1 :
ラング:
1942年に発動した青作戦!
石油獲得とボルガ川遮断を狙った作戦は第六軍の降伏によって大失敗に
終わりました、しかしながらやり様によっては成功のチャンスもあった
のではないかと思ってます。
皆様のご意見お待ちしてます!
貴様の意見を出してから言え
3 :
ラング:2001/02/03(土) 22:44
>2
私はスターリングラードは完全攻略を目標とせず封鎖のみにとどめて
(空軍の集中活用)油田攻略の為に戦力を集中するべきでは無かった
かと思っております、最終的には敗北したかもしれませんがドイツが
石油資源を入手することにより敗戦がもう少し(2年程度)伸びたの
では!と思っております。
(ルーマニアの油田だけでは絶対量が不足でしたからね)
4 :
名無し三等兵:2001/02/03(土) 23:24
スターリングラード戦の第六軍の降伏はそれ程の転換点では無かったと、
パウル・カレルはその著書「焦土作戦上・下」(学研)で述べてます。
何しろ第六軍の降伏後もハリコフ攻略には成功してますから。
スターリングラード攻防戦は何より消耗戦としての意義が大きいです。
5 :
名無し三等兵:2001/02/03(土) 23:43
スターリングラード攻防戦はクルスク会戦と並ぶ独ソ決戦の天王山なのでしょうが、
ソ連屈服には程遠いものであったと思います。首都モスクワを外しているからです。
6 :
コックニー:2001/02/04(日) 03:14
>スターリングラードは完全攻略を目標とせず封鎖のみにとどめて
スターリングラードは当初参謀本部案では攻略目標ではなく「重砲の制圧下に
置く」程度。それを「攻略目標」に切り替えたのがヒトラー。
>何しろ第六軍の降伏後もハリコフ攻略には成功してますから。
あなたのいうハリコフ攻略は、(ソ連軍の)スターリングラード奪回後、かさに
かかって大攻勢をかけたソ連軍の先鋒に逆包囲(バックハンドブロー)を仕掛けた
「第3次ハリコフ戦(43.2〜3)」をいってるのでしょ?
ハリコフ攻略(第1次ハリコフ戦)自体は41年でしたよ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/05(月) 00:54
age
8 :
ジャンジャックアノー監督「スターリングラード」:2001/02/05(月) 01:20
http://www.enemyatthegatesmovie.com/ 例のスターリングラードで1000メートルはなれて撃合ったとかいわれる(実話はどうなんでしょう)
独ソ狙撃兵のお話です。「薔薇の名前」の監督の新作だから凄い期待してます。
原作はデビッド・L・ロビンズ「鼠たちの戦争」(新潮文庫新刊)。
これはノベラゼーション臭いですから、改行・セリフが多く、あまりいい出来ではないような・・・
原書房から「狙撃手」だか「狙撃兵」という新刊出てます。
こちらにも数ページ、相当個所があります。
>8
なんか、主人公がロシア側みたいだな。。。
10 :
名無し三等兵:2001/02/05(月) 01:58
ブラウ作戦の失敗でドイツ軍は東部戦線で大きな作戦を実施する戦力が無くなった。
だから43年の夏季攻勢はクルスク突出部の除去なんてチンケな作戦しか実施できなくなった。
11 :
名無し三等兵:2001/02/05(月) 10:10
総統司令第41号”ブラウ作戦”では南方軍集団はAB両軍集団に分けられ、A軍
集団はコーカサスの油田地帯の占領と、B軍集団はドン・ドネツ川周辺にいるソ連軍
の予備兵力を壊滅しスターリングラードの占領が主な目的、ブラウ作戦ではスター
リングラードは副次的な目標だったのだけれども、A軍集団はコーカサスのソ連軍
の後退で主力が拘束できず油田地帯の占領が思うように行かなくなり、ヒットラー
はイライラして、秋に新たな総統司令(44号か45号)を出して、主目標をスター
リングラードに設定した。その時点でブラウ作戦は放棄して失敗してる。結局ドイ
ツ軍は戦線を拡大して予備兵力を使い果たした。
コーカサスの石油にしてもカスピ海の水運を使ったり、ムルマンスクやアラスカか
らアメリカが援助してくれるから大丈夫だと思うけど、結局アルハンゲリスク・アス
トラハンまで進撃しないと駄目だと思う。
最悪の事態はロストフが占領されると100万のA軍集団がコーカサスに閉じ込め
られ、スターリングラードでは第6軍壊滅してB軍集団もじきに全滅、それこそ
A・B軍集団(南方軍集団)が壊滅して中央軍集団も側面から崩壊、ドイツの降伏は
1〜2年は早かった。ドン軍集団を指揮してソ連軍の攻勢を押し止め、A軍集団の
コーカサス脱出を可能にしたマンシュタインの功績はすごいと思う。
12 :
名無し三等兵:2001/02/05(月) 10:25
最も忌むべき2正面作戦の禁を犯しイギリスとソ連の
両戦線での戦いに突入。更に油田も欲しい、敵も撃滅
したいとここでも2正面。相手が伸びきったところで
反撃をかけるのもまた常道だな。起こるべき当然の
結果というところだろう。相手の虚をつく電撃戦で
常に移動しているならまだしも、一箇所に固執して
停止してしまっては。
13 :
ラング:2001/02/05(月) 21:35
マンシュタインの『失われた勝利』を昔読んだ事がありますが、全ての敗因をヒトラー
一人に押し付けている感じがしたのを憶えてます。
マンシュタインがWW2におけるトップクラスの将軍だったのは事実だと思うし、素晴らしい
実績もありました、しかしながら総統一人が悪かったのでしょうか?
ドイツにおける軍組織の問題点等詳しい方ご教授願います。
14 :
名無し三等兵:2001/02/05(月) 23:01
総統はただでさえ少ない戦力を2つに分けてしまわれた。
これだけでは決定的な戦果など挙げるべくも無いのに・・・
15 :
名無し三等兵:2001/02/05(月) 23:07
ドイツ軍にとって最大の悲劇は電撃戦の神様フランツ・ハルダー
参謀総長がヒトラーによって解任された事でしょう。自分の意見
と合わないからといって彼を解任したら誰が作戦立てるのか?
マンシュタイン他、ドイツ軍の幹部がヒトラーに問題ありと指摘
する点の一つではないでしょうか。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/06(火) 01:50
じゃあスターリングラード死守の命令は、A軍集団コーカサス脱出のため
評価してもいいんじゃないですか
17 :
名無し三等兵:2001/02/06(火) 20:48
映画「スターリングラード」見たんですが、ドイツ軍支給食料の貧しさに驚き!
今までのイメージで言うと最先端科学を誇るドイツ帝国軍ってイメージが強かった
もんですから。
ドイツ軍にはアメリカのような携帯食料無かったんですかね。
>17
ドイツは「フィールドキッチン」なる物で調理していたようです。(何処の国もそうか、、、)
アメリカにはK-レーションという携帯食ありましたね
識者の方の見解を求む
19 :
名無し三等兵:2001/02/06(火) 22:02
炊飯車(馬で牽引ですか?)は温食を供給する上で重宝だと思いますが、あまりに急進撃が続いた
時などは付いてこれなくて役に立たないのでは?
ドイツにはレーションが全く無かったのでしょうかね?
博識な人教えてください。
20 :
非常携帯口糧(Eiserne Portion):2001/02/07(水) 05:42
固焼きビスケットに、塩漬け肉と野菜(缶詰)、砂糖、塩。
・・・アメリカのKレーションみたいに携帯口糧そのものには、格別の発明はされていなかったと
思います。(むろん、軍装関係のお歴々なら、もっと詳細に語れるでしょう(笑))
むしろ、WW1の塹壕戦のひもじさで戦線が崩壊したことの反省をこめて、
アメリカよりは温食を重視し、
例のシチュー砲(フィールドキッチン)や、
前線へ保温缶で食事をはこぶシステムを工夫しています。
映画「ブリキの太鼓」にもロスビーナが戦死直前、炊飯車がでてましたね。
参考文献「グロスドイチュランド師団写真史」(大日本絵画社)
21 :
名無し三等兵:2001/02/07(水) 09:54
パウルス元帥って無能な人間じゃなかったように思うけど、スターリンの踏みとどまれ〜
でないと銃殺だ〜というソ連軍を撃破してスターリングラードまで進撃したんだから
22 :
名無し三等兵:2001/02/07(水) 11:02
>21
パウルス元帥は参謀本部出身ですから作戦屋さんとして助言屋
さんとしては有能なのですが、司令官向きではなかった。
23 :
ラング:2001/02/07(水) 20:19
皆様御教授有難うございます。
当方児島さんの「ヒトラーの戦い」ぐらいしかじっくり読んだ事が無く中途半端な
知識しか持っておりません。
4氏の御指導通りパウル、カレル「焦土作戦」買ってきてじっくり読んでいる所です。
今後も皆様の御指導宜しくお願いします。
映画『スターリングラード』にて私も気になっていたのですが、先端技術を誇ったドイツ軍に
アメリカのようなレーションが無かったとは、驚きです!
24 :
名無し三等兵:2001/02/07(水) 20:24
日本軍には炊飯車無かったんですかね?
飯盒炊飯してる写真しか見たこと無いよねー。
25 :
名無し三等兵:2001/02/07(水) 20:33
ドイツ軍は冬の装備を準備していなかったのではなく、
交通手段の不足で前線まで届かなかったということらしい。
冬装備なら後から調達したっていいはずだもんな〜。
26 :
名無し三等兵:2001/02/07(水) 20:43
米って穀物でも一番栄養バランスがいいんだけど、炊くっていう方式が糧食にはネックだよね。旧軍には缶飯開発計画とかなかったんだろうか?
*自衛隊の缶飯やレトルト飯は冷えたままで食えるの。
27 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 00:24
>25
1940年にはポーランドにて補給物資が滞貨して前線に届かなかったそうですけど
いつまでたっても東部戦線はその状況だったのですね。
28 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 00:34
米軍の携帯食料はあまりの不味さに「ヒトラーの秘密兵器」というありがたいあだ名を頂戴していた。
>>21 パウルスは士官学校を次席で卒業してたんじゃなかったんでは?
パウルスも不運だよ。上司の命令を守ったせいで軍歴どころか人生まで潰したんだからね。将来を嘱望された人だったんだろうけど。
29 :
ヒトラーの秘密兵器:2001/02/08(木) 00:45
>>28 1枚で4500カロリーだかの<濃縮チョコレート>ですね。
そりゃ、吐きますって(^^)
30 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 00:57
輸送できないというのは、制空権がないということなのですか?
それとも、サボタージュ。レジスタンスが、作戦を打ち砕いた。
のでしょうか?
もっと、別な理由が有るのかな?
K-レーションの中身って缶詰で肉とかカンパンみたいなヤツとか
32 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 01:19
米軍のレーション>日本兵に大人気
なぜなら日本軍のレーションは
蛇、蜥蜴、蠍、蛙、根っ子、木の皮。
ザクロ味の肉
33 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 18:44
ダニエル・イノウエ上院議員は(元100大隊)kレーションが大嫌いだそうだ。特にチーズ缶とクラッカーが。
母方の親戚に伝わる名言
蟻がコンペイ糖に見えた
嗚呼、、、、、、、、言葉にできない、、、、
>>28 フィリピンの日本兵が敵のレーションを奪って
食べて、あまりのうまさに大喜びしたらしい。
イタリア軍が聞いたらどう思われるか(笑)
36 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 19:52
>30
40年の段階ではソビエト領内の線路の巾の問題(ドイツは標準軌、ソビエトは
広軌)を甘く見ていた(すぐに標準軌へ変更できると思っていた)軍首脳のせいで
ワルシャワ周辺に軍需物資が滞貨してしまいました。
それがある程度解決した後も御指摘のとおりレジスタンスの妨害作業が酷く、特に
南方軍集団戦区にて補給には苦労したみたいです。
37 :
名無し三等兵:2001/02/08(木) 19:59
>>32 笑っちゃいけないんだろうが
苦笑してしまうな
39 :
名無し三等兵:2001/02/09(金) 21:10
age
なんで「ザクロ味」なんだろう?
腐りかけてるからだろか?
検証のしようもないけど気に掛かる。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/12(月) 19:09
age
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/02/12(月) 23:17
age
43 :
名無し三等兵:2001/02/27(火) 19:39
しかしKレーションってそんなに不味いんですかね?
WW2写真集見ると米兵が美味そうに食べてましたが。
(やらせか)
44 :
名無し三等兵:2001/02/27(火) 19:57
45 :
名無し三等兵:2001/02/27(火) 20:06
>40
ザクロには子供を食べてた鬼女に
子供を食べるかわりにと与えられたという
伝説があります。
そのことから文学的婉曲表現としてそういわれたんじゃないかな。
味といっても食味そのものじゃないでしょ。