【震電改】日本航空機開発史改竄編【流星艦戦】

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163名無し三等兵
もしも、100オクタンガソリンの輸入が途絶えた時点であり、誉が中島と空技廠との協業で開発されることが正式に決まった時点の、昭和15年秋に、
危機感を持った三菱が、水メタの技術開発の替りに、
91オクタン+2速過給+前方集中プッシュロッド廃止による高回転化による、金星性向計画を立ち上げていた、とすると…
深尾大先生が、前方集中プッシュロッド廃止の英断を、A20の1年半前に下していれば、という妄想である。

前方集中プッシュロッド廃止した、A20(ハ43)は、42年5月の設計着手から起算して、
出図のほぼ完了まで5ヶ月、 初号機完成まで2ヶ月、耐久試験が10ヶ月強、飛行試験まで1ヶ月、というタイムラインである。
昭和15年秋に設計着手できれば、昭和17年の初夏ぐらいには、離昇2900rpm/公称 2800rpmの金星5x改が耐久試験合格、かもしれない。

ピストンスピードが向上するから、金星6xにちょっと足りない程度の出力になるだろう。
水メタだと、シリンダーに均等に噴射できないことに起因する震動が問題視されるが、
前方集中プッシュロッド廃止の金星5x改は、この問題から解放されるから、稼働率も結構高めをキープできそう。
誉の代用エンジンとしては使い勝手はいいかもしれない。重量が200kg軽い分、軽量化のメリットもあるわけで。
戦闘機に乗せるなら、200kgの軽量化は20km/h前後の速度向上は期待できる、かな?