●アホ火葬戦記紹介スレ●

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1太郎
試しに火葬戦記読んだら、あまりの酷さに怒りが込み上げてきた方や
ばかばかしくてかえって楽しんでしまった方のスレです。

私の一押しは「第七の空母」著・ピーター・アルバーノ。
氷に閉じ込められた大日本帝国海軍巨大空母「米賀」が、
数十年の眠りから目覚めて真珠湾攻撃を目指す一大スペクタクル巨編です。
この作品のパワーと強引さに参ってしまいました。
続編もよい味です。

他にもこんな楽しい作品知っている方は居られますか?
2名無し三等兵 :2000/09/18(月) 20:28
「孔明の艦隊」。

世紀のDIE作家、志茂田景樹先生の冥著。

なぜか現代に降霊した諸葛孔明が、
なぜか中国を侵略しているはずの国の将軍である山本五十六に憑依し、
なぜか米国は現代の魏であるというよくわからない論理で味方する。
なぜか蜀の武将の霊も次々に日本海軍の将軍に乗り移り、
なぜか魏の武将の霊がアメリカ海軍の将軍に乗り移る。

WWIIファンにも三国志ファンにも失笑を買った。
3名無し三等兵 :2000/09/18(月) 20:35
「戦国の長島巨人軍」。

世紀のDIE作家、志茂田景樹先生の謎著。

なぜか自衛隊で機甲部隊を使い
実弾演習をしている長島監督と読売巨人軍。
なぜか戦国時代にタイムスリップ。
戦車をうまいこと操り、連戦連勝。
信長と野球をしておわり。

「仮想戦記+長島巨人軍=とても売れる」

という、ギャグを通り越して
あまりにも卑しい書物。笑えない。
4名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/18(月) 20:44
志茂田景樹先生の戦記はまともナシ!
中身薄いというか、そこの場所の様子や状況の表現が詳しく書いていない。
俺はきらい!
5名無し三等兵 :2000/09/18(月) 21:37
安心しろ4よ。カゲキセンセが好きな奴なんて存在せん。
つまり言わずもがなの周知の事実だ、4よ。
違った見地から見て好きな奴ならたくさんいるが。
6>5 :2000/09/18(月) 21:52
トンデモ本を読んで楽しめるようなスレた方々ですな。
一方の屑架空戦記の雄、霧島ナチは違った見地から見ても好きな奴はいないが。
7名無し三等兵 :2000/09/18(月) 23:22
アニメ版「紺碧の艦隊」。
先週CATVでやってたのを初めて観た。
日本軍、なぜかナチスドイツと戦ってた。
ジェット機、ミサイル実用化してるし、
桜花もジェットエンジン積んで迎撃戦闘機として
活躍してたなぁ。
原作は、まともなの?
8>7 :2000/09/18(月) 23:36
もっと狂ってきています、現在。
9太郎 :2000/09/18(月) 23:42
>4
別に無理に読めとか、この良さが分からないなんて云々と押し付ける気は更々ありませんので、
そんなに怒らないで下さい。

忍者部隊月光や鉄人28号を読んだり見たりしているのと同じつもりです。
それとも大野安之の戦争ギャグマンガ「深く静かに沈没せよ!! 」を喜ぶ感覚かな?
それらを嫌うのは仕方ないとしても、否定したり愛好家に対して勝手なレッテルを貼るのは大きなお世話というものです。
10名無し三等兵 :2000/09/19(火) 02:27
つか、志茂田センセを馬鹿にしていた一員だが、最近は志茂田センセは子供向けの童話を書いている
という話をTVで見た。
昔から書きたかったとはセンセの弁だが、なんとなく見なおした。
11名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/19(火) 03:50
>10
子供剥けの同和でもあの調子なのかな?
子供達が心配だ
12>3 :2000/09/19(火) 04:03
「戦国の長島巨人軍」・・このタイトルの時点で
戦記ファンも巨人ファンも両方掴み損ねた気がするんだが。
私も本屋でブツを見た事あるが、表紙カバーのイラストもかなりキてた
よーな記憶が・・
カゲキセンセの発想は常人を超越してますな。
13>12 :2000/09/19(火) 04:45
私はタイトルと表紙絵を観た瞬間、友人に見せた時の顔を想像しながらレジに向かいました。
14霧島那智の :2000/09/19(火) 06:02
「航空戦艦大和の進撃」の大和はすごい。
大和級の船体2つをくっつけて双胴空母にするってのはともかく
空母信濃の艦橋のうえに大和の艦橋がのっかってるとゆう
すばらしいデザインだ。
15霧島那智と言えば :2000/09/19(火) 06:52
忍者部隊を忘れてはいないか?
16名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/19(火) 11:36
 井上淳「連合艦隊、津軽海峡を封鎖せよ」。

 1960年代の分断国家日本の内戦という内容なんですが、
軍事考証以外は時代考証レベルでもマトモというのが、実に恐
ろしい(^^;。つまり、作者は完全に本気。

 1960年代で「ソ連の技術供与によって北日本が大型原子力
空母を保有」しているってのは良い方で、エンタープライズ
以後、続々と世界では超大型原子力空母が登場しているんだ
そうです。

 架空戦記としての設定という訳でもないのは、それらの外
国のフネがまったく登場しない事でも明らかで、どうやら本
気で旧ソ連海軍が60年代に空母を保有していたと信じてい
るんですね。

 それどころか、南日本の6万t級空母を「何処の国にも有
る中型空母」と書いている事を考えると・・・・、くり返し
になりますが、他の時代考証はマトモです。なにせ、1952年
生まれの作者が1966年の話を書いているんですから当然です
。軍事考証だけがやたらに出鱈目なんです。

 細かい兵器の名前とかは良く知っているみたいなので、自
分では知識が有るつもりなんでしょう。ちなみに前職は記者
で、冒険小説作家としてはソコソコの仕事もしている作家で
す。某SF専門誌の書評ではべた褒めだったというのが、更
にトホホ感を補強しています。

 分かんないのかな、分かんないだろうな。他の考証はマト
モだからなぁ(苦笑)。
17名無し三等兵 :2000/09/19(火) 11:57
「戦国の長嶋巨人軍」を読んでしまった人にお伺いしたいんですけど、野球シーンの描写ってどうなんでしょう。
いちおうは、リアルに書けているんでしょうか?
18>16 :2000/09/19(火) 12:02
それって、三巻セットじゃなかった?
あと二つ話があって、その巻は一巻目じゃなかったっけ?
確かに軍事考証は変なところがあったね。
満州にいた最精鋭江夏部隊が唯一ソ連の戦車に対抗できる
戦車を持っていた、とかいってもそんな戦車そもそも
日本本土に存在しないし。(苦笑
でもそれ以外は面白かったような覚えがある。
19名無し三等兵 :2000/09/19(火) 13:27
山崎晴哉の『海軍どくろ軍団』は?
20名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 14:03
矢張り某ちゃんは新世紀日米大戦等を迫真のシミュレーション戦記
ととらえているのだろうか(まあしかしロボット描写は
中々面白かったと言うべきだろうが)
21名無し三等兵 :2000/09/19(火) 14:37
>>19

表紙だけで逝っちまいそうだ(笑
22>19 :2000/09/20(水) 19:18
「太陽電池推進で航続距離無限大の戦艦空母『大和』」でっせ。
23名無し三等兵 :2000/09/20(水) 19:27
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             //   // ̄ ̄| |   \\   サテライトキャノン発射よ〜い
            //    //    | |    \\      ∧ ∧__
          //     //   / \    \\   (゚Д゚ )    ヽ〜
        / \     //      ̄ ̄     / \   U U ̄ ̄UU
         ̄ ̄ ̄   / \             ̄ ̄ ̄     


@ 

24>23 :2000/09/20(水) 20:01
マーカライトファープじゃないのか…
25今日 :2000/09/20(水) 20:08
山崎晴哉の「超戦空戦艦『信長』」、続編(4巻目)出てたぞ。
26てんけーてき呆け :2000/09/20(水) 20:51
>>16
最近マチャアキとか見てなかったけど,そんなモノ書いてたのか
27あかしお :2000/09/21(木) 00:32
どなたか、日本兵が操縦するシヤーマンがパリの凱旋門を
パレードしているという気が狂いそうな表紙の本をご存知
ないですか。
28日本兵代表("我々"は1式で十分!) :2000/09/21(木) 01:24
>27 わが帝国が米英と講和同盟など
夢であり まして独、露連合軍と戦い
モスクワを陥落なんってありえません
29名無し三等兵 :2000/09/21(木) 07:53
>27
林譲治・高貫布士「大日本帝国欧州電撃作戦」の3巻「山下第25軍パリ入城ス」ですな。
日本の連合国参加の経緯以外はかなりまともなシリーズだったけど。
30名無し三等兵 :2000/09/21(木) 09:04
>27

 出鱈目だが面白そうな設定をディテールで押し通すってのが
、仮想戦記の味だからいいんじゃない?アレは。部隊がちゃん
と郷土連隊になってるのが笑えた。八連隊がなぜか強いんだな


 米英軍が車体に何か絵を書いてるのを見て、[商売繁盛]と
か書き出しちゃうのが。冗談とディテールと無茶な設定のバラ
ンスが取れてた。ま、火葬というより良く出来た妄想戦記。

 仮想戦記ってのは、「良く出来た妄想戦記」ってのが一番だ
と思うので、許可。
31名無シーク :2000/09/21(木) 09:38
吉岡平の『凍てる波頭』なんてどうでっか?

1947年が舞台なのに、日本が勝った事になってるし、
武蔵も大和も健在どころか、改大和級戦艦もやら富嶽飛行隊まで登場。

対する敵はビーム砲装備の原子力戦艦だの原子力潜水艦だのを繰り出してくる、
それに対する帝国海軍の最新兵器が、大和級の船体を二つくっつけた
双胴戦艦『筑後』・・・・書いてるだけでも、もうわけが解りません。
32名無し三等兵 :2000/09/21(木) 10:10
入院中に読んだ影の艦隊だっけか。作者不明。ってゆーか記憶無し。
最初の20ページで頭痛がしたが、がんばって最後まで読む。
…ここまでやってくれればまあいいや。

対米開戦イケイケ的内容。
33名無し三等兵 :2000/09/21(木) 10:37
>>32
山田正紀だったけ? 違ったらゴメン。
僕もアレは1巻でギブアップ。
34名無し三等兵 :2000/09/21(木) 12:47
>>31
それは下層戦記と違うだろ。どちらかというと冒険小説のノリ。
35>32,33 :2000/09/21(木) 13:31
影の艦隊って確か3種類かそこら無かった?
山田正紀と鎌田三平?は覚えてるんだけど、この他にもあったと思うし。

あ、出来は少なくともこの2シリーズは屑ね。
36名無シーク :2000/09/21(木) 23:40
山田正紀の影の艦隊は、ソ連のバックアップの元、
ドーピングした乗務員が日本軍の遺産でアメリカと戦うという・・・・

仮想というか妄想と言うか、作者はどういうつもりで書いたんかしら。
37名無しさん@無理が通れば道理が引っ込む :2000/09/21(木) 23:43
 機神兵団のがまだマシだったなあ・・・・・。>ヤマダ君
38名無し三等兵 :2000/09/22(金) 00:20
だれか牟田口が主人公で大活躍(藁)する仮葬疝気かいてくれないかなぁ。
39名無し三等兵 :2000/09/22(金) 08:27
>34

 「戦前のジュブナイル軍事冒険小説」と書いてくれ、現代の一般
的な「戦争小説」ってのは、冒険小説の体裁で書かれるから、誤解
を招く、というか、あんたが馬鹿だと思われるぞ。
40名無し三等兵 :2000/09/22(金) 08:59
ラジャ!(@^▽^@)ゞ
41名無し三等兵 :2000/09/22(金) 09:00
>36

 SF板での評価はわりに高かったような。ま、俺もナニ
を考えて書いているんだか、サッパリ分かんなかったけど
。かつて、左翼に共感した世代にとっては現在の日本を無
条件に肯定する事は出来ないけど、昔、自分達が主張した
事が間違いだった事も理解しているってな所なのかね。
42名無し三等兵 :2000/09/22(金) 13:25
擬音の魔術師、谷恒生の作品は?
ガガーン!ガガーン!ガガーン!
ダダダダダダダダダダダダダダダ!
ギューン!ギューン!ギューン!
43ペンネームC :2000/09/23(土) 00:40
山田正紀の「影の艦隊」は、軍事考証も技術考証も無茶苦茶で、
戦争物としては相当に問題がある。
50ノットで突っ走り、しかも霧を発生させて敵の眼をくらます駆逐艦!

だが、最終巻はよく書けている。
ところがこの最終巻、いわゆる架空戦記の体裁から大幅に逸脱しているのだ。
共産主義も間違っている、ソ連にも日本にもアメリカにも正義などない、
ということに(カンボジアの内紛でポルポトの虐殺を見た結果)気づいた
主人公たちは、最後の最後で、自分たちは何のために戦うべきだったのか
気づく。そしてそれに殉じて全滅する。そういう話だ。
すさまじい迫力だった。主人公たちの心理描写が。
こういうほめ方しかできないというのは、この話は根本的に架空戦記ではないと
いうことだよね。
7巻だけ買い。1から6までは我慢して読むべし。
44>42 :2000/09/23(土) 01:28
よし!今度から戦場の描写は全部それでいこう!
行数が稼げる・・じゃなくてリアリティがある!
45名無し三等兵 :2000/09/23(土) 06:10
オレは影の艦隊・正紀版は最初から青春小説として読んでいた
46ペンネームC :2000/09/23(土) 07:11
谷コーセーの本は、突っ込みを入れながら読むとものすごく疲れる。
 ……ヒトラーの眼が「ギラッ」と光った。
 光るな。
47名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/25(月) 06:00
>46
わらた
48かんべんして :2000/09/25(月) 06:09
紺碧艦隊

あの人の本は、導入部しか読んじゃあかん、
というのがSF系の、もう20年ぐらい前からの評価。

導入部だけは面白いんだ。思いつきが。
49名無し三等兵 :2000/09/25(月) 13:25
紺碧艦隊って、現在はどんな展開なの?
何しろ7巻以降読んでないもんで・・・・・・
50名無し三等兵 :2000/09/25(月) 13:36
架空戦記でまともだったのは本当に初期の
檜山なんとかって人の「大逆転」シリーズぐらいだな。

自衛隊の駆逐艦や潜水艦がミッドウェーにタイムスリップするとか、
武蔵が現代にタイムスリップするとかその程度だった。
51ごま :2000/09/25(月) 13:45
まともでなくとも良いが、超巨大戦艦とか氷山空母とか
そういうSFチックな代物が出てくれば良し。
「奇想艦隊」?とかいう雑誌で播磨やヴァツーチンとかの
イラストを見たときに当時高校生の私は思わず興奮して
しまいました。
最近の仮想戦記でそういった代物ってある?
52>51 :2000/09/25(月) 14:19
やっぱり仮想戦記ってもんはある程度のはったりやケレン味が必要って事。
(火葬戦記ははったりしかない)
53名無し三等兵 :2000/09/25(月) 15:52
なにかもうちょっと斬新なアイデアの火葬戦記が欲しいんですけど……あります?
この前かったシミュレーション戦記第二次世界大戦史3というのはなかなか楽しかったですが。

フランスの列車砲にやられるマンシュタイン。

KV1を使うオーキンレック。
54名無しさん@ :2000/09/25(月) 16:24
空中戦艦(笑)とか出てくるとおもしろいのに。
55上等兵 :2000/09/25(月) 19:32
昭和遊撃隊。よかったです。少年倶楽部連載。
こみけで、火葬戦記をからかった本がでていました。
艦隊しりーずの表紙をパロってたけど、ずいぶん昔。
ミリタリー系の中堅所。
56名無し三等兵 :2000/09/25(月) 22:40
欧米人が書いたまともな仮想戦記ってあります?
トムクランシーみたいな火葬戦記が一番まとも?
57FFFF :2000/09/25(月) 22:52
 反フランコの人民戦線が勝ったはいいがあっという間に親ソ派に乗っ取られ、
ドイツでは共産党が先にクーデターを決行、東西ドイツ分裂が10年早く実現。
共産スペインとドイツに挟まれたフランスは反共恐慌状態。チャーチルも
スターリンよりヒトラーと手を握る道を選択。
 そして遂にソ連と東ドイツによるポーランド同時侵攻に対し、英仏独(ナチ)
が干渉戦争を発動して第2時欧州大戦勃発・・・というストーリーを言ったら、
悪友が「最低限のリアリティーはあるけど、火葬戦記毒舎で付いて来られるヤツは
いないよ」ときっぱり言われた。


58MASTERAT :2000/09/26(火) 01:03
>56
「D-Dayの惨劇」ってのが結構良い出来だったかな
ラストにちょっと無理があるけどね・・・
ちなみに中身はノルマンディでドイツ軍が勝利すると
いう内容
ちゃんと取材もしてるしどこぞの死茂田みたいな内容
ではないですよ
59ふぁいるず :2000/09/26(火) 01:33
>57
チャーチルは反ナチスドイツで第一線(つーか首相)に返り咲いた
男なので。この状況ではチャーチル首相は無いかも。
60名無しさん@ :2000/09/26(火) 01:59
>57
ドイツよりフランスのほうが共産化しやすいぞ。
ソ連よりもフランスのほうが社会主義の先輩だからな。
東西分裂というのもよくわからん。
61もぐもぐ名無しさん :2000/09/26(火) 02:47
「ヨーロッパ最終戦争1999年」(こまかいとこ違うかも)とか言うのが
結構面白かった。例によってアメリカが善玉なのが気に入らなかったけ
ど。
リアリティーは、まぁそれなり。
62名無し三等兵 :2000/09/26(火) 08:12
>57

 もうあるよ(^^;。ま、フランスも共産化してるのが常だけど
。火葬からマトモな奴までに見られる「良くある設定」だね。
63ペンネームC :2000/09/27(水) 01:01
>53 斬新なアイデアの架空戦記
林譲治のやつは設定がぶっとんでるぞ。
常温核融合が偶然発見されたり(覇龍の戦録)
世界中で一切の電波が使用不能になったり(妖光の艦隊)
こういう無茶なことがもし起こったらどうなるか、という
最低限のシミュレートはちゃんとされている。
林譲治は有名だからみんな知ってるか……
64名無しさん :2000/09/27(水) 01:19
>61
ラリー・ボンドの「ヨーロッパ最終戦争1998」やね。
でも、ちょっと前に出た「怒りの日」でクランシーみたくなっちゃって、ちょっと悲しい。

>56
舶来作品だったら……
ハロルド・コイルとかリチャード・ハーマン・ジュニアとかどう? 人は容赦なく死ぬし
それぞれ現役戦車将校と元空軍飛行士官だけあって戦闘シーンのディティールも
なかなか。
65FFFF :2000/09/28(木) 23:03
>59
チャーチル自伝によれば、彼も有る時期までは「共産主義よりファシズムの
ほうがまだマシ」と思っていましたので、まんざら有り得ない話では
無いようです。
〉60
>東西分裂というのもよくわからん。
「東西分裂」というといささか表現が不適切だったかもしれません。
ベルリンから追い出されて、当時フランス統治下だったラインラント地方へ
逃げ込むという想定でした。ただこれだとナチスドイツが弱体化しすぎますので
いじり様が無いか、思案中です。
66ごま :2000/09/29(金) 14:30
「日独最終戦争」ってどう?
なんかやたらまとまりの無い話だけど・・・。
67名無し三等兵 :2000/09/29(金) 14:51
舶来ものだったら、デイル・ブラウンのハイテク空軍ものなんか
どうでしょう? ディティールは凝ってるけどトンデモ度が高いと
思いますが。
某研究者必読かも。
68名無的発言者 :2000/09/29(金) 15:00
「日本独立戦争」
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/5242/mrc31.htm
日本独立戦争
●ストーリー解説
 日本が日露戦争に敗れロシアの属領となって30年あまり、有為の人材は既に
故国を去っていた。2度目の欧州大戦が始まった頃、アメリカ海軍の士官となっ
ていた高野五十六(史実では山本五十六)は、アメリカ太平洋艦隊司令長官ニ
ミッツに語りかけた。「日本において、独立戦争をやろうと思う」
そのころ日本においてもロシア海軍士官となっていた西村祥治らがロシア海軍へ
の叛乱を企てていた。両軍の目標はロシア太平洋艦隊の根拠地たる指宿(ボグダノ)
そこには、ロシア帝国の王女アナスターシャの乗る戦艦ポチョムキンの姿もあった。

●ここがお勧め
 太平洋戦争のパロデイー的なところが面白い。山本五十六が高野五十六として、
太平洋戦争にて攻撃したハワイから出撃し、ハワイ攻撃の練習地であった錦江湾
の指宿を攻める。その部隊には、史実では自己の戦闘機隊の通称だった「源田サー
カス」をこちらの世界では、淵田美津雄(史実では確か「雷撃の神様」と呼ばれて
たと思う)と共に本当に航空サーカス団していている源田実が居たりする。人も
人なら船も船で、西村らは自分たちだけの時は自分たちが指揮する艦を、空母は
加賀、巡洋艦は妙高とか神通と呼び、日本人の造船技師は自ら設計した46センチ
砲を積んだ戦艦を、陰では大和と呼んでいたりする
おまけにあのスターリンが日本駐留ロシア帝国陸軍総司令!!
69ごま :2000/09/29(金) 15:11
これは既出ですか?
http://i.am/ifcon
70名無し三等兵 :2000/09/29(金) 19:36
>68
あそこまで歴史を変えてあるのに艦名がそのまんまなのが寒い。
71名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 12:30
どこかでゲルリヒ砲を搭載した戦艦が出ていた。
ゲルリヒ砲は軽いタングステンの芯を超高速で打ち込む砲であって、そんなもんが
対艦攻撃に役に立つわけないだろ!
72名無し三等兵 :2000/10/05(木) 13:00
>>71
うにゃ? タングステンってそんなに軽い元素じゃないっしょ?
名前からしてギリシャ語かラテン語の「重い石」だし。細かい資料手元に無いから
定量的なツッコミは入れられないけど。
それに、多少軽かったところで、トータルでの運動エネルギー量が大きければ結構
使えるんじゃないかと思うんだが。実際、陸戦ではかなりの戦果があった訳だし。
73名無し三等兵 :2000/10/05(木) 13:14
>71
大日本航空隊戦記はもし第一次世界大戦に日本が参戦したら
戦術的・ロジスティックス的に日本は大きく変わるのではないか、
っていう設定で書かれた作品で火葬戦記ではないぞ。
林譲治は谷甲州の一党だしな。
74名無し三等兵 :2000/10/05(木) 13:26
きわめつけの火葬戦記
「米本土決戦」
中国が韓国占領し、造船所で超大型空母(500機搭載)を隔月巻
で大増産し、アジア全域を占領。
欧州艦隊を壊滅させた後、キューバに中国兵500万人上陸。
それに対し、アメリカは必死の反撃をするも大半の戦闘機を落さ
れ、本土上陸を防ぐため、少年少女が徴兵されて・・・・
要は軍備をおろそかにすると敵が攻めてくるぞ、ってことだと思う
が設定があまりに酷すぎ。
75名無し三等兵 :2000/10/05(木) 13:46
仮想つながりで質問なんですが、
ノモンハン事件のときに奇跡的に独蘇伊三国同盟が成立して
ソ連軍が大挙して満州になだれ込んでくる、
ってことは有り得なかったのでしょうか?
76>71 :2000/10/05(木) 14:06
タングステンが軽いとか言ってる時点で、その糞小説の作者以下なんだよ。
77>71 :2000/10/05(木) 16:20
戦車も戦艦も「装甲が厚い」ことについて変わりないがね。
知識の応用がきかない上、「タングステンが軽い」と言い切るとは
愚かぢゃのぉ(藁)
78名無しさん@1周年 :2000/10/05(木) 17:05
>>73
林譲治は羅門みたいに確信犯的
とんでも戦記も多数書いている。
どちらかといえば私は此方の作風
の方が好き。
兵隊元帥シリーズとかね。
焦熱の波涛はたぶん話しを長くしすぎたみたいで
最近ストーリーがたれてきてるんじゃないかな。
5巻くらいで完結させた方が風呂敷が広がり過ぎなくて
良いと思う。
7971ではないが :2000/10/05(木) 20:57
>実際、陸戦ではかなりの戦果があった訳だし。

戦車なら有効ですけど、戦艦でしたら無意味です。
早い話、「炸薬のない貫通するためだけの弾」ですから、戦艦の装甲を打ち抜いても
爆発しませんので不発弾と同じです。
あとゲルリヒ砲の弾は普通の戦車砲弾より軽いのは事実ですよ。
71は「タングステンが軽い」と言っているのではなく
「タングステンの(普通の弾)より軽い砲弾」
と言っているのでしょう。
80>79 :2000/10/05(木) 21:17
追加してあげるとゲルリヒ砲の弾は軽い(「砲弾が」だよ)ので、初速だ
けが早いのであって、距離が開くと通常の砲弾より急激に貫徹力が落ちる
上に風などにも弱い。
対艦攻撃を行うような距離では通常の鉄鋼弾の方がよほど貫徹力が高い。
81名無し三等兵 :2000/10/05(木) 21:40
>戦車なら有効ですけど、戦艦でしたら無意味です。
>早い話、「炸薬のない貫通するためだけの弾」ですから、戦艦の装甲を打ち抜いても
>爆発しませんので不発弾と同じです。

 頑丈なタングステン鋼のコアに軟鋼製の枠をはめて通常の徹甲弾より
軽くして発射するのがPzgr40。高初速ですが、当然の如く空気抵抗
で距離が伸びると威力が急速に落ちます。いってみれば、その枠を圧縮
して細長い状態で発射するのが、ゲルリッヒ銃の理屈です。

 弾底の面積が加速の効率が高い初期に大きく、発射された後の空気抵
抗が発生する段階で小さくなっている訳です。APDSを砲身による機
械的な加工でやる方式と言えるかも知れません。高初速と射程を両立さ
せる方法ですから、タングステン鋼の中に炸薬を詰めてもかまわないと
おもいます。

 それから、タングステンではなくタングステン鋼では有りませんか?
私の記憶ではタングステン鋼なのですが、本当にタングステンを使うな
ら中に炸薬を鋳込むような工夫は難しいかも知れません。
82名無し三等兵 :2000/10/05(木) 21:44
>79
ちゃんと原本読めや。
ゲルリッヒ砲を活躍させるためのお膳立てのうまさがこの作者のいいところだぞ。
重装甲艦「大和」とかな。
83名無し三等兵 :2000/10/05(木) 21:47
>>81
タングステン鋼ってなに?(笑)
いや。マジで知らないんで。純タングステンとか炭化タングステン、タングステン合金は知ってるけど。
鋼材にタングステンを添加した合金を作ったとしても凝固過程でタングステン沈殿するんじゃない?

>いってみれば、その枠を圧縮して細長い状態で発射するのが、ゲルリッヒ銃の理屈です

あれ?ゲルリッヒって、弾芯自体は変形しなかったような?
ケツのスカートがテーパー状の砲身を進むにしたがって窄まるだけでわ?
高初速を狙ったのは確かだけど、あれは火薬燃焼ガス流れの話だと思うんだけど。
あくまでも記憶ね。
84名無し三等兵 :2000/10/06(金) 08:43
原本に当たったが、近距離での肉薄砲戦に特化した武器じゃないか→ゲルリッヒ砲
搭載大和。
普通の艦隊決戦の距離にならないように、物語からシステムからくみ上げてる。こ
れで納得できなきゃ、そいつに架空戦記を読む適性はないな。

71とかは物語の背景とかを読まず、モノだけを見て否定するタイプの考えの浅い
バカじゃないのか? 柳田理科雄みたいな。
85名無し三等兵 :2000/10/06(金) 09:02
でもゲルリッヒ砲は砲身命数が少ないからなあ
86名無し三等兵 :2000/10/06(金) 09:13
>85
それも作中できちんと考慮されてる。ありていに言えば、1門あたり
50発しか砲弾を積んでない!(爆)
そんなバカな状況に持っていくまでの手腕も見事だしね。

とりあえず、今までこの板で出た程度の事は全部作中で指摘され、
解決されてるよ。しかもトンデモな解決方法じゃなく、運用やシス
テムで解決するような形でね。
87名無し三等兵 :2000/10/06(金) 09:51
>その枠を圧縮して細長い状態で発射するのが、

 この「その」ってのは、当然

> 頑丈なタングステン鋼のコアに軟鋼製の枠をはめて

 の「軟鋼製の枠」です。APDSがサボを外すのと同じ
ですな。50mm70口径砲より、70mm50口径砲のAP
DSの方が弾底面積が大きい分有利なので、大口径砲で減
口径弾を使うわけです。先端で圧縮すれば、ガス圧が維持
出来るというのも多少は有るかも知れませんが、APDS
が普及してしまうと試す国が無くなったという点から考え
ても大差が無いのは分かります。

 たしか、弾ってタングステン鋼→タングステン合金
(バインダーで焼結)→炭化タングステンの順で進化
したんじゃないですか。原書は読んだことが無いので
、誤訳かも知れませんがジャーマンタンクスの弾の解
説にも弾心は「タングステン鋼」とかかれてますよ。
88名無し三等兵 :2000/10/06(金) 11:27
>87
>タングステン鋼→タングステン合金(バインダーで焼結)→炭化タングステン
間違い。現在までの進化という前提でも間違ってるし、〜WW2次での進化という点でも。
89名無し三等兵 :2000/10/06(金) 19:02
話は変わるが、もしレール・ガンが実用化した場合、タングステン
弾芯に導電性のケーシングをして発射出来るのかなあ?
(劣化ウラン弾芯でも可)
90名無し三等兵 :2000/10/06(金) 21:54
>鋼材にタングステンを添加した合金を作ったとしても凝固過程でタングステン沈殿するんじゃない

 JISに有るが?、SKH2=タングステン18%。クロム4%、
バナジウム1%を添加した鋼材。

>間違い。現在までの進化という前提でも間違ってるし、〜WW2次での進化という点でも。

 私も初期のHVAPはタングステン鋼を使ってるんだと思ってた。
モトネタは多分、87と同じ(PANZERだったと思う)。イラクの
T-72が「鋼」のAPFSDSを使用してると聞いて、そうなのかと
思ってた位だ。

 正解が知りたいので、ご教示願いたい。
91名無し三等兵 :2000/10/06(金) 22:45
出た。またPanzerネタか。
あの雑誌って最後までこの板に祟るねぃ〜(笑)
92名無し三等兵 :2000/10/06(金) 22:59
浸炭鋼→タングステン(低合金もしくは純)(APorHVAP)→炭化タングステン(HVAP)→タングステン合金(APFSDS)
が本流でしょ。浸炭鋼の次にタングステン鋼とかマルエージ鋼あるかもしれんけど本流じゃないな。

>T-72が「鋼」のAPFSDSを使用してると聞いて、そうなのかと思ってた位だ
おもいっきしもんきーもでる(笑)
鋼APFSDS弾はタングステン合金性の威力半分はんぶーん(本当)
93名無し三等兵 :2000/10/08(日) 21:23
>浸炭鋼→タングステン(低合金もしくは純)(APorHVAP)→炭化タングステン(HVAP)→タングステン合金(APFSDS)

 つまり、ハイス→鋳造工具合金→超硬合金という事?。87はタング
ステン合金と聞いて粉末冶金と考えているだけかな。低炭素のモリブ
デン鋼かタングステン鋼に浸炭焼き入れすれば、表面だけ高速度工具
鋼になる。
94名無し三等兵 :2000/10/08(日) 21:44
>>93
違うね。タングステン合金なんか伸び10%以上だぜ(w
AP@`APDS(一部はAPFSDS弾と同じ)@`HVAPとAPFSDS弾は理論が全然違うんで必要とされる材料特性も違うのさ。
詳しくは過去レス参照したって。(どこのスレッドにあるかは分かるよね)
95名無し三等兵 :2000/10/08(日) 22:43
>違うね。タングステン合金なんか伸び10%以上だぜ(w

 だから、タングステンの微粉末にナニカを結合剤として混ぜて
焼結(焼き固め)してるんでしょう。87はその方法でしかタング
ステンを加工できないと思ってる。タングステンカーバイトが最
後に来るのは工具からの連想だな。

詳しくは過去レス参照したって。(どこのスレッドにあるかは分かるよね)

 私は「初期のHVAPはタングステン鋼だと思ってた」だけ。
多分、読んでる。
96アホ仮葬好き :2000/10/08(日) 23:36
弾体スレでもたててそこでやっとくれよ
97ペンネームC :2000/10/10(火) 23:43
仮想戦記の話はどうなっちゃったんだ……
弾の考証が少しおかしいくらい気にしていたら、
怖くて架空戦記は読めません(笑)
98名無し三等兵 :2000/10/11(水) 01:27
 なんか、「スーパーメタルカラースレ」と化してますね・・・。

 勉強にはなりそうだけどついて行けない・・・専門用語がムズ過ぎるー。
99路線を元に戻しましょう
個人的に好きなトンデモ仮想戦記は、
橋本純の「連合艦隊零号作戦」です。
これは捷1号作戦を中止した連合艦隊がその全力(そう文字どうりの全力)で
ハワイとサンフランシスコを叩きに行くお話。
で、サンフランシスコで文字どうり全滅し(駆逐艦すら残っていない)しょうがなく
戦争も終わる、というもの。
絶対実現不可能だが確かに戦争は終わりそうなところが好き。