。このことは現代の旅客機にも該当する。
>"発動機さえ完動すれば"
高性能でありながら構造が難しい「誉」ではなく、定評の「火星」発
動機を搭載していたため、この点は全く問題なし。
>"排気タービンさえ"とか
一式陸攻がパワー不足だということは全く聞いたことがない。それに、
そんな高高度を飛行するわけでもないので、排気タービン自体あまり
問題はなかったと思われ
50 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 18:01
一式の運命は戦艦「大和」に似ているところがある。
双方とも当時の技術としては最高峰のものだった、が、実戦になると
大して活躍出来なかった点が共通しているのではないだろうか。
一式は当初マレー沖で英軍艦2隻を撃沈しているけれど、目立った活
躍はそこまで。後はライターとなって簡単に打ち落とされるか、末期
には特攻ロケット機「桜花」と共に爆発するか、期待された活躍とは
ほど遠い活躍ぶりだった。
「大和」も金と技術を費やして建造され、有名な戦艦だったけど、実
戦ではその巨大な主砲で他艦を撃沈したことはなく、ホテルとして以
外は殆ど役に立たなかった。
51 :
47:2001/08/16(木) 18:04
>>49 うん。おっしゃるとーりだが、僕は一式陸攻のことを書いたんじゃ
なかったのだ。日本の軍用機全般、ね。
52 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 18:06
「戦争に間に合ってさえいれば」が抜けておりますよ、47ドノ
53 :
47:2001/08/16(木) 18:11
そか!thx >52
54 :
HG名無しさん:2001/08/16(木) 18:34
他のスレで出てるかもしれないけど一応
河口湖自動車博物館で八月中の限定公開で
一式陸功22型の後部胴体を公開してるから一度見てみたらどう?
装甲板の無いただのジェラルミンをリベット止めだけの外皮など
実見できるからね。
胴体の太さを見ると輸送機として重宝されたのも(11型)納得だね。
55 :
G4Mの名無しさん:2001/08/16(木) 22:58
もしも一式陸攻がジェット化されていたら?
「秋水」や「橘花」で採用されたジェットエンジンをさらに大型に強力にし、
耐久性を持たせたようなものを一式陸攻に4発取り付けたとしたら…
マッハ1近くで敵艦に突進してくる(といっても、攻撃目的であり、特攻目的
ではない)一式陸攻の姿を想像してしまうと‥‥‥。
56 :
名無し三等兵:2001/08/16(木) 23:00
>>55 銀河をジェット化して天河という爆撃機にする計画があった。
計画はたいして進まないうちに雲散霧消した。
57 :
45/84式改:2001/08/16(木) 23:11
>>55 ドイツのメッサーシュミットMe262の電撃爆撃機化の時と同様に照
準器問題が出て、解決出来ずに不採用になると思われ
59 :
名無し三等兵:2001/08/17(金) 00:00
本庄季朗技師って、本当に素晴らしい名機を製作したんだね。感心!
海軍の無茶な要求を難なくそして完璧なまでに応えたのだから。
60 :
名無し三等兵:2001/08/17(金) 10:02
現代の航空機では翼内に燃料を搭載することは常識となっているのだが、燃料を
翼内に搭載した世界初の航空機って、一式陸攻なのだろうか?インテグラルタン
クばかりが話題にされるので…。
61 :
外人部隊:2001/08/17(金) 14:06
陸軍と言わず、旧日本軍全体に言えると思うけど、
戦う相手が、主に中国軍だったせいか、相手をなめていたと思う。
航続距離に、重点を置きすぎていたのではないだろうか。
P-38やP-47の武装を考えれば、防弾タンクは必需品だったはず!
機銃だって、7.7mmではなく12.7mm(ブローニングM2)でもつけて
いればもっとましな戦い方ができたと思う。 航続距離が短かい
のが問題になるという人がいるけど、撃ち落とされれば、それで
終わり!
エンジンだって、「火星」を積んでいるんだから、その気になれば
B-25並とは言わないけど、それに近いものはできたはず。
要は、「思想」だと思う。
62 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 08:05
>>61 思い切って、20mm機銃も併用するというのはどうだろうか。
コイつの場合、設計思想は「攻撃は最大の防御なり」で銃座が3席も用意されてい
るので、腕の良い射撃手が敵機めがけて打ちまくったら相手が高速で飛行する戦闘
機であろうが怖い物はなかったはず。
そして、あと銃弾の数も大幅に増やせば、たとえ命中率が低かったとしても機銃を
四方八方に大量に打ちまくる爆撃機に敵機はそう簡単には近寄ってはこないだろう。
63 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 13:43
兵器として考えないのであれば
最高のビジネス機になるのでは?
問題のインテグラルタンクは攻撃さえなければ航続距離を伸ばしてくれるし、
内部も広いし......あとは、燃料タンクを胴体内にも増設すれば大陸横断も
軽々こなせそうだし。
一式陸攻で世界一周なんてこともできそうだけど。
当時なぜ日本海軍は一式陸攻をVIP機に改造して使わなかったのだろうか?
64 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 13:49
、、、、、、、、、、、、、、、、それを乗って撃墜された人、忘れたか?
嗚呼、かぶった!
67 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 13:53
五十六かい?
68 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 13:56
そういえばあの時乗ってたのは、一式の何型でしょう?
32(だっけ?)以外で襲われたら飛び降りった方がいいと思うが、、
69 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 14:03
防弾装備したのは34型でした。失礼しました、閣下。
70 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 14:03
>>61 >陸軍と言わず、旧日本軍全体に言えると思うけど、
>戦う相手が、主に中国軍だったせいか、相手をなめていたと思う。
>航続距離に、重点を置きすぎていたのではないだろうか。
陸軍の仮想敵国はソ連で、海軍の仮想敵国はアメリカでしょ。中国との
戦争はソ連に備えるための足固めとして始めたら引っ込みつかなくなっ
ただけで、主敵として中国を想定していたということはないと思う。
一式陸攻が防弾性能を犠牲にしても航続距離を稼いだのは、海軍がアメ
リカ艦隊を中部太平洋で迎撃する際の索敵機として使用することも念頭
に置いていたからじゃなかったかな。
71 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 16:27
あの葉巻型の優雅なスタイルは、メタルプロップ機最高の傑作。
72 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 19:45
原型バージョンは十二試陸上攻撃機。
>>69 最初の段階から34型(G4M3型)にしておけば、もっと戦果をあげられたのは
間違えなかったのに…。皮肉にも大量の一式陸攻がライターとなって海に散り、そ
の惨状があまりにもひどかったため、34型が開発されたのでは。でも、時はすで
に遅し。34型は殆ど生産されることなく敗戦となってしまった。
34型だったら銃弾をくらって穴ぼこになっても火を吹かずに帰投できたのに。
73 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 19:53
なるほど、旅客機というセンもあったね。
74 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 23:30
零戦と並んで三菱重工が歴代に誇った最高傑作。
戦後航空産業自体が衰退してしまった日本ではもうこのような傑作機は
誕生しないでしょう。
75 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 23:36
最高傑作なら飛龍も入れてあげて
76 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 23:40
この鈍足と防弾装備で、戦闘機が随伴できないほどの長距離を飛ぶのは自殺行為と思うがね
77 :
名無し三等兵:2001/08/18(土) 23:46
一式陸攻の胴体着陸って、どうなんでしょうね?
やった人いるのかな?
78 :
名無し三等兵:2001/08/19(日) 00:04
>>76 開発当時の年代としてはたして鈍足の名にふさわしいか
79 :
名無し三等兵:2001/08/19(日) 00:18
一式=1941年正式採用
97重爆より遅いというのはどうだろう
80 :
名無し三等兵:2001/08/19(日) 00:20
あの太い胴体で速度性能がそこそこ達成できているのが驚き。
81 :
名無し三等兵:2001/08/19(日) 00:41
三菱ご自慢の「火星」エンジンだからなせる業。
零戦はエンジンは中島の「栄」だったので、一式は完全三菱製の
傑作機といえるだろう。
82 :
名無し三等兵:2001/08/19(日) 10:05
銀河は欠陥機、DC−4"E"ベースの深山は設計段階からの失敗作、同じく連山は
高性能だけど大戦末期の困窮した状況の中ではまともに生産すらできず‥‥。
結果的にWW2時の日本側の爆撃機といえば、一式陸攻となるわけだ。
83 :
名無し三等兵:2001/08/20(月) 20:33
84 :
名無し三等兵:2001/08/20(月) 20:41
一式陸攻って、一見葉巻に羽つけたようなフォルムだけど意外と複雑。東宝の「連合艦隊
司令長官山本五十六」に出てきた長官機のミニチュアも、シルエットがなんか変だった。
85 :
名無し三等兵:2001/08/20(月) 21:40
>>83 が紹介してくれた画像、模型じゃないか?
違和感たっぷりなんだけど。
86 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 15:24
同じく三菱重工業製、陸軍の四式重爆「飛龍」とは、どこがどう違うのだろうか?
87 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 15:43
>>86 まずサイズが違う。「飛龍」は一回り小さい。
はい、次↓
88 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 15:47
89 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 15:49
>>83は出来の悪い模型だね
おそらく紙製と推測される
てか飛龍の方が(・∀・) イイ!
91 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 22:43
92 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 22:49
丈夫そう・・・・・米爆に劣らない高度な技術・・・・・夢を見ていたのね(w
93 :
名無し三等兵:2001/08/21(火) 22:50
ごめん。
消えちゃったスレにあった、一式陸攻が海面に不時着してしばらく
浮いてるって話題の真贋はどうなったんでしたっけ?
>>94 その話と違うかもしれんけど、旧版の「世界の傑作機」に浮いてる1式の写真があるよ。
米軍撮影(だからカラー)ですでに中に人はいない模様で、中に乗ってた乗員は
どうなったのかは不明だけど、数分は浮いてたらしい。
だから墜ち方によっては浮くんじゃない?
96 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 12:32
ドイツ軍のスツーカも鈍重で撃たれ弱くて、Fw190Aに換えられたくらいだ。
97 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 13:31
>>94-95
何も全ての一式が爆発炎上してライターになって墜落したわけではなかったらしい。
現在でもトラック諸島(ここは大戦中の激戦地で、浅い海底に旧日本軍の沈船など
がたくさんあり、絶好のダイビングスポットになっている)には比較的原型を留めた
一式陸攻の残骸が沈んでいて、なんとその近くに一式陸攻のトイレが原型を留めたま
まの状態で横たわっている。
98 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 14:06
同じ爆撃機である呑竜も飛龍も最後には800kg爆弾を抱えて
敵陣へ突っ込む特攻機として用いられ、銀河も同じ道を辿ったの
だが、一式だけは搭載した桜花による特攻こそ行われたものの、
自らが特攻機として用いられたことはなかった。
特攻つーか、ただの自殺だからな、、、
100 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 15:41
一式陸攻って、ドイツのスツーカに航続距離を加えたみたいなもんだよ。
スツーカも同様に鈍重で撃たれ弱く、後半はFw190Aに換わった。
101 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 16:25
米軍にとって、「爆撃機に翼内燃料タンク(インテグラルタンク)を採用すること
は好ましくない」という、反面教師の材料となった飛行機ではないだろうか?
戦時中、日本を焦土と化し、原爆2発を投下した超大型爆撃機B−29は、米軍機
らしく燃料タンクを含めた防弾・防漏対策を徹底的に施した機体で、一式陸攻ほど
簡単には火がつかなかったけど、旧日本軍機は空戦でB−29を撃墜する際、B−
29の機関砲の餌食にならないように死角となる場所に並行して飛びながらB−2
9の燃料タンクがある翼部分に対して機関銃で集中攻撃をかけ、長距離飛行のため
に大量のガソリンを積んでいるB−29を火だるまにする方法を採った。
B−52の頃になると、たとえ爆弾の一部を機外へ取り付けてまでも胴体内の安全
な場所に燃料タンクを配置することで安全に長距離飛行を行うことができた。
102 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 16:57
B-52やB-1も翼内に燃料タンクあるがの。
>>100 スツーカに失礼というか、まったく別の機体だぞ
まずスツーカは安い。
スツーカは急降下爆撃可能。
スツーカはうるさい(?)
スツーカ30_搭載のやつは萌え。
104 :
名無し三等兵:2001/08/22(水) 23:18
最初から三菱の要求通り4発機として製作されていたら、もう少し大きくなって
いただろうか。
欠陥機DC−4Eコピーの深山よりはよっぽどマシだと思われ。
106 :
名無し三等兵:2001/08/23(木) 09:29
マレー沖開戦での大活躍から終戦使節の現地への派遣まで
ある意味大戦中旧日本軍のために奉公してきた使役馬だった。
108 :
:2001/08/23(木) 17:34
エンジンの音
轟々と
隼は征く
雲の果て
109 :
名無し三等兵:2001/08/23(木) 17:43
>>108 貴様敵性語を使うかァ!発動機と逝わんか!教育してやるゥ!歯ァを食いしばれ!
110 :
名無し三等兵:2001/08/23(木) 19:00
>>108 いくら一式陸攻がワンショットライターだからといったって、一撃喰らった
だけですぐに爆発して墜落し、搭載機銃も威力が無く、結局は特攻機にしか使い
物にならなかった「隼」を名爆撃機の一式陸攻と一緒にするな!「隼」ネタにつ
いては一式戦のスレでどうぞ。
>>109 一式陸攻は発動機に三菱重工製の星形複列発動機「火星」という、安定・高性能
のものを使用していたぞ!「火星」はずば抜けた性能こそ持っていなかったけど、
信頼性の高い発動機で長距離飛行を誇る一式陸攻をトラブルもなく目的地にまで
連れて行くことができた。連続運転時の性能や安定性は無理をして性能を引き出
した米国製のライトR−3350よりもかなり上。
111 :
名無し三等兵:2001/08/23(木) 23:08
昭和19年にマリアナ諸島に進出した762空「龍」部隊も
戦史を見ると夜間雷撃で一夜に30機くらい出撃させてことも
あるし、他の機種よりはパイロットの錬度は維持されていたのでは?
>>110 火星については、全く仰有る通り。然し…
> 一撃喰らっただけですぐに爆発して墜落し、搭載機銃も威力が無く、結局は特攻機<注:の手助け>にしか使い物にならなかった
からこそ、の「ワンショットライター」なんですが…
113 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 00:02
17年2月20日のレキシントン強襲、8月8日のルンガ沖雷撃戦で
2回も壊滅した4空に合掌。
114 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 00:29
死空と呼ばれていた。
115 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 00:38
旧日本海軍が一式陸攻の活躍を過度に期待したことが悲劇の始まりと
なってしまった。
マレー沖の英艦隊撃沈の余韻が軍部には残りすぎていたのだろう。
116 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 00:43
野中一家
117 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 13:32
最初から防弾対策が施され、防漏燃料タンク装置が備わった34型(G4M3)
を作っておけば少なくとも後々まで「ワンショットライター」などと不名誉な
呼び方で呼ばれなくても済んだのに…。
118 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 13:34
そういえば一式陸攻にもオートパイロットついてたんだよね?
119 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 14:42
>>118 意外にも当時の日本機はハイテクが充実していたらしい。
一式陸攻に限らず二式大艇なんかもジャイロ式の自動操縦装置を搭載していたし、
大戦末期にはテスト的に電探(レーダー)を搭載した一式陸攻まで表れたそうだ。
当時の日本には資材こそ不足していたものの技術的には米国には劣ってなかった
らしい。
120 :
名無し三等兵:2001/08/24(金) 14:46
121 :
名無し三等兵:2001/08/25(土) 11:11
大戦当時の価格に換算すれば
零戦が5万5000〜7万5000円(A6M2=21型)とすると
一式陸攻の価格は20万円以上したそうです。
現在の消費者物価は当時の約2000倍だから、現在の価格に換算すると、
一式陸攻の価格は4億以上ということになるだろう。ただし、兵器の価格は
統制価格だから、一式陸攻を開発・生産するためにかかったコストは不明と
いったところだろう。
参考までに、当時の一般歩兵の給料は100円未満だったらしいです。
122 :
名無し三等兵:2001/08/25(土) 18:16
1機25〜30万円(当時)の一式陸攻に6000リットルのアブガス(航空用
ガソリン)と7名の優秀な若い兵士を乗せて、今日も逝く、大戦中の大空に。
一式陸攻。
>>119 そりゃ無茶な。
機上(対水上)レーダーだけでも、英米独は43年ごろから実用が始まり
大戦末期にはレーダーの完成度の戦いになっている。
日本の場合、安定した性能の機上レーダーの量産は、
戦争終了までできてない。
技術とそれを実用化させる工業レベルが日本に一番足りないものだった。
マグネトロンとか部品レベルでは世界の先端を行っていた
研究もあるが、全体的なレベルが低かったですね。
125 :
名無し三等兵:2001/08/26 08:36
126 :
名無し三等兵:2001/08/26 08:37
>大量の「ロープ」が撒き、
訂正。大量の「ロープ」を撒き、
127 :
名無し三等兵:2001/08/26 08:43
まあ、日本が自慢できそうなのはやたらめったら出力のでかいマグネトロンだけだろうな。
それだけ良くてもなんにもならんけどな。
八木アンテナくらい秘密にしとけよって言いたいなあ。
128 :
名無し三等兵:01/08/26 09:44
>日本が自慢できそうなのは
米軍の豊富な電探装備に悪戦苦闘させられたその思い出こそ一番自慢できる。
本当に無知だったのならソ連軍のように何も悩む必要は無かった。
129 :
ちょっとスマソ:01/08/26 09:46
一式陸攻見てるとうちの会社の経営方針と似てるからつらいぞ!欲ばってあれもこれもってしたあげくディフェンスと言う発想がない。
130 :
名無し三等兵:01/08/26 09:47
>欲ばってあれもこれもってしたあげくディフェンスと言う発想がない。
ディフェンスが本当に強かった爆撃機はアメリカだけ。
131 :
名無し三等兵:01/08/26 10:35
一式のそれはひどすぎ。ウエリントンの初期タイプも似たようなモンだったらしいが一式は対処が遅すぎ。この話題はおわりレーダーについてはやはり策敵にはきつかったらしいね
132 :
名無し三等兵:01/08/26 12:03
>一式のそれはひどすぎ。
それでもマレー海戦では喪失3機で戦艦2隻沈めているんだよ。
133 :
>>132性空権の有無の問題:01/08/26 12:20
戦果については異論はないが海軍航空隊の主兵力を担う機体があんな欠陥をもっているのは問題!世界に誇る搭乗員がその後の作戦で無駄に失われてるのも事実。語り尽くされてるのでスマンデス。一式の最大の長所である航法ネタきぼんぬ。硫黄島爆撃とかけっこうあるとおもいます
134 :
名無し三等兵:01/08/26 12:24
>戦果については異論はないが海軍航空隊の主兵力
>を担う機体があんな欠陥をもっているのは問題!
ポムポム対空砲をかなり浴びて、被弾機は多かったろう。
135 :
名無し三等兵:01/08/26 13:05
防弾防火以外は頑丈な機体だと読んだ事あるぞ。もうこの弱点ほじくるのやめようよ…
136 :
名無し三等兵:01/08/26 13:17
一式陸攻が悪いのではなく、過大な要求を出した海軍が悪いのです。
直援戦闘機が随伴できない所まで進出するのに貧弱な防御手段しか与えられ
なかったのは、海軍の出した航続力要求が高すぎたから。だから三菱の技術
陣は防弾性能を削ってインテグラルタンクを設けたんです。
それが証拠に陸軍が作らせた同規模の機体である百式重爆も呑龍も防弾性能
は一式陸攻より良好だったはずです。
長大な航続力には大容量のタンクを設ける、これが正しいのは現在の旅客機
を見れば明らかです。三菱の取った方法は間違いではなかったと思います。
137 :
名無し三等兵:01/08/26 13:35
航続力が長いのは一式のすぐれた点だと思う。あれなくして戦果があがったかは疑わしいぞ。わずかな防弾があるより最初の頃はよかったのではないか?
138 :
名無し三等兵:01/08/26 13:44
>>136 呑龍は思ったほど活躍できず、最終的には爆撃機のくせに800kg
爆弾で爆走した特攻専用機になったらしいぞ。
一式陸攻は自ら爆走して特攻するのではなく、特攻は懸垂された桜花
に任せて自らは帰投することになっていた。
139 :
名無し三等兵:01/08/26 15:03
あげ
>>138 > 一式陸攻は自ら爆走して特攻するのではなく、特攻は懸垂された桜花
> に任せて自らは帰投することになっていた。
だから、一式陸攻マンセー!!って云いたいのか? 呆れて物も云えんな。
141 :
136:01/08/27 01:17 ID:0TPDPpx6
>>138 呑龍が活躍できなかったのは百式が優れていたというのもありますが、百式の後継機なのに
に中島が百式並な機体しか作れなかったためです。
ちなみに重い桜花を懸吊した一式陸攻は鈍足なため桜花を切り離す前に米軍の邀撃機によっ
て多数が撃墜されています。
142 :
名無し三等兵:01/08/27 04:20 ID:50RvHxio
あげ
143 :
名無し三等兵:01/08/29 23:19 ID:3N3bedWk
呑龍=百式
97式の特に2型がかなりの高速でしたね。
470キロくらいですか?百式もせいぜい490キロですから、
多少武装が強くても、稼働率の高い97式の方が好かれました。
144 :
名無し三等兵:01/08/30 04:52 ID:0cWn0.Nk
>>136 航続性能は日本海軍の戦略から言って必然でしょう。進出できる空母ではな
く、陸上基地から艦隊決戦前の敵艦隊を攻撃しょうってんだからねえ。
一式陸攻をいわゆる爆撃機と考えちゃイカンということですね。
145 :
名無し三等兵:01/09/01 02:40 ID:.1UR.fLM
>>144 日本海軍の陸上攻撃機がどういう戦略にもとずいて計画されたかを考えない
と、航続性能が過大だとか、搭載能力が不足だとかという的はずれな批判が
出るというわけですね。
魚雷1本、爆弾1発をはるか洋上まで運んで単発攻撃機並みの攻撃機動をし
ようというんだから、普通の爆撃機とは確かに違う。
146 :
名無し三等兵:01/09/01 03:06 ID:0XfbRqng
てことは96陸攻の渡洋爆撃からして使い方を間違ったってこと?
147 :
名無し三等兵:01/09/01 03:06 ID:5Ldg/Jgg
>>145 なるほど、となると「陸上攻撃機」が的外れという解釈ではいかが?。
148 :
名無し三等兵:01/09/01 03:27 ID:F4kn4YFQ
>>147 そのとうり。
基地航空隊がわんさとあって、海軍だか空軍だか分からんような編成
になっていながら、日露戦争以来の戦略を捨てられなかったのが問題。
149 :
名無し三等兵:01/09/01 05:12 ID:c34xv0a6
>>148 基地航空隊も陸上攻撃機も六割海軍を航空兵力で何とかしようとした結果だからねえ。
航空兵力に注目したときに戦略の転換ができていればと思うが、それはやっぱ無理だろうなあ。
150 :
名無し三等兵:01/09/01 06:10 ID:hkzozEKY
>149
戦略の転換というより、外交の転換だな……
圧倒的に優勢な敵を軍事力でどうにかしようというそもそもの無理のしわよせが、
まずは「漸減作戦」といういびつな形の戦争計画になり、
それが無茶な性能要求という形でメーカーに押し付けられ、
最終的に太平洋の空に消えていった兵士たちに押し付けられる、と。
151 :
ベンゼン中尉:01/09/01 08:05 ID:dSZGa4Gk
戦略爆撃機の爆弾搭載量が1トンとは惨めだね。ワンショット・ライターゆえに、10トンは積むB29などとはもう比較になりませんな。
152 :
名無し三等兵:01/09/01 08:13 ID:RRWy1aOI
あぼ〜んって音がして、煙がイパーイで変な匂いがして、夢中でdで逃げました。
153 :
名無し三等兵:01/09/05 00:23 ID:acVn4zow
日本海軍の陸上攻撃機を他国の爆撃機と同じ視点で語っても意味がないってことで。
だいたい雷撃主眼の双発爆撃機なんてないっしょ。
たまたま陸軍の爆撃機と爆弾搭載力があんまり変わらないもんから誤解をまねくんだよな。
154 :
名無し三等兵:01/09/05 02:08 ID:4OBcxzMI
一式陸攻って、銀河の実戦参加後はいらないような気がするんです
けど。34型作るよりも銀河でいいじゃんと思うのだが如何
155 :
名無し三等兵:01/09/05 02:20 ID:RNmFzMYg
>>154 銀河は陸上爆撃機で一式陸攻の後継じゃないということです。日本海軍的にはね。
156 :
名無し三等兵:01/09/05 02:36 ID:4OBcxzMI
>>155 しかし機能的には一緒では?爆弾搭載量もほぼ同じだし、
航続距離もあるし、魚雷も詰める。その上一式よりも
速度が速いし、急降下爆撃もできる。乗員も三人で済む。
一式が勝っているのは稼働率くらいか
157 :
名無し三等兵:01/09/05 02:51 ID:RNmFzMYg
>>156 雷撃主目的か急降下爆撃主目的かの違いということでは。
でも、将来的には艦上機の流星といっしょで銀河に一本化するつもりだった気はする。
158 :
名無し三等兵:01/09/05 02:52 ID:dAxxsG5Y
火星25型を搭載した銀河16型なら、稼働率も1式陸攻撃24型に匹敵するのか?
159 :
>158:01/09/05 04:26 ID:dAxxsG5Y
機体のサイズはそのままで翼桁を強化して、ハ42に換装すべきだった。
160 :
名無し三等兵 :01/09/05 11:21 ID:IFAfZC0k
>>132 確か、POLの射撃装置は故障していて、自慢のポムポム砲が十分に使えなかったそうだ。
ゆえに、損失機の少なさは幸運の賜物。
>>151 B29で10t積むには、機銃等を下ろさなくてはいけないはず。
そんな状態と比較されてもねぇ
161 :
ハルゼー機動部隊:01/09/05 11:40 ID:M.vOR9w6
>>160 確か機銃を降ろしつつ、特設懸吊架を設置して積んだはず
もっとも、アメリカは日本の防空戦闘機をヘとも思わなかったから
B29の機銃自体は1―2門しか装備しなかったようだが
162 :
名無し三等兵:01/09/05 12:05 ID:WnP.OwtU
ある意味、汎用的な機体だからね。
人員の輸送にも使われてるし。
163 :
名無し三等兵:01/09/05 21:08 ID:jlrLaRX.
銀河がもっと作りやすくてちゃんと動く機体だったら、基地航空隊の攻撃戦力は銀河に統一されたかも。
それでも人員的な問題がネックになって、爆撃機部隊と攻撃機部隊に分かれたと思うな。
164 :
これで戦場に赴くのは間違いじゃん?:01/09/05 22:07 ID:Is.nJTgo
平時の輸送機だったら歴史に名を残す名機に間違いナシ!
165 :
名無し三等兵:01/09/08 08:12
一式陸攻の後継としては十八試陸攻なわけだが、あれがちゃんと出来ていれば、
日本海軍は普通の意味での爆撃機をはじめて運用することになったんだろうね。
166 :
名無し三等兵:01/09/08 19:59
火星を前後に積んで翼面積40m^2程度のDo335に似た3人乗り高速爆撃機なんて無理か?
167 :
愛媛丸 艦長:01/09/08 20:02
・・・・
168 :
名無し三等兵:01/09/08 20:03
スタイルだけならB-17なんて敵じゃない!
てくらいに洗練されているよね。
169 :
名無し三等兵:01/09/08 20:15
>確か、POLの射撃装置は故障していて、
>自慢のポムポム砲が十分に使えなかったそうだ。
イギリスの機械がそれだけポンコツであったという証拠か。
170 :
名無し三等兵:01/09/08 20:16
>もっとも、アメリカは日本の防空戦闘機をヘとも思わなかったから
>B29の機銃自体は1―2門しか装備しなかったようだが
硫黄島制圧でP−51が護衛に付くようになったからだろう。
171 :
名無し三等兵:01/09/08 20:26
驚異の航続距離
172 :
名無し三等兵:01/09/08 20:27
>168
製作年度に何年違いがあると思ってんだよ。
同年代じゃないんだぜ。莫迦。
173 :
名無し三等兵:01/09/10 02:42 ID:.GiXRkBg
連山でも本気で雷撃するつもりだったのかねえ?
実用になってたら、空母がないからやりかねないな。
174 :
名無し三等兵:01/09/10 02:57 ID:nYppBfKQ
しかし何で帝國海軍が大型爆撃機を…
175 :
名無し三等兵:01/09/10 03:10 ID:IxDgNfs6
仮想戦記ものでプシュプルタイプの爆撃機が出てくるんだけど、
それが一式陸攻のナセルを延長してエンジン載せたみたいなやつ
でさ、前輪式なの。
レシプロでB-52みたいに離陸すんのは大変だろうて。
スレ違い、平に御容赦。
176 :
名無し三等兵:01/09/10 10:34 ID:61UrNzyg
しかし何故2発に固執したかな。
4発にしておけば搭載量2倍は十分クリア出来たろう?
航続距離も速度も搭乗人員も2倍にする必要ないのだから数を半分に減らしても
お得じゃないのかしら。
177 :
名無し三等兵:01/09/10 10:41 ID:0hRA5cXQ
エンジンを2発から4発にすると技術的難易度4倍になるとおもうのだが?
178 :
名無し三等兵:01/09/10 10:54 ID:61UrNzyg
雷撃は難しくなるだろうな。
179 :
名無し三等兵:01/09/10 10:59 ID:E3St8xR2
エンジンの故障率も二倍になるよな
信頼性がないエンジンだから双発にした側面もあるんじゃないの?
180 :
名無し三等兵:01/09/10 11:02 ID:dTOXecAg
あれだけ太い胴体なんだったら、イタ飯のサヴォイア79みたい
に3発にして防御力高めればすればよかったとか思う素人の俺。
181 :
名無し三等兵:01/09/10 11:04 ID:61UrNzyg
でもマンチェスター→ランカスターって例もあるし・・・
182 :
179:01/09/10 11:09 ID:E3St8xR2
信頼性がないから双発にしたなんて変なこと書いてるな
でも,エンジン一機が故障する率考えたらどっちが安全性で有利なんだろ
ま,4発の方がコストが高くつくのは確かだろうけど
183 :
名無し三等兵:01/09/10 11:18 ID:3WJda5uI
滑走路を長くしなきゃなんないのは致命的かも。
184 :
名無し三等兵 :01/09/10 12:00 ID:3bCo.Kl.
とりあえず4発になると、燃料を大量消費するね。
整備も1機や2機ならともかく、数十機単位だと、それなりの体制が必要だろう。
185 :
名無し三等兵:01/09/10 17:09 ID:9u7CVjdc
age
186 :
名無し三等兵:01/09/10 17:12 ID:pOtvEZKo
日本海軍が陸上攻撃機で主にやろうとしたのは雷撃だからね。
魚雷一本以上の搭載力より雷撃に必要な機動力とできるだけ
遠くまで進出できる航続力を重視したのだろう。
それから双発の陸攻は中攻とも呼ばれていたから大攻という
のもあるわけで、深山、連山と中島に試作させた四発機だね。
こっちは水平爆撃中心のいわゆる普通の爆撃機として使う予定
だったのだろう。
187 :
堤 みゆき:01/09/10 17:28 ID:1lX8OvXs
でもさ〜やっぱ山本五十六って馬鹿だよね!
一式なんて防御力ゼロだぜ!!
ま〜故障だらけの銀河より、いいか?
しかし殿下は毎晩、雅子妃にフェラチオ要求してるらしいよ。
188 :
名無し三等兵:01/09/10 17:53 ID:I2yhkOYE
>180
そういえば、三発機って飛行機の世界で採用例の少ないエンジン数ですね。
あと、イタリア人は三発好きのようで。
189 :
名無し三等兵:01/09/10 19:39 ID:Auym1fSg
陸上攻撃機という名称から
「陸上を攻撃する機種(爆撃機)」と
誤認されている人が結構多いような気がする。
190 :
名無し三等兵:01/09/10 19:47 ID:d5xoR43o
陸攻ってのはやっぱり「陸上基地から攻撃する機種」ってこと?
191 :
名無し三等兵:01/09/10 20:01 ID:NNQ3y9qI
いっそ陸上雷撃機って機種にすればよかったのかな
192 :
名無し三等兵:01/09/10 20:53 ID:rsOOkTUU
日本海軍の定義では、
攻撃機は「雷撃および水平爆撃によって敵艦艇を攻撃」
爆撃機は「急降下爆撃によって敵艦艇を攻撃」
陸上攻撃機は空母がたらない分、陸上基地から発進して
敵艦隊を雷撃・爆撃するための機種なんだな。そのため
には搭載量は魚雷一本・爆弾一発以上はいらないけれど
航続距離はめいっぱい必要になる。
以上、いまさらではありますが。
193 :
名無し三等兵:01/09/10 20:55 ID:A6vyN7nw
帝国海軍じゃ雷撃=攻撃だから陸上攻撃機で良いのでは?
・・・急降下爆撃できない「爆撃機」は何て呼称だったんでしょ。
194 :
名無し三等兵:01/09/10 21:14 ID:rsOOkTUU
日本海軍では急降下爆撃できない「爆撃機」というのはないんだな。
戦略爆撃の先駆のように言われる九六陸攻の渡洋爆撃は、実は想定外の作戦だっただろうね。
195 :
名無し三等兵:01/09/10 23:06 ID:ZGsHgBUw
長距離を飛べて爆弾積める機体があったから使ったと。
それに当時の水準じゃ普通の爆撃機とそう変わらない搭載力だし、陸軍の重爆にも負けてないしな。
196 :
名無し三等兵:01/09/10 23:15 ID:8lPicFoA
同時期(以前)に開発・生産された
B17、B24、B25に比べると比較にならない一式陸攻
雷撃を除いたら97式重爆より酷いでしょうね
197 :
名無し三等兵:01/09/10 23:28 ID:ZGsHgBUw
>>196 普通の爆撃機と較べるのは無意味だって。
九六式も一式も陸上攻撃機は基本は雷撃機で水平爆撃もするって機体なんだから。
198 :
名無し三等兵:01/09/11 04:39 ID:sasqDuT2
一式陸攻マンセーの人もクサす人も一式が普通の爆撃機じゃないとイヤみたいだな。
199 :
名無し三等兵:01/09/11 05:07 ID:GXTcifjY
一式ははその長大な航続距離が最大の長所。
そして防弾装置の欠如が最大の欠点。
航続距離を縮めて防弾装置を充実させたら、平凡な性能。
どうしようもないね
200 :
名無し三等兵:01/09/11 16:48 ID:zsWhUQtk
ageage
201 :
名無し三等兵:01/09/14 21:43 ID:elx/kA2A
もしも、一式陸攻が進化していたならば…?
もともと一式陸攻は中攻(中型爆撃機のことを旧軍はこう呼んでいた)なので、
たとえ進化したとしてもB−52のような爆弾を大量に搭載可能な巨大爆撃機
にはなっていなかったであろう。それよりも、爆弾搭載量よりも隠蔽性能を高
めたインテリジェントな爆撃機B−2ステルス機になっていたであろうか?
現代は爆撃機による大量爆弾投下よりもミサイル発射の時代なので、巨大な爆
撃機よりも中型だけど高性能の爆撃機のほうが重要視される時代。その点から、
単なる爆撃機としてだけではなくて雷撃機として重用され、しかも航続距離が
長く高い動力性能を持っていた一式陸攻はまさに時代の先端をいっていたので
は?
┌───────────────┐
│ ./ ̄ ̄ ̄\ せ を き .く .|
│ ○ | ∧_∧ | .お は る |
│ |<丶`∀´>| も ニ .し |
│ .3 \___/ い ダ い. │
│ 点 。○. だ | と |
└───────────────┘
>201
> 現代は爆撃機による大量爆弾投下よりもミサイル発射の時代なので、
> 巨大な爆撃機よりも中型だけど高性能の爆撃機のほうが重要視される
> 時代。その点から、単なる爆撃機としてだけではなくて雷撃機として
> 重用され
電波吸収し過ぎです。
>201
どっちかというとA-26→A-3/B-66みたいな感じがする
ライター保全
206 :
名無し三等兵:01/09/19 05:34 ID:fu0/xsbU
バトル・オブ・ブリテン当時、源田 実が駐英武官として
大空戦を見たのは有名な話だが、彼は当然、英軍のレーダー
活用を知っていたはずだ。だとすれば、遠からず日本海軍の
陸攻やアウトレンジ戦法が力を失うことに思い至らなかった
のだろうか。一式陸攻が実用化する一年も前にこの事実が、
広く日本海軍の認識となっていれば、一式陸攻の運命ばかり
か、日本海軍の戦い方も大きく変わっていただろう。
>206
その時点ではもう手遅れだよ……
アウトレンジ戦法にしても陸攻にしても、
ウソかホントか分からないヤオ情報を頼みにして
持ち金全部を穴馬に賭けた貧乏人の行動だから。
すでに発走しちゃってる時点で賭け直しはできない。
208 :
名無し三等兵:01/09/19 08:20 ID:SRqJYwoQ
確実に迎撃されるという認識ができるだけでもましかもな。
陸攻の設計思想もアウトレンジの思想も自分が攻撃されることを想定してないよね。
209 :
名無し三等兵:01/09/20 16:49 ID:dvquHMNI
陸攻の最も有効な使い道を考えようAGE
その1
航続力を生かして対潜哨戒機
その2
精鋭を集めて夜間襲撃部隊を編成
その3
完全に輸送機として使用、大空挺部隊をつくる
210 :
名無し三等兵:01/09/20 22:20 ID:X.ZLn95c
その4
燃料タンクとして使う
211 :
名無し三等兵:01/09/20 23:22 ID:S2B.FIO.
日本機って、航続距離が長いのが、自慢みたいにいわれているけど
それって、主翼の中にまで目一杯ガソリンを詰め込むという、欧米
の技師なら、絶対にやらない設計のせいでしょ。
まさに空飛ぶガソリンタンク。ワンショットライタ−は、一式陸攻
だけに限らなかった。
一番被弾しやすそうなところに、燃料を置いてはね〜
一式陸攻の場合、仕様を決定する段階で、大西瀧二郎がやめさせようと
したらしいが、空技廠の技術屋達が、首を縦に振らなかったらしい。
用兵側より、技術者サイドの方が想像力無さ過ぎ。
>211
……?
技術屋からしたらあの要求仕様を達成するためにはああいう設計以外に手がないだろうが、
「仕様を決定する段階で」とはいかなる意味か?
きっちりした説明か、情報源の提示を求む。
213 :
名無し三等兵:01/09/20 23:26 ID:X.ZLn95c
その5
制空権のある大陸にのみ使用
214 :
211:01/09/21 00:28 ID:0OfPhvDU
>212
兵頭二十八著「日本海軍の爆弾」(四谷ラウンジ)に、当該記述があります。
著者によると、このくだりの一次史料自体は、防衛図書館にて閲覧可能という
ことだそうです。
どう受け止めるかは別として、この本は一読の価値はありますよ。
大西瀧治郎(瀧二郎じゃなかった、失礼)は、中国での九六陸攻の被害が念頭に
あったようですが…
215 :
名無し三等兵:01/09/21 03:26 ID:v6ThvNVI
現場の声よりデスクワークのエリートの方針が優先する。
帝国海軍は戦う集団ではなく、ただの官庁だってこと。
216 :
名無し三等兵:01/09/21 10:19 ID:LO7PD1o.
>209
その2は実際にやってなかったっけ?。
>211
28の本は着想は面白いけど誤認が多々ある。
たとえば、
「主翼の中にまで目一杯ガソリンを詰め込むという、
欧米の技師なら、絶対にやらない設計のせいでしょ。」
ていうのがホントなら、
じゃあB−29はいったいどこに燃料積んでんだって話になる。
217 :
名無し三等兵:01/09/21 10:48 ID:mWTO2JHo
防弾・防漏の対策もせずに主翼に燃料を詰め込んだのは日本ぐらいだろう。
218 :
名無し三等兵:01/09/21 11:04 ID:hcq6.yMA
>>216 >じゃあB−29はいったいどこに燃料積んでんだって話になる
主翼には詰め込んでないはず。じゃないと、日本の貧弱だった迎撃機が撃った機銃弾が主翼に当たっただけでバタバタと墜落するはず
それに、防弾装置は一式とは比べ物にならないほど立派
ちなみに、B−29の燃料タンクは主翼付け根部分と爆弾倉付近にあった
>218
別に、一式陸攻だって羽全体が燃料タンクだったわけじゃないぞ?
一式だってゴム入れるとあまり燃えなくなったぞー
基本設計としてはそれほど間違ってないと、、
221 :
名無し三等兵:01/09/21 11:29 ID:pZuVk8QU
欧米、特に第一次大戦で激烈な空戦を経験した
ヨーロッパでは、主翼は燃料を積む所ではない
という考えが強い。
欧米機が主翼に燃料を積むようになるのは、防
弾や防漏技術が出来てからだ。搭載力に余裕の
ある多発機は比較的早くから防弾・防漏の翼内
タンクを採用したが、戦闘機はドライウィング
が多い。Bf109、Fw190、スピットなど、みんな
胴体タンクだけだ。
日本は戦闘機も平気で主翼に燃料を積んだが、
搭乗員が胴体タンクを嫌がったからだという話
もある。
222 :
軍事オタ君:01/09/21 11:39 ID:IhAsVObA
>>217 戦前の計画機だと諸外国皆さん燃料タンクの防弾なんて考えてません。
欧州で始まった戦争の戦訓で、欧米では早く対応したって事です。
日本場合は必要性を唱える人は戦前からいましたが、全体的な用兵思想
や防弾に対する技術的なの問題で色々と隘路があったんです。
>>218 B-29は主翼にぎっしり積んでますが?
http://www.sun-inet.or.jp/~ja2tko/jap/ok_b29.museum.html 「25.燃料系統 FUEL SYSTEM」参照。
>>217 B-29の後のB-36(戦時中設計)は、主翼内の6つの燃料タンクは
重量軽減のためインテグラル構造です。
(ただし防弾用ゴム・シーリングが外側・中央タンクに張られています。
内側タンクは真っ先に消費するので防弾はありません)
結局、大航続距離を要求されると必然的にやらざる得ないんです。
ゴメン、222は書き方が変だな。
あと、インテグラルタンクでも防弾は出来ますから、これ誤解しないでください。
結局、用兵側の航続距離の要求の程度を無視したら、主翼に燃料タンクうんねん
の是非を問うのは無意味です。
225 :
218: