1 :
名無し三等兵:
面白さを教えろ
たまに「どこが面白いんだこんなもの!!」とか曰うバカが釣れ
るのを見てるのが面白い。
とりあえず「紺碧の艦隊」でも読んどけ。
4 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:40
クソつまんねーな
こんなジャンルが市民権 得てるのは日本だけ
5 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:46
いまだに「やまとは〜」「零戦が〜」とか言ってる連中は
全部仮想戦記ファンです
つかageて書いてるやつらはみんな火葬戦記隠れファンだろ。
7 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 15:50
8 :
zeke:2001/04/19(木) 16:14
ピーター・アルバーノにトム・クランシー等が居る事からみても、
日本だけのジャンルでは無い>火葬
そそそ、どこにでもあるよ。つまらないから翻訳されないだけ。
俺は好きだけど。「すばらしい日本人」という仮想メッセージに
はかなり耐性があるけど、日本人以外の場合に許容度が狭いっつ
う己は自覚してるよ。
>>8 霧島那○と同類扱いは「いくらなんでも・・・」とクランシーが号泣
すると思われ
クランシーの小説(現代仮想戦)には、いきなり日本のジャンボが、
白亜の館にカミカゼダイブするシーンから始まるものもあるから。
霧〇那智、もとへ、若桜〇虔ほどとは思わぬが。
12 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 18:11
>>11 合衆国崩壊ですね。
あれは、「日米開戦」の続編です。
そっちから読むと話が繋がると思われ。
クランシーは、フィクション書かせると面白いものを書くけど、
ノンフィクションは死ぬほど退屈なものを書く。
最近ハリウッド映画のような感じのものが多くなったんで読んでないが。
13 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 18:16
割りとさ、太平洋戦争に負けた鬱憤晴らしの
側面があると思うよ>日本の仮想戦記人気
>>10 じゃあ志茂田レベルで手を打とう。
14 :
名無し三〇等兵:2001/04/19(木) 18:51
>>13 戦国大名が「おなかすいた」とか言う小説書く(口述筆記だから「言う」か?)
作家はレベル最低かと思いますが?
15 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 18:54
>12
ハリウッドの売れない脚本家に書かせてるからしょうがないな
16 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 19:59
>クランシーの小説(現代仮想戦)には、いきなり日本のジャンボが、
>白亜の館にカミカゼダイブするシーンから始まるものもあるから。
がいしゅつだけど、説明しよう。
日米開戦のラストは自衛隊が撃破されて、陰謀を練っていた「軍国主義者」が倒されてやれやれこんな話かと思っていたら、大統領がその大功績を称えて主人公のジャック・ライアンを独断で副大統領に任命してしまう。
なんてご都合主義なエンディングだと思っていたら、任命数分後日航ジャンボが議会にカミカゼ攻撃をしかけてアメリカ政府の全閣僚とほぼ全上院議員が死んでしまう。生き残ったのはたまたま地下道を歩いていた主人公だけ。
あれよあれよと言ってるうちに棚ボタ式にアメリカ合衆国大統領になってしまった展開に仰天した。
ちなみにジャック・ライアンは映画「パトリオットゲーム」や「レッドオクトーバーを追え」の主人公と小説版では同一人物ね。
この大チャンスにイスラム連合や中華人民共和国やアメリカ国内の極右などが寄ってたかってアメリカに襲いかかり、その大ピンチに主人公が奮闘するのが「合衆国崩壊」シリーズ。
充分に仮想戦記だね。ただ軍事知識は日本のほとんどの作家とは比べ物にならないけど。
「トンデモ本の世界」にも「第七の艦隊」という別作家の仮想戦記が取り上げられていたね。
韓国には「ムクゲの花が咲きました」という超厨房な仮想戦記があるそうです。
徴兵制が施行されている国なんだからもっと軍事的政治的に説得力のある仮想戦記でも良かろうと思うんですが。
多分他の国にもあるんじゃないかな。中国軍の精鋭が日帝を撃破する小説とか、イスラム連合軍がイスラエルを地中海に叩き落す小説とか。
17 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 20:05
ううむ、アメリカ人は軍事知識が日本人より平均的に高いと思っていたけれど
なかなかすさまじいね、世に火葬戦記の種は尽きまじ
米賀あげ
19 :
18:2001/04/19(木) 21:10
sageてた。馬鹿だ俺
20 :
ZU:2001/04/19(木) 21:14
檜山良昭の「暴走戦車」が一番面白かった。
21 :
ZU:2001/04/19(木) 21:26
宇宙戦争映画好きな米国人は、ヲタに間違いありません。
ID4なんて見て喜んでいるなんて。そんなに戦争やりたいんだべか?
22 :
海の人:2001/04/19(木) 21:29
>>21 ID4の大統領って、クリきんとんへの見事なアンチテーゼになってて大笑い
しちゃいました。
戦闘機パイロットだし(クリきんとん:ヴェトナム徴兵忌避)奥さんを大切に
するし(クリきんとん:不適切な行為)
23 :
ZU:2001/04/19(木) 21:36
>>22 押し入れから昔のヘルメットは取り出すし…てか?(笑
24 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 21:38
>戦闘機パイロットだし
ブッシュ(オヤジの方)へのリスペクトとも思います。
監督は政治家の浮気を気にしないことで有名なフランス人ですけどね。
ミッテランの葬式に愛人が参列してるのを見たアメリカ人が仰天し、そのさまをフランス人は非文明人めとせせら笑ったそうですが。
25 :
ZU:2001/04/19(木) 21:41
>>24 フランスでは「愛人」=「文明」なんですね(笑
最初ID4を見たとき、「何じゃこのアホ映画は!」と激昂してしまったが、
後に誰ぞから「あれはドイツ人監督がアメ公(とハリウッド)を馬鹿にして作った映画。」と聞いて
そう念頭に置いてもう一回見ると妙に納得できてしまいました。
実際のところはどうなんでしょう?
27 :
ZU:2001/04/19(木) 21:45
>>26 馬鹿にされていることも分からず喜ぶ米国人はやっぱり(以下略
28 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 21:49
しまった。フランス人はジャン・レノか。失礼。
29 :
海の人:2001/04/19(木) 21:50
細かいネタがちりばめられてて、そちらも笑えましたよね。
Macの起動音が「Good morning Dave(2001年宇宙の旅)」だったり:-p
30 :
ZU:2001/04/19(木) 21:52
31 :
>29:2001/04/19(木) 21:53
げ、俺のPC(Win)の起動音もそれだ(笑
つかその続きも(苦笑
32 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 22:59
つーか 旧軍の「もし〜系」はクソだべ
33 :
42式:2001/04/19(木) 23:33
檜山良昭が一番好き
34 :
>1:2001/04/20(金) 00:01
面白い奴を紹介してやろう。
谷 恒○の栄光の艦隊・超戦艦「武蔵」だ。
どこが面白いかって?ちょっと本文を引用してみるぞ・・・
戦艦武蔵・・・出力15万馬力。
巡航速力27ノット。
最大戦闘速力はおそらく40ノットを超すだろう。
どうだ?1、読みたくなっただろ?
35 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 00:02
36 :
名無しさん:2001/04/20(金) 00:07
>>3 一応。『紺碧の艦隊』は仮想戦記じゃないよ。ちなみに反論は『最後まで』読んでからしてね〜♪ 間違っても五巻とか六巻の段階でしないよーに。
37 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 00:11
38 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 00:14
檜山良昭の自衛隊の潜水艦がレイテ海戦に迷い込む、というのは面白かった。
荒巻の小説は人間描写が稚拙であらゆる意味でイタすぎる。
39 :
最近(略):2001/04/20(金) 00:16
40 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 00:25
韓国の火葬戦旗が凄いってホント?
>40
俺には「帝国の帝国海軍」なんてあてがわれたし。
ストーリーの妄想のしようも無い...(w (Lv.3)
仮想戦記の楽しみ方は2種類ある。
歴史改変/捏造への興味と、デンパ作者の妄想。
両立はしない。
43 :
>40:2001/04/20(金) 01:25
「不沈戦艦空母『扶桑』インド洋激闘す」
訳がわからない・・・
44 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 02:24
>>40 そこの掲示板に載ってたタイトル
「修羅のハイテク南雲忠一アメリカ本土侵攻せよ!」
ハイテク南雲提督マンセー!!
45 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 02:31
>>40 ええと・・・俺の場合は、
「超弩級戦艦空母『霧島』奪回作戦」・・・・・奪回って、アメリカ軍に
奪われたのか?
46 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 02:34
作成したタイトルは
【時空の田中頼三】
です。
47 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 02:53
帝国の機動部隊レイテ決戦
新・不沈山本五十六燃ゆ
死戦の最強空母『長門』猛烈戦記
鈍色の武装大発戦闘機隊
壮絶!武装大発夜襲命令
ワラタ! でも、1番目と5番目が、どうもまともに見えるぞ(w
>>44 / ̄ ̄ ヘ ヘ _____
|◎ ◎ |∩i 丿
| ム |L.|| < 南雲デス コレヨリ敵国本土へ侵攻シマス
ヽ∀___/__/ ヽ_____
-===='='=====−、
《||| Å |||《(()
/|| //||ヘヽ || |Y
//|| // || ヘヽ .|| ||
| ̄]ニニo ||/ || ヘヽ|| |ニO
 ̄ ||======= || //
()) ⌒)())⌒)//
/フ (/ 7ヽ
// /__/ノニO
√(⌒(0 | |
|T (⌒0ニO
| | \ヘ ヾ
√(⌒(0 (⌒(0ヾ
0ニ)))) 0ニ)))) ヾ キャシャーン
二二二コ 二二二コ ヾ
49 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 03:08
「皇国の武装大発欧州奪回作戦」
「鈍色の軍神福田定一サイパン奮闘す」
「鋼鉄の軍神福田定一侵攻せよ!」
「超軍神福田定一日本本土奪回作戦」
「超飛行船燃ゆ」
「壮絶!軍神福田定一侵攻せよ!」
「新・軍神福田定一飛行師団」
「大勝利!軍神福田定一戦記」
司馬遼嫌いなのか管理者(笑
50 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 03:14
司馬遼本人は、自分は軍人としては屁垂れだったと書いていたね。
方向音痴で指揮下の戦車四両を道に迷わせたとか(笑
シベリア抑留されていたら確実に餓死していたとか。
福田定一少尉の能力値
三ヶ月の速成教育
方向音痴
モンゴル語会話
51 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 03:23
バージンフリートというアニメは第二時大戦中の日本がモデルに
なっているのですが、仮想戦記に入りますか?
52 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 03:43
>>51 はいりません。
こんど吾輩が発明した<国辱戦記>に分類されます。
ついでにいうなら、
【♪♪♪バージンフリートって軍事的にどうよ?♪】
ってスレたてたら、荒らして削除以来出します
」
>>52 その「国辱戦記」のリスト、マジでキヴォーン!
こうすれば勝てた!!が原点の「シミュレーション小説」の類
って全部そうじゃない?>53
あんなのが日本人の知的生産活動とか思われると国辱モノだ…
仮想戦記最高ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
荒巻マンセェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!!!
56 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 04:46
うまくいえんが、バージンエネルギーの聖なる力で守られた少女たちが
艦隊こさえてバージンフリート、なんて吾輩の血圧が200をこえるような作品は
国法で禁ずべきだ。
温厚をもってなる吾輩は、あの日初めて、<憤怒><国賊>という言葉の意味をかみ締めたのだった。
(つづく)
57 :
53:2001/04/20(金) 04:49
日本は宇宙の中心で神の国だから絶対勝つ! 必ず勝つ!
本当は日本の科学は凄かったのだ!
ちょー兵器でバリバリ勝ちまくれたのだ!
そして五十六は宇宙最高の指揮官だ!
そんなお脳の人(ヴァカおやじ&厨房)のためにあるね。
書いてるヤツらは金のためだし。
歴史も兵器も人も知らねーし調べたくもないし。
たりいから……
59 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 04:57
吾輩は一読書人として、常日頃、書店の棚を我が物顔に占有する火葬戦記の
横行を苦々しく思っていた。
「なぜだ。なぜ、わが国の火葬戦記は、最高を持ってなる○○○○(いえんわい)でさえも、
レン・デイトン、PKディック、ロバート・ハリスの御三家の足元にも及ばないのか?」
そりゃわが国の火葬は凡百あれどまた百花斉放、玉石混交のなかにも輝くべきものが
ひとつでもあればと吾輩とて願うし、また作家みなよく勉強している。
おそらく武器スペック小説のたぐいとしては、世界でも類を見ないレベルに(集団で)
達していると思う。
・・・しかし!
(つづく)
61 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:00
なにかが、違う。な、に、か、が違うのだ!!
たとえばだ。吾輩はケネス・マクセイ「ノルマンディの戦闘」(朝日ソノラマ戦記)
を読むと、これは1944年の某所に想定された架空の戦闘にもかかわらず、
武器スペックよりは連合軍各種兵科の戦術が詳細にのべられてるかもわからぬが、
重みが、祖国の火葬戦記にくらべ、格段にちがう。
ケネスは重い!
読書人として、読むに耐える重さだ!!
(つづく)
63 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:03
うん、確かにファーザーランド級の作品が日本にもあればねえ。
>>61 続けてくれ、いや、すまない。続けてくれませんか。
65 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:07
あるいは、前出の「SS-GB」「高い城の男」「ファーザーランド」
と、たとえばだ・・・ええ・・まあ、いっちまうか。
日頃皆さん絶賛の「RSBC」比べると、前出の3作はナチスが重い。
人物が重い。
これは、トム・クランシーのHARPOONを下敷きにしたなんとかいう
小説の登場人物が、ある瞬間かきわりのようにみえてしまうと同様、
「RSBC」のヒトラー、カイテル、ロンメルの(あきらかに司馬遼太郎文体で表現された、ベルサイユの薔薇もどき
台詞回しが・・・本人は、パウル・カレルの文体を真似してるつもりだろうが)
は、あきらかに・・・・でいとん、でぃっく、はりすに表現されたキャラクターにくらべ
どこか、投槍めいた軽さにつきまとわれる。
はっきりいおう。
それは同人誌的軽さ、馴れ合い、仲間内言語になれあって、
「ま、ヒトラーなんてこんな風にかけばいいだろ」
という定型が、どこかに見え隠れするといったら誹謗か
(つづく)
66 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:07
ファーザーランドいいよな。
アルトゥール・ネーベの「ごろつきどもが吊るされる〜」には泣けた。
最初に読んだ時にはとっさに
「(現実での)アメリカは何を隠してんのかな〜」と思ったよ。
あれ映画はどうですか?
67 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:09
あ、○○○○の中身、書こうと思ったら自ら書かれている(笑
68 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:10
69 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:15
じつは、わが国でデイトン、ディック、ハリスに匹敵する力量で、
ナチス、あるいは「ドイツ」の雰囲気をかきだせる作家は存在する。
それこそ無数に。
一例をあげよう。
■北杜夫「夜と霧のすみにて」(新潮文庫)
「野火」だの「レイテ戦記」だの「真空地帯」だの「インパール作戦」には
感服すれど驚嘆しない吾輩も、これには驚愕した。
「野火」等はどちらかといえば経験小説だが、宮崎駿が常日頃いっている
「ナチスが問題なのではない。ドイツであることが、そもそもキチガイじみているのだ」
という主張を、直接の体験でなしに、考察し、
しかもSSやらドイツ防空演習等をからめながら
(この人の戦記マニアぶりを疑うなら怪盗ジバコをよむべし!)
一編の
「どうやら本物臭いドイツ人を描いた」
小説を執筆している!
なぜだ!
なぜ、この才能が、わが国の場合、火葬戦記にこないのか??
70 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:18
日本人でいい才能が仮想戦記を書いても
それは仮想戦記とは呼ばれないんだろうなあ。
ポリテカルなんたらとか。戦争ミステリーとか。
71 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:19
>>70 それは外国でも同じ。
SS−GBやファーザーランドがSFとは呼ばれないのと。
>>69 おお!! 拍手!! 割れるような拍手(煽りじゃないぞby北ファン
73 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:22
これは、もう暴論だと思うし、非難轟々は覚悟の上だが、
「<火葬戦記作家>と<読むに耐える作家>」のちがいは
「童貞か。童貞じゃないか」
だとおもう。
・・・いや、煽っているのではなく、イメージを描いてほしいので極論したが、
要は作家本人が、人間関係の修羅場を(個人的にも社会的にも)くぐり、
組織としての軍隊もふくめた人間社会という複雑無比なものを多少なりとも把握し、
・・・ここからが重要だが、
小説内に、その人間関係のリアリズムを(娯楽としての節度を調整しながら)もちこめるか
にかかっている
74 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:22
>>66 主演のルドガー・ハウアーはカッコヨカタよ。
しかしあの最後はどうかと思うが。
ナチス滅びてもまだスターリン85歳で健在だし(笑
一番肝心な部分がなんかずれた映画でした。
もしくは敗戦国人と戦勝国人では見るところが違うのか。
>>73 言えるな。確かに「楡家の人々」なんかは直のビジョンが無いと書けないよ。
もっとも自分は、後々で「幽霊」の冒頭の蚕で衝撃を受けた口だが。
……烈しく板違いの話題、すみません、みなさん。でもね……
76 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:29
トム・クランシー「爆発の臨界(あれ違ったっけ? こりゃ日本特撮だっけ)」とかなんとか
原爆テロをテーマにした作品があったと思う。
あのなかで、主人公ジャック・ライアンの足を引っ張るのは
元ウーマン・リブ運動家の女性大統領だったと思うが、
自称保守派ライアンは徹底的に善意で描かれ、
作中りべらると描かれる女性大統領は反戦クンで猜疑心あふれる嫌味な
女性にえがかれる。
彼女は・・・
横山信義描く反戦論者、佐藤大輔作品の宇宙開発反対意見者、凡百作品にでてくる
「サヨ」(ああ! 世の中、そんなに単純化してよいものなのか!?)
・・・の系譜に連なる人物であることは間違いないが、
しかし!
クランシーが政治のなんたるか、経済のなんたるかを知っていると皆さんは
自信を持って格言できるか!?
日米開戦の、あの稚拙な「さいばあてろ」でアメリカ経済のあまりに幼稚な
崩壊描写をみれば、彼が、こと軍事スペック意外、どこまで信頼できるか
わかろうというものだ・・・
77 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:30
受け手側がそのたぐいの小説に何を求めているかも問題だよね
小説としての出来なんてどうでもいい人も多そうだし。
いや、自分もその傾向あるんで。
78 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:32
ディックなら、そんな女性像は描かないだろう。
「迫害する女性」は描くが、トム・クランシー、あるいはわが国の火葬戦記
のごとく作中で復讐しない。
あるいはデイトン、ハリス、さらには北杜夫も同様だろう。
「皇国の守護者」のごとく女性に復讐するような男性像は、
現実問題、<願望>であって<リアル>ではないのだ!
79 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:33
つかデイトン、デイック、ハリス級は欧米にもそうざらにはいない気が。
デイトンは「ヴィンター家の兄弟」が良かったなあ。
80 :
仮装戦記バージン:2001/04/20(金) 05:33
>>58 仮装戦記は一冊も読んだことがないのですが、殊日本のものに関して
は「戦争に負けた憂さ晴らしのためのオナニー小説」という理解で
よろしいのでしょうか、御仁。
81 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:33
>>76 「国辱戦記とは」さん、感情が激するのはもっともですが
文章が乱れてきてますよ。
>>76の書きこみには欠落行があるはずです。
82 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:37
そういう微妙な人間関係を、有象無象の兵隊を統率する下士官小説として
(おそらくホレーショ・ホーンブロワーシリーズを念頭にした)
「皇国の守護者」はあるていど、火葬のなかでは高レベルに達しているといえよう。
その手の人間関係の煩雑を、「煩雑はイヤだな」と斬捨て、
震電、高速未来潜水艦、架空の満州帝国、壮大な戦略作戦にのがれることなく、
むしろ、描写にあたいする「おもしろいこと」として描いているのが、
吾輩、例外的に「皇国の守護者」に高ポイントを与えている要員と考える。
83 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:39
>>80 とりあえず半村良の「戦国自衛隊」を読んでくれ。
ハルキ文庫もしくは古本屋で角川文庫。
84 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:39
>>81 いや。すまんです(笑)
おもわず悲憤慷慨してしまいました。
85 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:42
ちょとずれるけどハヤカワ文庫で出た「囚人部隊登場」ってどう?
なんかシャープのワーテルロー以来の
ナポレオニック物翻訳で気になってるんだけど。
86 :
仮装戦記バージン:2001/04/20(金) 05:44
>>83 すまん、「第二次大戦モノで」って限定するわ。
>>82 北とフォレスターをこうもあっさり引き合いに出せるとはな(吐血しつつ微笑
普通は結びつかんぞ、それ。愉快だ。いや、愉快です。
88 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:48
まあ、長々、愚考を書き連ねてしまいましたが、
>>83氏の「戦国自衛隊」のような、どこかに地に足のついた人間関係の
描写があると、吾輩は安心できるのであるが、
大多数の火葬にでてくるドイツ人は、どこかイージーさが匂います。
映画「人間の証明」にでてくる、あるいは平井和正(笑)「狼男」にでてくる
黄渦論にでもかぶれたかと思うくらい、
「このうすぎたねえJAPめ。HAHAHAHA」
を連発するアメリカ兵とおなじくらい、胡散臭いです。
あたしゃ、自営業さんの作品のなかでは「黒騎士」よりも「zbv」の方を
好きですが、ようは<人間の弱さと弱さから生まれる智恵>いうものを知っている
作家が好きなのです
89 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:49
>>85 囚人たちをあえて竜騎兵に仕立て上げるのがちょっと判らない。
普通は少年鼓笛隊のごとくタマ除けにされると思うんだけど。
でも面子の多彩さにはワラタ。まるで某ディルレバンガー師団の様(笑
しかし強盗、殺人犯、強姦魔、詐欺師、狂信者、に混ざって
「ロシア人」ってのは何だ(笑
90 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 05:54
>>86 うーん、最近のは読者側がある程度仮想戦記を読みこんでいることを
期待しているお約束折り込み済みの作品が多いからなあ。
となると檜山良昭の「日本本土決戦」でしょうな。古本屋にGO
91 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 05:57
人間社会とは複雑かつ精妙であり、その精妙と困難に直面することなく、
(なに、たいしたことじゃありません。みなさんが普通に生きて女房もらうまでの
有象無象全般です)
一足飛びに、
「うよだ。さよだ」
「日本人は軍事をしらない」
と、高所高論をのべても、小説書きの場合、どこかで化けの皮がはがれます。
皆さんのお父さんに、
「これ、スティーブン・クーンツって面白いよ」
と渡せば、すくなくともデビル500の場合、
「いや、定吉。おもしろかったよ。もっとつづきないかい?」
となりますが、
鳴海章をわたしても、
「定吉。おとうさん、悪いけど、アニメはみないんだよ」
と気弱な返答が帰ってくるでしょう。
父を責めてはなりません。
みなさんのお父さんは、社会人としての経験で、直感的に、
「この作家は、社会経験をつんだ自分が読むに値する。値しない」
と判断するのです。
みなさん。
イージーな読書をしてはなりません。
この世の中には、もっと面白い小説がいっぱいあるのです。
火葬戦記、大いに結構。
しかしです。
「佐藤大輔の諧謔ってレン・デイトンの影響うけまくりだよね。
ほら。このハンニバル・ワン(宣戦布告収録)読んでごらん」
という発展性をもたねばなりません。
92 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:00
そのうちミッキーマウスやるな
93 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 06:00
というわけで、ご清聴ありがとうございました。
レン・デイトン、ヴィンター家の兄弟、おもしろうございます。
爆撃機、小説としての巨大さに挑戦した重いです・。
ナポレオンもの、ハヤカワ文庫、期待大です。
さて、オナニー文章書き終わったことだし、これから一発抜いて、
朝飯でも食べましょう。
よい一日を
(おしまい)
94 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:04
漏れもいっぱい出たよ。じゃね。
95 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:05
いや面白かったス>国辱戦記さん
96 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:05
ん?爆撃機?
97 :
国辱戦記とは:2001/04/20(金) 06:11
すいません。書いてる途中で、みなさんのご意見、読んでたのですが、
レスつけられず申し訳ありませんでした。
檜山さんも才能だと思いますし、この板に
北杜夫さんのファンがいたのも嬉しかったです。
あ。レン・デイトン「爆撃機」(ハヤカワ書房)は、43年6月の
ランカスターによるドイツ本土夜間爆撃をテーマにしたものすごく
分厚い小説です。
ハヤカワNFの「戦闘機」は、
どなたかおっしゃられてた「グッバイミッキーマウス(P51)」と爆撃機の
製作ノートです
98 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:15
96>97
りょーかーい。
99 :
横山信義はハゲ:2001/04/20(金) 06:29
結構知ったかヴァカ(実は厨房)に誉められてたりする横山信義ってどうよ?
オレ的にはただの勘違いハゲなんだが……
100 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:41
>>97 こちらこそ、乱雑な応答、申し訳なかったです。
また機会が有ったら一席、やってくださいませ。期待しております。
(北ファン)
>>97 >爆撃機
6月31日の作戦を描く奴ですね。
中学のときにあれを読んで、厨房心に「上手い」と思ったのは覚えてます。
もう20年も経つので、あらすじくらいしか覚えてませんが。
>>99 >横山信義
人物描写の異常なほどの薄さ、本人著作からのコピペとおぼしき
描写の反復、ライトノベルだったらライトノベル板「買ってはいけない」
スレッドに紹介されること間違い無しでしょう。
……正直、最初は作者はせいぜいハイティーンではないかと思いました。
それなりに社会経験を積んだ人間だと知って驚愕した覚えがあります。
102 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 06:47
「亡国のイージス」と並ぶくらいかな>横山信義
>>102 少なくとも「亡国のイージス」は主人公と敵をそれなりに
作品内なりに有能に描くことは出来ている。
一方横山はどうか。
まるで田中芳樹の作品のごとく、陣営に関係無く
作者の贔屓でないキャラは徹底的に無能・卑怯・無責任。
ヒーローを格好良くするのでなく、盛り立て役を貶める手法。
まぁ、こうしないと横山氏の筆力ではジャンプの漫画みたく
能力値インフレーションを起こすだろうけど。
104 :
横山信義はハゲ:2001/04/20(金) 13:22
>101さん&103さん
>作者の贔屓でないキャラは徹底的に無能・卑怯・無責任。
>ヒーローを格好良くするのでなく、盛り立て役を貶める手法。
そうそう、肝心の軍事・戦術描写の勘違いもそうだけど、
あの手の人物描写にもハゲの毛髪の薄さにも等しい寒さを感じたのよ。
当時、嶋●の孫が泣いてましたよ。
「俺にとっちゃ普通のじーさんだった……」って。
105 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 13:43
>>104 嶋●の名前が出てくるって事は、TAD関係者?
それともSF系?
106 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 13:57
東京地獄変とか最低の出来だったな。
コミケがなんたらかんたら書いてるところで捨てたよ。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/20(金) 15:55
毎日新聞4月19日夕刊5面のコラム「地球はまわる」より
「日韓戦争小説を読み解く」
・・・この手の小説は、90年代のはじめには、日本が韓国を一方的に侵略し、踏みにじる内容だった。
だが、90年代半ばから日本の侵略を韓国が撃退する内容の小説が大勢を占め始めた。最近では、韓国が
大した理由もないのに日本を侵略し、征服する内容の小説が主流となっている。・・・・・・興味深いのは、
どの小説にもカッコいい韓国人男性の主人公に惚れる日本の女性が登場する点である。この女性は祖国・日本を
裏切って、韓国に勝利をもたらしたり、危機に陥った主人公を助けたり、主人公と結婚したり、主人公の子供を
産んだりする。一般に韓国人男性は日本人女性に多少現実離れしたあこがれを感じている場合が多い。
こうした設定は読者(作者)の願望が顕在化したものと解釈できる。
水野 俊平 韓国・全南大学講師
邦訳発行きぼーん。
108 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 22:06
荒巻作品って要塞シリーズの後半あたりから変に地政学だのとか
当時の世相とかに影響されて痛快さが失われてしまって、
紺碧シリーズが始まる時に本人も昔の空想戦記敵な痛快さを
目差すとかいいながら大半が現在の世相に左右されて肝心の戦闘が
殆ど描かれていない辺りが人気のかげりの原因だよね。
109 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 22:10
日本軍負け負けでも史実の方がカッコイイ。神風特攻隊こそ感動もの。
110 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 22:15
>>107 宝島社で天皇暗殺の小説を翻訳したことがあったな。
読んだけどつまらないから捨てた。
小説というより単なる厨房の妄想だったよ。
つまり、前途有望にして多難な良い子の糞餓鬼どもに贈る言葉としては、
「もっとマトモな本をもっとたくさん読め」ってことで良いのか。
自分のニュートラルを確立するために。
とりあえず学校の図書館を利用するところから。
112 :
36:2001/04/20(金) 23:32
>>37 亀レスでスマソ。当たり。SFとも言えるけど、ファンタジーと言った方がよい。『要塞シリーズ』と『艦隊シリーズ』全部、読んでみ(大変だけど)。軍事の価値観で語る話じゃないって分かるよ。
あの人が何を伝えたいかもね。どーも、この板ではそこのところ勘違いしている人が多いみたいだね〜。
113 :
36:2001/04/20(金) 23:48
>>108 ……というわけでそーゆー作品じゃないんです。前作の『要塞シリーズ』を読むと分かる。
>>112-113
ただし、では軍事小説の枠から離れて評価すると、(板違いゴメソ)
「地の文章に作者の語りを入れる」この時点で評価外。
田中芳樹の「創竜伝」なんかと同類だ。
>>99 >横山信義
ニフティの某会議室で痛いカキコ連発してた奴か(藁
>>115 ウワサには聞くけどどんなんか知らない^^;
ま、イタイのは間違い無いね、作品から見ても
特に「日本国際旅団」と「ビッグY」は痛さミリタリー・パワーって
感じだった。
「東京地獄変」ではアフターバーナーまで行ってたな。
117 :
42式:2001/04/21(土) 06:53
火葬戦記(仮想じゃなくて、ね)って、漫画にするとしっくりくるのが
多いと思うんだけど…
檜山良昭センセの「日本本土決戦」が漏れ的には一番の仮想戦記です。
こういうのをシミュレーション小説っていうんだよ。
「空想」と「仮想」は違うっての分かってないセンセ方が多すぎなんだよ…
それが売れてるからどんどん新種が出るんだろうけど、買ってるのはだれだ?
118 :
名無し三等兵:2001/04/21(土) 07:01
>>117 そうか?
彼の作品は常に日本側に有利に運ぶじゃん?
艦隊決戦やってもアイオワ級の主砲弾が大和の前鐘楼に
すら跳ね返され(!)大和側の主砲弾はことごとく相手側に
とっての最悪の場所をぶち抜くし。
時空を飛び越えた武蔵の話しにいたっては
途中で苦しくなったら話し自体を振り出しに戻したりする、、
そんな作家のものが評価できるのか?
まー日本側から見た痛快さではかなりのもんだとは思うが
あまりに御都合主義にすぎると思う。
119 :
42式:2001/04/21(土) 08:00
>>118 確かにおっしゃるとおり、冷静に見るとかなりご都合主義だと思います。
でも、読んでいる最中だとそれがさも当然のことに思えるんです。
いや、本来「小説」ってそういうもんでしょ?
そういった「小説(家)」という意味で、他の火葬戦記作家よりも優秀だと
思うわけです。
というか、私は武蔵と富嶽はあまり評価していないんですがね(苦藁
やはり日本本土決戦が一番好きです。
色々な意味で衝撃でした。
>>119 読者をしらけさせる嘘か、読者をだまくらかして作品世界に
引きずり込む嘘か、っつーことですね。
その点では確かに、檜山氏は小説家と言って良いでしょう。
嘘が上手いとまでは言えませんが、また最近の作品では
明らかに嘘が下手になって来ているが、それでもいくつか傑作は
ありましたからね。
もっとも、横山信義の嘘に引きこまれる読者だっているのだから
……あれって好みの問題と言えるレベルじゃないと思うな……。
横山信義氏の場合
「大艦巨砲主義が存続すると言う嘘がありながら、それに対応する
嘘が無い」
(現実と同じ構成のイージス艦があったり、対艦ミサイルも
我々の世界と同じだったり)世界構成である
「鋼鉄のレヴァイアサン」でデビューしてからもうすぐ10年に
なりますが、進歩した様子があまり見えない。
「蒼海の尖兵」がどのように終わるのかを期待したいところだけれども。
……そういや、「修羅の波涛」では史実と戦局が全く違うのに、
航空機の改良が史実とほぼ同じだったな。
121 :
名無し三等兵:2001/04/21(土) 11:42
122 :
名無しさん@どっと混む:2001/04/21(土) 14:30
檜山良昭の作品は「日本本土決戦」だけがズバ抜けて凄いんだよ。
上の方の話を見ると海外の事情も同じみたいね。
確かにJ・P・ホーガン「プロテウス・オペレーション」は
「高い城の男」と比較するとランクが落ちるね。
123 :
名無し三等兵:2001/04/21(土) 16:06
ラリー・ボンドは読むに耐えないと思うのだが。
うんちく小説としてはおいといて。
佐々木譲は……「戦争冒険小説」ではあっても「仮想戦記」じゃないか。
125 :
名無しさん:2001/04/21(土) 17:42
>檜山良昭氏
最近のは読んでないけど、この人の昔の作品は結構好き。
シミュレーション戦記のハシリだった人だしね。
勘違いしてる描写とかあっても「作戦の全体像」に「1つのイレギュラーなファクター」を
くわえて描こうとしているところは好感が持てるっす。
娯楽小説ではあるけど、他のなんちゃって仮想(妄想)戦記よりは良いね。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 18:31
檜山良昭・・・・現代の沖縄が沖縄戦の時にタイムワープ
する話だったけど、考証がメチャクチャだったよ。イーグル
がレーザー誘導爆弾を空母に投下してていた・・・。
ただ、話は面白かった。ただ、陸上戦が殆ど手抜きだった
よ・・・
127 :
ZU:2001/04/21(土) 18:32
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/21(土) 18:34
129 :
ZU:2001/04/21(土) 18:36
>>128 じゃ、全然ダメでしょ。
檜山氏の「ソ連軍大侵攻・本土決戦」に「77式」戦車が出てきたけど、
最初は、ネタか?誤植か?と思ってたらマジのようだった。
「77式」って一体ナニ?(笑
130 :
名無し三等兵:2001/04/21(土) 19:01
やはり独立愚連艦隊の方が面白いと思われ。
131 :
名無し三等兵:2001/04/21(土) 19:22
132 :
ZU:2001/04/21(土) 19:24
>>131 「大逆転!ミッドウェー海戦」→1988年
「大逆転!レイテ海戦」 →1990年
「大逆転!戦艦大和激闘す」 →1992年
です。
書かれたときは近未来でしたが、今となっては近過去(笑
133 :
ななしさん:2001/04/21(土) 19:28
ナンダカンダ言いつつ
みんなよく読んでるよね(ワラ
134 :
名無し三等兵:2001/04/21(土) 19:35
>126
搭載機の発艦直前に直撃弾4発くって沈没しない護衛空母って凄いね・・・
>>120 横山信義は、「八八艦隊物語」だけが評価に値する作品だと思ってる。
あの嘘のつき方は仮想戦記の中では秀逸の域に入る。
他は駄目。
空母を戦艦に置き換えただけであとは実際の戦史・計画をたどり、
日本海軍の欠点もそのままだから創作力という点では低かろうが、
その分首尾一貫した嘘になっている。作品としての質は高かろう。
「八八艦隊物語」の世界では、イージスの出現は合理的説明つくよ。
弾着観測機の重要性とそのための制空権の取り合い、
巡洋艦以下に対する航空機の攻撃力の高さ、砲・雷・空の総合戦力を揃える事の重要性…。
航空兵器の進歩により沈みはしないものの戦艦が戦闘力を失う場面まで書かれている。
そんな私は、やはり満蒙の大地を掘り返している某お方が好き。
136 :
36:2001/04/22(日) 00:35
>>114 それはただのあなたの好みでは(藁 ま、この辺にしておきます。sagesage
137 :
名無し三等兵:2001/04/22(日) 08:53
age
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/22(日) 22:35
「死戦の巨大山本五十六熱闘編」age
139 :
名無し三等兵:2001/04/23(月) 06:20
やっぱ独立愚連艦隊がイイ。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/24(火) 00:38
結局、アメリカにパールハーバーでペコペコ。中国・韓国・北朝鮮に過去の侵略
でペコペコ。イギリス・オランダに捕虜虐待でペコペコ。それに同調するアホ
な政治家・マスコミ・外務省・知識人。
これらのストレスがこういう形になって現われているんだと思うが。
141 :
名無しさんの野望:2001/04/24(火) 18:55
142 :
名無し:2001/04/24(火) 21:40
>>141 ……結構、分かってねえなぁ的な文章が多いよーな気もするが
144 :
名無し三等兵:2001/05/19(土) 10:58
145 :
名無し三等兵:2001/05/19(土) 12:51
上げすぎたのでsage.
146 :
名無し三等兵:2001/05/19(土) 14:56
日本軍国主義が打倒されたのは8年間にもおよぶ全中国人民の輝かしい
英雄的敢闘の成果であって、アメリカ参戦以前に中国が勝っていたのです。
147 :
名無し三等兵:2001/05/19(土) 19:52
それだけの偉業を成し遂げながら、民族主義・中華思想にかぶれ、近隣諸国を武力で威圧する
第二の大日本帝国と化しつつ現状をどう思われますか?
148 :
名無し三等兵:2001/05/19(土) 20:00
文化大革命が再発して、今度こそ再生不能になれば良い。
149 :
名無し三等兵:2001/05/19(土) 20:27
150 :
名無し三等兵:2001/05/30(水) 07:42
仮想戦記ちゃうかもしんないけどミステリーに奥泉 光の『グランドミステリー』
笠井 潔の『哲学者の密室』なるものがある。
『グラミス』はSFやメタミステリーの要素を持つ二次大戦の海軍小説
『哲学者〜』は第二部がナチス将校を主人公とした冒険小説になってるよ。
収容所を舞台とした殺人事件が起き、現代の一、三部でその謎を解くお話。
そういえば、昭和の初め頃も仮想戦記が流行っていたらしい。
結果は、必ず米が勝って、日本が負けていたらしいが。
152 :
ニセ紺碧太郎:2001/05/30(水) 11:01
某スレで半日ほど紺碧太郎のフリをしてみたんだけど、叩かれるばかりで
賛同者は現れなかったなあ。
「元」ニセ紺碧太郎が少しだけ応援してくれたけど。(笑
153 :
名無し三等兵:2001/05/30(水) 11:55
今日の対潜哨戒機は、不審船対策のために
20mmバルカン砲ぐらい装備せんとあかんなー。
154 :
名無し三等兵:2001/05/30(水) 14:44
age
155 :
名無し三等兵:2001/05/31(木) 05:25
>>151確かに海底軍艦も仮想戦記と言えないことも無い。
156 :
たらりら〜:2001/06/02(土) 01:40
157 :
クリーク:2001/06/04(月) 12:42
檜山先生の小説は今の仮想(空想)戦記中では一番だと自分は思います。
確かに日本が有利になる設定等はありますが、他の本と違いあまり日本
は勝っていませんよ。富嶽にしても最後はジリ貧になって全滅。
日本本土決戦・アメリカ本土決戦・ソ連本土決戦でも負けているか、
不利になっている。
何でもかんでも日本に勝たせりゃいいってものじゃないよ。
それから檜山先生にも言いたい事が。早く満州決戦1945の続編
かいてよね。
確かに「弱い富嶽」を書かせりゃ一番だな。(w
マルチポストうざい
てめえのケツくらいてめえで拭け
161 :
sage:2001/06/09(土) 17:48
sage
162 :
名無し三等兵:2001/06/11(月) 21:35
火葬戦記の対極にあるのが、ロビン・ムーアの小説「グリンベレー」かな。
ロビン・ムーアは、小説を執筆するに際して実際に体験入隊して、そこで出会った人々を
描いている。フォート・ブラッグからヴェトナムまで、彼の取材はかなり綿密だと言える。
たとえば登場人物の一人、フィンランド生まれの大尉というのは、ラリー・ソーンのこと
であるのが、事情に通じた人間なら一目瞭然である。またメオ語の達者なアークリン大佐
というのも、それらしき人物が確かにラオスにいたそうだ。
この小説が発表されたとき、ムーアは「事実の物語だ」として、軍当局と物議をかもした
と言う。
ぜひ一度読んでみて。
163 :
扶桑社より新刊のお知らせ:2001/06/13(水) 18:53
国民の魂をゆさぶる自由主義史観戦記続々発刊!!
第1弾 大逆転!!中曽根の艦隊八紘一宇を達す
全て原子力推進に改造された連合艦隊!!
その立役者となった少壮予備士官が連合艦隊司令長官に大抜擢!!
雄大な戦略構想を達するため昨日の敵アメリカと突如講和を結ぶ!!
暴虐支那艦隊を倒し台湾を守れ!!
社会科の教科書仮想だったりして
165 :
名無し三等兵:2001/06/13(水) 19:44
いや、実際仮想史だろう (´Д`;) 軍国少年の耐えがたい現実からの逃避の結実
>>165 いいからまあ手にとって立ち読みしろよ。
勃たないぞ。
本筋の右翼はあれを読んだら怒るだろう。
その程度のもんだって。
むしろあの程度のもんに勝手に妄想を募らせて
おっ勃てて ネタ汁とばしまくってた批判勢力の方が
よっぽどナルシーシーなオナニストじゃないか?
火葬戦記だオナってる人、手をあげて!
168 :
扶桑社より新刊のお知らせ:
圧倒的な共感、それが歴史だ!
国を想う民の為に、自由主義史観戦記第2弾!!
前野徹著・深田祐介監修
天才参謀瀬島龍三 満州神鷲(ガルーダ)作戦
卑劣にも突如満州への侵略を開始したロシアアカ軍団!
五族の命運は天才・瀬島の手にゆだねられた!
敵を満州国内に深くまで誘い込み、一気に反撃に移る苦肉の計。
しかし予想を上回る敵の進撃速度に苦慮する関東軍。
さらに大本営からは勝手な停戦命令が打電されてくる。
「オレが食い止め、時間を稼ぐ、決戦の配備をたのみます」
自ら怪鳥艇に乗りこみ、ロシアアカ軍に一時停戦交渉に赴く天才瀬島!
書評・福田和也