荒巻義雄ってどうよ

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1名無しさん@そうだ選挙にいこう
 霧島那智は批判されるだけましというか、ここまで本気で
冗談みたいなハナシを書かれると対応に困るんですけど。

 どう思います? この人本当にマジなんでしょうか。霧島
那智のように商売なんでしょうか? 佐藤大輔はある種の冗
談だと分かるんですが、この人はどうも本気で書いていると
しか思えないのですが。
2元読者:2000/07/29(土) 09:26
前作の「要塞シリーズ」初期まではまともでした。
しかし、当時バブル景気の真っ最中、ジャパンアズナンバーワンの時代
でしたので当初は「イデオロギー抜きのSF戦記ものを」とあったもの
が後期は「日本は世界を指導する役割がある」と完全にイってしまわれ
ました。
んで書かれたのが「紺碧」・・・・
日露戦争後の日本みたいですな。
3名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 09:37
初めて読んだ仮想戦記物が荒巻義雄でした。
その当時、軍事のことは何も知らなかったので、読んでいて素直に
納得していたが、さすがに途中からおかしいことに気付いた(笑)。
まぁ、初心者の入門用にああいうのが有ってもいいんじゃないだろうか。
一応、要塞シリーズは全部持ってますが。
4名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 10:24
要塞は来年再開するんだってね
5七使さん:2000/07/29(土) 11:29
あと書きが10ページを越えた段階で終わってるね。
6とうでん:2000/07/29(土) 11:35
旭日、紺碧がヒットしたから、もうそのスタイルで行くしかないんでしょうねー。
しかし他の空想戦記モノと比べたら、まだまともなほうかな?
個人的には、檜山良昭が好きですけどね。
7名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 16:34
この人は典型的な確信犯です、自分でも荒唐無稽なのを知ってて書いてます。
荒巻氏のいやらしいとろこは、氏自身は史実の太平洋戦争でも戦史研究家と呼べる
だけ知識もっているにも関わらず(自分で戦場跡を歩いたりする人です、ここらへ
んは他のにわか戦記作家と違うところです)ただ、本人がマトモな戦記を書く気が
無いのですから仕方ありません。(金儲けの為か趣味に走ってるのかはしりません)

以前の雑誌のインタビューで「自分が小学校の頃に頭に思い描いていた仮想戦記を
大人になって小説にしている」と答えていました。
要は今の彼の作品は小学生の妄想レベルなのです。
8名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 17:20
「X艦隊など幻だっ!」
「ははっ、敵さんあわてふためいているぞ」
「馬鹿なっ、これは夢に違いない!」

こんなワンパターンな海戦シーンさえも、
後半では少なくなっていきましたね。
9名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 18:02
確信犯が書いているから面白い。
だから読む。
10自営業:2000/07/29(土) 18:10
作家本人は自分を神か天才のように思ってると、その旭日の漫画化してる
のが編集に聞いたと言ってたよ。

何も言えない・・・・・・・                         
11名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 18:38
>9
え〜面白いか?
新になってからめちゃくちゃだぞ両方とも
そのうち後書きの方が多くなりそうだしな
でも惰性で買ってしまう
12ペンネームC:2000/07/29(土) 19:01
小説は「わけのわからん、説教のような屁理屈」が異常に多い。
これに比べれば創竜伝すら痛快アクション小説に思えるほどだ。
飯島祐介の描いているマンガ版、新・旭日は面白い。
13装丁された:2000/07/29(土) 19:21
書生論(妄想入り)、と解釈していますが。
14名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 19:23
この人は小説書く前から金持ちだしなあ。
趣味でしょう。
15>14:2000/07/29(土) 21:13
東北以北では一番大きな画廊を北海道に持っていると聞いたことがある。
資産家なのか?
16名無しさん@そうだ@パライソにいこう:2000/07/29(土) 21:21
土建屋もしてるという話もあったな。仮想戦記と伝奇物いがいの初期の
SFは中々よかった。艦隊物は読者をなめきってるんでしょ。
基本的に60年安保上がりの人だし、「宇宙の戦士」論争でも方便だと
主張してたよな。

17名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/29(土) 21:48
>11
9です。昔の冒険活劇だと思えば面白い。
一番役に立つのが後書きの参考文献紹介(笑)
惰性で買うのも一因だけど、とにかく「富嶽要塞」を待つのさ。

思えば「要塞シリーズ」が一番の気に入りだね。
181:2000/07/29(土) 21:55
>6
 荒巻艦隊より考証のひどい架空戦記って他にないと思うんです
けど。アレに比べたら霧島那智の方が幾分マシな気がします。

>7
 いえ、コレでも「ビックウォーズ」はリアルタイムで読んでい
たので、彼がミリタリーSF書きとして無能ではないというのも知
っているつもりです。

 どちらかというと、こんな戦争小説として箸にも棒にもかから
ないようなシロモノを、どうでも良いようなハッタリを織り込ん
で書くようになってしまったかが分からないのです。

>自営業者さん
 やっぱり、読者からの電波で破壊されてしまったのでしょうか
?最初は本当にハッタリのつもりだったとは思うのですが。

 
19名無しさん:2000/07/29(土) 21:59
冗談じゃなかったらヤバイでしょう、この人。
20名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/30(日) 00:59
ああ、栗本薫といい、平井和正といい往年のSF作家が・・・・(泣)
21名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 01:01
>17
 要塞シリーズのヒットは、むしろ荒巻のぶっとんだ兵器群を
ビジュアル化したイラストレーター、デザイナーにあるのでは?
佐藤道明氏のイラストに惚れて買っていたような。登場兵器の
ガレキ作ろうとしたっけなー。須藤光明氏の作品すごいっす。
22名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/30(日) 02:09
>21
ぼくもそう思う。
23佐藤道明氏のイラストは最高:2000/07/30(日) 04:39
ああ、思えば確かに要塞シリーズは面白かったよなぁ。
当時中学生だった僕は区の図書館でこのシリーズを知り、
せっせと借りては貪るように読んだものでした。

はったりと言えば、あの話は「はったりのかけ方」
というもののバランスをきちんと心得たシリーズ
だった気がします(末期怪しいけど)。
列車砲とか、フィクションの近未未来SF戦争物としちゃ、
設定においてあのくらいのはったりが心地いいんじゃないかと。

最近の架空戦記でも、このバランスがとれてない作品
ばかりで嫌になります。偏見かもしれないけれど、やたら
めったら興醒めな超兵器ぶち込むか、でなけりゃなんだか
退屈な、色気に欠けた設定しかできないかどっちかなんだ
もん皆(もちろん佐藤大輔は別です 笑)。
24自営業:2000/07/30(日) 04:57
>18
私は全然読まないんで、わかりませんが
一時期”売れてた”のは事実なんで、年のせいか
信じ込んでいるようです。

編集サイドの責任だと思います。持ち上げ過ぎでしょうね。
最近はイムラさんの漫画の方が、数年前より小説より売れてます。
話がドンドン観念的になってるんで、漫画を描くほうは辛いようです。

カサハラ君なんか、仕事を始める前は原作者を尊敬してるような
発言をしてましたが、最後は馬鹿馬鹿しくてやってられないと
嘆いてました。補給を考えてないしね。
25>21:2000/07/30(日) 05:18
読者参加もあると思う。高校の時の友達が、台詞付きで2回も出た時は羨ましかったよ。
26名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 01:06
神人戦争の頃にあたしゃもう見限ってたよ。なんか異様なエリート主義
を感じてさ。
27名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 02:26
あの頃の本の印刷の具合とイラストそして文体が結構いい感じを出していたのかも
しれない。
28名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 02:55
好きなのは要塞シリーズまでかな。
ソ連の北海道進行という共同幻想もあったし、タイムリーだったよね。
ただ、後半は佐藤氏のイラスト目当てだったけど。
その佐藤氏の新庫版イラスト集全部無くした。ショックでかっ。

誰かが書いていたけど、小学生の時に読んだ「空飛ぶ戦闘艦」のような
話が書きたいと言っていたから、完全に確信犯でしょうね。
29名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 03:20
読めたのはニセコまで。
評価としては
佐藤大輔>>大石英司>谷甲州>>横山信義>>>>>>>>>>荒巻義雄>>>>>>霧島那智
30>29:2000/08/01(火) 03:45
ラバ空の川又千秋は、どの辺になるの?
31名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 04:02
> 佐藤大輔>>大石英司>谷甲州>>

納得いかんな。
俺はこうだ。
谷甲州・佐藤大輔>>川又千秋>>>大石英二>>>(以下同じ)>>>
>>>志茂田

宇宙物に関しては谷甲州の方断然押す。
32>31:2000/08/01(火) 04:17
谷甲州の軌道傭兵シリーズはなかなか良かったよね。
シャトルの描写が真に迫ってた。HOPEも有人だったしなぁ…(笑)

僕的には
佐藤大輔=大石英司=谷甲州>川又千秋>横山信義>鳴海章>>以下31と同じ
33名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 07:23
ラバ空・・・止まってる。かなり長い間・・・死んだか?<川又千秋
34名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 09:52
紺碧艦隊は無理やりでも日本軍が勝つようにできてたし
途中から、ヒトラーは超能力者とか霊能力なんとかとか
変な方向に走り出したして読む気がしなくなった。
しかもなぜか高校の図書館にあった
35名無しさん:2000/08/01(火) 09:58
>34
紺碧の最初のふれ込みは違った、あれは「より良く負ける為の歴史の
修正」って事で、日本がアメリカに勝つ事は出来ないけれど、史実より
は「より良く負ける」事は出来る、それで史実の世界とは違うパラレル
ワールドの世界にして主人公に現世の記憶を持たせた・・って所まで
は良かったのだけど(当時は上手い設定だと思った)、ただ、その後に
人気が出てからおかしくなった・・・・いったい、いつ日本は負けるの
だろう?って。
36>35:2000/08/01(火) 10:34
より良く負けるために、あそこまでしなければいけないのなら
今の負け方でもいいです…
37名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/01(火) 12:00
>32
航空宇宙軍史シリーズも良いです。
星の墓標とか。
38ふにゃ〜:2000/08/01(火) 12:27
富嶽要塞って・・・
次の敵はどこになるんだろう?
1.ネオIBM&スミノフ連合
2.ヒトラー三世&第四帝国
3.グロブローに侵入したバーサーカー
4.グロブローに侵入した人類統合体
5.左翼
39名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 13:01
>38
影の世界政府により建造された箱根要塞と超歩兵(汎用人型決戦兵器)
40>38:2000/08/01(火) 13:59
タイムリーな話題だと、蓬莱島に攻め込んだ悪の
大秦共和国にPKF部隊を派遣する話とか。
んで大秦共和国のバックにIBMがいて話が大きく
なって世界大戦になるとか。(当然後書きは長い)
41名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 04:00
弾田薫元帥カムバァッ〜ク
42アラマキって:2000/08/05(土) 07:56
ファンレター送ってくれた読者を、作中に登場させたりしてたよね。
(たしか旭日だったと思う)だから俺は、紺碧と旭日は、読者参加型
ゲームだと思ってるんだが。

これなら、トンチキでうひょ〜な設定でも、厨房は夢中になって読ん
でるのも納得いくんだが。
43>41:2000/08/06(日) 15:03
フィリピン要塞へ出向してから、出てこなくなっちゃいましたね。
それまでは主要キャラだったのに。
主要キャラといえば、山都、弾田、城、松村・・・・あとだれだっけ?
44要塞シリーズ:2000/08/06(日) 16:24
続々と投入される新兵器!
奇想天外な作戦!
妄想たっぷりの読者からのお手紙!

でも戦略的には負けてるんだよね…
45名無し:2000/08/06(日) 22:44
ああ、荒巻先生も遠いとこへ逝っちゃったなあ。
「要塞」シリーズは高校の頃はまった。
実は作品で私自身の名前出してもらったこともある。
そのせいか年賀状を頂いたがピンクに銀のインクで
ストーンヘンジが描かれて「立春大吉」と書いた
ぶっ飛んだデザインだった。
すでにもうそのころから・・・。
46名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/07(月) 05:35
↑それうちにも来た、
なんか字面もおかしかった
2年ほど前、私が入院していた時に友達がお見舞いに「新旭日の艦隊0」を買ってきて
くれましたが、どう反応して良いのやら迷いました。
もちろんいまだによんでいませんが。