>>901 イヤイヤ、そんな立派なモンではありませんワ。
とりあえずメンドなことは高木あたりにまかせて
自分は思わせぶりに、海軍御用の宿に引きこもり、
温泉に浸かって、酒を飲み、メシを喰うと。
なんてね〜。
>>905 大陸での陸上戦闘で、何らかの決定的な勝利が納められれば
ひょっとすると、戦局も変わったのかもれないね。
ただ海洋戦闘と同じで、
対抗勢力の主力野戦軍を撃破し、軍事的抵抗能力を根こそぎ奪うような
「決戦」が大陸であり得たのかどうか、少々疑問だなあ。
歩兵科の意見は、陸軍の主流だった事が暴走させた一因だと考える
なぜなら、山内一正氏の受け売りだが
戦争指導の中枢はほとんど歩兵科の発想だと
砲兵科出身なら数学、物理学を徹底的に勉強していたので
日本の中心 策源(根拠地)から遠いと戦場で発揮される戦力はガタ落ちになる
なんて当たり前に知っているが
どうも歩兵科は数学や物理学を苦手にする者が多かったと
で、毎日「数字」と格闘するのは御免だと歩兵を志願する不届き者も決して
少なくなかったと指摘している。
数量感覚の鈍い参謀達が作戦の主導権握ってては、ミスの連続は当たり前だと
批判してる。
P60引用 正銘 大東亜戦争史 文京出版
大陸打通作戦は成功だったとなんて喚き散らしているが
陸軍は日本国を守るのが使命であり、中国と戦争するのが使命じゃない。
海軍さんだって、本末転倒な艦隊決戦に執着する人間大量に出た。
陸軍は日露戦争を境に砲兵より歩兵重視して占領した土地に執着する人間だらけになった
日本人は病気なのか?
>924
この「目的と手段の取り違え」は、日本人特有の病気なのではなく
セクショナリズムに凝り固まった組織には普遍的に見られる状態です。
まあ、それを国家運営のレベルでやらかした民族は大概滅びているのですが。
企業なら倒産間違い無しだし、NGOなら解散一直線。
日本はたまたま何の因果か生き残ってしまったので、後世批判してもらえる余地が出来ただけのこと。
仮に日本が先の敗戦で滅び、どこかの国の属領という立場を「強制されていたら」(つまり今とは違う)
こうした批判をすること自体が「独立運動の端緒」と位置付けられて検挙されていたでしょー。
926 :
名無し三等兵:02/04/14 12:49
海上護衛age
927 :
名無し三等兵:02/04/14 13:10
ふん、たのしいな。
928 :
大陸打通太郎:02/04/14 18:09
>陸軍は日本国を守るのが使命であり、中国と戦争するのが使命じゃない。
陸軍は中国の日本分割を野望を打ち砕き、日本国を守った。チベットや台湾
に対する彼らの強欲で動物的な欲望を考えれば、これは自明なこと。
注文してたんだけどやっと明日届くよ〜
ロンドン海軍軍縮条約記念sage
こないだ「大井篤」で検索したら、資源エネルギー庁のお役人さんに
同姓同名の方がいらしてびっくり。
低資源国の日本の輸入保護政策をよろしくたのんます。
933 :
名無し三等兵:02/04/28 11:37
昭和20年4月の日本商船喪失は51隻10,2万d。(前月73隻約18,6万d)
<今月のポイント>
・沖縄戦本格化(北飛行場・中飛行場占領)
・北満支航路断絶の危機(緊急物資輸入可能はこの航路のみに。対潜護衛の重要性増大)
・護衛総司令部では北支航路船団護衛及び日本海侵入防止用哨戒に7,000t/月の重油を要求
・海軍省は護衛の重要性を認識し承諾するも4/6大和部隊の特攻決定により3,000t/月に削減
・某護衛参謀、護衛計画破綻に驚愕し連合艦隊司令部参謀に確認
連合「航空部隊にばかり特攻をやらせて、水上部隊が手をこまねいて見ているわけにはゆかない
という気持ちが大いにあるようです。(中略)・・・ここに海上特攻隊を編成し、壮烈無比
の突入作戦を命じたるは、帝国海軍力をこの一戦に結集し、光輝ある帝国海軍水上部隊の
伝統を発揚すると共に、その栄光を後世に伝えんとするに外ならず・・」
護衛「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ!水上部隊の栄光が何だ!馬鹿野郎!!」
・4/7「大和」及び「矢矧」・「朝霜」・「霞」・「磯風」・「浜風」沈没。米損失:艦載機10機。
・関門海峡、投下機雷により被害甚大、通行禁止に。(16隻2万d)
・4/25「海軍総隊」制度新設、全海軍部隊合同指揮下に。(護衛司令長官は連合艦隊司令長官兼任)
なかなか売ってないんだよな〜
そもそも学研M文庫自体があんまり無いんだよね。
俺は、こないだ仕事で銀座方面へ行くことがあったので、
八重洲ブックセンターに寄り道してやっと入手できた。
もっとメジャーな文庫で復活してほしかったな(すぐ廃刊にる可能性も高いけど...)
訂正
最後の行:すぐ廃刊にる→すぐ廃刊になる
近所の古本屋でソノラマ版あっさりと見つけられた俺は運が良かったのだろうか……
ちなみに軍事板関連で言うと同じ店で「マスードの戦い」も入手。
そういつもいつも神田まで遊びにいけない身としては、こういう昔ながらの古本屋が嬉しい。
>933
毎月お疲れ様です。いままでのリンク貼っておきますね。
昭和十九年
5月 >230
6月 >342
7月 >477
8月 >609
9月 >616
10月 >662
11月 >702
12月 >754
昭和二十年
1月 >807
2月 >857
3月 >883
4月 >933
938 :
名無し三等兵:02/05/04 23:11
>>937もえらいです。
で次スレどーしましょうか?
そのまんま「祝!大井篤著「海上護衛戦」再販!第ニ波!!」 にします?
シーレーンスレにしてもいいんですけど、大井篤の名前はとっときたいですぅ。
再販といっても去年の話ですしねぇ‥
「シーレーン」ってのは厨房ホイホイな気もしないでもないし‥
むずかしいですね
じゃあ「コードネームは篤」。
厨対策にワケワカメな名前ってことで。
941 :
名無し三等兵:02/05/05 11:12
『海上護衛戦』は中公文庫あたりで再版して欲しかった。
学研M文庫は朝日ソノラマ戦記文庫の死肉あさりの為にできたようなもの
(他もだいぶあさってるけどねPHPとか)
朝日ソノラマは「戦記文庫」という分野を開拓したのに
なぜ、撤退したのか??
知ってる人がいたらよろしくご教唆ください。
942 :
名無し三等兵:02/05/09 02:43
海上護衛戦を読んでふと思ったんですが、潜水艦に対する機雷敷設というのは
海上護衛総隊は必死こいてましたけど、連合艦隊ではなーんも考えてなかったの
でしょうかねー?泊地では何かやっていたようですが・・・
軍令部にも機雷を艦隊決戦のほかに転用するという発想が全く見られなかったんで・・・
そもそも日本海軍はあの戦争で機雷戦を米海軍相手に仕掛けていたのでしょうか?
機雷戦に関する本ないですかね?
943 :
名無し三等兵:02/05/09 03:30
GW前、偶然入った古本屋でソノラマ版ゲット。
運がよかった。
944 :
名無し三等兵:02/05/09 08:56
945 :
名無し三等兵:02/05/09 10:33
俺、この本2冊も持ってるよ。
946 :
名無し三等兵:02/05/09 13:54
>944感謝です。見落としてました。早速古本屋へ・・・あるかな?
書泉でたまたま見つけたM文庫版読んでます。
半分くらいまで読んだけど、山本五十六ってそんなには
間違ってはいなかったのかな?って思いました。
(実現可能かどうかは別として)
個々の戦闘で勝ちつづけるより他には手が無いという考えだったのかなぁ?
とか、読みながら思ってしまいました。
しかし、本当に血湧き肉躍らぬですね。
仮想戦記ばかり読んでいた俺にはかなりショックな本(いい意味で)でした。
徒然な文章ですみません。
>947
後半以降、別な意味で血湧き肉躍りますのでご期待を。
「国をあげての戦争に、水上部隊の伝統が何だ、水上部隊の栄光が何だ、馬鹿野郎!」
949 :
名無し三等兵:02/05/10 09:29
age
950 :
名無し三等兵:02/05/11 12:28
メインタンクブロー!!
951 :
名無し三等兵:02/05/12 01:30
伝統なきところに海軍あり、進化とは海軍なり、といえなかったところに
滅んだ原因ありなんでしょうな。なんせ学歴主義だから海軍とは
あっ今の海自もか
952 :
名無し三等兵:02/05/12 01:37
大井は、何か耐えられないような思いがこみ上げてくるのを感じ、両手で顔をおさえた。
帝国の存続なくして、何の伝統か!
>山本五十六ってそんなには
>間違ってはいなかったのかな?って思いました。
彼は軍政畑の人なので戦略面では凡庸だったのですよ。
>953
戦術、の間違いだろ。
政治を知らない人間に戦略構想などは立てられない。
が、政治をまったく知らない奴が戦略を語った結果が、先の大戦だな。
955 :
名無し三等兵:02/05/12 12:05
浮上
956 :
名無し三等兵:02/05/12 21:20
時節柄、そろそろあげとかないと
957 :
名無し三等兵:02/05/13 01:12
あげまーす
958 :
名無し三等兵:02/05/13 09:59
とりあえずあげとこっかなーと
そろそろ2スレ目に突入では?
>959
980の人にお願いしましょ。
大井篤著「海上護衛戦」マークIIでも良いか。
961 :
名無し三等兵:02/05/13 10:47
今の役所や大企業でも一緒だと思うが、普通、軍隊の司令官や社長、局長などが
なにかの作戦、新規事業を始める場合、トップが鉛筆ナメナメ計画を立案する
なんてことはありえないからね。なにをやるか方向性が決まれば、部下のスタッフ
にその細部を練らせて、最期にその案を採択するかどうかを決めるのがトップ
だから、その案が失敗でも責任はトップ。もちろん、成功の場合はトップの功績
そのトップが、最悪でも生き残れる方針を用意してないのが
日本の欠点だ。
なんとかなると思う心こそ最大の敵だな
なんとかならなくなったら、どうしたら良いのか
そこで諦めてテニスしてヤケ酒飲んで愚痴ったら駄目で
鶴嘴・スコップ持ち、穴を掘って少しでも抵抗しようって発想が薄い
大井さんはやれるだけやったから偉い
…泥水すすってでも生き延びる、ということを
トップの責任の取り方として認めない日本文化のありようにもちと問題がある気が。
組織が問題起こしたらトップが腹切ればそれで済まされると思ってしまう、
それって一見潔いようで、でも現実には何の解決にもなってない。
本当なら、そうした問題がどうして起きたのか、
同じ性質の問題を二度と起こさないだけの措置を取ってからでないと
辞めても後任選びの手間の分、被害の拡大を招くだけなのに。
大井氏が八方ふさがりのなかで奮闘したことも事実だが、
むしろ戦後になってそうした問題が忘れ去られようとしていた時期に
自分のやってきたことを記録に残すことを選んだ、むしろそのことを評価したい。
964 :
名無し三等兵:02/05/15 11:01
保守あげ
私の本棚には「海上護衛戦」と「戦艦大和誕生」(前間孝則)が並んでます。
下巻の戦時標準船建造のくだりを海上護衛戦と併せ読むと物悲しさ倍増。
966 :
名無し三等兵:02/05/19 20:33
いかだ輸送age
保守しとこう
>>914 >大学教授でも二等兵な帝國陸軍万歳!
東京帝大法学部の場合、卒業後すぐに助手として採用。
3年後助教授、13年後には教授が昇進パターン。
助教授になった時点で、高等官8等扱い?
30半ばで官等・官位も大尉〜少佐クラスになるだろう。
赤紙招集の助教授が二等兵で、学徒動員の上官の尉官が教え子
だった、てこともありうるからね。
良スレ保守
Aチームスレ117氏に敬意を表しつつ、挙げ。
もしかしてコレ軍事板の最長寿スレか?
板内現存で最高齢みたいよ。
以下ベスト5.
1: 982683240/l50 109: 祝!大井篤著「海上護衛戦」再販! (971)
2: 987785336/l50 362: 軍事@大学 (508)
3: 989154351/l50 148: 日本陸軍の戦闘能力II「ここはお国の何百里」 (868)
4: 989660589/l50 560: 軍事板らしいAA格納庫 (695)
5: 990291077/l50 28: 城 久人スレッド!★PCコマンド ボブ&キース (480)
本題からそれるのでsage。