1 :
名無し三等兵:
きのうビデオU−571を見た、すごく面白かった。
そこで考えた、第二次大戦日本の艦艇のあり方をだ!
日本はアメリカに対して国力が圧倒的に弱小であった
大型戦艦、大型空母をアメリカに対抗して建造すれば負けるのは当然である
大型艦の製造を取りやめアメリカをあざむき新型艦建造を鈍らせる
1・潜水艦
数百単位の小中型高性能潜水艦のマスプロ生産、通商破壊に重点をおき
米豪遮断する、各島嶼間に網の目のように警戒網をはる
2・小型万能高速艇
200トンクラスで35ノットでる魚雷艇をマスプロ生産、
対艦・対潜・軽輸送・護衛・警備なんでもこなす万能艦をめざす
敵大型艦に対してはスピードと数で対抗する潜水艦の魚雷は当らない
3・ジープ空母
正規空母は作らずジープ空母のマスプロ生産、艦隊決戦は群狼戦法
ジープ空母を中心に小型万能高速艇で数多くのミニ機動艦隊を作る
4・水上機付輸送艦
水上機付輸送艦でガトー級潜水艦を撃破!
小型万能高速艇で警備に当る
2 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 17:22
>>1 そんなことが出来れば、誰も苦労はしません。
だいたい、どうやって
その企画を軍令部に通すのかね?
海上決戦主義者の集まりだぞ。
>>1 貴官のプランを実現する為のリソースが存在しない。
よって実現不可能、却下。
4 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 17:26
>>1 >2・小型万能高速艇
>200トンクラスで35ノットでる魚雷艇をマスプロ生産、
>対艦・対潜・軽輸送・護衛・警備なんでもこなす万能艦をめざす
>敵大型艦に対してはスピードと数で対抗する潜水艦の魚雷は当らない
これは何とかなったかもね、日本にはこのクラスの万能艇がない
>200トンクラスで35ノットでる魚雷艇をマスプロ生産
ドイツから技術供与してもらったにもかかわらず魚雷艇用エンジンが
生産出来ませんでした〜(涙)
>>4 適当な高速機関が無い(日本の魚雷艇が振るわなかった一因)
末期に三菱で高速ディーゼルの良いものが試作されたが、これも
量産となると怪しい。
よって実現無理。
>ドイツから技術供与してもらったにもかかわらず魚雷艇用エンジンが
>生産出来ませんでした〜(涙)
了解しました、このスレは終了します、ありがとうございました
>>3 小型改造空母はカタパルト必須。
それから「小型万能高速艇」ってやたらお気に入りだが
航用性考えないと波の荒い外洋じゃ大型艦よりも遅いよ。
9 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 17:40
>>7 技術があるとかないとかは枝葉のもんだいじゃわい。
>>2が書く通り、軍令部の頭の中が一番の問題。
まず「海上護衛戦」読め。
11 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 18:02
軍令部を説得すれば
>>1 の体制にもっていけたのか?
大東亜共栄圏を維持し1000年不敗体制に持っていくには
良い考えだと思う、
「小型万能高速艇」はヨーロッパの北海の荒波でもドイツは
有効に活用したんだから太平洋にも有効じゃないかな
>>11 >軍令部を説得すれば
>>1 の体制にもっていけたのか?
それはわからんが軍令部の頭の中が変わらない限り
>>1は永遠にムリ。
13 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 18:08
政治的にも技術的にも無理。
14 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 18:45
ジープ空母はアメリカ人が思いついたんでしょ?
当時の日本には、護衛空母は事実上なかったに等しい。
陸軍空母は論外だし、
海鷹とか大鷹のたぐいもちょっと違うし・・・
15 :
名無し工廠長:2001/04/18(水) 18:53
ていうかそんなもん作る余裕はねぇ!中型空母量産せんと!
ミドウェーさえ勝ってれば・・・。
16 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 18:55
>>14 飴ちゃんはカタパルトあったから、
鈍足の護衛空母でも十分実用性を確保できたからな。
一方、日本の空母はカタパルトがないせいで
合成風力作るためにある程度の速力が要求されたから、
そこそこ高性能のフネを流用しなければならなかった。
ところで、日本空母がカタパルト搭載できなかったのは、
カタパルトの実用化に失敗したからなのか、
それとも、日本艦載機がカタパルトを使用できない程構造が脆弱だった
からなのだろうか?
17 :
zeke:2001/04/18(水) 19:04
>16
両方。
しかし護衛・対潜空母として制海権内で運用するのなら、
さして飛行甲板の全長・合成風力も要らず機体も軽い、
96式艦戦・艦爆・艦攻で十分であったかも、ね。
>>12 米軍に勝てるくらい軍令部の頭がクレバーなら、そもそも太平洋戦争は起こってな……
ごめん。続けて続けて!
19 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:14
>>17 そうですね。
イギリスのMACシップもソードフィッシュあってのことですし。
まあそういう柔軟性が海軍にあったら陸軍が空母作るなんてことは
なかったんでしょうね。
20 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:17
あと、海軍が開発してた高速艇(魚雷艇)って試作でも20ノットがやっとで、
40ノットを実現するものがいくつもあった陸軍高速艇(強行上陸艇)の
関係者から馬鹿にされてた。
……でも、この場合どっちも馬鹿だよ^^;
21 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:24
>ていうかそんなもん作る余裕はねぇ!中型空母量産せんと!
>ミドウェーさえ勝ってれば・・・。
そのための
>>1 の1・潜水艦 数百単位の小中型高性能潜水艦のマスプロ生産、
ドーリットルが帝都にちかずく前に魚雷でアボーンね空母燃料の余裕もないし
まともに潜水艦に対応できないよ
22 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:25
シーレーン防衛の重要性を陸軍が海軍に説いてたというんですからねえ・・・
23 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:39
>>22 それはそうでしょ。陸軍は本国からの補給がないと
戦えないですから。
海軍は自分で物資をもって移動できますから(笑)
24 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:51
>>23 島国日本の海軍の本務がシーレーン防衛でなかったというのが・・・
日露戦争がそうだったし、WW1・WW2の英海軍がそうだったし。
やっぱり「聯合艦隊解散ノ辞」が原因ですかねえ・・・
25 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:51
200tではなく1000t位の万能艦は必要だったね。
ジープ空母をわざわざ作らいでしょ。
商船足りないのに(笑)
26 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:55
せめて海防艦でもマスプロ化出来てれば・・・・。
あと戦域をトラックまで縮小して海上護衛網をもっと密にしてれば終戦
も46年まで・・・(余計悪いか)
27 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 19:58
>>24 むしろ日本的エリート志向のほうが問題かもね。
エリート>戦艦、ノンキャリ>駆逐艦みたいな。
予算や戦略に関してもエリートの声がでかい・・・
28 :
zeke:2001/04/18(水) 19:59
日清・日露の海戦だとて「陸軍の補給線を守る」ために生起したも同然だからね。
陸軍は経験的に知っていたのでしょう。
>>1 中小高速潜を揃えるといっても、大型潜重視の上層部の頭を覚まさせる、まずそこから。
次に小型潜だが、あまり小さすぎても凌波性・居住性が不十分で役に立たない。
実際、呂100型に高速小型潜こと波201型は活躍どころか運用すら怪しかった。
となると中型潜だが、これは海中5型、中型潜(戦時急造)、高速潜(伊201型)と
実用に耐えうるものだった。この程度なら量産効果も期待できたかな。
もっとも、工業力をフル回転させても、生産以外に既存艦の補修・改修も必要。
生産能力をドイツと同等と見積もって、最盛期に212隻揃えるのが限界か。
スレの大部分読んでから1は少佐かと思って確認したが名無し三等兵だった。
30 :
名無し三等兵:2001/04/18(水) 21:25
マスプロ太郎!
31 :
名無し特務曹長:2001/04/18(水) 21:34
>>25 丁型 こと「松」クラス駆逐艦の生産開始が戦前だったら、と考え
ることすら妄想なのかもしれない。それが当時の日本。
個艦優秀思想の高価な艦を少数もつよりも生産が容易な設計で数を揃え
る方が有利、と考える人が少なすぎた。
海軍休日時代の建艦方針から脱却するのが遅れたのは痛い。
「ネイバルホリディで錬度の低い米海軍風情に吾が精鋭無比なる帝国海軍
が負けることなど絶対確実ありえぬ!!!」と思ってる連中ばかりだし。
(しかも初期の無敗状態がそーいう意識を後押ししてたし)
33 :
名無しニ等兵:2001/04/18(水) 22:18
コンクリート船とか、石炭ボイラー搭載とか。
飛行機はみんな木製で松根油駆動
これで資源が輸入できなくてもOK(藁
>>32 厨房の頃部活やってたんだけど、地区予選全試合圧勝。
で県大会いったら・・・の記憶がよみがえった。
>>33 実際戦争後期では石炭船しか稼動できなかったからね(笑)
36 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 01:15
>>31 そんなこと言うな!
軍令部のみんなは東郷萌え萌えでマターリしたかったのだっ。
理解してやろう。
37 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 01:18
その東郷も、晩年は相当耄碌して厨房発言を繰り返してたらしいが・・・・
38 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 01:45
あの野郎は国を滅ぼした立派な一因です。
教科書をいじりたい人はちゃんとその功罪を述べよ。ってホント
言いたいよ。
39 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 01:47
東郷が国を滅ぼした?乃木の間違いだろ。
40 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 01:49
軍令部の考えは正しかったんだよ。
そもそも国力のない日本が長期戦できるわけないのに
資源輸送船の護衛兵力をそろえる必要があるか?
通商破壊用の潜水艦を量産してどうする?
長期戦のことを考えていなかったのではなくて
長期戦ができるわけないから考える必要がなかったのだろう。
などと考えてみたり。
41 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 01:50
そうは言っても、小型艦艇ばかりでは虱潰しにされるだけでしょ。
42 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:02
あほ
43 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:04
成る程、1は厨房か(藁
44 :
69式:2001/04/19(木) 02:10
潜水艦では、アメリカ海軍が制海権を確保することを妨害はできても、日本海軍が
制海権を確保することはできないと思いますーっ そして、制海権を確保出来なけれ
ば、結局ある程度の損害を許容するつもりで突っ込んでこられて日本本土近海で艦
隊戦が起きてしまいますーっ だいたい、アメリカのシーレーンの中心は大西洋で、
太平洋はあくまで軍事的な補給線の意味合いが強いわけですから、そこまでアメリカ
の戦争遂行能力を潜水艦で減らすことはできないとおもいますーっ
艦隊戦が起きたら、日中は戦艦に魚雷艇や駆逐艦や巡洋艦が近づこうとしても、
ウォースパイトがドイツ軍の駆逐艦をけ散らしたみたいにアメリカ軍の戦艦には味方
の魚雷艇は一方的に撃破されてしまいますーっ 夜間は通信能力の不足で統制水
雷戦を行えませんから、アメリカ軍の駆逐艦に撃破されてしまいますーっ
ジープ空母をいっぱいつくっても、艦載機の整備と補給に問題がでると思いますし、
ドーントレスの急降下爆撃の爆弾一発で戦闘不能になると思いますーっ じゃなけれ
ば、嵐やしけで海面が荒れたら艦隊が出撃できなくなってしまうとか、無理に出撃し
て事故がいっぱいおきそーですっ
それに、当時の日本のシーレーンって、ミクロネシアの委任統治領はほとんど重要じゃ
なくて、大陸との間が中心だったわけですよね? あと、南方の占領地と。でも、大陸と
の連絡線が途絶したのは、事実上昭和20年に入ってからですし、南方の占領地との
シーレーンが問題になったのは、日本がわざわざ南方を占領しちゃったからですよね?
だとすれば、海上護衛戦力の整備が後回しになってしまったのも、しかたがないんじゃ
ないでしょうか?
あと、海が荒れても確実に投入できる戦闘艦の大きさの下限が特型駆逐艦であって、
それを無理したから友鶴事件が起きたのでは?
当時の連合艦隊は、来寇するアメリカ艦隊を邀撃するためには、とてもバランスがと
れた編成の艦隊だったと69式は思いますよーっ(笑)
45 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:12
69式と書いてさゆりと読むのですかーっ?(笑)
46 :
名無し三等兵 :2001/04/19(木) 02:21
ウム、正論也。>69式殿
47 :
69式:2001/04/19(木) 02:37
>>45 ちがいますーっ 手首に傷はありませんーっ(笑)
>44
そう、迎撃するだけなら悪い編成じゃない。
なのに迎撃戦じゃなくて自分から手を広げちゃったわけだ。
結果、足腰の弱い単なる沿岸海軍の弱点をさらけだしちゃった
わけだな。
49 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:42
>>48 さらに考えると、
日本側が長年想定しそれに適合させてきた「近海迎撃決戦」が
そもそも生起しえたかどうか。
つまり、相手の取り得る行動、取る可能性の高い選択肢に
対しての適合が出来なかったとも言える。
想定してきたとおりに迎撃に絞って行動していたとして、
結果はシーレーンを締め上げられて日干しにされてから
叩かれることになったろう。
特定条件への過剰適応……恐竜や巨大哺乳類のような
ものではなかったろうか>日本海軍
50 :
48:2001/04/19(木) 02:50
>49
しかもその特定条件そのものが相手の都合を考えない日本だけの
都合による想定っぽいよね。
一方でその条件を満たす努力の跡は一切見られない、というか自
ら放棄している。戦線を拡大することによってね。
状況の変化によって編成の弱点には目をつぶって手を広げること
にした、と好意的に見るにしても今度は「決戦戦力」とやらを後
生大事に死蔵していたりする。
ま、これに関しては動かすリソースにも事欠くのもあるだろうが。
結果、並べてみると何をしたかったのかよくわからない海軍なん
だよな。
>>50 今『海上護衛戦』を読んでいるのでタイムリーです。
思ったんですが、ドラえもんを捕まえて『満州から石油が出るよ!』と
教えてあげに行けば問題は解決でありましょうかっ?
52 :
69式:2001/04/19(木) 02:59
>>49 近海迎撃戦の発生の可能性ですが、当時海軍の主力である戦艦の数が少なかった
からこそ、艦隊決戦というドグマが発生したと69式は思っていますーっ
アメリカは、フィリピンやグアムを救援に出撃しなければならないし、その為の太平洋
艦隊であると、69式は思っていますーっ そうでなければ、ハワイ諸島を日本海軍から
防衛できるだけの戦力があればいいのですから、あんな長距離侵攻をするための船造
りをすることはなかったと思いますーっ
ですから、フィリピンとグアムに日本軍が攻撃をしかけるならば救援に出撃しちゃうわ
けですし、当然日本海軍はこれを邀撃することになるわけです。
つまり、山本五十六長官が真珠湾攻撃をやらかして太平洋艦隊の主力を使い物にな
らなくしてしまったから、アメリカ軍は日本軍に対して消耗戦をしかけてきたわけですし、
艦隊の再建がなってマリアナ諸島沖で艦隊決戦が起きたら、日本海軍はぼこぼこにさ
れちゃったわけですーっ(笑)
もともとそのつもりでお互いいたのを、山本五十六長官がむりむちゃむぼーなことを
やっちゃってちゃいにしちゃったから、太平洋戦争はああいう結果になったんだと、69式
は思っていますーっ(笑)
53 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 02:59
>>51 むしろ、イタリア人に「イタリア領リビアから石油が出るよ」の
方が世界史への影響は大きいと思う。
しかし、染み出した原油がタールの池を作ってた大慶油田が、
どうして数十年の日本統治時代には全く見つからなかったんだろう……。
あるいはこれこそ、時間犯罪者ドラ○もんの犯行ではなかろうか。
54 :
69式:2001/04/19(木) 03:03
>>50 満州に石油が出て、ということでしたら、谷甲州先生の「覇者の戦塵」シリーズが
お勧めですっ!
69式は、満州に油田が存在することが明らかになって、それを日本が独占しようと
するなら、ソ連ともっと激しく対立したとおもっていますーっ ですから、もしかしたら、
独ソ開戦と同時に関東軍が北進して、はちゃちゃなことになって、アメリカからうしろか
ら刺されて大日本帝国そのものが「ちゃい」になってしまう可能性が高いと思っていま
すーっ(笑)
55 :
True/False:2001/04/19(木) 03:05
>>52 そこなんですが、果たして真珠湾をやらなかった場合に
米海軍は日本側の想定どおりの行動を採ったかどうか、
疑問に思えます。
もうひとつは、日本側の想定どおりの艦隊決戦が仮に生起したとして、
その後はどうか、という疑問です。
日本側にサイコロの目が味方して艦隊決戦に勝利したとすると、
その後は「真珠湾以後」と同じ選択肢を米海軍は採らざるを
得ないのではないでしょうか。
「艦隊決戦のドグマ」は何時の間にか、「艦隊決戦に勝利=戦争の勝利」
と言うものに成長していたのではないか、そう思えます。
56 :
69式:2001/04/19(木) 03:22
>>55 True/Falseさんおっしゃることもわかりますーっ
69式は、アメリカ合州国は基本的に民主主義国家であり、アメリカ市民が他国の暴力
にさらされた場合、かならず軍事力を展開させる、というこれまでの行動パターンから、
太平洋艦隊がフィリピンとグアムの救援に出撃してくると判断しましたっ
そして、もし連合艦隊が太平洋艦隊を仮想戦記風に殲滅できたとしても、アメリカはま
ず確実に講和はしてくれないと思いますーっ 多分、史実以上に激しいガトー級による海
上交通網への攻撃が行われると思いますーっ そして、日本海軍にとって、それは当然
どしよもない事態であったとも思いますっ と言うか、昭和11年頃の海軍の研究で、大陸
との海上通商網の維持のために、1200トン級の海防艦60隻と機雷掃海艇、機雷敷設
艦等々の各種艦艇が数十隻が必要、という研究結果が出ていて、それだけの艦艇を整備
する予算を大蔵省に請求したら、連合艦隊の艦艇の整備の為の予算を削ってもいいんだ
なっていわれてあきらめた、という話を昔読みましたっ(爆)
結局、何のためにアメリカと戦争をするのか、という政治の問題が無視されていたために
ああゆうことになったんだと思っていますーっ
57 :
True/False:2001/04/19(木) 03:34
>>56 >昭和11年頃の海軍の研究で、大陸との海上通商網の維持のために、
>1200トン級の海防艦60隻と機雷掃海艇、機雷敷設艦等々の
>各種艦艇が数十隻が必要、という研究結果が出ていて、それだけの
>艦艇を整備する予算を大蔵省に請求したら、連合艦隊の艦艇の整備
>の為の予算を削ってもいいんだなっていわれてあきらめた、
>という話を昔読みましたっ(爆)
初見です。感謝。
ここで「はい」と言えない&言わないのが日本海軍の「艦隊決戦過剰適応」
だと思えます。
より大きい話としては、軍備方針を軍が決めると言うこと自体による
問題ですな。
それはそうとこの必要数量を見ると……。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=987359760&ls=50 「なぜ大和をつくったのか」
に繋がってしまいますな。
もっとも、大和の建造を愚策と評する人の大半は
「その予算で空母を多数作るほうが良かった」に行ってしまうんだけど、
それじゃあ艦隊決戦ドグマに支配されたままなんですな^^;
58 :
True/False:2001/04/19(木) 03:37
それはそうと、そういう仮想戦記ないかな。
「長年想定してきた開戦劈頭の艦隊決戦に大勝利、しかし
海上交通線を締め上げられて20年8月15日に無条件降伏」っての。
当然その世界では、「開戦劈頭、真珠湾を攻撃して米海軍の行動力そのものを
奪うべきだった」とみんな愚痴をこぼす、あるいはそういう火葬戦記が
作中小説として登場する^^;
59 :
69式:2001/04/19(木) 03:44
>>57 いえいえ、こちらこそきちんとソースを提示できませんでm(_ _)m
確か、世界の艦船の海上護衛戦の特集に載っていたと思いますっ
それで、やっぱり「なぜ大和を」という話に戻りますと、結局、海軍は来寇するアメリカ
艦隊を撃破できれば、自分達の仕事は果たせた、と思っていたんですーっ だって、
それ以上は日本国民から求められていませんでしたから。当時の、いえ、今でもですけ
ど、日本の国家戦略は「攘夷」と「鎖国」なわけですから、襲来する敵を追い払えれば
それでいいっ、みたいな思い込みがみんなにあったんでしょうねーっ
結局、日本という国が、世界とどうやってつきあっていくか、ということを考えたことが無
かったことが、太平洋戦争の戦略の不在につながったんだと、69式は考えていますっ
これ以上は、このスレの本旨からはずれちゃいそうですけど、ゆるしてもらえますかな?(笑)
60 :
69式:2001/04/19(木) 03:49
>>58 仮想戦記ですかーっ 69式は、佐藤大輔先生のと谷甲州先生のお話は、お金を
払って読んでいますーっ(自爆)
個人的には、本気で日本が国家戦略を完遂することを目的とした仮想戦記を書く
なら、富嶽と原爆をアメリカよりも前に開発するっ、てゆーお話を書いちゃいますねーっ
とゆーか、それ以外に、アメリカとの戦争を回避するなり終結させるなりする方法っ
て思いつかなかったんですーっ(自爆)
61 :
名無し三等兵:2001/04/19(木) 14:17
1>の兵器は陸地の近くの近海でしか使えないものでしょう?
外洋に出て何千km先を攻撃するなんてできないと思う。大型艦は
それなりに外洋で海戦するには必須のものだと思います。
小型で数が多くなるとそれこそ組織的に運用するのが難しくなる。
空母とっても80機搭載の大型空母と20機搭載の小型空母4隻の
だと機動部隊としての航空隊の編成や指揮が面倒だと思うし、
そのための通信施設や支援施設などが小型空母にあるかどうか?
小型艦はそれこそ防御力が弱いので、悪天候や砲弾一発でも致命傷
になる。護衛の艦艇に接近するのがやっとで大型艦にはまず接近できない。
小型艦ばかりという単能海軍はいずれ攻撃がワンパターンになり、
被害ばかりが多くなります。敵の攻撃方法が変わったらそれに対応する
装備を持てる海軍それがアメリカ海軍です。
それに対応できる装備を持てる……「海軍」でわなく国家。
あくまでも日本は、この貧乏所帯でできる軍備で戦わざるをえなかった。
それなら「ワンパターン」だろうが「単能海軍」だろーが、
どこか一点突破の方策を見つけてそこに賭けるしかなかっただろう。
劣った経済力で全包囲海軍なんか作っても、物量の差に圧殺されるだけ。
ある期間は国力維持をしなければ、
決戦もできないのではないかな。
開戦即決戦という訳にはいかないんだし・・・
実際してないし・・・
>58
「八八艦隊物語」じゃダメなのですか。
65 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 07:56
戦艦12隻そろえる資材、労力、予算で200t万能艦を2000隻
そろえたほうがよかった
マスプロ生産の概念はアメリカのフォードT型が最初だから
結局、日本はそこそこの性能で安く容易に大量に製造できる兵器を
考えなかったから負けたんだね、
67 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 09:45
65>
ドイツ製の工作機械を何百万台輸入する方がいいかも?
>>65 排水量200トンじゃ万能艦にならんてば。
対潜/対空兵装(どっちも日本は貧弱だけど)をそこそこ装備して
外洋行動出来て、内地からフィリピンまで直行出来る航続距離を
持たせたら最低でも丙・丁型海防艦の700トンクラスは必須。
仮に近海用の駆潜艇としても400トン、これが太平洋ではミニマムサイズ。
69 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 09:57
結局、松クラスにいきつくのか
>>1と
>>65のイメージする「200トン万能艦」のスペック(特に兵装と装備)に
興味あり。
書いて書いて
>>69 実際、一番役に立ったような感じがする>松クラス
72 :
1:2001/04/20(金) 10:22
アメリカのPTボートの拡大版のイメージね
エルコ魚雷艇
基準排水量・38t
全長・25m
全幅・7m
機関出力・4000馬力
速力・40ノット
航続距離・500浬
雷装・魚雷4本
兵装・37ミリ機銃1門・12.7ミリ機銃2門
これに外洋行動能力獲得と航続距離増大と対潜爆雷を若干数搭載
を考えた最低限の大きさが200t・35ノットとかんがえました
もう論破されてるからこれ以上たたかないでくれ
73 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 10:59
日華事変早期解決ならアメリカなんぞ帝国陸海軍の敵では無かったハズだ!
>>73 その指摘は正しい。
その条件においては日本とアメリカが戦争をする理由がないですよね。
75 :
名無し特務曹長:2001/04/20(金) 12:53
質問
米国がエセックス級を全く作らずその分の予算でカサブランカ級を
作りまくったなら、隻数は膨大なものになりそうだが、史実とどちら
が強い海軍になっただろうか。
アメリカと戦争する前から中国戦線に垂れ流す人命とリソースで失血し
しかけてた日本が?>73
必要以上を作っても意味がない。>75
78 :
69式:2001/04/20(金) 20:39
>>75 カサブランカ型は基本的に商船改造空母ですーっ つまり、爆弾や魚雷があたったらあっとゆう
まに沈んじゃう可能性が高いと思いますーっ でも、きちんと装甲をはって、火災や浸水に対する
対策をほどこして、戦術的に有効な数の飛行隊を搭載し運用できるおおきさの航空母艦をつくる
となると、結局エセックス型になってすまうと69式は思いますーっ(笑)
アメリカ軍の兵士はみんな主権者ですから、人命を無視するような兵器を造ったら議会でぼこぼ
このぼこちゃんにたたかれちゃうと思いますーっ(笑)
79 :
69式:2001/04/20(金) 21:17
>>73 >>74 >>76 日中戦争の激化のおかげで帝国議会で臨時軍事予算がばんばん成立したから、大和武蔵を
はじめとする艦隊整備計画を発動できたっ、とゆ話をあちこちで読みましたーっ(笑)
結局、日中戦争が起きなければっ、日本海軍は第2次ロンドン条約を批准して既成戦艦の改
装を続けながらすこしづつ近代化を進めていったと思いますーっ(笑) 陸軍も、関特演で使った
膨大な予算のおかげで南方作戦第一段階分の軍需物資をそろえることができたそーですっ
いいかえれば、関特演をやらなかったから、太平洋戦争を起こすことができたっ、とゆことです
ねっ(核爆)
80 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 21:20
ぱちぱちぱち! 膨大な予算のおかげで南方作戦第一段階分の軍需物資をそろえることができたそーですっ
いいかえれば、関特演をやらなかったから、太平洋戦争を起こすことができたっ、とゆことです
ねっ(核爆)
81 :
名無し三等兵:2001/04/20(金) 21:20
ぱちぱちぱち!
69式、大活躍じゃのう(w
82 :
名無し三等兵:2001/05/06(日) 08:50
age
83 :
名無し三等兵:2001/05/06(日) 11:17
真珠湾に次ぐ大戦果が特攻によるもんじゃね。
そりゃ特攻機ブームになるわ(藁
84 :
名無し三等兵:2001/05/06(日) 15:13
強い者にはとてつもなく弱いが弱い者にはとてつもなく強い卑怯な軍隊が旧日本軍です。
強い者にはとてつもなく弱く、弱い者にも手も足も出せない臆病者が自衛隊です。
>>84 おー、黄金厨、今日が最後だからって頑張って荒らしてるなー(藁
86 :
名無し三等兵:2001/05/07(月) 06:20
さて、朝になったし、マジモードにもどりますかね。
87 :
名無し三等兵:2001/05/26(土) 03:48
戦艦「大和」の三式焼散弾・零式通常弾について、下記のような『知識』が披瀝されました。
余りにも疑問が多い為、2ch軍事板皆さんの水準からすればかなり低水準だとは思いますが、
本人が幻想に浸りきっているのでどこから突っ込んでやれば良いのやら...。
各スレッドに散らばっている有識者の皆さんの助言、正しい知識、見解を宜しく御願い致します。
>14インチ榴弾(米軍)で破片効果を望めるのは零式で10m以下だという資料し
>か読んだこと無いが(つまり至近弾で、なおかつ目標に対し近弾でなければ効
>果が無い)、できればその出典を教えてくれ。
>ついでに帝国海軍は対艦用の榴弾なんて持ってない。昭和20年時点で大和が搭
>載していた主砲弾種は一式徹甲弾、零式通常弾、三式弾の3種類。一式徹甲弾
>は対艦、零式通常弾と三式弾は対空。有名な九一式徹甲弾は水中弾期待の平頭
>弾だったため肝心の貫徹力が劣ることが判明し、尖頭の一式徹甲弾と交換され
>てる。
>零式通常弾を榴弾の代わりに使用することはあったが、その効果は限定的。
>それから三式弾を対艦で使うというのは正気か?三式弾は信管調定が難しく、
>爆発タイミングが数秒単位でずれるのは良いほう、下手したら炸裂しない。つ
>いでに弾道も安定しない。
>こんなものでどうやって水上目標攻撃するんだ?数秒ずれたらキロ単位で爆発
>位置ずれるぞ?
>少なくとも帝国海軍は三式弾の対艦使用は全く考慮していない。第3次ソロモ
>ン海戦で使用したのは、弾種変更が間に合わなかったからとにかく撃っただけ。
>ついでに本業の対空射撃においても三式弾が成果をあげた記録は残ってないぞ。
>レイテの時なんて対空戦闘時に日本の戦艦が主砲を撃っているのか疑問に思っ
>てる米軍パイロットの記録が残ってるくらい。
88 :
名無し三等兵:2001/05/26(土) 10:50
カルト教団の妄言なんぞ聞く耳持たんわ!
89 :
名無し三等兵:2001/05/26(土) 11:47
90 :
名無し三等兵:2001/05/26(土) 18:21
でも信じたい人はご自由に。2ちゃんねるは妄言の吐きまくりでもいいよ。
91 :
毛沢豚:2001/05/26(土) 18:26
そうだそうだオイラのようにウンコとションベンをたれまくれ!
太平洋戦争中に日本潜水艦が撃沈した連合国商船184隻(907000総トン)