戦前は一般の警察官は拳銃を携行していませんでした。ただし、私服警官や海外旅行社は所轄の警察署長の許可があれば所持できました。(例外として内務省直属の特別高等警察の所属員はこれにあたらない)
民間についてですが、1938年に公布された「国家総動員法」が制定されると「銃刀法」の凍結がうたわれ、民間人でも警察の許可がなくても拳銃が所持できるようになりました。(かのエノケンが自殺用に
この頃購入しています)敗戦後、GHQの命令で同法が廃止(1945年配布、翌年4月施行)されると再び銃刀法が復活して所持は禁止されました。
ちなみに、警察官の制服は1945年の敗戦からすぐに詰め襟から開襟の前の制服でした1947年頃までサーベルを下げていました。
偽満州国についても同じであると思われます。
さいごに、このスレ立てたヤツにひとこと、これらは官報にでてるし、まずは「ココで聞けや!」で聞いてね!
>>1-3
戦前の(私服)警察官は主に外国製の小型の自動拳銃を使用していました、勿論、警視庁が輸入したものです。
これは世界的なブームだったのですが第一次世界大戦が開戦〜終戦までは拳銃も小銃も小型(ピストルは主に口
径も22径)主に輸入された拳銃はブローニング・モーゼル・ベッレタ・コルト・S&W・ワルサー・ベヤード・ア
ストラ...挙げたらキリがないですが、世界中の拳銃を輸入していました。弾丸は基本的には官給なのですが、支
給されるまで待てないときは、街の銃砲店で購入していたそうです。
(因みに日本で発売されたブローニングは300〜400円くらいでコピーモデルは100〜200円程度だった)
国産の26式や南部式は旧軍に主に支給されたようで、あまり警察には支給されなかったようです。
最後に「犯人が大型銃の場合」ですが、国会議員の倅が拳銃(型式不明)で武装して交番を襲撃するとゆう話が「夢
野久作が東京特派員の頃の「福岡日々新聞」に記事がでていてちくま書房の同氏の全集の
中に収められています。どうやって解決したかは不明です。そういえば、大正時代に「ピス健」なる
チンピラが有名だったそうですが、警察が示談して警察へ出頭させて逮捕されたそうです。
はっきりいって、ネタが尽きないので、もうこのスレで質問しないでください。