Su-27,Su-30,Su-32,Su-33,Su-34,Su-35,Su-37

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580名無し三等兵
あとこれはSu-30MKどもの後継なのかな?
『対外情報調査部東アジア局』
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/index.htm
より。
アジア・太平洋軍事・諜報ニュース01-292号
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●Su-35、Su-30と交代
・新戦闘機の市場出現は、2004〜2005年
一連の外国、特に韓国及びブラジルで行われている新しい戦闘航空機材の購入
に対する選定と関連して、専門家の注意を引いたのは、「4++」世代に属する
ロシアのSu-35多機能戦闘機である。
ソウルの国際航空サロンで最近展示された同機は、空中優勢の獲得、単独及び
集団行動の際の誘導及び無誘導兵器を使用した地上及び水上目標に対する打撃
実施を目的としている。その外、Su-35は、地上及び海上戦闘行動地域での経路
偵察のために使用される。戦闘機は、単座と複座(Su-35UB)型で製造されて
いる。飛行時間の増大のために、空中給油システム及び完全化された生存保障
システムが設備された。
Su-35は、Su-27の著しい改良型として、「スホーイ試験設計局」において開発
された。1992年から、コムソモリスク・ナ・アムーレ航空生産公団(KnAAPO)が
これを量産している。1996年、同型の最初の戦闘機は、ロシア連邦空軍に装備
された。複座型のSu-35UBは、2000年からKnAAPOにおいて製造されている。
機体の全長は、22.18m、高さ6.34m、翼長14.7mである。Su-35の限界離陸重量は、
38、800kg、最大は、34、000kgに達する。最大速度は、M2.1である。低空での
最大速度は、1、400km/h、航続距離は、3、400km、1つの増槽を付ければ6、000km
である。最大装着数は、9個である。実用上昇限度は、17.2kmである。離陸滑走
距離(燃料満載で)は、1、000m、着陸滑走距離は、700mである。推力装置は、
再燃焼室と可変式ベクトル推進を有する2基のターボジェットエンジンAL-31FP
から成る。最大推力は、2×12、500馬力である。エンジンの可変式ベクトル推進
装置は、機体の遠隔操縦システムに含まれている。
Su-35の戦闘搭載重量は、8、000kgである。12ヶ所のハードポイントには、戦闘
任務の遂行に応じて、8発のR-27R1、R-27ER1、2発のR-27T1、R-27ET1、10発の
RVV-AE、6発のR-73Eの空対空誘導武器、2発のKh-59ME、6発のKh-31A(P)、6発の
Kh-29T(TE、L)、6発のKAB-500Kr、3発のKAB-1500Kr(L)の空対地誘導武器、8発の
500kg航空爆弾、32発の250kg航空爆弾、4ブロックの無誘導弾を有するB-8M1及び
4ブロックのB-13Lの無誘導兵器を配備することができる。当リストは、今試験中
のアクティブ・レーダー誘導断等を有する新しいKh-59MK対艦ミサイルにより拡大
されることが排除できない。その外、機体は、GSh-301内蔵機関砲(弾薬150発)
を有している。Su-35の装備構成への外国製ミサイルの編入の可能性が許されて
いる。
戦闘機には、V.V.チホミロフ名称器械製造科学研究所により開発された機上
レーダー統制システム「バルス」が設置されている。これには、機上レーダー、
戦闘使用中央処理装置及び国籍識別システム照会機が含まれる。機上レーダー局
は、周波数分割システムのパッシブ型フェイズドアレイ・アンテナを有するX帯域
の多機能、多モードの干渉性レーダーである。アンテナは、高い増幅係数と
低水準の傍系波を有する。「戦闘機」クラスの空中目標の発見距離は、前半球で
120〜150km以上、後半球で60km以上である。「戦車集団」型の目標は、
40〜50km、「戦列駆逐艦」は、120〜150kmで発見される。機上レーダーは、
15以上の空中目標を同時に探知し、空対空武器を使用して同時に4目標まで、
空対地及び空対艦武器を使用して同時に2目標までを攻撃することができる。
Su-35の機上無線電子設備複合体が、集団における自動化目標配分及び目標指示、
集団への飛行機の集合、情報協力を考慮し、敵の妨害対抗策の条件下での自動化
軌道統制を含む戦闘機の集団行動の統制、協力機の機上手段、地上及び空中統制所
からの空中及び地上(水上)状況に関する総括データの受領、処理及び形成、
空中と地上の統制所間、並びに機体間のデータ交換の保障任務を遂行できることを
指摘しておく。
航空産業複合体「スホーイ」/「スホーイ試験設計局」総裁ミハイル・ポゴシャン
の言葉によれば、Su-27及びSu-30のラインを継承するSu-35戦闘機は、2004〜
2005年に市場に出されるだろう。どう見ても、これは、ロシアでの第5世代戦闘機
の量産開始時まで、航空産業複合体「スホーイ」の主要輸出製品の中に入るだろう。
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