富嶽発進!!

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1名無し三等兵
結局出来なかった、爆撃機「富嶽」こいつを語ってください
2名無し三等兵:2001/04/06(金) 18:47
中島知久平の妄想です。
3名無し三等兵:2001/04/06(金) 19:11
B-32より高度な技術が必要
4まず:2001/04/06(金) 19:19
4発機をものにしてから高望みしましょう。
5Mr.名無しさん:2001/04/06(金) 19:30
よしんば機体開発に成功してても
燃料の確保が出来ずに、運用できなかったのでは?
富嶽のエンジンは高オクタン値仕様だし
6名無し三等兵:2001/04/06(金) 19:34
世にも奇妙な物語に出てきた雷神を見たとき「こりゃ富嶽だ!!」
と思ってしまった
7名無し三等兵:2001/04/06(金) 19:40
>>5
何かの本に東南アジアを完全に占領して資源を確保せんと無理だって書いてた
8名無し三等兵:2001/04/06(金) 19:53
富嶽って三つの種類が計画されてたんだね。
1・通常の爆撃機型
2・輸送型
3・地上制圧型
      やっぱり、米本土の攻撃を目標としてたんだね
9名無し三等兵:2001/04/06(金) 19:57
>>4
小室直樹と誰だったかの本に「川西にまかせていたら陸上4発機の
500や600は出来た。だって二式大艇作ってたんだから」と書いて
あったんだよん。(古本屋で見つけて立ち読みしたんだよん)
「そりゃエンジン4発は共通だけど陸上機だったら油圧系統複雑に
なるだろ。そんな単純なものなの?」とツッコミ入れたくなって
思わず「ヲイヲイ」って呟いたら隣のエロ雑誌物色していたオッサン
がなんかやたら狼狽してたよん。(笑)
ゴメンね、オッサン・・・
10名無し三等兵:2001/04/06(金) 20:05
>2
Z飛行機≠富嶽
妄想だとは思うけど、このくらいの航空機が戦力化出来ないとアメリカ
には勝てなかったと思う。
結局どうやっても勝てなかった、って事になるのかね・・・。

>3
比較するんだったらB−36では?
確かにドミネーター(B−32)より高度な技術は必要だと思うけど。
11飛び入り:2001/04/06(金) 20:17
ただ大きいだけで、技術的に解決してない点が多々あったと
聞く。たとえば、機密式ではない点 搭乗員は宇宙服のような
ものを、着なければいけなかったのか?
12名無し三等兵:2001/04/06(金) 20:20
なんだかんだいっても,富嶽ってかっこいいね
13名無し三等兵:2001/04/06(金) 20:24
>>9
いや、出来る「とは」思うよ。
使えないだけで^^;

そもそも、4発機を何に使うというのか。

それが「自力で戦闘機を排除して任務を完遂できる爆撃機」になるなら
良いだろう、しかし
1)B−29でさえその水準には無い。
B−29に護衛を付けるために、米軍はどれだけの損害を出して硫黄島を
占領したか考えるだけで1)は論証終了でせう。
2)護衛戦闘機とその運用インフラが不可欠。
 しかし、実際の日本軍は爆撃機の護衛どころか、連合軍に
航空優勢を確保される日を遅らせるのに精一杯だった。
3)爆撃機に廻す予算なんて無い。

対潜哨戒機として4発機を使うというのはちと贅沢だし、
飛行艇で駄目な理由も無い。

ただ、>>10氏の指摘どおり
4)制空権確保に専念しても、それを活かす能力、さらには
米国経済に打撃を与える手段が無いと結局はどうにもならない。

もちろん小室氏の言う「川西4発機」は4)を満たせない。
14名無し三等兵:2001/04/06(金) 20:34
>>13
なるほど。おっしゃるとおりだよん。
でもね、別に否定するわけでも何でも無いけど、単純な疑問があるんだよん。
「ホントに30トンの機体を支えることが出来る脚を確実に引き込みできる技術
があるのか」って疑問が。
15名無し三等兵:2001/04/06(金) 20:46
いっそ固定脚でやりますか。
16名無し三等兵:2001/04/06(金) 20:58
>>15
ワラタからageとく
17名無し三等兵:2001/04/06(金) 21:16
>>14
条件をどう設定するかによるね。
空母艦載機は自ずから別として、航空機の脚に最も大きな
荷重が掛かるのは離陸の時。
こんなこと言うと「着陸時が最大に決まっとるだろうボケ」とか
言い出す奴がいるかもしれませんが、着陸時には重量のほとんどを
揚力が支えているので脚荷重は小さなものです。
(空母に降りるなら話は別)
富嶽の案のひとつに、離陸重量を想定した脚を付けて滑走し、
離陸直後に車輪を片方ずつ切り落として
「着陸用の脚だけ引き込む」と言うのがあった。
それならいっそ、足回りは着陸専用に設計して離陸は台車でも
使った方が良いような気もするけど。

川西にやらせる前提ならもっと荒っぽい方法も有り得る。
二式大艇に限らず飛行艇の床面には離水重量に耐える強度を与えてある。
もちろん均一に掛かる前提だが、この腹面に車輪と短い脚を多数並べて
(ドイツにギガントみたく)引きこむ。

せっかく陸上機にしたのに胴体下に脚群収納バルジが
張り出してしまうが、これなら一式陸攻の脚を
(離陸引き起こしを考えて)4セット並べれば成立する。
引き込まない組があれば乗員がウィンチ廻して引きこむ。

で、たぶん飛行性能は飛行艇よりほんのちょっとマシって程度^^;

……ギガントみたく飛行中も露出させてた方がマシかもね^^;
18名無し三等兵:2001/04/07(土) 02:30
新巻鮭の二式大艇x2って言うのは奴の完全な妄想なのかな?
それともそれの類似案があったのかな?
19yamada:2001/04/07(土) 02:34
「富嶽」?
それって「氷山空母」(笑)?
さらにいえば「ユナイテッド・ステーツ」(笑)?

20名無し三等兵:2001/04/07(土) 02:50
5)米国国内世論の早期終戦へと向かわせる影響と、惹起し得る講和条件の緩和。
6)米国本土、パナマ運河他の戦略的防衛地域への兵力配置に伴う整備。
この場合、日本にとっては本土防衛態勢準備に必要な時間稼ぎが期待し得。
21ふ号で:2001/04/07(土) 03:25
じゅうぶんですよ。お客さん。
22名無し三等兵:2001/04/07(土) 07:15
ふ号の欠点は迎撃不能なので、>>20で指摘する内6)の効果が無いね。
まぁ>>20の5)を見るとかなりご都合主義だが……。

少しマジメに答えると、ふ号の欠点はリアクションタイムが大きいこと、
そして発進後の攻撃中止は不可能であること。
交渉材料ではなく、交渉決裂後の絶滅兵器、ドゥームズディ・ウェポンだね。

23名無し三等兵:2001/04/07(土) 16:12
age
24名無し三等兵:2001/04/07(土) 16:23
十年以上前だけど、うちの高校の数学の先生が若い頃、富獄の
風防周りの設計をしてたとか言ってたのを思い出した。
ガセかなあ?半分幽閉状態で、豆ばっかり食わされたって怒ってたよ。
25名無し:2001/04/07(土) 18:32
>24
 その高校てもしかして、大阪南部の高校?
 だったら、たぶんそれは富嶽ではなく連山。
 違うかったらスマソ
26名無し三等兵:2001/04/07(土) 18:39
最近まめ食ってねえなあ
27名無し三等兵:2001/04/07(土) 18:47
素直に水上機として運用できないの?
ちなみにZ機はこれ位のもの作らないとアメさんには勝てませんよ、
という大社長のメッセージという説もあるけど漏れは信用してない。
彼は実際に勝つつもりでぶち上げたのだと思ってる。
28名無し三等兵:2001/04/08(日) 01:00
Z掃射機の設定を見たときはひっくりかえった。
ところで与圧はないわけだから、高高度を飛ぶ時乗員の呼吸と防寒はどうなるの?
帝国陸海軍だから酸素マスクと綿入れと根性で耐えるんだろうか?
29名無し三等兵:2001/04/08(日) 01:06
>25
いえ、愛知県の高校です。たしか富獄だったと・・曖昧すんません。
30名無し三等兵:2001/04/08(日) 02:19
>>28
巡航時には低い所を飛ぶんだよ。・・・と、思う。
31名無し三等兵:2001/04/08(日) 17:34
雷神?
32おっぺんあるつはいまー:2001/04/08(日) 18:45
そんなもの作ったってどうせまともに運用できないだろうねぃ。
折角作ったは良いけど途中で撃墜されるか片道分しか燃料がありませんでしたとか。
性能もそうだけど操作が簡単で整備性も良く量産できるのが良い兵器だという事に
最後まで気がつかなかった国だから。
大体、同じ国の海軍と陸軍の中が悪いから共用部品とか作らないなんて意地はっている事からして駄目。

33ZU:2001/04/08(日) 18:50
 檜山良昭の小説では、タコマのB29工場を破壊し、マッカーサーを爆殺し(正確には
戦闘機の銃撃で)、ノルマンディーに爆撃に行ったり、ヒトラーを救出しようとしたり、
ロスアラモスの原爆工場粉砕したり、大活躍なんですが…
34伊-400:2001/04/08(日) 22:36
檜山良昭って時代考証甘すぎませんか?
って言うか仮にもプロ作家が、読者に突っ込まれてどうする。
今どき、同人漫画家だってこんな甘くないですよ。
で「何百円も払う価値ある文かあ?」と、個人的に思う。
3542式:2001/04/09(月) 07:19
>>34
檜山良昭いいじゃん。キミのコテハンそのままのやつとか、俺は好きだぜ。
「日本本土決戦」は、圧巻(天皇をあんなふうに殺せる作家はそうはいない)!
富嶽は…ノーコメントをキボンヌ


富嶽じゃないけど、連山ってかっこいいよね
36>>30:2001/04/16(月) 21:38
低高度では燃料が持たない。
37ZU:2001/04/16(月) 21:40
なつかしいスレが上がってきたなあ…
38名無し三等兵:2001/04/16(月) 22:02
>>34
そんなこと言ったら若い子達に人気の佐藤の小説だってそうじゃん。
39名無し三等兵:2001/04/16(月) 23:39
キー91のほうが好き
40名無し三等兵:2001/04/16(月) 23:42
>檜山良昭

あの人は創作物じゃなくて普通の研究本も書いてるんだがなぁ、
やっぱり印税が違うんだろうか・・・。
41名無し三等兵:2001/04/16(月) 23:57
>檜山良昭
『幻の超重爆撃機富嶽』は多分にアイロニーを含んでいると思うんだけどね。架空戦記自体に対する。だって、最後の最後は……「ここでこうなれば、読者はスカッとする」展開をことごとく裏切るからね。
富嶽自身も大活躍というより、出撃する度にボコボコ落とされて最後はたった一機で機銃もなし……とても、題名から連想される脳天気な大暴れ系ではないと思うのだけど。
42名無し三等兵:2001/04/17(火) 00:03
話それてません?
43名無し三等兵:2001/04/17(火) 00:07
>>41
あの辺は
「俺は本当はれっきとした研究者」とでも言いたいのかね。

って、一冊も買わずに立ち読みで通してしまったのだが。(わら
4441:2001/04/17(火) 00:34
>>43
いや、私も立ち読みだけで通した人間なんで(w
なんつーか、富嶽が出来ていた!! という事実だけを前提にしてその後を作ったというか……ま、思い出す度にみょーな感慨を覚える変わった作品だったと思ふ
452003年武蔵:2001/04/17(火) 00:50
いきなり5000馬力発動機が何の説明もなしに
完成してるもんね>幻の富嶽

といいつつ私は全巻買ってたりします。
それなりに面白かったけどなあ。
ヒトラー黒コゲには驚いたけど(笑
46名無し三等兵:2001/04/17(火) 01:01
>檜山良昭
日本本土決戦での昭和天皇の崩御(って言うんかな?)シーンって。
松代大本営が攻撃されて、がれきの山に埋もれてしまうんだっけ?
陸軍の将校に銃で撃たれてしまうんだっけ?
うーん、10年以上前に読んだのでなんかおぼろげ・・・。
47名無し三等兵:2001/04/17(火) 11:18
>46
自決なのかな?
昭和天皇と皇后が一室に閉じこもるまでは描写してあるのだが、その直後
自爆装置(大本営の)が作動するのであった。
48名無し四等兵:2001/04/17(火) 14:16
>いきなり5000馬力発動機が何の説明もなしに完成してるもんね>幻の富嶽

そうそう、私も立ち読みしたとき最初の数ページでもう富嶽が出てきた時は
ズッコケた。まるで兜博士の自宅地下にある秘密研究所にもう既にマジンガ
ーZが出来てた、みたいな感じ(笑)

他にも誰の作品か知らないけど、インパール作戦の仮想戦記も酷かった。
作者曰く「インパール作戦を非難する声があるのに抗議して」だったな?
でも何故か実施時期が1年以上前に早くなってるし、内容は滅茶苦茶で
抗議じゃなくて妄想になってた。牟田口を笑えない....

#仮想戦記=妄想戦記だな、と思った一冊だった。
49名無し三等兵:2001/04/17(火) 14:21
>いきなり5000馬力発動機が何の説明もなしに完成してるもんね>幻の富嶽
未来少年コナンに出てきたギガントでんな、まるで。
50名無し三等兵:2001/04/17(火) 14:27
檜山良昭氏はいいね。
この人は仮想戦記がブームになる前から仮想戦記書いてる人だから
この世界の草分け。

仮想戦記でも悲壮感漂う展開が多くて脳天気じゃないところが好き。


51伊-400:2001/04/17(火) 15:07
資料実証主義に陥ってるんだな。自己反省します。
イフ・・の夢を見れないのは型に嵌りすぎてるのかも。
戦史読むうちにこうすれば勝てた! イフこうすれば系
の本は書店で手に取ると
妙に胸くすぐられるんですがすぐ棚に戻してしまうんです
5241:2001/04/17(火) 15:10
勝って読者を楽しませる作家じゃないような気がする。
勝てる話も作れるけど、こんな無茶になっちまうぞ、ゴルァッ!!……っつーメッセージがどーも込められているよーな。同じようにちと変わったスタンスの方では荒巻さんあたりもそうかな。紺碧の根底を流れていたのは結局、要塞シリーズから続くあの人なりの美学だったしなぁ(よく分からん奴は両作を『最後』まで読み)。

富嶽と関係ないので、sage
53名無し三等兵