1 :
ポコチンスモール隊 :
2001/03/04(日) 19:27 どう言う兵力で戦ってどういう結果になったのでせうか。
2 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:29
アルゼンチンの空母カサブランカが沈められました。
3 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:29
マスターキートンが活躍した戦争
イギリス軍のウィルソン准将は、公衆電話で現地の協力者と連絡を取り、 その情報でフイツロイ部落を無血占領。
5 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:34
DDシェフィールドがフランス製のエグゾセ・ミサイルで沈没して エグゾセ・ミサイルが一躍有名になり アメリカがバルカンファランクスやエージスシステムを導入する きっかけを作った。 ちなみにその当時、空自のASM−1のほうが より海面すれすれの飛行が可能だったらしい
>>2 アルゼンチンの空母はバイア=ブランカでしょ。
元日本海軍の瑞I。
...信じるなよ。 >1
7 :
アルゼンチン国民 :2001/03/04(日) 19:39
マルビナス島奪還戦争と言え!ゴルァ!!!
>>5 >DDシェフィールドがフランス製のエグゾセ・ミサイルで沈没して
>エグゾセ・ミサイルが一躍有名になり
>アメリカがバルカンファランクスやエージスシステムを導入する
>きっかけを作った。
大嘘。時系列を考えろよ。
9 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:43
あのエグゾセミサイルは、アルファジェットを アルゼンチンが購入した際おまけでついてきた うちの1発だったそうだ。
原潜がはじめて実戦で戦果をあげました 艦長は本国で英雄
11 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:48
12 :
ポコチンスモール隊 :2001/03/04(日) 19:50
寸マソン。 半分以上何を言っているのかわかりません・・・・ この戦争はgoogleで検索しても何も出てこないし。 でも>6は本当ですか? 瑞Iがなんでアルゼンチンにあるのですか?
13 :
ポコチンスモール隊 :2001/03/04(日) 19:52
>11 おおおーっ。おもしろそー。 これからじっくりよませていただきまふ。
14 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:54
フォークランド戦役で、余り目立たない戦闘で注目されるのは、アルゼンチンの潜水観戦です。 アルゼンチンは開戦時4隻の潜水艦を所有し、侵攻初期ガビー改造潜水艦が、フォークランド島へコマンド部隊の潜入輸送や南ジョージア島への物資輸送活動にすぎなかった。 それに比較してイギリスは、フォークランド島侵攻すぐに大西洋パトロール中の原潜を派遣、コンカラーが原潜史上初による対水上艦の戦闘を行い、タイガーフィッシュ魚雷2本で大戦型アルゼンチン巡洋艦”General Belgrano”を撃沈し制海権を確保し、以後フォークランド諸島に対する補給作戦や、機動艦隊本土に入り以後の行動を躊躇させるなどの行動を抑制に成功し、以後の奪回作戦を優位に導いた。 それに比較してアルゼンチン海軍の行動は、南ジョージア島周辺を哨戒中のガビー改造潜水艦”SantaFe”が英軍ヘリコプタにより被弾、退避した南ジョージア島港内で大破されるなどが表だった行動であった。 しかし当事報道されなかったまさに水面下で、アルゼンチン海軍唯一の新鋭潜水艦である西ドイツ製TYPE209潜水艦が周到に英国機動部隊を追尾し、機動艦隊に負荷を与えた。 しかも複数回、空母インビンシブルに雷撃しそのうち1発命中したが不発弾であったことが戦後報道された。 もし雷撃に成功していれば以後の上陸作戦に大きな影響を与えたに違いない。 なお余談となるが、旗艦が新鋭のインビンシブルではなく、旧式空母のハーミスになった理由として非脆性がハーミズの方が高いとの艦隊司令の意思であったとの話も流れた所を見ると、就航間もないインビンシブル級については信頼性をもっていなかったふしがあります。 しかしながら、アルゼンチン潜水艦の雷撃のチャンスが少なかったのは、撃沈出来なかったが、NATO海軍主要国として対ソ連潜水艦戦を想定した装備や、技量を向上させている英国側の対潜水艦バリアに阻まれて行動ができなかった模様です。 しかしこのアルゼンチンの行動が、英国機動艦隊に影響を与えたのも事実であり結果的には、もてる駒を有効に使用したアルゼンチンの戦術であったといえよう。
15 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 19:55
ドイツのディーゼル潜水艦は何時の時代も優秀だな
健在ナリよ
17 :
アルゼンチン厨房 :2001/03/04(日) 20:06
マルビナス島奪還戦争と言えっていってんだろ!!ゴルァ!!!
弾薬無くなって、大隊長以下全員で投石合戦したのってどこの部隊だったっけ?
19 :
M2で遠距離狙撃する :2001/03/04(日) 21:09
アルゼンチン軍。 ミランでさらに遠距離から狙撃?する英軍。 M2で狙撃自体もだがミランを対戦車火器ではなく超長距離狙撃 火器として使うことを思いついた英軍にはある種のすごみを感 じる。
20 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 21:55
シーハリアー萌え
21 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 22:01
>>12 大嘘です。エンガノ岬沖海戦で沈んでます。
22 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 22:28
>1 アルゼンチン海軍は空母「5月25日」号と巡洋艦「ヘネラル・ベルグラノ」 を投入しましたが、巡洋艦が王室海軍「コンカラー」に撃沈され、空母は港に 引きこもり空母航空隊「アルマダ」が使用していたシュペルエタンダールにエ グゾゼを搭載し、出撃「シェフィールド」と「アトランティックコンベア」を 撃破しました。
>6は元ネタのあるフィクションってやつね。 参照>「八八艦隊物語」横山信義 徳間書店(絶版かな?)
24 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:09
コンカラーの艦長、クリストファー・ブラウン中佐は ヘネラル・ベルグラーノ撃沈の功績により「ナイト」の 称号を受けています。
25 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:13
フォークランド紛争と言えば、ロイヤルエアフォースが 空中給油機や空中給油機や空中給油機を数十機使って、 バルカン1機に滑走路を爆撃させたって作戦がありました。 すまん詳細忘れた。誰かフォローきぼーん...って自分でやれ?
軍用飛行場に民家が隣接していたから、誤爆を恐れて空爆中止。 かわりにSASによる侵入・戦闘機爆破がおこなわれたんだよね。 あと話題の「スターリングラード」ばりの長距離狙撃戦もおこなわれたような・・・
27 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:25
28 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:26
フォークランド紛争で戦車が活躍したか?
29 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:26
まあ、書いてあるほど有効な爆撃じゃなかったと思うけどな。 しかし、反撃のしようのない攻撃を受けるってのは、けっこう 無力感そそるものでは有馬温泉。
30 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:27
戦車は抑止力としてのみ有効だから、フォークランドでは 活躍しなかったのだぞ。らしいぞ。
31 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:31
そもそも英軍に戦車部隊の揚陸能力ってあったっけ?
>25 フォークランドとイギリス本島の中間あたりにあるアセンション島 からバルカンが離陸、空中給油を往復11回行ってスタンリー空港を爆撃しました。 確か4月17日。(違うか。その前後だ) ちなみに卒論のテーマがこの紛争でした・・・・
33 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:42
でもハズレでした
34 :
名無し三等兵 :2001/03/04(日) 23:45
35 :
Mk-46 :2001/03/04(日) 23:50
>26 SAS/SBSが攻撃したのは、ペブル島の飛行場ではなかったかな? プカラあたりの航空機を何機か破壊したはずだ。 ただし帰投中に搭乗していたシーキングがバードストライクで墜落。 ヘリのクルーも含めて20名以上が戦死したと聞く。 (古い本だが"Men at Arms"シリーズの『フォークランド(陸軍編)』で 読んだ記憶がある。記憶違いだったらソマソ。) ところで英特殊部隊はアルゼンチンの沿岸に観測所を設けていたらしい。 そこでアルゼンチンの航空部隊の発進状況を、逐次報告していたそうだ。
36 :
>1 :2001/03/04(日) 23:51
ハリアーとサッチャーが名を上げた戦争だったな
37 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 00:03
>35 SASのヘリ事故は、フリゲートで、 ヘリ甲板にぶつけられたのじゃなかたっけ。
38 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 00:03
私、あのとき徴用されて物資輸送艦にされちゃいました。(:_;) でも軍人ってホントに最低の乗客です。プールに板を貼りつけて ヘリポートにしたり、毎日訓練だのなんだので中を軍靴で踏み荒らしたり・・・ おかげで自慢の客室や船内設備がボロボロにされちゃいました。 あんなことはもう二度とゴメンです。( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン え?私の名前ですか?キュナード海運のクイーン・エリザベスIIです。
39 :
名無し@トゥーピート :2001/03/05(月) 00:07
アルゼンチン空軍のA4が地面すれすれの神風飛行 で飛び回っていたのがテレビで写されていて、すげー と思った。
40 :
マーガレット :2001/03/05(月) 01:02
ピノチェトたん、ありがと(はぁと チリ国内の人権侵害? なんですか、ソレ?
41 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 01:11
つーか、最初ぜんぜん期待されてなかったっけ「アル全沈軍」どの雑誌みても、 「予想に反して、善戦した。」なんて説明されてるし。
42 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 01:38
>41 でもイギリス側の艦艇損失・損害はちと多すぎない? フリゲート2隻?にアトランティック・コンベア。
43 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 01:42
aluminium ha moemoe
44 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 01:44
しかも低空投下の不発弾も多かった...
45 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 02:00
>>42 英海軍艦艇は燃え易い。内装に木製品が使われていたらしい。
{日本とアメリカは戦訓で木製品は使わない}41
46 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 02:02
クルマと同じだね
47 :
Mk-46 :2001/03/05(月) 03:07
>>37 調べてみたところ、
ペブル島奇襲攻撃とシーキングの墜落事故が別物であることが判明。
スマソだ。(なお機密措置がとられていたためか、フォークランドのSASに関する
情報はやや錯綜しているようにも見受けられる)
良い機会だから、ペブル島奇襲攻撃とその後の事故について若干紹介する。
サン・カルロス上陸に先立つ数日前、1982年5月14日深夜、
第22SAS連隊D戦闘中隊山岳小隊要員48名と海軍砲撃観測班は、
(事前偵察のため上陸ずみのSBSチームと合流した可能性有)
ペブル島にヘリで侵入、徒歩機動の後、同島所在の飛行場および関連施設を攻撃した。
攻撃は、駆逐艦「グラモーガン」の艦砲ならびに81mm迫撃砲の支援のもとで行われ、
所在航空機(プカラ軽攻撃機×6 T34メンター4機 スカイヴァン1機)
全てと弾薬集積所、レーダ、燃料貯蔵施設を破壊した。
(航空機は部隊の携行した爆発物の装着で破壊された可能性あり)
ただし滑走路の破壊は失敗した。英軍の損害は軽傷2名のみ。
(滑走路破壊は試みられなかったのかもしれない)
つづく。
48 :
Mk-46 :2001/03/05(月) 03:09
事故はペブル島奇襲の5日後、5月19日に発生した。 空母「ハーミス」から強襲艦「イントレピッド」への人員移送中の 846飛行隊所属のシーキングが墜落した。 搭乗者30名(異説もあるようだ)のうち、SAS要員18名を含む22名が死亡した。 戦死者にはペブル島奇襲の指揮官であったジョン・ハミルトン大尉も含まれる。 原因はバードストライクといわれてはいるが、現在は疑問視されている模様。
>>45 フォークランドの戦訓で日米もだいぶ気を使うようになったのです。
まあ、木材はそれ以前からつかってなかっただろうけど。
ところでこの不幸な事故と同時期に不思議な事件が発生した。 5月19日、チリ南部のPunta Arenas近くで846飛行隊所属の焼けこげた シーキングと搭乗員3名が発見された(3名は後に英国へ送還された)。 同機は搭乗員の手で破壊されたものと推定されている。 英国防省はこの事件について、「航法上のミス」との声明をだしたが 事件の全貌は未だに公表されていない。
51 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 03:36
>50 あれ?それってテレビでやってなかったっけ? シーキングが飛んでるのをカメラで撮っていて、 それを軍人かだれかがレンズを手で塞ごうとしてるの。 確かに覚えてんだけどな〜。う〜ん。
またまた訂正(何をやっているんだ俺!!)。 SASのギャヴィン・ジョン・ハミルトン大尉(G戦闘中隊・山岳小隊長)の戦死は 先の航空事故によるものではなかった。 完全な勘違い。 大尉は6月10日、ポート・ハワード近郊を偵察中に戦死していた。 (被弾負傷にも関わらず踏みとどまり、部下の後退を援護。戦死した。) アルゼンチン軍は彼の勇気に敬意を表し、軍礼をもって埋葬したそうだ。
53 :
Mk-46 :2001/03/05(月) 03:59
>51 エッ、ホント? TVで放映していたの? うらやまし〜な〜。俺はみてないんだよ。 ひょっとして最近放映されたのかな? まあSAS/SBSがアルゼンチン本土に展開していたことは ほとんど確実なのかもしれない。 アルゼンチン本土の航空基地襲撃を計画していたとの観測もあるようだ。 ひょっとすると、シュペル・エタンダールを狙っていたのかもしれん。
54 :
51 :2001/03/05(月) 04:04
>53 リアルタイムのニュースで見たはずです。 アルゼンチンか、まあとにかくあっちの方に イギリスのヘリが飛んできたってんで。 何せ小4だったもんで。
55 :
バルカン :2001/03/05(月) 04:14
昔,木曜スペシャルで2週続けて 開戦から終戦までのドキュメンタリー放送したんだよなぁ 当時12歳,ベータのデッキで録画したっけ。。。 アーデントかアンテロープが不発弾の解体に失敗 暗闇の中,大爆発したのが心象に残ってる 後,レイピアの照準カメラに映ったA4とか
56 :
腸チフスメアリー :2001/03/05(月) 05:22
SAS萌える、SASスレないの?
特殊部隊関係のスレッドが、いまのところまともなのがなくて寂しい。
58 :
情報将校 :2001/03/05(月) 05:46
確かフォークランドにはスコーピオンって偵察戦車 が揚陸されたはずだよね。 歩兵支援、偵察目的で。もっとも、揚陸に手間取って まったく役に立たなかったとか。
>>56 、
>>57 ある程度盛り上がるまではスレ立てない方がいいよ。そうやって
荒されてったスレは星の数ほどあるから。それまでネタでも集めて
おきましょう。
60 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 06:38
死者が出るのは承知で開戦に踏み切った サッチャーは凄い。とにかく彼女は手を 汚した訳だ。果たして日本の政治家が同 じ事をできるか。あそこで軍事力で奪還 しなければ、英国は世界の笑いものにな る。(日本は笑わないだろうが)歴史上 に汚点を残す訳だ。それは避けなければ ならず、それは国益でもある。 しかしその為に数百人が死んだ。
>>60 読んでふと思ったんだけど、竹島に土地を所有してる
人っているのかな?全て国有地だったらなんだけど、もし
私有地を持ってる人がいて国になんとかしろって言ったら
どうなるんだろう?ってそれは北方四島の元住民も同じ
ことか。政府は何もしないね。
フォークランドか、懐かしいな。 当時小学生だけど既にミリオタで、 夢中になって毎日新聞の切り抜きやったもんだ。 けど上陸するあたりで親に捨てられちゃった(笑) なもんで経過はよく覚えてない。
63 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 08:05
エグゾセに大きな脅威を感じた英軍上層部は、アルゼンチンが新たに エグゾゼを入手出来ない様にフランス本土にある製造工場を「襲撃」する 計画を本気で検討したらしい。流石に問題が多すぎて実行はされなかった (やっちゃってたらどうなってただろう?)みたいだけど、戦争に対する 姿勢はかくあるべき、と思わせられたエピソードでした。
64 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 08:25
>60 自分が行く訳じゃ無いじゃん。 >サッチャー 勝てると踏めば始めるでしょ。 結果、支持率は上がったし。 やってみるか? >森
65 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 09:45
>>61 登記簿上、竹島を所有している人物なら横浜に健在のはず
何回か新聞に登場している
韓国は独島を国家所有と主張しているので、国際法廷に出願しても
日本側に十分な勝機がある
66 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 09:51
>28 戦車(当時はチーフテン)は持って行きようがありません。活躍したのは 空挺隊です。要所「グースグリーン」攻略戦は有名です。 第一号戦死者ジョーンズ連隊長。ウッズ大尉、大尉、中尉と英軍戦死者14 名中11人まで将校でした。
67 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 09:54
当時もっとも凄かったのが外務大臣、陸軍大臣、海軍大臣の三人 が辞任した事。理由が凄く、「アルゼンチンに女王陛下の聖なる 土地を奪われた事をお詫びいたします」
68 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 10:35
フォークランド紛争はサッチャーにとって天佑だった。当時サッチャー政権は 第一期の終盤にあり、サッチャリズムによる構造改革で猛烈な失業者を出して いた(約300万人)。当然すさまじい労働争議が頻発し、特に炭坑労働者が 大規模なピケを張ってストを繰り返し、警官隊と連日衝突していた。サッチャーは これに苛烈に対応しすぎ、国民の支持を失いつつあった。 そこへ降って沸いたのがフォークランド紛争。サッチャーはこれを奇貨として 国民の目を外に向けさせることに成功し、翌年夏の総選挙で圧勝して続投した。 本当はいずれアルゼンチンに返還することを政府部内では決定していたのだから なあなあで済ませてもよかったはず。まったくもって外患を利用して内憂を断った 巧妙な手腕と言うべき。
でも、サッチャーの手腕のおかげで斜陽のイギリスが曲がりなりにも 復活できたことは事実。経済的にも、世界的なイニシアティブでも。
70 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 12:14
あの当時の英国経済は悲惨でしたからね。完成したての空母 「インヴィンシブル」すらオーストラリアに売却される直前 でしたから。でもフォークランドで大活躍し売却中止!! あの紛争で一番のババを掴んだのはオーストラリアでは? メルボルン退役させた直後に紛争で、空母が無くなった…
71 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 12:35
フォークランド紛争はびっくりしたなあ。 イギリスは絶対口先だけで本気で戦争しないだろうと思っていた。 何せ兵站が長すぎるから。 腐っても(と言う言い方は適切じゃないかもしれないが)イギリス軍だと思った。
72 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 12:43
あのころの英国で世界に名だたる存在っていえば音楽だけだったんじゃ ない?ビートルズは解散したけどクイーンとかデビッド・ボウイとか
>>65 やっぱり日本政府に税金を納めてるんですかね?意表をついて
韓国政府に土地を売ってしまったらどうなるんでしょうか?(藁
>>28 当時の英側は財政難からあんな僻地に戦車などの機甲部隊を配備できず
駐留軍の主体が歩兵、アルゼンチンも当時はマルダー歩兵戦闘車ベースの
「TAM」中戦車を開発中でまら旧式の軽戦車しか持っていない。
両軍とも配備したくても英側は金が、アルゼンチンはMBT自体がない。
英国が東フォークランド島にチーフテン1個中隊を含む1個機甲大隊でも 駐屯させていたら、あの紛争自体がなかったであろう。
俺なら真っ先に戦車基地を奇襲して、 ナパームかなんかで焦がしとくけどね。 ジャマになるのはわかってんだから。 単に英軍の損害金額が増えただけだろ。
初心者がひとり紛れ込んだみたい。
78 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 19:58
>77 SAS萌えあげ
79 :
杉浦日向子 :2001/03/05(月) 20:41
英海軍に通常型の空母とF4艦載機があれば、アルゼンチンもびびって攻撃せんだろう。 あの艦橋かすめて飛ぶア空軍機にたいして、ハリアーは制空には役不足だった。 だから、海自もハリアーUなんぞ買うなよ(藁)
>>79 がいしゅつかもしれんが,
能力が不足していたのは,「早期警戒能力」では無かったか?
日本なら新明和にレーダーを搭載すれば,ドコにでも進出できる(藁
81 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 22:33
>79 アークロイヤルが現役だったら真っ先にエグゾゼの直撃じゃないか? あれだと船体がでかすぎる…実際「アトランティックコンベア」は エグゾゼが勝手にインヴィンシブルと間違えて突っ込んだらしいから
英海軍に必要だったのはアルミ箔貼りまくったイカダだったんだな。
>>77 本気であの島に英軍がMBT置くべきだったと思うのかなあ。ネタか?
84 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 22:47
>>81 「アークロイヤルが現役だったらアルゼンチンのフォークランド侵攻そのものが起きなかった」
は当時から軍事評論家筋に言われた定説。
アークの退役は英国の財政難による軍事費削減のせいだったが、そのおかげで英国はアーク
を退役させて浮く費用の何十倍もの軍事的出費を強いられる皮肉な結果になった。
85 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 22:50
>>83 英側ならアルゼンチンの奇襲に対して無いよりマシじゃない?
(ただ占領は不回避でしょう)
アルゼンチン側なら占領後にあそこに戦車置いても無駄と思うけど。
(AMX13だっけ?、当時のアルゼンチンの軽戦車)
86 :
名無し三等兵 :2001/03/05(月) 23:07
>>83 (仮に75が言うように機甲大隊が駐留していたら)
MBTの存在自体よりも英国があの島にMBTを含む
機甲大隊を配置している事実の方が重用だろう。
それだけ島の防備が史実よりも固くなるわけだ。
アルゼンチンがその防備が固い島にリスクを犯して軍事
侵攻をかけたかどうか?
戦車無用論者はMBTのハードのみにとらわれる悪い癖がある。
戦車なんて対戦車ヘリやATMで潰せば良いだけと・・
しかしMBTのハードだけにとらわれないで、それがそこに
置いてある状況の違いも見なさい。
87 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:15
すまん、SBSって何? おせて。
88 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:19
Special Branch Service(特別昼食のサービス)
89 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:19
S エス B ビー S 食品
90 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:21
>>88 @` 89
どちらも食べ物系なのが藁える。
>86 仮に戦車(だけ)が有ったとしても、空爆すれば 済む訳で・・・。防御が硬くなるとは、あまり 思えないのですが。 突き詰めていけば、イギリスだって重要な所には、 それなりの兵力を置くと思います。 本来、イギリスにとっては”どおでもいい”島 だったのでは? がいしゅつされている通り、イギリス、アルゼンチン にとってフォークランド紛争とは、領土の争い と言うより、政治の道具としての意味合いが大きいと 思います。 どちらの国も、政権に不満を持っている国民の目を、 政治から逸らすのに(紛争が)大変役に立ったと 思われますし。
92 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:31
Special Boat Squadron 英海軍の特殊部隊で、イングランド南部ポーツマスに基地がある。 平時の任務は競艇競技運営で、保養地でもあるポーツマスに来る 観光客相手に公営ギャンブルとしての競艇レースを実施している。 売り上げ金はもちろん国防費に充当される。 斜陽の英国経済を影で支えており、その功績により過去に4度、 エリザベス女王より大英帝国勲章を授与されている 戦時には競艇ボートに機関銃を装備し、4艇を1単位とし、 沿岸部への奇襲攻撃を任務とする。フォークランドが 2度目の実戦参加。初陣はボルネオ。
93 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:35
>91 フォークランド近海に海底資源があるんじゃなかったっけ? けど開発する資金なんかないからとりあえず押さえてるって トコじゃないの。 国内対策の理由もあったのは事実ですが。
94 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:39
アークロイヤルだと、運用できる航空機は何になるんでしょう? やっぱしハリアー? バッカニアってあの当時現役でしたっけ?
95 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 00:44
>>94 アークロイヤルの作戦機は
ファントム
バッカニア
ガネット
退役後ファントムとバッカニアは空軍へ移管。
戦争時はもちろん空軍で現役。バッカニアは湾岸戦争にも出た。
ガネットは即用廃。
96 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 09:41
フォークランド紛争の借金は凄かった。返済し終えたのが現在の英国好景気 つまり15年以上…日露戦争の借金は11年より長い・最も私が知る最長記 録はルイ14・15世の作った借金で250年返済に要した。
97 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 09:46
たかが15年なんて、国家の債務返済期間としては異例に短いほうだ。 イギリスは世界で初めて国債を大規模に発行して国家財政の一助と した国だ。最初は短期債が多かったけど、南海泡沫事件以後は 100年近い長期債が主流になったんじゃなかったか?
98 :
名無しスミス :2001/03/06(火) 10:30
当時のアークロイヤルってスキージャンプ式だったような… 斜め甲板は退役してなかった? それとも改装したのかなぁ
99 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 10:50
アークロイヤルはフォークランド戦時は退役しています。 作戦に参加したのは「ハーミーズ」で、 スキージャンプ式に改装していました。
100 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 10:50
>98 あなたが言っているアークロイヤルは5代目。 話題になっているのは1977年に退役した4代目です。
101 :
古参名無し三等兵 :2001/03/06(火) 11:11
* *◎* * ↑
104 :
名無し三等兵 :2001/03/06(火) 19:19
俺もガキの頃だったが新聞切り抜いてたよ。 今でも残ってる。 空母淫敏渋るが大破した合成写真が懐かしいです。 QエリザベスUも駆り出されてたよね。
105 :
名無し四等兵 :2001/03/06(火) 19:40
>空母インビシブルが大破した合成写真が懐かしいです。 それってアルゼンチンが世界に配信した大間抜けな合成写真だっけ? インビシブル撃沈!!ってやったすぐに、写真の煙の吐き方が変だった からすぐバレたらしいけど。 でも謎だよな。このインチキ写真を出して何をしたかったんだろ、アルゼンチン? こんなもんすぐバレるに決まってるし、アルゼンチンの信用問題に関わるのに.... 自分にとってはホークランド紛争最大の?なんだけど。 アルゼンチンの爆弾が低空過ぎて不発が多い、って自国に不利な報道までしち ゃった英国とはえらい違いだ....
アルゼンチンが占領したフォークランドに戦闘機を配備しなかったのはどうしてでしょうね。 スタンリーの空港にミラージュあたりでも配備すれば英艦隊にもっと被害を与えられたと思うのですが。
107 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 04:00
規模はともかく、湾岸やコソボよりかは燃える。 海戦、空戦、陸戦。 対艦ミサイル攻撃、長距離渡洋爆撃。 何でもアリ。
108 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 04:05
>>107 まったく!凝縮されてるよな。
潜水艦の魚雷攻撃で巡洋艦沈めたり、そうかとおもえば
対艦攻撃機と直衛戦闘機の対戦、ギュッと詰まった短期間戦争。
あれが現代戦なんだな・・・
109 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 04:10
フォークランド紛争時に参加した艦艇【イギリス】 艦名 種別 タイプ/ネームシップ 建造国 就航年 排水量 HMS Hermes CVA Centaur UK 1959 23@`900 HMS Invincible CVH Invincible UK 1980 16@`000 HMS Sheffield DDG Type 42.1 UK 1975 3@`500 戦没 HMS Glasgow UK 1979 3@`500 DHMS Coventry UK 1978 3@`500 戦没 HMS Exeter Type 42.2 UK 4@`100 HMS Plymouth FF Type 12/Rothesay UK 1961 2@`150 大破 HMS Yarmouth UK 1960 2@`150 HMS Antrim DDG County UK 1966 6@`200 DHMS Glamorgan UK 1966 6@`200 DHMS Alacrity FF Type 21/Amazon UK 1977 3@`200 HMS Ardent UK 1977 3@`200 戦没HMS Arrow UK 1976 3@`200 DHMS Ambuscade UK 1975 3@`200 HMS Antelope UK 1976 3@`200 戦没HMS Avenger UK 1978 3@`200 DHMS Broadsword Type 22.1/Broadsword UK 1978 3@`860 小破 HMS Brilliant UK 1981 3@`860 小破 HMS Argonaut Leander UK 1967 DHMS Conquoror SSN Valian UK 1970 ~5@`200 HMS Spartan Swiftsure UK 1973 ~5@`@`200 HMS Splendid UK 1981 ~5@`@`200 HMS Superb UK 1976 ~5@`200 HMS Sceptre UK 1978 ~5@`200 HMS Fearless LPD Fearless UK 1965 11@`060 HMS Intrepid UK 1967 11@`060 RFA Sir Galahad LSL Sir Lancelot UK 1966 5@`674 戦没RFA Sir Geraint UK 1967 5@`674 RFA Sir Lancelot UK 1964 5@`550 大破 RFA Sir Percival UK 1968 5@`674 RFA Sir Tristram UK 1967 5@`674 大破 RFA Fort Austin AFS Fort UK 1979 8@`160 RFA Olmeda AO Olwen UK 1965 22@`300 RFA Olna UK 1966 22@`300 RFA Resource AFS Resource UK 1967 18@`029 RFA Stromness UK 1967 18@`029 RFA Pearleaf Tanker UK 1960 18@`711 RFA Plumleaf UK 1960 19@`430 RFA Tidespring UK 17@`400 RFA Tidepool UK 17@`400 RFA Bayleaf UK 17@`400 民間徴用船Atlantic Conveyor Aircraft ferry 14@`946 戦没Canberra Troop transport 44@`807 QE2 67@`000 Europic Ferry RORO Ferry 4@`190 Norland 12@`000 Uganda Hospital ship 16@`907
110 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 04:11
陸上部隊 第3コマンド旅団司令部、及び、王立海兵隊通信大隊 Signal Squadron Royal Marines; 第40コマンド海兵隊 第42コマンド海兵隊; 第45コマンド海兵隊 3 Commando Brigade Air Squadron Royal Marines; The Commando Logistic Regiment Royal Marines; The Special Boat Squadron; Royal Marines Detachments (including landing craft crews); Air Defence Troop Royal Marines; 1st Raiding Squadron Royal Marines; Mountain and Arctic Warfare Cadre Royal Marines; Y Troop Royal Marines 空母ハーミーズ配属王立コマンド大隊
111 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 06:18
無敵英国艦隊あげ〜
112 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 06:21
agr
113 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 07:48
>>107 ちゃんと戦争したからね。
湾岸やコソボって一方的に叩いただけ。
114 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 09:10
>111 そして伝統の銃剣突撃!!アルゼンチンの将兵はパニック!!
115 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 09:49
>>106 だから英軍はアッセッション島からバルカン爆撃機で、
滑走路を爆撃したのさ。でもC−130ならまだ離発着
できたようだ。
116 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 14:01
マルビナス諸島奪還戦争って言え!
117 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 14:11
>>106 戦闘機だけ置いても支援設備がなければ飛ばせませんよ?
118 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 14:23
アルゼンチン空軍としては、緊急用として使う予定ではいたようです。
>>86 >MBTの存在自体よりも英国があの島にMBTを含む
>機甲大隊を配置している事実の方が重用だろう。
それはまったく同感。MBTを運用するには、対空火器の傘が必要だから、
対空レーダー、ミサイル、AAAから更には戦車回収車、同伴する歩兵装甲
戦闘車両までないと役に立たない。裸のMBTでは隠れて生き残るのが
精一杯だからね。
もちろん、これに付随する兵員増強もあるだろうから、輸送施設、居住施設、
娯楽施設まで必要になってくるわけで、あの島がそれだけのものを支えら
れたかどうかは別として、そこまでやればアルゼンチン軍は攻めてくる気
なんか出なかったと思う。それにはまったく同意する。
でも俺なら、その基地からMBTと戦車回収車引き揚げて、替わりに
対空ミサイルをもう1セットか対艦ミサイルでも置くけどね。
120 :
杉浦日向子 :2001/03/07(水) 18:28
109さん、ご苦労様 ところで、80さん他に質問ですが米軍のように早期警戒機としてのE2Cがないとして、42型とかでレーダピケット艦としての輪形陣組むのは、通常空母アークロイヤルがあっても同じだろうが、エタンダールやスカイホークに縦横無尽に攻撃される制空戦闘機としてのF4ファントムでしょうかね、
>>120 アークロイヤルは能力的にE−2Cには及びませんが固定翼機であるガネットAEWを積んでます。
シーキングAEW程度の能力は十分にあります。
だから42型とかでレーダピケットするよりも早期警戒能力はずっと向上しますよ。
122 :
名無し三等兵 :2001/03/07(水) 18:53
123 :
名無し三等兵 :2001/03/08(木) 11:12
>119 確かフォークランド上陸部隊が上陸してレイピア対空ミサイルは3日後に 機能し始めたはず。その間にフリゲート艦「アーデント」と「アンテロー プ」が空襲で戦没した。予備対空砲にFN/MAGを沢山舷側に取り付け てたのは印象に残ってます。 (正確に言うとBBCのビデオとNHKで放映した栄光の代償は今もよく 見ます)
124 :
杉浦日向子 :2001/03/08(木) 11:19
シーキャットを結構敵機に当てた海軍兵士は、インベーダーゲームも上手かったか。
125 :
名無し三等兵 :2001/03/08(木) 13:37
アルゼンチン軍と英軍の航空戦力の損害データきぼーん。
126 :
名無し三等兵 :2001/03/08(木) 17:48
アルゼンチン側はダガー及びスカイホークをシーハリアの攻撃で26機 叩き落とされています。艦船及びレイピアの対空攻撃でも何機か撃墜され てます。 英軍側はヴァルカンが1機故障してブラジルに抑留され、ハリアー2機 が事故で墜落しました。CH47チヌークは上陸作戦準備でアトランティ ックコンベアに積載していた所、ミサイルの直撃で1機を残して全て吹っ 飛びました。
とりあえず英軍航空機の損害。 スカウト/戦闘損失×1 ガゼル/戦闘損失×2 味方撃ち×1(駆逐艦「カージフ」のシーダート) ウエセックス/運用損失×2(サウス・ジョージア島)海没×6 艦上での破壊×1(駆逐艦「グラモーガン」被弾時) リンクス/海没×1(「アトランティック・コンベア」) チヌーク/海没×3(「アトランティック・コンベア」) シーキング/運用損失×5 シーハリア/戦闘損失×2 運用損失×4 ハリアーGR3/戦闘損失×3 運用損失×1
128 :
名無し三等兵 :2001/03/09(金) 15:24
ハリアーって結構落ちてるんだ・・・
129 :
名無し三等兵 :2001/03/09(金) 15:41
ハリアーの戦闘損失って対空砲火だよね。
130 :
名無し三等兵 :2001/03/09(金) 15:44
ハリアーは空中戦喪失はありません。
>>129 >>130 そのとおりのはずだ。
もちろんシーハリアーは、艦載戦闘攻撃機として最適とは言い難い。
F-4と比べても、ほとんどあらゆる点で見劣りする。
しかし対地攻撃、防空によくがんばった。
ある種の海洋環境における局地通常戦におけるハリアーの有用性は、
もう少し評価してやっても良いような気がする。
132 :
名無し三等兵 :2001/03/09(金) 21:01
しかし結構ひやひやモノだったんだろ。 まあイギリスが負けていたら世界中で似たような紛争が起きて大変だったけど。
>>132 確かに冷や汗ものだったのだろうなあ。
事故や「アトランチック・コンベア」の喪失で、ヘリがどんどん失われていく。
ハリアーの運用もどこか危なっかしい。
アルゼンチン航空部隊は意外と大胆につっこんでくる。おまけになかなか墜ちてくれない。
シーキャット・シースラグはやっぱり役立たずなうえ、当初のシーウルフはエリア防空が出来ない。
ウッドワード提督もよくまあ重圧に耐え切れたものだ。
>まあイギリスが負けていたら世界中で似たような紛争が起きて大変だったけど。
今までそんな風に考えたことはないが、
言われてみれば、確かにそうだったのかもしれないな。
134 :
名無し三等兵 :2001/03/15(木) 23:26
グルカ兵とは何者?
>134 「グルカ兵」で検索しろ。
136 :
名無し三等兵 :2001/03/16(金) 16:38
あれ?シーウルフよりシーキャットやシーダートの撃墜数の方が多くないですか? これに結構驚いた記憶が・・。
137 :
名無し三等兵 :2001/03/16(金) 16:42
シーウルフはプログラムにバグがあって、 発射不能になった。で技術者がバグ取りながら、 戦ったらしい・・・
138 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 14:18
ageて良い?
良いんじゃないの?
140 :
陸奥五郎 :2001/03/24(土) 14:54
イギリス海軍の決定的な欠点は早期警戒機(AEW)が無かった事だね。 だから20マイルと言う至近距離までアルゼンチン空軍機の侵入を許し 結果的にエグゾセが命中した。 終端速度1@`000km近くで飛行するミサイルにとって20マイルはホンの 一瞬で、シェフィールドの対空管制官はアクションの取り様が無かったと思う。 動きが鈍い艦船は多分レーダー封鎖していたと思う。逆探知で対艦ミサイルを 撃たれないようにしてCAP機が対空哨戒に当たっていたと思うけど、 海面ギリギリを飛んできたアルゼンチン機を捕らえられなかったんだろう。
141 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 16:39
当時、陸上地衛隊はソ連上陸に対する防御戦の観点から あ軍にがんばって欲しかったらしい あ軍負けてガッカリだったね ちなみに海自の方は英国応援団。
142 :
標定射 :2001/03/24(土) 17:16
ア軍が敗北する要素は、あまりなかったと思うが、 ラテン系は持久戦が嫌いなのね。 単独の遠征艦隊なぞ、補給線を維持できなかったら終わり。 孤島群占領で何年続くの、本国上陸の能力はないだろうし。 たった4発?のエクゾセしかなくて、あの戦果、 年余をかけてミサイルを多数輸入する宣言を出せば、英国は折れる。
143 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 17:18
……かなあ? そもそもメンツしかかかってない戦争に対して、 そこまで引き気味になってどうするよ。
144 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 19:05
アルゼンチンvs英国が日本vsソ連の参考になるのかなあ。 ちなみに海が英国応援っつーのはかつての師匠だからであろうか。
145 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 19:43
>>142 どーやってその補給線を断つの?
空軍じゃそこまでの足が無いし海軍が下手に出て行ったらヘネラル・ベルグラーノみたいになっちゃうよ。
146 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 20:08
>142 どこも売ってくれないかも。 米英の外交努力で。 フランスも売ってくれなくなってたし。
147 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 20:48
しかし、おしいですな。エグゾセが20発もあったらイギリス軍は壊滅しかかもしれないのに。 エグゾセは何かの兵器買ったときにおまけで5発ついてきたらしいです。(藁 当時は対艦ミサイルそのものが疑問視されていたんでお安かったらしいですし。 ア軍が負けた要因は2つ ・不発弾多すぎ ・陸軍弱すぎ 以上。
148 :
ZU :2001/03/24(土) 20:51
>147 おまけですか!(笑
149 :
名無しさん@どーでもいいことだが。 :2001/03/24(土) 21:15
インビシブルやハーミスが撃沈されるところは見たかったかも(w
150 :
陸奥五郎 :2001/03/24(土) 21:29
エグゾセが有効だったのは、その優れた探知能力に有る。 命中直前は自分でシーカー波を出して連続的に突入目標位置を 確定するのが一般的だが、エグゾセは最初に返って来た反射波だけで 目標位置を割り出してしまう。 その後ECMやSRBOCでかく乱試みようとしても無駄だけど もう一つの要因として英海軍艦艇には即応性に優れるガトリング ガンの弾幕で最終防御するのではなくECMとSRBOCに頼った 防御システムだったからエグゾセには効かなかったと言う命中原因 がある。 スタークに命中したのは、同士討ちを恐れてガトリングガンを自動でなくて 手動にしておいたから間に合わなかった。けれども米軍の場合はAEWや AWACSが完備されているから十分低高度の航空目標に対する探知追尾能力が 有ったはず。 それにああ言う狭い(飛行機にとって)アラビア湾内では艦船が電波封鎖しても あまり意味が無いから対空能力が優れた艦船がレーダーを使用しているはずでも 有ったと思う。 だから対艦ミサイルへの対応力と言うより多国籍の艦船が上手く役割分担して 担当空域を決めていなかったのではないだろうか?そこに偶然低高度の航空機が 侵入してきて探知できなかったと思う。
151 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 21:32
エグゾセがおまけって・・・ソースは? 今ちょっとバタバタしてて資料持ってこれないんですけど、 確かアルゼンチンが戦争前にフランスに発注していたのが、 開戦のために禁輸になり、納入済みの5?発しか残らなかった とかそういう感じだったような。そんでフランスから呼んでた技術者も引き揚げちゃったとか。そんな感じだったと思うんですが。 それに当時アルゼンチンでエグゾセを運用できるプラットフォームって シュペル・エタンダールだけでしょ。
152 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 21:53
完全に政治家が起こした戦争だね 負けたのはアルゼンチンでなく、両国民だ
153 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:08
アルゼンチンと英国のサッカー親善試合、 そのときの両国の新聞の見出し ア「ぶっ殺してやる、イギリス!」 英「またやられたいか、アルゼンチン!」 世界平和バンザイ
154 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:17
155 :
ZU :2001/03/24(土) 22:18
闘犬の土佐犬。
156 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:19
どこが親善だ(笑 世界平和バンザイ
157 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:20
結論としてとにかく戦争はヤダね。 そんな事が現実にあった、起こってるってのが これまた鬱だね。軍オタでも戦争はヤダね。 ただそうは言っても戦争はこっちの都合で起こる 訳じゃないからね。あーあ、ヤになる。鬱だ氏のう。
158 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:22
>>154 ウチらもあまり人のこと言えないのが痛い。
159 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:25
でもまあ英国人は戦争好きみたいだし。
160 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:27
161 :
ZU :2001/03/24(土) 22:28
やっぱり母国のメシがまずいと、海外のうまそうな食い物のある国が ほしくなるんだろうか。
162 :
ZU :2001/03/24(土) 22:29
>160 例;チャーチル。 あ、でもあいつが英国人の代表とは限らないか。
163 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:30
>>162 英国人なんて何千万人もいるんだから、ひとくくりにできるはずないでしょう
164 :
ZU :2001/03/24(土) 22:31
>163 そのとおり。
165 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:32
訓練を受けた兵士の心理として、実戦でその成果を試したい というのがあるそうだ。いくつかの本でそう語られている。 もちろん死ぬのが怖くない訳ではないが、それでもなおそう いう欲求があるそうだ。SASの隊員の翻訳本がいくつかある が、湾岸戦争に参戦できなかったのをすごく悔しがったり、 作戦中に後送させらるとガッカリしたりと、思わず目を疑う 記述がある。まあ連中にしてみれば、日本人が何寝ぼけた事 言ってんだという感じだろうが。
166 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:32
>>161 メシがまずいからという理由で反乱が起きたこと
なかったっけ?
167 :
ZU :2001/03/24(土) 22:33
>166 ポチョムキン?
168 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:33
>>161 イギリスはアルゼンチンから牛肉を大量に輸入してました。
169 :
ZU :2001/03/24(土) 22:35
>168 ほほう、そうなんですか。 往年の大英帝国ならば、ア本土の制圧をももくろんだでしょうな。
170 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:35
アルゼンチンは大農業国家だよ
>>165 そりゃ自分たちの技術を試す場が欲しいだろうね
サッカー選手が練習だけで、試合をできないようなもの
171 :
現役 :2001/03/24(土) 22:37
>165 たしかにそれはあるね。訓練でやったことが本当に役に立つのか軍人 だったら当然ある心理。
172 :
ZU :2001/03/24(土) 22:38
>170 でも、私たち軍ヲタは、練習は好きだが、試合は大嫌い・尻ゴミする 人が多いのでは?
173 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 22:40
174 :
ZU :2001/03/24(土) 22:41
>173 ちょっと自虐になってみただけさ。 そう怒らないで。
175 :
ZU :2001/03/24(土) 22:45
そういや、狂牛病はどうなったんだろう。 英国内の牛は全部ダメだから、またアから輸入かな?(笑
176 :
159 :2001/03/24(土) 22:45
>>160 スマソ。まあ反対したのもいるだろうけど。
つーか、歴史的にみてね、戦争が起こっても
仕方ないものと思ってるようなね、雰囲気を
感じる訳。つーか、戦争?おもしれーやって
やろうじゃんつー感じかな。WW2でドイツが
空襲してきた時に「今こそ英国人の力を見せつ
てやれ」(ウロ覚え)ってチャーチルが演説
したけど、このヒネクレ者がって感じでしょ。
国家の一大事によ。そんでまあ占領はまぬがれ
たけど、やっぱ自分一人じゃ勝てないから、
アメリカに手伝ってもらうとかちゃっかりして
るしね。フォークランドでも衛星写真でお世話に
なったし。腐っても大英帝国っつーの。
イギリス行ったらわかるけど、そこいら中に博物館
があって兵器が展示してあったり、田舎町の本屋で
兵器の本売ってたりするんだよ。まあそれは戦争だけで
なく文化的な要素が大きいんだけど、なんか軍隊を
すごく身近に感じるんだよね。
177 :
ZU :2001/03/24(土) 22:48
>176 やっぱり貴族が先頭に立つ国と、公家がお歯黒塗ってる国じゃあ、違う ってことかな。
178 :
ZU :2001/03/24(土) 22:52
>176 米国も強いが、それを使いこなす英国のほうが一枚上手、ってことですか。
179 :
159 :2001/03/24(土) 23:07
>>178 >米国も強いが、それを使いこなす英国のほうが一枚上手、ってことですか。
そうそう、それ。
メシがまずいとか灰色のロンドンとかすきっ歯とか
いろいろ言われてるけど、イギリスって政治的にも
軍事的にも、そんで文化的にも未だに重要な位置を
保持して影響力を持ってると思う。
ここでこんだけ話題になるってのもその一例。(w
180 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 23:21
確かに。 少なくとも西側の特殊部隊はSASには頭上がらないだろうし。
181 :
名無し三等兵 :2001/03/24(土) 23:37
フォークランドはどこへ行った。
182 :
ZU :2001/03/24(土) 23:40
>181 いや、英国を論じるの、とりあえずここぐらいしかないから…
>>151 シュペルエタンダールとエグゾセをセットで買ったけど、戦争始まったらフランス
が納入分以降を売ってくれなくなったってのが正解。
ちなみにアルゼンチンでは満足に取り扱えなくて、苦労したそうな。
エタンダールは空母に乗せるつもりだったらしいが、
空母の整備不良で離艦速度がでなかったそうな。
英海軍のチャフ等によるミサイル回避は結構うまくいったそうです。
おかげでそれたミサイルが輸送船にいっちゃったらしい。(ほんとかな?)
CIWSはいまだに実戦で能力が証明されてないねえ。
184 :
名無し三等兵 :2001/03/25(日) 09:00
>153 82年のワールドカップ・・・イングランドVSアルゼンチンでアルゼンチンは フットボールでも負けた。紛争でも負け、フットボールでも負け、散々な年 だった・・・
>>184 当時のイングランドって確か低迷してた時期だから番狂わせ?
記憶違いだったらスマソ。
186 :
151 :2001/03/25(日) 09:10
レスどうもです。 >それたミサイルが輸送船にいっちゃった これはアトランティック・コンベアの被弾ですね。 ハーミーズとかがチャフ散布したのでそっちにいっちゃたそうですね。 あとその時5inch砲でエグゾセを撃墜したようなんですがウロ覚え。ソマソ。 詳細キボヌ。
187 :
名無し三等兵 :2001/03/25(日) 09:59
>185 その通りです。番狂わせの上にイングランドサポーターの質がこの時から・・・
188 :
185 :2001/03/25(日) 10:05
>>187 フォローサンクス。
首相はサッチャーだったと思うが、英国病がまだ完治してない時期だった
のでしょうね。
失業した若者ゾロゾロでフーリガン化。
国内の不満を外に向けるという意味ではアルゼンチンの煽りは渡りに船だ
ったのかもしれませんね。
今はベッカムとか居るのにフーリガンは相変わらず(苦笑)
W杯大丈夫かなあ。
189 :
名無し三等兵 :2001/03/26(月) 06:49
age
190 :
標定射 :2001/03/27(火) 04:22
やっぱり、持久戦で、ア軍の勝ちだよ。 フォークランド諸島って、食糧や日用品をアルゼンチンから購入している、 年余をかけて、アルゼンチンとの交易関係が断絶すれば、生きていけないよ。 それに、あれだけの遠征艦隊を、何年も張り付けておく余裕が、英国にあるかな、 サッチャーは国際舞台での手打ちを仕掛けてゆくしかないだろう。 いまどき植民地でもあるまい、時間はアルゼンチンを応援する。
191 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 04:33
>>183 確かに「実戦」では未だだけど、訓練中の誤射で海自の護衛艦が
A−6を撃墜しちゃったね。まあ、高速で海面スレスレに飛んでくる
小型の目標に平均してどの程度有効なんだか。フリゲート艦
スタークは絶好の機会にも関わらずレーダーOFFだったか何かで
モロに喰らってたし…
192 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 04:33
そーなったら米軍にお願いします。
193 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 04:42
そういえばアブロ・バルカンでレーダー施設を攻撃する時に、 米軍から頂いたシュライクを使ったんですよね。
194 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 04:55
この戦争に他軍の兵士(特殊部隊、レンジャー等)の参加はあったんですか?
そもそもアルゼンチンに喧嘩売られた時点で、イギリスの負けかもな 大英帝国は何処・・・
既に帝国じゃないけどな。
197 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 09:54
>190 英国、82年以降交代で空母が近海に張り付いています。
198 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 10:17
>>194 アメリカは偵察衛星の情報をかなり流したらしい。
199 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 10:19
考えようによってはイラクのクェート侵攻みたいなもんで 多国籍軍を組織しても良さそうな気がするが。 やっぱ中東と南半球の僻地の小島の戦略的な価値の違いか。
200 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 10:33
>199 アルゼンチンも英国もアメリカにとっての同盟国でしたんで。 キューバがあったんで、共産圏の抑えとしてアルゼンチンに期待してたらし。 冷戦まっただなかにアメリカが同盟国に喧嘩売るわけないっしょ。 アメリカは中立を保とうと思ったけど、サッチャーに一喝されて、 英国支援に回ったらし。さすが鉄の女。
201 :
名無し三等兵 :2001/03/27(火) 11:22
当時米国は、両国に矛を収めるようにお願いしたが無駄だった のです。
202 :
名無し四等兵 :2001/03/27(火) 15:43
>アメリカは中立を保とうと思ったけど、サッチャーに一喝されて、 >英国支援に回ったらし。さすが鉄の女。 別にサッチャーに一喝されたからじゃなくて、イギリスとアルゼンチン で同盟国と言っても同盟のレベルの差はイギリスの方が上だったし、そ もそも戦争開始の原因がアルゼンチンの侵攻にある、というのが致命的 だったからですたぃ。 一応アメリカは4月(だったかな?)までは中立を保ってて、両国を交 渉させて解決させたかったというのが本音だったんですけど、調子に乗 ったアルゼンチンがアメリカの親御心(?) を踏みにじるように強硬な姿 勢を崩さなかったのがトドメを刺したわけですが。 まぁアルゼンチン国内の情勢からしたら、占領した島をどうしてイギリ スに返したら暴動が起きたでしょうから、仕方が無いというか自業自得 というべきか....ま、その報いは衛星写真等の情報&AIM-9Lのイギリス 供給でしっかり受けてますけどね。 #AIM-9Lがなかったらハリアーは危険だったかも
米州機構のこと考えると安保も信用できないな。 鬱だ。