【新設】水陸機動団・スレ13【3000人】 [転載禁止]©2ch.net
>642>644 米軍の場合
1)沖合い100kmエリアに空母機動部隊が展開、揚陸エリアの航空優勢の確保、ならびに敵に対する航空阻止を行います。
(エリア全般の警戒/確保といった全般支援任務なので、両用部隊とは別個に活動)
2)沖合い50Kmエリアに、両用部隊の強襲揚陸艦/打撃艦(ミサイル攻撃)/護衛艦艇が展開、強襲揚陸艦はこの地点からヘリボーンを実施します。
3)強襲揚陸艦のお主隊から分派されたドック型揚陸艦(と直衛艦)は沖合い4Kmまで前進、そこで変針し小型舟艇/水陸両用車を「航行しながら」次々と降ろしていきます
4)直線状に降ろされた小型舟艇や水陸両用車は、指揮艇に従い上陸波(ウェーブ)を形成、編隊を組んで一斉に海岸を目指します
5)小型舟艇/水陸両用車による海岸堡が確保されたらすみやかに
LCACやLCM/LCUが戦車や榴弾砲といった重機材を揚陸
その際、先に上陸した部隊は水陸両用車の支援のもとに急いで内陸に進発、先に遠方に降下したヘリボーンとの連接するために前進します。
※橋頭堡は敵に反撃が来る前にすみやかに縦深を確保しなければなりません。
上陸した海岸に留まって防御を固めるというのは、実は愚の骨頂なのです。
揚陸作戦はシステムなのです。単艦のスペックで見ても、なんの意味もありません。
同じ揚陸艦とは呼ばれていても、ヘリステーションとしても意味の強い強襲揚陸艦と水陸両用車母艦としてのドック型揚陸艦は、こんなにも任務や用途が違うのです。
なお、アメリカ型で米軍は強襲揚陸艦のドック機能を一旦なくしましたが2番艦以降でそれを復活させたのは、あくまでも上陸部隊への補給輸送を主目的としたもので、敵前上陸部隊発進の為に付けているのではありません。