1 :
名無し三等兵:
自分は、あの冷静かつ客観的なタッチで
淡々と書かれているところが好きなんだけどな。
文庫化されているのはほぼ全て読んだと思う。
語ってくれ
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 14:01
「指揮官」は面白かった。
3 :
名無し三等兵:2000/11/24(金) 17:55
「ヒトラーの戦い」も良かった。
パウル・カレルの本より面白かったよ。
4 :
名無し三等兵:2000/11/24(金) 18:07
面白いけど記述に時々誤りがあるのが悔やまれる。まあ師団名が違うとかそういう細かい点なので歴史書としての価値は変わらないと思いますが。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 18:14
「第二次世界大戦ヒトラーの戦い」
厚めの文庫で全10巻とボリュームがあるが
大学一年の時、生協で何気に1巻を買ってハマり、
一気に読破してしまった。
ヒトラー本といえば、それまで
ヒステリックに悪魔呼ばわりする本か、仮想戦記的なインチキ臭い小説。
果ては学術論文のようで「面白くない」本しか読んだことがなかったので、
「軍司令官としてのヒトラーの戦い」だけに焦点を絞り
莫大な資料を基に丁寧且つ左右の臭いをつけずに
書き切った名作だと思う。
6 :
名無し三等兵:2000/11/24(金) 18:40
>>5 烈しく同意
「日中戦争」も無味乾燥な文章になるところを
故宮博物館の話と絡めていて、おもしろかった
7 :
名無し:2000/11/24(金) 19:21
近頃の作品は低調。才能がつきたか? 「戦艦大和」とかの駄作は以前からあったが。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 19:28
児島襄って武蔵丸の横綱昇進に反対してなかったっけ?
もしかしたら国粋主義者?
9 :
名無し三等兵:2000/11/24(金) 20:21
>>4 近代史モノの宿命ですね。
大岡昇平の「レイテ戦記」も版を重ねるごとに書き直しの連続で
苦労の跡が滲み出ています。
>>7 >「戦艦大和」とかの駄作
私は主人公の包囲盤射手?(村田中尉)の回想録的な小説として
私は興味深く読んだのですが。。。
10 :
名無し三等兵:2000/11/24(金) 21:08
「天皇」6巻もいいよ。
昭和天皇の大元帥としての生涯を書き、終戦の年の陸海軍の終焉で「大日本帝国」の終焉で筆を置いている。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 21:19
彼 素顔出さないよね?
もう故人なの?
12 :
火の玉クルト:2000/11/24(金) 22:44
児島襄の小説にやたらと良く出てくる言葉
唖然、呆然、憤然、
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/24(金) 22:51
「戦艦大和」小説というよりもエピソードの繋ぎ合わせ
14 :
名無し三等兵:2000/11/24(金) 23:40
まだ行きてるんじゃ・・・
横綱審議会?委員だし
15 :
高校教師 ハルダー:2000/11/25(土) 00:38
>7
「近頃の作品」って「平和の失速」の後、何かあったっけ?
>11
「講和条約」という文庫本のカバーに児島襄の顔写真が載ってたよ。
立花隆みたいな顔だった。
>12
僕の後任のツァイツラーのことね。クルト君。
あとね、‘目をむいた'‘仰天した'というのもある。
>14
横審に関する報道では、このところ体調を崩して横審をやめたって。
代わりに内館マキコらが就任した。
昭和2年生まれだから、まだ73才だよ。
児島襄は初期の作品では左翼みたいなことを書いていたけど、
いつ頃から右翼になったんだろ。
16 :
名無し三等兵:2000/11/25(土) 01:13
阿川弘之の「国を思うて何が悪い」によると、
中共は児島を反動文筆家の例に挙げているらしい
よ。
だが、児島の本を読むとかなりまっとうなことを
書いている。サヨ思想の持ち主にはウヨに見える
んだろう。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/25(土) 02:09
久しぶりに読み返してみるか
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/25(土) 02:29
「天皇の島」はよかったよ
(ペリリュー島戦記)
19 :
名無し三等兵:2000/11/25(土) 02:43
「信濃」を読んで、雪風が嫌いになったね。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/25(土) 09:40
「平和の失速」は戦記ものとはちょっと違うがおもしろい
21 :
名無し三等兵:2000/11/25(土) 15:14
「指揮官」を読むと気合が入る。
22 :
文庫:2000/11/25(土) 17:41
もう種切れというのが正しいのでは。「平和の失速」はダレた感じがしました。「ヒトラーの戦い」の時は、もう少し書いたらという気持ちがしましたが。
23 :
名無し三等兵:2000/11/25(土) 23:06
>10
大正天皇が壊れて行くところは涙なしに読めません。
24 :
名無しさん:2000/11/25(土) 23:10
右翼から見ると、別に特定の思想性持ってるようには見えんのだが(笑)>児島襄
25 :
>24:2000/11/26(日) 01:17
右翼だからじゃない?
26 :
名無し三等兵:2000/11/26(日) 10:45
文庫にはなってないけど
「将軍突撃セリ」・・・硫黄島戦記はよかったよん。
同じく
「昭和天皇・戦後」もなかなか解りやすくてよかった。
27 :
名無し三等兵:2000/11/26(日) 12:07
昔、Niftyのフォーラムでけなされてたよね。
「学生のバイトに資料を訳させてそれで物を書いている」
「日本関係の著作は良いが、欧州戦線ものになるとクオリティが落ちる」
みたいな感じで。
自分も「ヒトラーの戦い」は好きだし、間違いを突っ込めるほど詳しくないけど、
マンスタインとかスコルツニーとかスツデントとかスパイデルとかプトケイマーとか、
ドイツ人の名前がちょっと変なのは気になる。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/26(日) 16:41
何年か前にNHKで放送していた
ジェームズ三木作「憲法はまだか!?」。
児島の「史録、日本国憲法」そのまんまの引用で面白かった。
29 :
お利口ハンス(暗い怒りの炎が...):2000/11/26(日) 19:13
>>26 人名に関してはあれでしょうがないと思いますが、
(ヒトラー、ヒットラー、ヒットラァ、ヒットレル....ドイツ語は難しいッス)
『パンター戦車』の名称だけは弱っちく思えるので勘弁して欲しかった。
(パンサー、パンター、パンテル、パンツアー....ドイツ語はホンに難い)
30 :
名無し三等兵:2000/11/26(日) 20:25
>29
でも、戦車教導師団を「レール師団」というのはちょっと違うと最初読んだとき思ったが。
31 :
名無し三等兵:2000/11/26(日) 20:35
Panther(豹)は「パンター」が一番近いと思います。
パンサーは英語読み、
パンツァーはPanzer(装甲、戦車)との混同でしょうね。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/27(月) 23:51
最後(最新)の作品はなに?
33 :
名無し三等兵:2000/11/28(火) 00:00
「ティッシュ」を「テッシュ」
「T字路」を「てーじろ」
と読む人なんだろうな・・・>児島氏(笑)
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/28(火) 00:03
>>33 ディズニーランド⇒デゼニーランド>児島氏
>33
>「ティッシュ」を「テッシュ」
ティシューが最新。
>「T字路」を「てーじろ」
丁字路=ていじろ(意味はT字路と同じ)
>34
>デゼニーランド
デゼニランドなら・・・古っ!
36 :
名無し三等兵:2000/11/28(火) 12:19
IT革命=アイテー革命
37 :
名無し三等兵:2000/11/28(火) 13:01
ドイツ語だとrは巻くので、パンタル(ルは弱く巻き舌)というのが
近いかと。
38 :
名無し三等兵:2000/11/28(火) 19:45
巻きません
Pantherがパンタルなら、
Hitlerはヒトラルで、
Panzerはパンツァルで、
Fuhrerはフューラルなの?
40 :
>37:2000/11/28(火) 21:27
まともなドイツ語の教科書見てみればそんなネタ沸いてこな
いんだけどなー。
古い翻訳小説なんかを鵜呑みにしてない?
もしくはドイツ語習ったの20年前とか。
41 :
名無し三等兵:2000/11/29(水) 00:13
「日露戦争」
バルチック艦隊の対馬海峡までの悪戦苦闘ブリがよく描けているよん。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/30(木) 00:39
「平和の失速」は読んでてつらいねぇ。
でも、シベリア出兵は「はいからさんが通る」でしか知らなかったから、
勉強になりました。はいっ、はいっ、はーい。
44 :
ヒットレル氏:
ギョエテとは 俺のことかと ゲーテ云い