[日本以外]各国次期主力戦車(戦闘車)動向 Part 14

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75名無し三等兵
>>15 >>33関連

インド国防省、陸軍から提示されていた600両以上のT-90Sのアップグレード案を承認
http://www.defensenews.com/article/20140310/DEFREG03/303100026/Indian-Army-Upgrade-T-90-Tanks-Domestic-Help
予算規模は2億5000万ドル。新たにインド防衛研究開発機構(DRDO)が開発したエアコン
を搭載。暗視装置&FCS、防御システム、航法装置などに改良を加える

インドはロシアから310両のT-90Sを輸入、2001年には190両のライセンス契約に調印
2007年には330両のライセンス生産契約が結ばれた。T-90Sはエアコンを装備してお
らず、>>15で問題になったように高温下での運用でフランス製暗視装置のトラブルを引
き起こした

インド陸軍は、ロシアからの技術移転により全ての部品をインドで国産化して合計1000
両を追加生産、2020年までに1657両のT-90Sを調達する計画

DRDOでは以前からエアコンをT-90Sに搭載する事を計画していたが、知的財産権の問
題かロシアの同意を得られずに頓挫していた。ロシアはT-90S用のエアコン搭載を試み
たがこれも失敗に終わっていた。その後、印露両国の協議により、知的財産権の問題が
解決を見た。インド軍の中には、T-90Sの暗視装置の問題は当初から発生していた、また
アルジュンのFCSの方が性能が高いという意見も存在する

T-90Sのライセンス生産のペースは落ちているが、追加生産1000両分の生産はまだ開始
されていない。インド側ではロシアからの技術移転が進んでいない事を理由に挙げているが
ロシア側はインドの戦車工場に問題があると述べており意見が食い違っている