1 :
大砲を張る職人:
火縄銃に比べるとあまり普及しなかったですよね。朝鮮攻めたときも
大砲の装備においては、明・朝鮮より日本の方が貧弱だったらしいし・・・
この時代、日本に大砲を鋳造する技術ってあったんですか?
関が原では堺と国友鍛冶に十数門発注してます
砲身は青銅製でしたこれはヨーロッパも同じですね
朝鮮の役では大砲の変わりに抱え大筒が配備されてました
コレで明朝軍の火薬庫を破壊したそうです。
3 :
某研究者:2001/03/07(水) 06:19
矢張り重量物故に海上輸送上の問題と言うのが有った訳なのだろうか
しかし現地の大砲を捕獲或いは現地で大砲を作成すると言う方向性と言うのは
無かった訳なのだろうか
4 :
某研究者:2001/03/07(水) 06:22
まあ只敵を包囲足止めして投石器等で油でも投げ込んだ方が
(或いは単なる石でも良いだろうが)
連射も可能であり有効で有ったかも知れぬ訳だろうが
しかしこの段階では攻城用の大型カタパルトと大砲何れが威力は大きい訳なのだろうか
5 :
名無し三等兵:2001/03/07(水) 07:02
平らな国じゃないからね
>2
日本でも青銅の大砲を鋳造する技術ってあったんですね。
自分の知ってる国産の大砲は薄い鉄の板を張り合わせて
造られたもので、家康が大阪城を砲撃したものです。
>4
この時代の大砲ってやっぱ使えない物なんですかね。
一応西欧では榴弾が発明されてるはずなんですけどね。
8 :
某研究者:2001/03/07(水) 07:27
まあ山岳移動時の輸送の困難性も有る訳だろうが
当然輸送に時間が掛かるとすると其れを護衛する
兵力も長期に拘束される訳であるから
城内や陣地からの攻撃・或いは野外での長期の包囲戦以外では
余り使い手は無いと言う事だろうか
9 :
某研究者:2001/03/07(水) 07:32
>一応西欧では榴弾が発明されてるはずなんですけどね。
まあ榴弾は炸裂すれば仕舞いであるとして
(信管も無く地上での炸裂であるなら余り威力も無い訳だろうか)
油での延焼での混乱と言うのは
かなり続く訳であるなら密集隊形で且つ包囲された状態では致命的だろうし
混乱した所を背後から包囲していた歩兵が攻撃するとすれば相当程度の戦果は有る訳だろうが
10 :
某研究者:2001/03/07(水) 07:40
まあ矢張り手投げ弾の炸裂弾・火焔瓶はあるなら密集した敵に
其れを投げ込めばどうなる訳だろうか
敵が密集且つ包囲されている場合は火焔瓶
包囲されていない敵には炸裂弾を投げれば効果が有ると言う事か
11 :
某研究者:2001/03/07(水) 07:47
或いは密集隊形に大筒を水平発射した場合
横隊の側面から大筒を撃ち込む・或いは
橋を通過して来る敵の正面から水平に大筒を撃ち込んだ場合は
大被害は免れ得ぬ訳だろうか
(無論上から油等を投げ込んでも良い訳だろうが)
12 :
名無し三等兵:2001/03/07(水) 07:56
>この時代の大砲ってやっぱ使えない物なんですかね。
>一応西欧では榴弾が発明されてるはずなんですけどね。
この時代の歩兵は密集隊形だし、3列横隊を斜めに通過す
るような弾道なら円弾でも効果は十分だった。逆に榴弾は導
火線を使ってる訳だから、的の前で爆発しても後で爆発して
も効果は薄い。
的が動かない事と、曲射弾道(低伸弾道だと弾はバウンド
する)である事が望まれる。主な用途は攻城臼砲。ソレだけ
では勝負が決まらないので、城壁を崩すカノン砲も必要だが
。
13 :
下級騎士:2001/03/07(水) 08:02
>某研究者殿
日本にはナポレオン軍が採用したような
弾薬輸送車が在ったんでしょうか?(でも日本には馬車ないか)
14 :
1:2001/03/07(水) 08:53
野戦で大砲が有効に使われはじめたのはいつ頃なんでしょうね?
ナポレオンって野戦で大砲を有効に使ったって聞いたことがあるんですよね。
この話が確かならこの時代の大砲は輸送の困難を差し引いても十分役に
たっていたということですよね。
関が原辺りの時代の大砲とナポレオンが使用してた大砲の違いって
なんなんでしょうか?
あ、それと別に戦国時代にこだわらなくていいんで
大砲のこと自由に語って下さい。
15 :
おっぺんあるつはいまー:2001/03/07(水) 09:14
巨人、大鵬、卵焼き
16 :
満潮:2001/03/07(水) 10:05
>>14 ナポレオンはたしか砲兵隊の指揮官だと思ったけど。
ワーテルローではぬかるみで砲の移動が遅れたとか。
17 :
名無し三等兵:2001/03/07(水) 10:22
ルネサンス期のイタリアが大砲の発展が
はじまった時代だったような。
コンスタンチノープルをおとしたオスマントルコ軍は
イタリアから流れてきた技術者によって
大砲を改良し城壁を破壊してます。
野戦で砲兵隊を使った事例としては、
イタリアのフェラーラ公爵アルフォンソ・デステが
大砲マニアでいくつかの会戦で砲兵隊をつれて戦ったのが有名かも。
ちなみに16世紀前半のマキャベリやチェーザレ・ボルジアと
同時代の人物です。
>この時代の歩兵は密集隊形だし、3列横隊を斜めに通過す
>るような弾道なら円弾でも効果は十分だった。
玉のとおったあとにはグシャグシャに潰れた血まみれの肉塊が真っ赤な帯を作って・・・
げっ・・・・