1 :
ゆきかぜ:
ではスタート!
あんまりムリしないでね…
ギアリング級マンセー
4 :
名無し三等兵:2001/07/23(月) 22:32
より小型の英国コルベットに魅力を感じる。
レシプロ・キャッチャーボートがベース。
日本に一番必要だった船だ。
ギアリング級は良い駆逐艦ですなぁ。
6 :
名無し三等兵:2001/07/23(月) 22:36
英国ならモニター艦が好きだ…
僕は フレッチャ―級が 好きです。
8 :
nanasi:2001/07/23(月) 22:58
イタリアのソルダティ級は
すっきりしたスタイルでいい。
雪風、万歳!!
10 :
えるえす:2001/07/23(月) 23:15
月型ラブ☆
11 :
名無し三等兵:2001/07/25(水) 09:04
フレッチャーもギアリングもトップヘビーで強度不足の欠陥駆逐艦。
日本駆逐艦の足元にも及ばない。
それにぼろ負けでは仕方ないというか。でも、アメリカの艦艇は大体武装しすぎで
トップヘビーなんだよなぁ。過大な武装をしたがるのは日本人とアメリカ人?
13 :
アルザス:2001/07/25(水) 14:16
仏の大型駆逐艦好き
欧州の戦記読むと英軽巡よりも荒天下での航洋性良かったらしい(あんま重い物
積まなかったから駆逐艦と6インチ三連装四基積んだ軽巡を比べるのも酷かもしれんが)
大型駆逐艦の歴史では特型と並ぶ評価を欧州では受けているよ
14 :
名無し三等兵:2001/07/25(水) 18:39
伊のカピターニ・ロマーノ級(小型巡洋艦?)とやりあったら
おもしろかった。=仏大型駆逐艦
15 :
名無し三等兵:2001/07/25(水) 21:57
>フレッチャーもギアリングもトップヘビーで強度不足の欠陥駆逐艦
日本だって第4艦隊事件まではクソじゃねえか。
おまけに馬鹿みたく武装を積み込んで量産制ゼロ。
松や丙型海防艦が一番役に立った。結局駆逐艦は量産性が無きゃ駄目駄目
松太郎、静かにおし!
18 :
名無し三等兵:2001/07/25(水) 22:16
19 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 01:14
日本の駆逐艦の多くが艦隊決戦用だから性能もそっち向けでしょ。
対空・対潜能力が低い!というのは酷。
レーダー・ソナーの性能が低いのはまぁ、当時の日本だから致し方ないしね。
20 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 06:06
>>16 松太郎はだめだねえ。
第4艦隊事件の時にフレッチャー、ギアリング級は無かったのにねえ。(藁
しかもこの事件と友鶴事件の後に日本駆逐艦は船としての性能が向上しているのに
アメリカはそこまでの技術が伴わなくてそれこそ「馬鹿みたく武装を積み込んで」
ボコボコ沈んだのにねえ、いやはや…。(藁
21 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 06:33
>ボコボコ沈んだのにねえ、いやはや…。(藁
アメリカの駆逐艦がボコボコ沈んだという表現は、なんか違和感がありますね(笑。
なんせ、ギアリング級なんか1隻も沈んでませんからねえ。
フレッチャー級は175隻も作ってますから、多少の欠点はあっても、やはり
使い勝手の良い艦だったんだろうと思いますよ。戦後砲塔を減らしたり、魚雷発射管を
降ろしたりしてますけど、逆に言えば戦時は少々のトップヘビーでも重武装を優先する
のが、アメリカ流合理主義だったのでは?
22 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 06:43
>>21 合理主義じゃない、全然無い。
重心設計が失敗してるんで転覆しているんだよ、それで沈没した。
調査委員会が作られて何人も首が飛んでいるくらいなのに
トップヘビー承知の上の過大武装なんて合理主義の国では絶対にやらない。
23 :
名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/07/26(木) 07:37
大戦中の台風もしくはハリケーンによる喪失は4隻。
ファラガット級「ハル」「モナハン」
サマーズ級「ウォーリントン」
フレッチャー級「スペンス」
フレッチャー級以前の計画艦が慢性的にトップヘビーだったというのは定説。
で、兵装・上構削減で対応。フレッチャー級では船型の大型化で解消。
しかし大戦中の対空兵装の追加で再びトップヘビーになってしまった。
フレッチャー級の機銃兵装は最後期の標準で40ミリ連装5、20ミリ単装7。
加えて神風対策で40ミリが4連装2・連装3へ移行中に終戦(代償に魚雷発射管
1基削減)。空母も8割が戦闘機という状況まで行った事からして、とにかく
対空火力を、という一種の強迫観念にかられていたんだと思う。
40ミリ連装3〜4・20ミリ連装5〜6あたりが適正だったのでは。
後期型はトップヘビー軽減のために艦橋を低くしているが、沈んだ「スペンス」は
どっちだったのだろーか。建造時期からして前期型っぽいけど。
24 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 07:43
日本近海での台風での事故で調査委員会でフレッチャー級他全ての艦艇の
強度不足と重心の高さが問題として戦後の武装撤去に繋がった。
従ってフレッチャー級は船型の大型化で対策取れた訳ではない。
25 :
名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/07/26(木) 07:55
サムナー級・ギアリング級になると、確かにスペックはすごいけど、
サムナー級……フロントヘビー、航続力低下
ギアリング級……フロントヘビー解消されず、低速
と、明らかにバランスが崩れている。ただフレッチャー級から
幅が広げられているので、多少復元性はマシになっていたのかも。
あと、二枚舵になって旋回性が大きく向上しているのは大きい。
総合して、問題はいろいろあったにせよ、フレッチャー級がWW2
最良駆逐艦だと思う(最強ではないが)。個人的にも、乗るなら
フレッチャー級後期型に乗りたい。
どんなにトップヘビーになろうと採用し続けた両用砲と大型の
射撃指揮装置、シフト配置による対抗性……この辺のアメリカの
先見性は評価していいと思う。あとレーダーと高温高圧機関。
あと、あのシア・ラインはとても美しいと思う。
イギリスL級の高角砲型もなかなかだったと思うけど。
イギリス駆逐艦には全部まとめて敢闘賞をあげたい気分。
26 :
名無しさん@どーでもいいことだが。:2001/07/26(木) 07:59
>>24 結果としてそうなったけどね。
ただ、建造当初は大型化のおかげで計画通りの兵装で行けたわけだから、
それまでの艦の問題は解消されたと言っていいのでは?
で、その後になって根本的な問題が見つかったわけだけどね。
27 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 08:00
>イギリス駆逐艦には全部まとめて敢闘賞をあげたい気分。
激しく同意。世艦別冊の「イギリス駆逐艦史」なんか読んでると
本当に戦勝国なのか疑わしくなるほど戦没艦の多いこと多いこと…。
28 :
名無し三等兵:2001/07/26(木) 08:17
戦時急造艦萌え〜
10センチ砲でヒッパーとポケ戦追っぱらったO級萌え〜
日・米・英は話題に出るけど、ドイツやオランダなんかはどう?
>>26 建造以前から問題点は危惧されていた。
船体の大型化は動揺特性のためというより単に搭載量に見合ったサイズを選んだだけで、
対策を採る為ではない。
それが実戦で証明されて艦船局から退職者をだすことになった。
31 :
名無し三等兵:2001/07/29(日) 22:57
だけど米軍の駆逐艦は水雷戦隊による決戦ではなく、
護衛として防空能力を追求されていったのだし、見事
に任務を果たしたのだからそれはそれでいいんじゃ
ないの?
水雷戦隊同士の砲雷撃による戦闘では旧海軍の方
に分があったけど、それもガダルカナルまで。
総合的にはフレッチャー級に軍配が上がりそう。ついで
に秋月級にも一票いれとく。
32 :
名無し三水:2001/07/29(日) 23:05
確かにフレッチャーは素晴らしい
サムナー、ギアリングも強い!
しかし一撃でそれ(サムナー級の「クーパー」)をボカ沈させた「竹」はもっと偉い!
それと戦後も貢献した「梨」あらため「わかば」は益々偉い。
対空対潜戦闘能力の極端に低い艦隊決戦用特大魚雷搭載駆逐艦は厭(秋月級と松級は高角砲積んでいるが)。
34 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 11:54
皆のイチオシ駆逐艦ってなに?
35 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 11:59
フレッチャーかな?
それとも日本軍でいいのある?
36 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 13:47
月級って、どっちの?
37 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 16:24
通称フォーパイプス級なんてのはだめ?
38 :
和尚:2001/07/30(月) 16:57
雪風が好き。
理由は今は言えない。
39 :
nanasi:2001/07/30(月) 20:54
>>29 ドイツはあの無骨なラインと番号だけの艦名がいい。
41 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 21:00
駆逐艦なら橘級がベスト!!
戦時急造艦ながらバランスのとれた性能と信頼性の高さから
重宝された一品。
兵器は性能一辺倒ではダメだということを実証した。
42 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 21:33
フレッチャーに一票。
とか言うと、トップヘビーだとか一つ覚えがでてきそうだな。
つーか、ここは最強スレでもないし最優秀スレでもないんで
それぞれの艦についての長所・短所をまたーり語っていこう。
44 :
名無し三水:2001/07/30(月) 23:24
>>41同感
安あがりで大量生産が効いてたまにはサムナー級を一撃で
海底に叩き込んで・・・んでもって海底に10年以上も潜んでいながら
不死鳥の如く自衛艦に生まれ変る・・・10票ぐらい入れてやりたい。
それと鬼畜のベンソン級・・・あの頭でっかちがSEXY!
安物映画の日本駆逐艦の代役に登場しそう。
ついでに露助のスコーリー級も代役にしてやっても良い。
45 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 23:37
>>42 一つ覚えも何も「船」としては欠陥品なんだから何回いわれても仕方ない。
ついでに強度不足もナ。
46 :
名無し三等兵:2001/07/30(月) 23:39
今でも現役のフレッチャー級ってどこかにないか?
47 :
名無し三等兵 :2001/07/31(火) 00:06
>>44 海底に叩き込んで・・・んでもって海底に10年以上も潜んでいながら
不死鳥の如く自衛艦に生まれ変る
興味あるんで、もうちと詳しく教えてください。
48 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 00:12
49 :
名無し三等兵 :2001/07/31(火) 00:19
>46
台湾にあったような。貴陽、だったっけ?確かまだ生きてる。
チリのやつはまだあるのかな。
>47
桑ですね。44さんあと頼みます。
50 :
49:2001/07/31(火) 00:27
あ、サムナーキラーの方ね。>桑
何にせよ、航続力が長いよね>米駆逐艦
これも結構大きいよね。日本だと秋月くらいかなぁ。丙型は海防艦だしなぁ・・・。
52 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 05:15
フレッチャー級が島風・天津風を上回る高温高圧罐を装備していたと知って
私の日本駆逐艦マンセー幻想は砕け散りました。
53 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 05:23
>>51-52
18kt-8000海里の秋月と比較した時秋月の方が足は長いよ。
夕雲級と比較してもたいして遜色は無いよ。
スペックで比較してごらん。
総じて航続距離は優秀である、と言っているだけです>米駆逐艦
私はキッチリ秋月は誉めてるでしょうが。ちなみに、18ノットで
5000海里の夕雲とフレッチャー比べて「遜色無い」てのはちょっと
・・・。
55 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 05:43
何「海里」違うかをキロ換算したら良くわかると思われ
57 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 05:46
同一速度で換算してみれば良くわかると思われ
米国15ノットと日本18ノットってこと?燃費の良いフレッチャーが勝たない
か?
59 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:02
勝たない。
とにかく換算してみたら?
たいして遜色という程の物は無くなるから。
60 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:06
Allen M. Sumner級
20ノット-3300浬
Gearing級
15ノット-6000浬
良くわからんのだけど、フレッチャー級は高温高圧缶だろ?燃費は上
だぞ?15ノット/6000海里のフレッチャー、18ノットで
5000海里の夕雲だろ?
逆に教えてよ。どうなるのさ。
62 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:08
ん?18kt-5000浬も走れたっけか?夕雲・・・。
63 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:10
>>61 夕雲が18ノット出さないで15ノットに速度を抑えて走ったら
航続距離は伸びるんじゃないか?
機関の燃費がどうのこうのという問題じゃないだろ?
ちょっと待てよ。Allen M. Sumner級 の燃料増量型だろ>Gearing級
航続距離は巡航で3割増しでは?6000以上だったような・・・。
>>63 低速で走ったら燃料喰うんじゃないの?>夕雲
巡航速度での航続比べないと意味無いような気がするんだけど。
66 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:20
>>65 >低速で走ったら燃料喰うんじゃないの?>夕雲
ここの部分の感覚が良く理解できないんだけど。
普通燃料消費量をセーブすると速度が下がるのが内燃機関という物だと思うけど。
ガスタービンと勘違いしてませんか?
67 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:21
>65
おいおい、低速で走った方が航続力は上がるもんだよ。
何を言ってるんだか。(藁
68 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:24
>>65の捕捉です。
燃料消費量をセーブして速度を落とす事でより「長時間=長距離」走れるのが一般的で、
この点で夕雲の艦本式タービン、缶は特殊な性向は無いはずですよ。
>>65
巡航速度を抑えた方が早いの?じゃあ1ノットだと航続距離は莫大なの?
それはいいとして、結局どうなのよ。計算結果は。
70 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:38
>>69 計算は私にはわかりませんが、フレッチャー級が15-6000ならば
日本駆逐艦は遜色呼べる状況は無くなると言うことです。
フレッチャー級の航続距離にあわせるならば「島風」は6000浬-18ktです。
実際には艦政本部造機部は機関設計の際に燃費の「さば読み」が過ぎて、
陽炎級で計画より1000浬も航続距離が上回っています。
秋月級でも同様のことが起こっていますから、
航続距離に関して米国艦が優越するという事実は特型を除いてはありません。
どうなんですかね。峯風、神風、初春・・・色々ありそうですけど。
朝潮、白露、睦月・・・
うーん、どうなんでしょ・・・。
73 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 06:49
>>71 旧海軍の航続距離の"問題"は機関側の燃費に対して燃料搭載量が
多過ぎる事から起きている"事件"だからどの艦でも似たようなものだよ。
改「秋月」型なんか実際に建造までされなかったが、「秋月」より艦型が
大型化しているのに燃料搭載量を減らしているくらいだからね。
駆逐艦に限らずこの時期計画・建造されたほとんど全ての艦艇に言えることだよ。
あの「大和」だってスペック表の16kt-7200浬じゃないしね。
へ?駆逐艦程度の燃料重量が問題になりますか?秋月はたしかに多いですけど。
>>74 一応耐波性と復元性に関わるでしょ。ちっこい艦は
悪天候時に辛いです。
航続距離に対する問題なんですけど・・・。
ていうか、大和の航続距離ってまだ長いの!?
78 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 07:01
16ノット−11000浬だそうな、大和。
ソースは?>78
マジでキボン
80 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 07:19
>>79 「学研/大和型戦艦2」の原勝洋氏の記述。
その先が多分松本喜太郎氏他の一次資料。
81 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 07:44
秋月型駆逐艦、航続距離
18.26kt-9,062カイリ(公試)
18kt-8,000カイリ(計画)
確かにサバ読みすぎだわ。
82 :
名無し三等兵:2001/07/31(火) 08:13
>>81 15ノットで按分すると軽く12000-13000浬を越えそうだな。
しかし、米国海軍の15ktベースってのは何故なんだ?
輪形陣での艦隊速力ってことでいいのか?
だとしたらどういうシュミレーションで15ktにしたんだろう?
83 :
名無し三水:2001/07/31(火) 08:25
44です。
今出先なので自宅の屋根裏の資料(70年〜80年代の○誌とか**の感染)
見ることができません。
確かオルモックでサムナー級3隻とわが「竹」「桑」が夜間に鉢合わせし
竹がサムナ-級「クーパー」を魚雷の一撃で海底に叩き込んだ。
桑は不幸にもその少し前、5吋砲の斉射で逝かされた。
徳山沖で艦載機のロケットが命中し沈没した「梨」は昭和30年代に引き揚げられ
護衛艦「わかば」に変身!
84 :
海の人:2001/07/31(火) 08:55
海の人もマークが違うので詳細などについてはご存じのかたにお譲りしたいの
ですが、単純に速力が遅いから航続距離が伸びるということにはならないです。
どの艦にも設計上と実際上の経済速力があって、例えば自衛隊の護衛艦の
場合は12kt(原速)が最も燃費がよい=航続距離が長い速力となっています。
車両をお持ちの方は理解いただけるのではないかと思いますが、ギアを通して
エンジン回転を加減速して軸を回す場合、エンジン回転はそんなに上下しない
ですよね。
例えば40Km/hで走っている車と80km/hで走ってる車で単純にエンジン回転が
2倍になるわけではないというのを考えていただければよいのではないかと。
で、当然軸回転が遅ければ速力が落ち、つまり単位時間当たりに進む距離が
短くなる割にエンジン回転はそれほど下がらず(下げられず)燃料は並の量を
喰うために燃費が悪くなり、また軸回転が早すぎれば当たり前のようにエンジン
も高回転して単位時間当たりに進む距離は幾分増加しても、それ以上に燃料を
食って燃費が悪くなり、ということになってしまうわけです。
横軸に速力、縦軸に単位時間当たりの航走距離を消費した燃料で割ったもの
を持ってくるグラフにすると、ちょうど経済速力を頂点とする放物線を描きます。
そんなわけで、
>>82さんご指摘の15ktや
>>81さんの揚げられた計画速力は
海自の12ktと同じで、前節のような過不足が出ない速力を各々15kt/18ktとして
設計されているということで、「経済速力」ということでよろしいのではないかと
思います。
蛇足ですが、最初に挙げた「原速」という呼び方は護衛艦、輸送艦など、燃費
が異なる場合には、その経済速力に割り当てられています。
85 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 00:34
>>84 疑問。
車にのっていてわかるということなら、
ギアをトップに入れた状態で(マニュアル車)スロットルだけを戻して行くと
当然燃料消費量は減り、速度も下がる。
ここまでは言いと思う。
しかしそのままスロットルを絞って行くとノッキングを起こして最期にはエンジンが停止する。
つまり一つのギアで使える燃料消費量の下限の少し手前が最もそのギアにとって最良の燃費であるはず。
駆逐艦の14kt、18ktという速力は海軍の戦略方針として艦隊による編隊航行速力であって
燃費だけを重視した経済速力ではない。
従ってギア比が適切であれば速力を落とす事で航続距離は伸びると言うことになる。
86 :
名無し三水:2001/08/01(水) 00:38
>>47>>48 スマソ、今日は月末で遅くなってしもうた。
さて、此処に「**の感染」1972年11月号より抜粋する。
護衛艦わかば 改丁型として昭和20年3月完成、同年7月周防灘にて米艦載機の
空襲で被弾沈没。同29年引揚 船体、特に機関の状態が良かったので復旧され
同31年5月一旦非武装のまま引渡し。同33年7月浦賀ドックにて完成。
同46年除籍
これを引き揚げた時、国会で大問題になったとのこと。すなわちサルベージ業者
がスクラップとして払い下げを受けながら引揚後今度は「艦船」として国に売り込みを
図るのはオカシイと。結局政府がこの業者に引揚を依頼した形に契約を改めてケリ。
・・・こいつの写真を初めて見たガキの頃拙者は「ナニコレ!」だったぞ。
艦橋前にあるはずの第一砲塔は無く、半分蓋の開いたゴミ箱状のモノ(HH)が代わりに
鎮座していて主砲は後部の3吋連装一基のみ。煙突間の発射管が何とか往年の駆逐艦
だったことを彷彿させている。艦橋には糞でかいSPS8Bなる高角測定レーダーがのっかって
いて「地球防衛軍」の軍艦かーってな感じだった。
87 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 00:47
>>84 >
>>81さんの揚げられた計画速力は
秋月の要目の「計画」というのは「計画速力」のことじゃないよ。
要求仕様で18ノット-8000カイリの計画"値"のことだよ。
実際にできあがってみたら機関の燃費が良過ぎて
18.26ノットで9062カイリ走れてしまうほどの重油搭載量を
持っていたという意味。
>>85の言うギア下限一杯までタービンを回せば(速度を落せば)
まだ長い距離走れるよ。
88 :
海の人:2001/08/01(水) 01:14
>>85 う〜ん、たぶんそういう意見が出るだろうと思って
>>84でも何度か繰り返したの
ですが、燃費というのはリッター当たり走れる距離のことですよね?
確かにエンジン回転数を落としていけば燃料消費は減っていきますが、その分
速力は落ちて行き、結果としてエンジン内での燃料消費の割には航走距離が
出ないということになりますよね?
エンジンの燃料消費量だけに注目すれば、それは確かにエンジン回転と燃料
消費量の右肩上がりの1次式(ほんとは少したわみますが)であり、
>>85で
仰るとおりエンスト寸前の燃料消費量が最も少ないという事になります。
しかし、ここにギアという、回転数を軸に掛かる力に変換する装置が入ることに
よって、回転数が下がれば軸にかかる力が減り摩擦力等々により急速に航走
距離が減少するという2次式になるわけです。
その結果、エンジン回転・燃料消費量から導き出される1次グラフから取り出した
燃料消費量によって急速に減少する航走距離を割ることによって、燃費は逆に
悪くなるという結果になるわけです。
またこれとは逆に、エンジン回転・燃料消費量から導き出される1次グラフから
取り出したエンジン回転数をギアによって軸にかかる力に変換して得られる
航走距離を、該当エンジン回転数時の燃料消費量で割って、もっとも単位当たり
の航走距離が長いものが経済速力となるわけで、無荷重で回しているわけでは
無い以上、当然ある程度の回転数が求められるわけです。
なお駆逐艦の計画速力については帝国海軍の方針がどうかは海の人は確たる
ことを言えるものがないので、戦略方針であると仰られればそうかもしれませんが
もしも部隊行動の基準速力に経済速力を併せるような設計を行っていないとすれば
それはそれでずいぶんと思い切った設計だな、と思います。
89 :
海の人:2001/08/01(水) 01:34
>>87 そうですか、それでは海の人の認識の誤りということですね。
ご指摘ありがとうございました。
>>88書いてすぐにで何ですが、海の人の認識違いだったようで大変失礼
しました
>>85さん&その他
やっぱフレッチャー級が一番でしょ。戦後もあれだけ使われたし。
吉川潔を木っ端微塵に吹っ飛ばした、チャールズ・オースバーン最高!
91 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 03:31
>>90 飛行機が飛んでくる所では「マシ」。
船同士の戦闘では駄目駄目。
92 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 04:13
アメリカにはタンカーいっぱいあってバラ撒いてたからねぇ。
それでカバーできるって事で駆逐艦の航続力はそんなに気を使ってなかった。
対して日本はタンカー無しで長期間行動できるようにって苦心してた。
実はそれが特型以後の設計の重要テーマだったりする。
様は単なる思想の違い。高温高圧の分、アメ艦の方が効率がよく
兵装重量を増やしやすかったってのはあると思うが。
93 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 04:16
>>92 効率がいいと台風でボカスカ沈むのか?米駆逐艦は?
94 :
フレッチャー:2001/08/01(水) 04:18
>91
レーダー・コントロールで撃ちっぱなしができる
大発射速度の12.7cm38口径砲がありますが何か?
ついでに「レーダー雷撃」なんて芸当もできましたが何か?
ソロモン海域の駆逐対駆逐の夜戦でも、後期は日本水雷戦隊を
ボコボコにしてましたが何か?
95 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 04:29
>>94 信じられんな…まだこんな厨房がここ2chで生息していたのか…。
96 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 04:34
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< オマエモナー
( ) \_____
| | |
(__)_)
>94
「竹」「桑」の活躍が出ているこのスレでいまさらこんなボケかます奴。
さすがに夏休みは一味違うっ!
98 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 04:44
〇ノハ〇
( ´D`) <まつがたはさいきょうなのれす。てへてへ
「レーダー雷撃」…?
100 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 05:13
光子魚雷のことに違いない!
102 :
zeke:2001/08/01(水) 06:09
船型名 経済速度/航続距離(海里)
朝潮型 18/4000
陽炎型 18/5000
秋月型 18/8000
島風型 18/6000
松型 18/3500
シムス・リバモア・フレッチャー各級 15/6000
ギアリング・A・M・サムナー級 15/7800
Q型 15/6000
103 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 06:12
60 名前:名無し三等兵 投稿日:2001/07/31(火) 06:06
Allen M. Sumner級
20ノット-3300浬
Gearing級
15ノット-6000浬
104 :
zeke:2001/08/01(水) 06:32
峯風型15隻、神風型9隻、睦月型12隻、特型24隻。
初春型6隻、白露型10隻、朝潮型10隻、陽炎型19隻。
夕雲型19隻、秋月型12隻、島風型1隻、松型32隻。
計169隻
水平甲板級13隻(WWII時現役かつ太平洋戦線参加艦)。
ファラガット級8隻、ポーター級8隻、マハン級8隻、ソマーズ級5隻。
クレイブン級22隻、シムス級12隻、リバモア級96隻。
フレッチャー級175隻、A・M・サムナー級67隻、ギアリング級41隻。
計455隻
こと量産となると米国は強いな。
105 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 06:35
なんか「レーダー雷撃」を叩いてる厨房がいるが、実際やってたぞ。
目視に頼らない射撃ができるだけの高精度なレーダーがあるんだから、
目標の情報を魚雷戦指揮所に送って発射、ぐらい楽勝。魚雷は砲弾より
射程短いんだし。百発百中って訳にゃいかんがな。
知らんからって叩くのはヤメレ。
「レーダーを用いた雷撃」の事実を否定しているのではなく
「レーダー雷撃」なる取ってつけたような造語と
それを考えた人間の語彙の幼さが揶揄されているのがわからないのか
107 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 06:52
>>105 馬鹿丸出し。
米国駆逐艦の主砲射程なんか目視で充分。
108 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 07:04
>>105 >目視に頼らない射撃ができるだけの高精度なレーダー
うんうん、ここまではその通り。
>魚雷戦指揮所
ふふふ…。
>魚雷は砲弾より射程短いんだし。
多分、誰か突っ込むでありませう、ハハハ。
>百発百中って訳にゃいかんがな。
「魚雷」は「主砲」に向って言うだろうね「お前モナー」
109 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 07:30
>105
この手の厨房が「厨房」なんて言ってるのを見ると、なんかこう、
二度と立ち直れなくなるくらいメチャメチャに蔑んでやりたくなるっ!
>>109 可哀想なヒッキー、、、、
ま、せめてここでがんばりな。
111 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 09:38
>>110 子供まで軍事板に来るようになったか…。
112 :
名無し三等兵:2001/08/01(水) 19:54
93=95=97=99=100=101=106=107=108=109=111
結局、君は何が言いたいのだ?
袋叩きにされてたのがわかってないみたいだな
114 :
名無し三等兵:2001/08/02(木) 03:32
>93=95=97=99=100=101=106=107=108=109=111
>結局、君は何が言いたいのだ?
端的に言うとだな「お前はヴァカだ、逝ってよし!」ということさ。
ついでに君を見守っているのは一人ではない。果報者だな。
116 :
名無し三等兵:2001/08/02(木) 04:29
で、具体的な突っ込みは?
>>105で頷いた人間だが、違うの?
知ってるヒト教えてくれ。
117 :
名無し三等兵:2001/08/02(木) 04:37
>>116 きみきみ、なつやすみのしゅくだいはそろそろてをつけたのかな?ぼうず。
118 :
名無し三等兵:2001/08/02(木) 04:46
>>117 だから、純粋に興味があるから詳しい話を聞きたいって
だけなんだけど?
漏れまで厨房にされるの?
>>116さん
>>目視に頼らない射撃ができるだけの高精度なレーダー
>うんうん、ここまではその通り。
米国駆逐艦の主砲は御存知の通り「両用砲」として高角砲兼用であるわけですが、
38口径という短い口径が禍してか、射程が日本駆逐艦より短いわけです。
しかもレーダー射撃とはいっても実際の有効射程は10000m内外、この程度の距離だと
レーダーに頼らなくても充分に光学式測距儀で射撃ができるわけです。
もちろん夜間になれば多少は優位になるでしょうが、実質的には圧倒できるほどの物ではありません。
>>魚雷戦指揮所
>ふふふ…。
単に用語の問題でしょう。
>>魚雷は砲弾より射程短いんだし。
>多分、誰か突っ込むでありませう、ハハハ。
日本海軍の酸素魚雷が大和の主砲射程と変わらない射程を持っています。
命中率は低下するかもしれませんが、当時の日本海軍ではこの長射程の
魚雷戦で公算射撃(雷撃)を計算の上で実施するつもりで戦備を整えています。
この当たりの計算は我々がここでどうのこうの語って見ても無意味なほど
レベルの高い数学で軍事予算を使っているので詳細は省略しましょう。
>>百発百中って訳にゃいかんがな。
>「魚雷」は「主砲」に向って言うだろうね「お前モナー」
そうです。当時の米国駆逐艦主砲ですら百発百中は完全に不可能です。
以上です。
>>105氏の書き込みには荒さが目立つので「突っ込む」のだということだと思います。
120 :
名無し三等兵:2001/08/02(木) 05:55
なるほど。
けど、米駆逐艦の主砲の発射速度が恐ろしく速いって記述をけっこう見るんで、
照準→撃つ→修正→撃つ→修正→撃つ……じゃなくて、
照準→撃つ撃つ撃つ撃つ…(この間、リアルタイムでレーダー照準)って
射撃法を取ってたんじゃないか、って推測したくなるんだが、その辺は正確な所
どうだったんでしょ? アメリカの駆逐艦って、けっこう早くに主砲の
レーダー連動コントロール?を導入してたみたいなんだけど。
もしそうなら、手数は米の方が上だったのか?と。
あと魚雷、アメリカはさらに射程が短かったとして、94言う所の「レーダー雷撃」
とやらの戦術的有効性はいかほどだったのか、と。
戦艦の資料はあっても駆逐艦の資料なんてないし。(笑)
121 :
名無し三等兵:2001/08/02(木) 06:23
>米駆逐艦の主砲の発射速度
「高角砲」だからね、早いっつーかこうかくほうなら当たり前。(一門あたり毎分15発。)
日本の高角砲だって早いよ(一門あたり毎分15発。)、
秋月のなんてめっちゃくちゃ早い。(一門あたり毎分19発。)
夕雲級の駆逐艦の主砲は高角砲じゃないけどそれでも早いほうだよ。(一門あたり毎分10発)
艦対艦射撃だとかなりの驚異だよ、対空高角射撃になるとだめだけどね。
>照準→撃つ→修正→撃つ→修正→撃つ
これ、戦艦の遠距離射撃の事。
駆逐艦はただひたすらガンガン撃ちまくる。
にっぽんもあめりかもいっしょだよ。
>レーダー連動コントロール?を導入してたみたいなんだけど
大戦中には間に合ってなかったと思うんだけど。(って、太平洋戦線ってことね。)
予備役編入防止sage
123 :
零:2001/08/08(水) 14:56
フランスの超駆逐艦ってスゴイ
>>120 ベラ湾夜戦で米軍はレーダー雷撃を行ってるよ。
>>121 日本の三年式連装は薬筒分離式+装填角度固定だったので、発射速度はそ
んなに早くないって聞いてるけど。対水上10〜11発/分、対空3〜4発/分で
しょ、確か。
米軍は薬莢式+半自動自由装填で対水上、対空共に15〜16発/分。
ついでにFDレーダー搭載艦はレーダーFCSだよ。
サボ島夜戦以後の夜戦(除くルンガ沖)では、米軍がレーダーの
利点を活用して日本軍を圧倒している印象があるけど。
125 :
名無し三等兵:2001/08/09(木) 11:40
チョイトとのぞきにきたけど、皆さん古いこと良く知っているね。
皆さん未成年?
そんな事あーないか。
126 :
名無し三等兵:2001/08/09(木) 20:26
FDレダーあげ
127 :
名無し三等兵:2001/08/11(土) 20:10
ロングランスage
米軍のは攻撃任務よりも護衛、レーダーピケット艦だろ
129 :
名無し三等兵:2001/08/14(火) 01:30
age
旧海軍の駆逐艦がレーダー装備の魚雷艇に夜戦で
喰われたってのも皮肉だな
結局駆逐艦ってのは数を揃えないと意味無いってことで
132 :
名無し三等兵:2001/08/23(木) 00:28
最高の物を少数生産するか、ちょっと質を落としてでも
大量生産するかってのは究極の選択だよね。
相手よりも二世代くらい先の物なら少数でもOKだけど、
「数も質のうち」なんていうくらいだから、一世代程度の
差しか無いなら数が多い方がよさそう。
133 :
名無し三等兵:2001/08/25(土) 11:54
13Daysに出てた駆逐艦は何ですか?
U-571に出てた駆逐艦は何ですか?