陸軍悪玉、海軍善玉説って?

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1名無し三等兵
陸軍悪玉海軍善玉説を唱えると厨房扱いされそうな最近だけど、戦後何がこの二元論を産み出したのか教えて下さい。
ざっと考えたところでは

メディアの影響
(1)司馬遼太郎、山本七平、大岡昇平など陸軍出身の有名作家が古巣がいかにひどいところだったか書きまくった。水木しげるのような漫画家も。
(2)阿川弘之のような海軍出身の作家が古巣がいかに居心地の良いところだったか書きまくった。
(3)海軍を題材にした特撮映画が人気を集めた。「連合艦隊」「太平洋の翼」など。

その他
(4)多くの青少年や中年が本土決戦の軍事訓練に引っ張られて炎天下にタコ壷を掘らされたりビンタを食らったりひどい目にあった。しかし海軍は志願制だった。
(5)戦前からすでに陸軍は悪玉、海軍は善玉にされがちな傾向はあった。
(6)悪玉東条英機と東京裁判史観のとばっちりをうけた。
2名無し三等兵:2001/04/24(火) 07:33
>陸軍悪玉海軍善玉説を唱えると厨房扱いされそう

ちょっと挑発的すぎたかも。スマソ。
3名無し三等兵:2001/04/24(火) 07:36
(7)人数が10倍居り、予備役の在郷軍人の数も遥かに多い
  陸軍がそれだけ目立った。
を追加したい。
43です。:2001/04/24(火) 07:39
さらに
(8)「終戦工作」があるんだけど、これは諸兄姉が書いてくれるでしょ。
5名無し三等兵:2001/04/24(火) 07:45
陸軍が満州で勝手に暴れちゃったからだよ。
これがその後の転落への全ての橘花けだからね。
メディアの影響は戦後よりも戦前・戦中から「陸軍クエスチョン?」だし。
6海の人:2001/04/24(火) 08:00
>>2
 いあ、私も時々「陸式は・・・」式の書き込みをした後で「そういえば2.26の
時に、自分とこ出身の岡田啓介が生きてるから陸戦隊出してくれという侍従長の
要請に『陸軍と戦争になるからイヤだ』とか罪万死に値すること言ってたの海軍
じゃん、鬱だ」とか反省することが多いので、やっぱりそれは厨房発言なんでは
ないかと思うです。

 阿川弘之も「日本海軍に捧ぐ」の冒頭に述べているとおり、彼自身はちっとも
海軍は素晴らしいなんていうことは思っていないんだけれども、海軍という組織
の中に存在した「素晴らしいところ」を後世に伝えたいと思って筆を執っている
のではないかと思うです。
 ましてや海軍士官であった彼が、今度は逆にけちょんけちょんに海軍を批判
するというのは、それは文学的な姿勢として確かにありかとは思いますが、人間
の生き方としては「おこがましい」の一言であるという事からも、海軍軍歴を
背負っていく・・・襟を正して・・・態度として、あのような形になるのでは
ないかと思います。

 なので(2)については、むしろこういった阿川弘之の込めた思いに気がつかない
鈍感な人が(私もですが)「こんなにいいとこ」などと勘違いしている・・しかも
かなり浸透している・・・というところにあるのでしょうね。
7名無し三等兵:2001/04/24(火) 09:34
その割には「陸軍にもこんな良い所が・・・」的な文はめったに見ないなァ・・・。
8名無し三等兵:2001/04/24(火) 09:42
海軍は東京帝大卒を短現で将校として採用した。
しかし陸軍は学徒出陣で一兵卒として扱った。
だから戦後に生き残ったエリートが、海軍の方に好感情を持った。
9名無し三等兵:2001/04/24(火) 09:50
東條&小磯の両名は陸軍出身、鈴木は海軍出身です。
戦後の風潮からすれば東條は戦争を起こした極悪人で、小磯は
戦争を終わらせず空襲で沢山の国民を死なせた悪人、鈴木は軍
部を押さえ込んで終戦に持っていった善人、ここからでは?
101=2:2001/04/24(火) 20:04
>海の人

こないだ阿川弘之の太平洋戦争の呼称についての文章を読んだんですが、海軍では大東亜戦争という呼称は当初いかにも陸さんが好きそうな国士ドキュン風のネーミングじゃないかと不評だったそうで、やっぱり海軍軍人はそのアイデンティティを陸軍軍人との比較に求める傾向はあったんじゃないかなと感じたり。
陸さん=土臭い。ダサい。 我々(海軍)=スタイリッシュ。カッコいい。
という意識は強かったんじゃないかと。今で言えば海軍軍人は横文字職業みたいな都会的なカッコよさを誇っていて、陸軍を今で言う土建屋みたいに蔑んでいたのではないかと想像してみたり。当時の状況は現在との比較で理解しないと感覚的によくわからないんですよね。
確かに国士な人々が概してアホでダサかったのは間違い無いんでしょうが。
そういう海軍の陸さんとは違うという意識が一般にどう受けとめられたのか。という問題になってくるかも。
11名無し三等兵:2001/04/24(火) 20:22
>>7
下士官、兵の書いたものを読み比べると
士官への評価では陸軍が概して良いですな。
つーか、海軍の下士官兵が士官を誉めている著述は滅多に見かけません。

もっとも陸軍の場合、現場の下士官兵に嫌われたら即座に
命に関わると言う問題があるのでしょう。
1242式:2001/04/24(火) 20:35
山本五十六の影響も強いと思う。
枢軸同盟問題とかも含めて。
13名無しさん@どっと混む:2001/04/24(火) 20:56
海軍はリベラル。

仲間同士で平気で「天ちゃん」とかいったり。
大戦末期になると「どうせこの戦争は負ける」
とかいいあってたらしい。
14海の人:2001/04/24(火) 21:23
>>10
 まぁ並立した同級の組織間でお互いを罵りあうのは今に始まったことでは
ないですもんね(笑)
 ただ、これはたぶん日本人の特質(今に至るまで変わらない)なんだと思い
ますが、ちょっと生真面目すぎるんではないかと。
 組織として考えた場合、ライバル意識というのはお互いに刺激になって組織
が存続していくためには良いモノなんですよね、けれど日本人はどうしても、
そこで生真面目なもんだから何でもかんでも「張り合う」という感情問題に
してしまうわけです。

 悪く言えば「見境がない」んだと思うんですが、陸海軍という個別の組織は
「国家」という、もう一つ上の組織の中では「帝国陸海軍」という一個の組織
としての機能を求められていたわけで、ここで陸海軍ともに「国家の中での」
自分たちの役割として何を求められているかという「分別」をきちんとつける
ことができていれば、例え普段はヨタ話で罵りあい、悉く張り合っていたと
しても国家の危急の際には相互に助け合い協力してことにあたっていけたはず
なんです。
 (余談ですが、陛下のご希望でもありました)

 そんなことを考えると、陸軍は海軍のことを「青びょうたん」と罵り、海軍
は陸軍の事を「畜生けだもの」と罵りあい、それがいつしか「仕事」という
感情とは峻別されなくてはいけない分野まで浸食していったところに、日本人
の特質と、それが招いた悲劇を思わざるを得ません。
 今の各省庁や、政府はどうなんでしょうね?
15ミリ屋哲:2001/04/24(火) 22:23
ただ、より組織防衛に走っていたのは海軍のほうだと思う。海の人氏には悪いけど。

一例を挙げれば空軍の独立に関して、積極的な姿勢を示した陸軍に対して、海軍は
一貫して否定的な姿勢を示していた。それは戦況芳しくない時節になって、空軍力
の統一運用が焦眉之急となってきた頃にいたってもそうだった。

戦前にドイツ空軍の状況をみた陸軍が空軍の独立に積極的な姿勢を見せていたが、
海軍は美辞麗句のオブラートで包みながらも「陸軍のパイロットの技量は低い」
「いっしょにやっていっては戦力にならない」「将来的には海軍航空戦力の拡充
によって陸方面における航空作戦をまかなえばよい」と言う意見を持ち出すのみ
だった。
しかも、それらは実際には根拠の薄い理由であって、実態としてはただでさえ人的
勢力(殊に将校)の小さい海軍が、空軍の独立(=海軍の将校が引き抜かれる)に
よって更に勢力縮小され、陸主海従に陥ることを恐れたためだ。
ソースは引き出してくるのでちょっと待ってくれ。

ただ、陸主海従という言葉、海軍においては脅威を持って語られていたのに対して、
陸においてはその反対と言える言葉(海主陸従)という言葉が語られることはあまり
なかった。
海軍にとって、主導権を陸軍に握られることは何よりも恐れるべき事態であったこと
は関係者の回想録からも伺える。
16名無し三等兵:2001/04/24(火) 22:27
中公新書の「海軍の終戦工作」読むと、終戦時の海軍の組織防衛のうまさ
が描き出されていますな。
17名無し三等兵:2001/04/24(火) 22:36
アメリカの攻勢をまともに受け、壊滅しつつあった海軍と
まだまだ余裕のあった陸軍では、組織としての危機感が違かったでしょうね。
18名無し三等兵:2001/04/24(火) 22:55
陸軍にとっての主戦場は大陸であり、対米戦は「海軍の海軍による海軍
のための戦争」だという認識があったわけで。
その対米戦を「陸軍主導の悲惨な戦争」と思わせることに成功した海軍
は狡猾だと思われ
19名無し三等兵:2001/04/24(火) 22:58
>>18
この影響が一番大きいのは架空戦記の業界かな。
陸軍がオーストラリア攻略を主張するなんてトンデモ作品も
あるくらいだ。
20名無し三等兵:2001/04/24(火) 22:58
しかし、どこの国でも陸軍って一番遅れてるね。
なにかそこに共通したものが(欠点と限らず)あるんだろう。

ひょっとして先進国では陸軍が戦闘することが少ないから?
21海の人:2001/04/24(火) 22:59
>>15
 あ、お気遣いどうも:-)、でも、実は私も同じ意見なのです。

 前述の阿川弘之さん始め、鳥巣健之助さんなど心ある海軍出身者の一致した
意見として「なぜ海軍は抑止力にならなかったんだ?」という「ほぞをかむ」
思いがあるわけで、その思いの源泉は、やはり組織防衛に汲々とするあまり、
陸軍が暴走を始め、それこそ自分で自分が何をしでかしているのか判らない
まで盲目になってしまったとき、唯一対抗する事が出来る組織でありながら、
良識ではなく事なかれ主義に従ってしまった海軍の組織のあり方にあるのでは
ないかと思うわけです。

 また割と重要な要素だと思うのですが、戦前の日本全体の風潮というものが
陸海軍の跳ね返りと大衆が国粋主義的な思想を共通事項として相互反応しつつ
どんどん極端へと突っ走り初めていたころから一貫して、どうしても陸軍軍人
の方が活動しやすく、また数による圧力も効いていたことから戦後、自分達が
万歳三唱で隣近所の父ちゃん・あんちゃんを死地に送り出したことなど忘れ
すっかり口をぬぐった大衆が、目によく付いていた陸軍を殊更に攻撃して
自分たちの軽挙妄動の責任を転嫁したということもいえるのではないかと最近
思うようになりました。
 ここ2chでもそうですが、浅はかな輩の稚拙な攻撃というのは常に「xxと
比較してyyはzzだ」という安直な比較から入るのが形式であると思えば、
戦後の「陸軍悪玉・海軍善玉」も、自分たちとあまり接するところが無く
ニュートラルな印象の海軍を比較対照上善玉に祭り上げて、ことさらに陸軍
を貶めるという「作りが安っぽい」やり方なのではないかと。

 こんな流れの中で、たまたま阿川さんが海軍を取り上げた本を書き、その中
で「いや、日本にはこんな良いところもあったんだよ」という話をしたことを、
海軍賛歌にすり替えられてしまったのは、ちょっと気の毒だな〜、などと
「国を思うて何が悪い」とか読んでいると思います。
 なんか最後は阿川弘之擁護論になっちゃいましたね(笑)
22名無し三等兵:2001/04/24(火) 23:23
結構なお手前で。
読み応えのある文章で、今日は気持ちよく寝られそうです。
実にいいスレです。
23名無し三等兵:2001/04/24(火) 23:45
>>21
ただ、阿川さん自身に同様の考えが無いかというと、
エッセイの中でしばしば陸軍に関する伝聞を取り上げて
中傷(批判とは言い難い)してますから、……。
24名無し三等兵:2001/04/25(水) 01:36
海軍としては自分たちの目の届く範囲で陸軍が暴走する分には対抗もしたし、
制約もできたんでしょうね。
それが遠く離れた所で中央すら無視して勝手な事を始められるともういけない。
ただひたすら、中央を無視した点のみで攻撃するより他なかったのでしょうね。
狭い空間で上から下まで一つの意志で行動する事を余儀なくされていた海軍が
「組織の統制」を重んじていたのに対し、現場の裁量を「ある程度」認めていた
陸軍、その「ある程度」認めていた現場の裁量が海軍の基準からすると絶対に
容認できなかった。
全てが終わってみて「あれを止めておけば自分たちの存在まで失う事は無かった」
ことに気がついたのは海軍の方だったのではないのかと、そこから生じる悔恨と
いうか、自ら気がついてしまった自分達の恥じ入るべき部分に他人の口を借りて
蓋をしてしまったまま、仲間内でかばいあって今日までしまったのではないかと思
うんですよね。
25名無し三等兵:2001/04/25(水) 01:48
>>24
「フランク」と外から呼ばれ、自認もしてきた海軍にとって、
陸軍の現場の暴走が「フランク」にみえた錯覚もあるんじゃないか?
自分たちには陸軍のようなことが出来ない、
対抗上何かアクションを起こそうとした行為が対米戦争の誘い水になってしまう
ジレンマっていうのも、気が付いていながら敢えて目をつぶって内政重視してしまった
ように見えるんだが。
261:2001/04/25(水) 05:03
>海の人

なかなか示唆に富むご返答ありがとうございます。

>ここで陸海軍ともに「国家の中での」
>自分たちの役割として何を求められているかという「分別」をきちんとつける

しかし陸海できちんと共同して大きな仕事が出来た例というのは歴史上英米にしかないような気もするんですよね。
トム・クランシーの「戦闘航空団解剖」なんかを読んでも米空軍と米海軍の縄張り争いはなかなか凄まじいものがあったようですし、特に米軍に日本軍に比較して高貴な譲り合いの精神が発達していたとも思えません。
差があるとすれば、アングロサクソン民族には敵いませんみたいな話になりそうですが、強い義務感を持ち全体を眺めることのできたエリート階層が日本社会に欠けていたことなのかも。日本にいたのは視野の狭い受験エリートと屁垂れの華族だけで。
日本の陸軍と海軍は変に対抗したりお互い協力できなかったりお互いのお荷物になったりしてましたけど、しかし少なくとも悪意を持ってお互いの邪魔をすることはなかったのだけは救いかも。
そのあたりは戦国時代みたく軍閥の割拠していた中国にはまさっていた知れません。

>陸軍と戦争になるからイヤだ』

というのも、あえてこういう言い方をすれば『シナ並みのレベルに落ちたくない」と理解すれば納得出来ないことも無いです。

陸軍と海軍の方針の対立は国家の選択肢を自らせばめたと思いますから、陸軍海軍に加えて空軍のような第3勢力があればだいぶ状況が変わったのかも知れません。
毛利元就の故事のように三軍が美しく協力するところまでは期待してませんが、大日本帝国には大陸軍大海軍に加えて大空軍も編成するほどの予算はありませんから、三軍そろってこじんまりとまとまって拡大主義が押さえられるという道は無かったもんなんでしょうか。
27名無し三等兵:2001/04/25(水) 17:02
>>10海軍では大東亜戦争という呼称は当初いかにも陸さんが好きそうな国士ドキュン風のネーミングじゃないかと不評だったそうで

「大東亜戦争」では大陸が舞台、陸軍が主役のように思え、
「太平洋戦争」では海洋が舞台、海軍が主役のように思える。
28親爺は予科練:2001/04/25(水) 17:15
>(4)多くの青少年や中年が本土決戦の軍事訓練に引っ張られて
>炎天下にタコ壷を掘らされたりビンタを食らったりひどい目に
>あった。しかし海軍は志願制だった。

 陸軍といえば内務班だけど、派っきり言ってあれは陸軍の体質と
いうより、当時の徒弟制度などの反映というべきで、職人などから
出征した人は、むしろ陸軍の方が楽だったと言ってたりします。

 それに、内務班的な体質というのは海軍も全く同じで、むしろ、
艦艇という閉鎖空間に閉じ込められる海軍の方が陰湿だったかも。

 坂井三郎なんかも終生海軍を批判してますね。これなんか司馬
遼太郎と対比させると面白い。それに海軍の個とを好意的に扱う
文化人はほとんど予備学生か士官経験だと思いますが、海軍でも
下士官以下の経験をした人は総じて批判的みたい。
2928:2001/04/25(水) 17:16
わ、推敲前に書き込んでしまった。
30名無し三等兵:2001/04/25(水) 17:16
日本陸軍は大陸打通・・・・うわっきさまらなにをするやめれー
31名無しさん:2001/04/25(水) 17:44
>海軍でも下士官以下の経験をした人は総じて批判的みたい。

光人社のイラストエッセイシリーズ(よもやま物語のやつ)を読むと、
そんな感じを受けますねぇ。
小林孝裕氏の作品が特に顕著です。
32名無し三等兵:2001/04/25(水) 17:56
海軍は大陸打通作戦には協力してたんですか?
航空隊を中国奥地に送りこんだとか。
33ミリ屋哲:2001/04/25(水) 18:07
>>32
大陸の奥地に入り込むのは反対だが、上海事変のときは南進政策への布石
として積極的に介入したようだね。
先に逝ったソースと同じ所にしまっているんで探している最中だが、どうやら
その当時に海軍陸戦隊は陸軍からの要請が入ったらすぐに出られる態勢にあった
様だ。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/25(水) 18:11
陸軍航空隊の方は意外と自由な雰囲気があったそうだが・・
どうなんでしょうね?
35名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 08:57
>34
開戦当初だけでしょ。民間パイロットから下士官で取られその後任官した人に
聞いたんだけど開戦前にパイロット不足でかき集められた連中が「ええとこの
ボンばっかり」だったんで少しはそんな雰囲気を醸し出していたみたい。
36海の人:2001/04/26(木) 18:46
 みなさんコメントありがとうございます:-)
 やはり月末は忙しくていかんですね(笑)

>>22
 「語るに足る」話をしてるとたのしいですよね:-)

>>23
 あの人は、戦後一貫していわゆる転向者(陸海軍にいて戦後、陸海軍を全否定
する言論に傾いた人)たちを批判とまでは言わないまでも「人間のあり方として
おかしいんじゃないの?」ということは言い続けているわけで、そういうところ
から考えると、単純な海軍善玉・陸軍ダメ的な考えだけしか持っていないという
のはちょっと考えにくいと思っています・・・とは言っても、それは
「私が思ってる」というだけで本人ではない以上、確認はできないんですけどね:-)

>>24,>>25
 仰るとおりだと思います。
 陸海軍と一口にいっても、将校・士官・兵卒の違いもあれば、出身地・配属
部隊の相違、さらには軍隊内での思想的な立場として避戦派もいれば積極戦を
主張するものもいると言う具合で、十把一からげにするわけにもいかず、かつ
また、ご指摘のような「自分たちの責任」を自覚する割合の軽重によって自分
の所属した組織や陸海軍全体に対して、ある種後ろめたい気持ちをもちながら
「こういうところもあったが、それはこういう理由で仕方なかった」という
言い訳がましいものになってしまうのか、あるいは空威張りの「いや、米国を
相手に頑張った帝国陸海軍は素晴らしい」や、帝国陸海軍を蛇蝎のごとく嫌い
有ること無いことで、以下に非人間的で恐怖の化身のような存在だったかを
語るか(後ろ2者は、どちらも両極端に走っているだけで、実は帝国陸海軍と
いう存在自体への無反省という、表裏一体の論理をなしているわけですが)

 私は電信員出身なのでよく判るのですが、兵隊ははっきりいって「今何が
進行中なのか」なんて全然判りません。
 ひどい時には、自分たちの乗ってるフネがどんな命令を受けて、どういう
理由でどこに向かってるかすら判らない場合があり、そのような「作戦運用」
の情報に触れることが出きるのは士官と情報関係の兵隊(電信・電測)のみと
なります(電信の場合、さらによその部隊の通信を傍受したりすることで
もっと幅の広い戦役全体での動きの一端を知ったりすることができますが)

 その兵隊にとっては戦闘を自分で判断して戦ったり、あるいは自分で自分
の行動を決めるわけにはいかず、「負け戦」というのは「=自分たちの組織が
悪かった」「=幹部の指揮が悪かった」ということになるわけで、そこでは
陸海軍というのは非難の対象となるだろうし、またなるべきであろうと思い
ます。
 ただ(ヴェトナム戦争などもそうですが)作戦指揮をし、また一々判断を
下し結果に責任をもつ立場におかれた士官・幹部にとっては、簡単に組織や
作戦指揮のせいに責任転嫁することはできず、その結果背負った内容の重さ
に、どうしても「説明」がつきものになっていくのでは、という気がします。
37海の人:2001/04/26(木) 19:22
>>26
 ご指摘のようなとは、やはり事ほど左様に「統合運用」や「共同作戦」と
いうものが困難であるという証左ではないかと思います。
 話は逸れますが、私が陸海空3自衛隊の発展的解消を唱えるのは、どんなに
 統合運用と言っても、しょせん元の組織が陸海空と分かれていれば必ず弊害
 がでることは避けられない、という諦観から出ているわけです。

 それにしても「強い義務感を持ち全体を眺めることのできたエリート階層が
日本社会に欠けていたこと」というのは、本当に心から同意します。
 「noblesse obrige(高貴なつとめ)」が理解でき、さらに体現できる人たちは、
確かに明治時代の中頃までは存在しました。
 弱体な陸軍と新技術だのみのこれまた弱い海軍を率いてやれるところまで
やって、米国の仲介を仰いでの講和締結など、その鮮やかさには「よくぞ
そこまで」と感慨無量の思いを禁じ得ません。

 しかし、それを迎えた日本国民の反応には、同じ日本人として唖然を通り
こしてあまりの恥ずかしさに、何とも言えず言葉に詰まってしまいます。
 確かに、各種新聞社(とは名ばかりで単なるゴシップ記事ばかりの低俗な
煽り記事ばかりだったようですが)や、帝大博士らの勘違い声明のせいもあった
とは思うのですが、それにしても、どうして小村の家を襲撃したり、あるいは
勇気を持って現実を直視し講和を称えた徳富蘇峰の新聞社を襲撃したりしなく
てはならないのでしょう、呆れてものも言えません。

 そのような社会に基盤をもつ帝国軍、さらには日本国が夜郎自大・国粋主義
に陥るのは、もはや歴史の必然なのかもしれません。
 そう考えてみると、陸海軍の開戦に対する態度の違いなどもはやどうでも
よくて、戦前の(そして一定量戦後も)「民度の低さ」という部分にもっとも
大きな問題が潜んでいるのではないかと思うわけです。

 大きな視野に立った戦略的な指導のない軍隊は、単なる武装集団に過ぎず
もはや存在することが目的化した軍隊は、「国家」を無視して暴走する。
 そんな悪夢を、後の開戦への決定的道筋となった2.26直後の組閣が陸軍有利
になるように軍刀片手に脅しつけた山下奉文や、開戦決定の御前会議で最後の
希望を込めて陛下がご下問された思いを踏みにじって「そのようにされるなら
海軍としても」などと応答した島田などの背後に見る思いがするのでありました。

 そこまでいくと、もはや陸海軍レベルの話ではなく、国としての行方の中で
どう振る舞うべきであったかという話にしかなりませんが。
 それにしても口惜しいことです。
38海の人:2001/04/26(木) 19:23
 長いレスになってしまって申し訳ないです。
 できれば、ゆっくり読んでいただければ:-)
39名無し三等兵:2001/04/26(木) 19:59
旧日本軍が地獄だったか、でももっとソ連軍を見習った方がいいね。
40名無し三等兵:2001/04/26(木) 20:06
≪伝言≫
海の人氏、スマンGW前で発狂しそうな忙しさなんだ、放置しているわけじゃないので、ゴメンネ。
41名無し三等兵:2001/04/26(木) 20:09
前略
>>5

ご存じのこととは思いますが、非常によく似た兵器を
「集団で組織的に運用」した国がございますんですが
それに関してはどのようにお考えなのでしょうか?
一度ご意見お聞かせくださいませ

草々
4241:2001/04/26(木) 20:10
スマソ
誤爆ナリ
43名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/26(木) 20:28
米内・井上が海軍のイメ-ジを守るために戦後、意図的に流した情報
が原因の一つになっています。仮想戦記の後ろの参考文献を見れば
分かりますが、それらの資料は海軍の進歩性と先見性そして、
海軍首脳は三国同盟や日中戦争に反対していた等の記述が多い書物です。
もう一つが連合艦隊長官山本五十六伝説の一人歩きです。
彼は確かに、海軍の航空戦力増強など先見的な事を行っていますが、
本当にアメリカとの戦いを望んでいなかったかどうかに疑問が残る
らしいのです。それは、彼の残したとされる、日記や考えを綴ったと
される書物(書名を忘れた。)がコピ−の物しか残っておらず、しかも
それにも書き直された部分があるらしいという事と、戦前、彼が「アメリカ
にも一度ガツンとやらなければならない。」的な発言を聞いた事がある
士官が存在していることなど彼の実像は伝聞と違う部分があるかも
知れないというところです。
それに、当時の海軍は完全な防衛海軍でしかも、相手を威嚇して戦争を
起こさせないというのが第一目的でアメリカと本気で戦争したら勝てない
というのが海軍首脳の本音でしたが、国家予算の中から多額の予算を
使っている建前、国民にはそのことは口が裂けても言えませんでした。
結局、今の官僚組織と同じく、組織としての利権を守る為に国家を守るという
目的を忘れてしまったのが日本軍の消滅の理由の一つかも知れません。
44名無し三等兵:2001/04/26(木) 21:14
>>43
初耳。ソース希望。とくに

>米内・井上が海軍のイメ-ジを守るために戦後、意図的に流した情報

の部分。米内光政は昭和23年没で、友人等に宛てた手紙が残っている
他は日記も現存していないそうだから語るもなにも無いと思う(それ
ともUSSBSの記録にあるのだろうか)。
井上成美は自分から語ることはなかったが訪ねられれば語っているが、
海軍についても非常に手厳しい批判をしているが?
45>44:2001/04/26(木) 21:23
初耳だわ。
なんでよりによって米井と井上なの?(特に井上は隠棲してたのに)
4645:2001/04/26(木) 21:25
スマソ。米内でした。
47名無し三等兵:2001/04/26(木) 22:01
大衆にとっての戦争体験は 自己の日常における経験に負う処が大きい
大陸からの引揚者、師団・連隊単位での家族の戦死、空襲当時の軍政
お山の大将達の言い訳など 関係無い
「兵隊に取られる」「生きて帰って来なかった」
大量の消耗品としての家族の命
大陸進出・明治期より 陸軍さんには気の毒だが 歩が悪い
48名無し三等兵:2001/04/26(木) 22:23
海軍善玉説の震源地として、なぜ米内・井上の子分、高木惣吉が出てこないのかな?
すでに1940年代から岩波の本や雑誌で海軍善玉史観を書きまくっていたから、
影響は大きいぞ。
49ミリ屋哲:2001/04/26(木) 22:31
ううう・・・ソース発見できない・・・嘘吐きコテハンにナチマッタ・・・

一年ぐらい前の「陸戦研究」が元ネタなんだが、誰か持ってない?

鬱山車脳・・・


       ||
     Λ||Λ
    ( / ⌒ヽ
     | |   |
     ∪ / ノ
      | ||
      ∪∪
50名無し三等兵:2001/04/26(木) 22:58
>>48
高木惣吉少将は米内・井上を誉める本は書いているけれど、
海軍についてはこれまた相当厳しいことを書いている。
それで結構海軍関係者の反感を買っていたようで図書館の
高木少将の著書に「高木斬るべし」という殴り書きがあっ
たのは有名な話。
51名無し三等兵:2001/04/26(木) 23:06
>>50
高木惣吉が攻撃したのは、主に艦隊派でしょ?
なぜか末次信正には、かなり好意的だけれど。
52名無し三等兵:2001/04/26(木) 23:11
 海軍善玉・陸軍悪玉説というのはかなり十把一絡げ的な考え方では
無いだろうか?
 海軍にしても、昭和14年(米内大臣、山本次官時代)くらいならと
もかく、それより後は枢軸派が主流になっていたわけだし、陸軍にも
三国同盟に反対していた人もいたわけだから。

 ただし、少なくとも海軍が三国同盟、支那事変の拡大に乗り気では
ないことが割合知られていたのに対して陸軍内部のそういう声があっ
ても表にでなかったためにそういうイメージが発生したと思われる
(終戦工作についても事情は同じではないだろうか)。

 結局、海軍善玉説を唱えた人が海軍の一部(多数派か少数派かはとも
かく)の良識のあった人たちの功績を海軍全体の功績と勘違いしたこと
が原因になっているのだろう。
53名無し三等兵:2001/04/26(木) 23:21
>支那事変の拡大に乗り気ではないことが割合知られていたのに

それこそ海軍善玉史観の典型。
大山中尉殺害事件などで海軍大臣の米内がキレて、
華中・華南への出兵に消極的な杉山陸軍大臣を抑え込み、
北支事変を支那事変、日中全面戦争に拡大させた。
このとき参謀本部作戦部長の石原莞爾は「陸軍が強盗なら海軍は巾着切りだ」と言い、
昭和天皇も米内の好戦的姿勢に危惧の念をもらしていた。
54名無し三等兵:2001/04/26(木) 23:57
昭和10年代は複雑怪奇ですな。
55山下ともゆき:2001/04/27(金) 00:03
台湾沖航空戦のウソピョンだけは勇気を出して訂正して欲しかった。
56名無し三等兵:2001/04/27(金) 12:26
東條首相曰く...

おめ〜ら御前会議で反対しなかったじゃん
ずるいよ〜ずるいよ〜
57名無し三等兵:2001/04/28(土) 01:08
>>53
なんだそりゃ?(藁
58名無し三等兵:2001/04/28(土) 01:21
>>57
ひょっとして、上海への無差別爆撃を行なわせたのが
米内だということを知らないのかな?

終戦時の動きを描いて「日本を亡国から救った大恩人」なんて
書き方している文献の方が多いからねぇ。
59名無し三等兵:2001/04/28(土) 01:24
>>58
デムパ
60名無し三等兵:2001/04/28(土) 10:00
ドイツを仲介役とした日中和平工作、トラウトマン工作を潰したのも、米内海軍大臣。
第1次海相時代の米内は、日独伊3国同盟に反対した以外は、むしろ戦争を拡大させている。
61名無し三等兵:2001/04/28(土) 10:25
実態的には陸軍は戦争反対だったのですが…外務省は和平交渉
してくれないし…海軍は南方に戦争広げるは…
62名無し三等兵:2001/04/28(土) 10:33
>>60
役職の身にあった以上責任が生じるのは当然だが、
侵攻の意志を持って主体的に拡大したと言う事と、
状況に対応できずに引きずられたと言う事を区別をつけて観察しないと、
人物としての評価が出来ないと思われる。
それを無視して何をか語ると言うのであれば、
単に歴史年表を記憶して事象の符合が一致している事を発見して一喜一憂する
低俗的な仮想戦記作家や研究者を自称する輩と何ら変わりは無い。
63>62:2001/04/28(土) 11:03
>侵攻の意志を持って主体的に拡大したと言う事と、
>状況に対応できずに引きずられたと言う事を区別をつけて観察しないと、
だからさ、第2次上海事変(これで日中全面戦争になった)のときは、
海軍が主体的に陸軍を引きずったのだよ。
そのときの海軍の主役が米内。
揚子江流域の華中・華南は海軍の縄張りで陸軍は利害関係を持っていなかったからね。
64名無し三等兵:2001/04/28(土) 11:10
>>63
米内光政が「主役」としてそんな振る舞いしたかなぁ?
62の言っていることと噛み合っていないみたいだし、
これまでの書き込みだと、君はなんかいびつな見方していると思うよ。
或いは陸軍の立場から見た見方というならまだわかるんだが、
なんだか恣意的な悪意がこもった書き方だなァ。
65名無し三等兵:2001/04/28(土) 11:40
>>64
>或いは陸軍の立場から見た見方というならまだわかるんだが、
そういう事で書いていると思うけど、「人物としての評価」は避けている
といったところかな。
「米内がひきずった」というところなんか完全にそうだね。
こんなの断定できる根拠無いし。
(すぐまたいろいろ書いてきそうね、信じているものが違うと立場を変える事しないし。)
66名無し三等兵:2001/04/28(土) 12:02
>>62
米内光政は軍政面の担当である海軍大臣ですから
「無差別爆撃を行わせた」というのはちょっと語弊があるのではないでしょうか?
むしろ米内が事変拡大の責任を負うとしたら、協定に基づいて陸軍を
上海に派兵させてしまったことにあると思います。
それも通州事件の後だったということを考えれば多分に不可抗力の面が
あったのではないでしょうか?
それに対して石原は「軍を派遣せずに居留民を引き上げさせて
財産は補償すれば良い。その方が安く付く。」言ったらしいです。
結局、上海戦−南京攻略と拡大派を勢いづかせることになったわけですが。

蘆溝橋事件が起きた時点での段階では事変がそのまま日中の全面戦争に
つながる可能性があることに気付いていた人間はほとんどいなかったの
ではないでしょうか?結局、米内も中国のナショナリズムや抗日意識を
低く見積もりがちな当時の日本人一般の認識からは逃れられなかったと
ということだと思います。
上海への派兵が事変の泥沼化につながると予測していたのが満州事変の
首謀者・石原だったというのは歴史の皮肉といった感じがしますが。
6766:2001/04/28(土) 12:05
ごめんなさい。>>66>>58に対するレスです。
68名無し三等兵:2001/04/28(土) 12:35
『西園寺公と政局 第6巻』にも、大山中尉殺害事件の後、近衛首相
が原田熊雄に、
「海軍大臣が非常に興奮して賀屋大蔵大臣を怒鳴りつけ、財政上の
説明なんかはほとんどきかなかつた。結局声明書を出すことになり、
その声明書を外務大臣が多少字句を直したりして、漸く一時五十分
頃済んだ」(68ページ)
「この間十三日の晩の閣議でだいぶ海軍大臣が興奮して、賀屋を
怒鳴りつけてをつた。あれ以来海軍が非常に強くなつた」(73
ページ)と言ったと書かれているが。
69横レスすまん:2001/04/28(土) 13:13
>>68
個人的に近衛は信用してないんで他の人の証言とかも書いていただけるとありがたいです。
ちなみに俺も日中戦争の時の米内はちょっとアレだなと思っています。
多田駿参謀次長萌え。
70名無し三等兵:2001/04/28(土) 16:23
>>30「大陸打通作戦」は明らかに米中離間を促進したと思う。
蒋介石の猛反対にも関わらずここでの中国軍の惨敗に業を煮やしたアメリカ
から共産党も国民党もまとめて一緒に米軍の支配下に入るよう命令された。
71名無し三等兵:2001/04/28(土) 16:40
>>58
上海爆撃は「無差別」じゃないけど。
72名無し三等兵:2001/04/28(土) 16:53
>>71
当時の日本海軍は既にピンポイント爆撃の技術を確立しておりました。
湾岸戦争のアメリカ軍など目じゃありませぬ。
73名無し三等兵:2001/04/28(土) 16:59
96式陸攻にはレーザー誘導爆弾が装備されていた。
「麗号爆弾」

民明書房「日本陸軍航空隊驚異のテクノロジー」168p
74毛沢豚:2001/04/28(土) 20:39
>>70 そうだよそうだよソースだよ、「大陸打通作戦」は日本陸軍の完勝だぁ〜い!
75名無し三等兵:2001/04/29(日) 02:40
GWが終われば2ヶ月間の余裕が出来る。
マシレスの各位、今しばらくの辛抱だ。
76名無し三等兵:2001/05/02(水) 16:02
左翼歴史学者は、「中国人民のたたかい」にばかり目を向けて、
米内の海軍大臣時代に海軍が推進した海南島占領など、
「帝国主義国フランス」との対峙にはほとんど目が行かない。
対米戦争は、むしろ後者の流れで始まるんだがね。
77名無し三等兵:2001/05/02(水) 16:03
>>76
とはいえどちらも帝国主義同士のぶつかり合いで有る事には変わり無い
78名無し三等兵:2001/05/02(水) 16:07
中国が好きで好きでたまらないんだよ。
79名無し三等兵:2001/05/02(水) 16:16
>>77
しかし海軍に都合の悪い部分が触れられない、という構造に
左翼歴史学者が一枚噛んでいる事実には変わり無い
80海軍の:2001/05/02(水) 19:42
学歴至上主義は酷い。

海兵vsノンキャリ
81はんさく:2001/05/02(水) 19:45
海軍も、一系問題がありましたな。
82名無し三等兵:2001/05/04(金) 17:42
age
83名無し三等兵:2001/05/04(金) 18:51
>>80
そりゃイギリスの伝統の流れだから日本海軍を責めるのは酷だと思われ
84兵隊やくざ:2001/05/04(金) 19:15
「人間爆弾」を強力に推進した海軍がワルに決まっている
85名無し三等兵:2001/05/04(金) 19:37
太平洋戦線をアホみたいに拡大していったのは海軍。
という話を陸軍オタに聞いたけど、否定出来る?俺は知識がないから否定できないが。
86名無し三等兵:2001/05/05(土) 16:01
age
87名無し三等兵:2001/05/05(土) 21:25
>>85
太平洋戦線を拡大したのは、間違いなく海軍。
南方の資源地帯は石油を欲しがる海軍の要求。
ガダルカナルは、海軍が制空権をロクに考えずに飛行場を作った尻ぬぐい。
大本営陸軍部=参謀本部は、海軍から兵力派遣要請を受けるまで、
ガダルカナルがどこにあるかさえ知らなかった。
88ななしのごんべ:2001/05/05(土) 21:40
 太平洋戦線(南方資源)に引っ張っていったのは海軍の石川信吾。
 中国戦線を維持しようとして南方資源に目をつけたのは陸軍。
 そのために南進政策に切り替えた。(ノモンハンで懲りたともいう)

 中国戦線がなければ太平洋戦争はなかった。

 日本海軍の黒島亀人が第2段階作戦を企画したのを反対したのは
陸軍・。それは南方資源を確保して日中戦争が継続できることに目処
がついたから。黒島亀人の第2段階作戦モレスビー攻略からフィジー攻略
までMO作戦で失敗して、MI作戦で失敗して尻拭いでカダルカナルで
失敗してフィジー攻略して豪州遮断作戦をしようとして戦力をすりつぶした
作戦を計画した彼はまぁ頭がいいかどうかは置いておいて・・
 それを馬鹿の一つ覚えのように実行していった日本軍指導者は馬鹿。
 でも黒島亀人は戦後証拠隠滅に走ったので嫌いな人間の一人。


 陸軍も海軍も自分の周りしか見えていない近視眼的独善者(馬鹿)

 みんな戦争したがっていた悪玉じゃい。(それは国民にもいえる)
89名無し三等兵:2001/05/05(土) 22:26
だから一億総玉砕で全日本人が死んでしまえばよかったんだ。
90海の人:2001/05/05(土) 22:40
>>88
 もはや陸軍・海軍とか善玉・悪玉といった枠からはみ出してしまいますけど
そもそも、なんであんなに日本人は戦争したがったんでしょうねぇ。
 サヨクの得意セリフではないのですが、このあたりの理由を明確に理解して
自覚していかない限りは、またおんなじ極論へのスタンピードを起こしそうで。
91沢豚毛:2001/05/05(土) 22:55
天王山の「大陸打通作戦」をないがしろにして太平洋で浪費を続けた海軍こそ諸悪の根源だ!
92ななしのごんべ:2001/05/05(土) 22:58
 (軍備拡張)公共投資と満州や中国への投資(軍人の血)
を無駄にしないために。と思い込んだから。
 どだい貧乏人ほど物に執着する。手放してももう一回
手に入れればいいとなぜ考えられなかったか。
 (湾岸戦争で日本は7000億円の債権を放棄せざるを
負えなくなった・・。でもまた投資するじゃろうね。)
 やはり日露戦争後の日本指導者の説明不足じゃな。

 血で手に入れたものは絶対手放さないという風潮が
出来上がった時である。三国干渉の英断はどうしたものやら。
93名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:01
本土空襲がせまっているというのに重慶目指して進撃続ける
ドキュソ陸軍が諸悪の根源。
94名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:01
逆に三国干渉のことがあったからこそ、満州国は手放せなかった、という考えもアリでは?
95沢豚毛:2001/05/05(土) 23:01
海軍が太平洋で無駄な浪費をしなければ、陸軍の「大陸打通作戦」
の大勝利で絶対国防圏は確立できたはずなんだ!
96豚沢 毛太郎:2001/05/05(土) 23:04
重慶が落ちれば日本は大東亜戦争に勝利できたはずだ!
97名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:10
>>96
日本軍に重慶を陥とす能力なんてねーよ。
98名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:15
>>95
陸軍が大陸で無駄な浪費をしなければそもそも戦争せずにすんだ!
99黒騎士:2001/05/05(土) 23:18
戦闘機に関しては零戦にこだわりつづけた海軍よりも
陸軍のほうが先進的だったと思うじょ。
100ななしのごんべ:2001/05/05(土) 23:18
 >>94大体、あんなに血を流したのに賠償金も取れないは
と樺太は南しかとれんはと怒った事件が日比谷焼き討ち。
 ちゃんと日本の懐事情を説明できればそうはならなかった。
 (説明できれば苦労はしないが、うそをつかず努力はすべき。
  帝大の教授までが参戦派だったんだから(戸水事件)大変だが。)

 日本国民の気が触れていると感じる。まぁ戦争が
国家総動員体制になりつつあり、当時の指導者が
国民の意識というのをなめた結果であるのだが・・。

 南満鉄が本格的に投資できたのはWW1で儲けた後。それも
かなりあやしい方針であったが。
だからハリマンと共同して鉄道経営をすべきだったという意見
もある。大体ノウハウも持っていないのに初めての鉄道経営
(しかも日本国内はまだまだなのに・。)できるのか???

 >>95大陸打通作戦後の南方からの補給網を獲得したあと、
それを投資するだけの資材や金がなかったのをご存知?
 またそれと同時に行ったインパール作戦がどういう
結果になったか・結局は手を伸ばしすぎというのを
理解していなかった・。
 陸軍の打通作戦も結局はアメリカ軍の飛行場移転など
の方法により、陸戦兵力による敵制空権の打破という
目的を完遂せずに終わった。
 あの当時まともにがんばっていたのは前線の兵士と下士官と。
尉官や少佐くらいまでかな・・。それ以上派閥争いやらで
遊んでいるようにしか見えん。
 
101ななしのごんべ:2001/05/05(土) 23:23
 >>99陸軍の飛龍の乗組員が雷撃訓練をするときに
海軍の技術の高さをみて自分達のおろかさを知った
そうな。
 そりゃ計器飛行やらを必要を感じてなかったからな。

 あと、陸軍航空隊にいった海軍連絡士官が飛行場にて
曇天のなかエンジン音だけで1式陸攻が帰ってきたのを
報告したら、陸軍幹部はこんな曇天のなかを日本の飛行機
が飛べるわけない、敵機来襲じゃとのたまったそうな。
 はぁさてさてどっちが先進的かのう。
102名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:24
とにかく日中戦争は大陸打通作戦により帝国陸軍の完勝で締めくくられたのデス。
103名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:24
>>100
大本営は完全に遊んでたらしいね
今もそうだけど、日本は意志決定する人間が誰か分からない
226から連綿と続く日本の病理だね
104名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:27
岡村寧次陸軍大将は中国人からも認められ国民党軍事顧問にもなった名将です。
105海の人:2001/05/05(土) 23:43
>>100
 おそらく(巡り巡って元に戻り)このスレッドの「善玉・悪玉のまぼろし」にも
繋がることなんだと思うんですが、やっぱりマスコミというオピニオンを無批判
に信頼してしまうことに原因は帰するのかもしれないですね。

 当のマスコミは、国民自身が「聞きたいと思うこと」しか言わない(もっとも
「聞きたくない」と思うことを言った徳富蘇峰の新聞社は破壊されてしまい
ましたが(既出ですが))姿勢で、徹底的に国民が聞きたいと思っている歌だけ
歌う偏向装置になりはててしまう。
 国の首相を「xxさんは何かやってくれそうだから」「髪型がすてき」という
フィーリングで決めてしまう今の日本が果たして、その呪縛から逃れられたのか
疑問ではありますね。
106ななしのごんべ:2001/05/05(土) 23:54
 >>104東京裁判の判決の資料に日本の中国派遣軍の状況が
述べられている報告書がある。
 強姦や涼奪はものすごく楽しみだったとのこと。
 そういった風潮を戒めるために悪評高き戦陣訓が出来た。
 (まったく東条って方はあほか・・・って思う)
 陸軍ですばらしい方が居たのは認めますが、
最っ低の人間の方が多かったように思えますな。
 (海軍は比較的ましなほうだか、50歩100歩)

>>105 日米開戦を煽っていた記者がまさかあんな
戦争をするとは考えていなかったという発言もある。
 まったく自由の裏側にある無責任を考えているのかいな。
まぁそれは今のマスコミにも言えることではないかと憶測しますが。
 
107名無し三等兵:2001/05/05(土) 23:59
>強姦や涼奪はものすごく楽しみだったとのこと。

まあたくだらん煽りを。そんなら俺だってやってやらあ。
戦前の昭和日本は史上類を見ない犯罪国家であり、
寧ろ本土決戦が行われ一億総玉砕で死んでわびるべきであった。
108名無し三等兵:2001/05/06(日) 00:06
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< 陸軍強力犯、海軍知能犯という言葉もある・・・
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
109ななしのごんべ:2001/05/06(日) 00:07
 >>107それを未然に防いでくれた裕仁天皇に感謝せねばな。
って展開になるような気がする。
 (私は天皇にも責任があると思っているが・。)
 右翼でも左翼でもなし真中を歩いているから両方から石を
投げられる・・。
110ミリ屋哲:2001/05/06(日) 00:12
>>101
そりゃあ技量の問題であって、「次」を見る先見性と言う観点とは無関係
じゃない?
逆に、そういう点を誇って技術革新を怠るって言うのは・・・

物凄くがいしゅつだけど、空軍の独立と言うことに感して無頓着(どころか
嫌悪していた)所といい、海軍はこと航空戦力の将来性に関しては革新的
とは言いがたいと思うけど。
111>109:2001/05/06(日) 00:13
      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( ゚Д゚)< 秦郁彦もそのような愚痴を言っていたな。
 UU ̄ ̄ U U  \_____________
112ななしのごんべ:2001/05/06(日) 00:28
 >>110 計器飛行を考えていない。夜間飛行を考えていない。
洋上飛行を考えていない。(必要なかったから)
 まぁその程度の先見性ですよ。自分の周りしか見えてない。

陸軍航空隊よりはまだ海軍航空隊の方がまだましだったと思うよ。

 統合空軍はやめておきましょ日本じゃ無理だって。
海軍はイギリスの二の舞になるのを恐れていたし。一度得た権益
を手放すなど当時の日本人にはできっこない。

 >>111 まさしく。真中をあるく奴は両側のあら捜しをするから
いやがられる。片側だけで考えていたらなんと楽なことか・。
 でも性格なんで致し方ない。
113海の人:2001/05/06(日) 00:31
>>106
 だいぶん以前に、ちょっとした乗り物待ちの雑談から「昔、大陸で戦車隊に
いた」という方の話を伺うことがありましたが、とても言いにくそうに
「そういう悪さをする者も中にはおって、気合いをいれたり色々としたんです
けどね・・・」と口ごもっておられるのを見て、ごくごくまともな、こういう
人までなんで一部の戦争犯罪のせいで肩身の狭い思いをせにゃならんのかな、
と嘆息したことがありました。

 時代は異なりますが、日本人居留民に対してニコライエフスク港事件で振り
かかった惨劇にしろ、あるいは更衣兵というゲリラ戦ゆえに、敵だか無関係な
住民だか判らずに殺しまくった掃討戦にしろ、それは戦争行為という巨大な
機械の中で、兵士としての規律をとるか、人間の中にひそむ獣性をとるかの
二者択一を求められたときに様々な後天的な素養で個々人が答をだした結果で
しかあり得ないものだと思うのですが。

 それにしても大本営発表といい、記者クラブ垂れ流しといい、それに対する
批判精神をもてない方も悪いのではありますが・・・なんともはや。
114名無し三等兵:2001/05/06(日) 00:45
中国軍に対しては終始一貫して日本軍の連戦連勝。
ああまで小国にコロコロ負ける大国って類を見ないよね。
115ななしのごんべ:2001/05/06(日) 01:07
>>114 当時大国と呼ばれたイタリアはどうよ。
 アメリカ式装備をした中国軍にはぼろ負けした
事実なんてあんまり書いていないからな・・知らないんでしょ。
116名無し三等兵:2001/05/06(日) 04:16
>>115

君の文章は他人を威嚇する傾向が極めて強く、
初歩的な心理学の分析で言えば人と議論・もしくは意見「交換」した経験がない
と言って良い。
これはプロファイリングの講義の格好のサンプルになる。
117名無し三等兵:2001/05/06(日) 06:26
>アメリカ式装備をした中国軍にはぼろ負けした事実

・・・・は全く無い。なんなら具体的に挙げてもらいまひょ。無理か。
ただ制空権も敵側に取られるとつらいがな、特に降伏間際のころは。
118名無しの三等兵:2001/05/06(日) 09:30
昭和20年1/26のシコウ作戦(漢字がでてこない。)
 まぁ昔に人は負けたけど完全に負けたわけではないとか
ほざいているけどね。目的を達成もできずに勝ったといえる
のかい?
119名無し三等兵:2001/05/06(日) 09:53
シコウ作戦の日本軍敗退は1月で無くて5月だ。
1201:2001/05/06(日) 11:19
>血で手に入れたものは絶対手放さないという風潮が
>出来上がった時である。

戦後もその点は何も変わってない気がするんですよね。
ほれ。アジア太平洋戦争の犠牲者を思いだし、戦争や軍事に反対しましょうみたいな論調。
戦死者を神様に祭り上げてしまい、その神様がもたらしたもの(生命線たる満州、平和)を理性を超えて固守しようという立場は何も変わってないような。
戦死者は神様としてはあくまでもアーリントンや靖国に留まるということにしておかないといけないのに。

>アメリカ式装備をした中国軍にはぼろ負けした事実

ラモウ、トウエツでの玉砕のことですか?
圧倒的な戦力差だったにも関わらず恐ろしく頑強に抵抗した日本軍に蒋介石が驚嘆して、国民党軍の模範にせよと訓戒したという顛末だったと思いますが。
121ななしのごんべ:2001/05/06(日) 11:55
 シコウ作戦はアメリカ式中国軍の機動防御によって
2月初めには戦線は沈滞していた。
 大体、青竜刀を武器に火縄銃を片手にしていた中国軍
を大国とするのは 無理があるのではないかい??

 それに勝ったから日本陸軍はすばらしいのかい。
 武装もそれなりにすれば中国軍も勝ったのよ。
 カダルカナルで日本軍がどんな悲劇的な状況に
 陥ったかを全然しらんような口ぶりじゃな。

 あのさぁ下をみて日本軍の優位点を見つけるのは
やめません?欠点を認識してその欠点を克服するのが
未来への道が開けていると思うんですけどね。

 現実をみない方は幸せだな・・。
122名無し三等兵:2001/05/06(日) 12:01
第三次打通作戦も3月27日の老河口飛行場を占領で大勝利だよ。
123名無し三等兵:2001/05/06(日) 12:02
大陸打通太郎は無視。
彼の言う日本陸軍は現実の日本陸軍とは別の脳内陸軍。
124名無し三等兵:2001/05/06(日) 12:02
それで何を得たの?
125名無し三等兵:2001/05/06(日) 12:04
126名無し三等兵:2001/05/06(日) 12:05
打通ネタは専用スレでやってくれ

「大陸打通作戦」統合スレ
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=989117544
127名無し三等兵:2001/05/06(日) 12:06
米中離間の促進だろう。
128名無し三等兵:2001/05/07(月) 03:11
復活準備age
129名無し三等兵:2001/05/08(火) 00:20
age
130名無し三等兵:2001/05/08(火) 00:32
age
131名無し三等兵:2001/05/08(火) 00:34
「軍艦マーチ」

受けるも責むるも黒金の 反り勃つ魔羅ぞ頼みなる
反り勃つその魔羅日の本の オカマの四方を犯すべし

真金その魔羅 二丁目に
穴出すカマを 責めよがれ
132英霊の声:2001/05/08(火) 15:51
公式参拝は当然行うべし。しかし・・・

そうだ。ミッドゥェ−の時の空母の
配列をみろ。
米軍とちがって空母の周りの護衛を手薄に
してまるで観艦式のような整列ぶりで
沈めてくれといってるようなものだ。

又この海戦の後、この敗戦の反省会すら開かれず誰も何の
責任も追及されずウヤムヤにしてこの大敗北の責任をごまかした
じゃないか。これで御英霊が浮かばれるか!

「山本五十六は英雄だ。作戦は大失敗しても一生やったんだから
長官を責めるのは酷」
等と安直に発言する輩には、御英霊の叫び声など眼中にないのだろう。


ミッドゥェーを清算しないと大東亜戦争は清算されない。
大東亜戦争を清算しないと戦後は清算されない。
133名無し三等兵:2001/05/08(火) 15:53
>>132
↑これ、誤爆です。
あちこちで落としまくっているので相手にしないでやってください。
134英霊の声:2001/05/08(火) 22:43
戦時中日本の陸海軍には
スパイがいっぱいいました

愛国者の皆さん、目を覚ましてください。
135名無し三等兵:2001/05/09(水) 21:50
「戦略爆撃の思想」よんでみそ。
中国共産党マンセーな内容がちょっとアレだが、
日中戦争での海軍のかかわり合いが詳しく書いてあって
なかなか面白いよ。
136名無し三等兵:2001/05/10(木) 06:18
>>121
>現実をみない方は幸せだな・・。

ご自分の文章がどれほど他人を見下げた態度で、鼻持ちならない不快感を与えているか
自分で理解できるか?

できない方が幸せとでも言うんだろうな。
137名無し三等兵:2001/05/12(土) 04:00
このスレ、始まった時は名スレとして走っていたのに、途中から落ちていったなァ。
海の人なんかがいる頃で実質終ってる。
138名無し三等兵:2001/05/16(水) 23:04
海軍が残虐行為とか戦争犯罪行為に加担したって記録とか事件はある?
139名無し三等兵:2001/05/21(月) 23:30
全部が全部じゃないけど、残虐な事件とかクーデターというと陸軍
をイメージしてしまうな。
140名無し三等兵:2001/05/26(土) 11:46
海の男は相手の艦を撃沈したら今度は全力でその乗員を救助にあたる
ということが普通だけど、陸だと降伏した相手を虐待とか
虐殺という話が目立つね。もちろんそんなことばかりじゃ
なかったんだろうけど。
141名無し三等兵:2001/05/26(土) 11:49
>>140
海上だと滅多に女性が泳いでいるってこと少ないもんね。
142名無し三等兵:2001/05/26(土) 11:51
>>138
第2次大戦中通称破壊作戦していた日本潜水艦が、撃沈した連合軍
艦船から脱出した漂流中の船員や水兵を、艦載機関銃で撃ち殺したって
証言がある(たしか東京裁判)
143名無し三等兵:2001/05/26(土) 11:58
ニューギニアで劇沈させられた輸送船に乗っていた軍属は海で漂流中に米機に爆弾を落とされたそうな。どっちもどっち。
144名無し三等兵:2001/05/26(土) 12:05
>>138
ビバール号事件ってのがある。重巡利根(艦長はあの黛治夫)が
インド洋で通称破壊やっていた折、19年3月に英商船ビバール号を
撃沈したが、ビバール号の乗員のうち女性とインド人を除く
65人をたたき殺して海に投げ捨てちまった、って事件。
黛大佐は戦犯で懲役七年食らってるよ。
145名無し三等兵:2001/05/26(土) 12:17
>>144
それだけやってもたった7年で済むのか?
別の容疑で7年じゃないのか?

*いや、知らないから聞いているんだが、
俺が遺族ならそれっぽっちで釈放したりはしないよ。
146名無し三等兵:2001/05/29(火) 04:51
age
 前から色々なメディア(漫画ゲームなど娯楽方面)でも陸軍悪役海軍善役
という使われかた多いな。
 陸軍もひょっとしたらだけど、8月9日のソ連侵攻を完全撃破していたら
戦後「海軍は勝手に戦争始めてボロ負けしたけど、陸軍はソ連侵略軍を撃破
して満州国を守ったから偉い(つまり終戦時に満州国が存在するという仮定)」
という評価になったかも。
148海軍の悪:2001/05/29(火) 07:54
あの有名なマニラ防衛戦。
海軍はマニラ市内で自暴自棄になり
略奪や強姦が多発したらしい。
149おっぺんあるつはいまー:2001/05/29(火) 08:59
海軍精神注入棒
150名無し三等兵:2001/05/29(火) 14:27
>>1
米国善玉説、日本悪玉説ってのもある。
勝てば官軍、負ければ賊軍。
151ahahahaha:2001/06/02(土) 01:14
152名無し三等兵:2001/06/11(月) 10:39
age
153名無し三等兵:2001/06/20(水) 13:02
sage
154名無し三等兵:2001/06/22(金) 05:38
なんか寂しい風が吹いているな。
スタート時点では昔の軍事板の大人のスレッドだったのに・・・。

復活期待、千客万来!
155名無し三等兵:2001/06/28(木) 22:05
まあ海軍善玉説の化けの皮が一部はがれたということで
156名無し三等兵:2001/06/29(金) 06:06
平氏海軍国際派。
源氏陸軍民族派。

これって結構実体をついていると思う。
157万年伍長:2001/06/29(金) 20:37
公立中学陸軍二世部隊。
私立中学海軍精鋭部隊。

   
    
158名無し三等兵:2001/07/06(金) 12:00
海軍も色々やってたってのはショックです...
159名無し三等兵:2001/07/07(土) 22:41
防腐剤投下。
160名無し三等兵:2001/07/08(日) 04:17
sage
161名無し三等兵:2001/07/09(月) 04:03
sage
162名無し三等兵
sage