>>364 >美濃部は海大出てないから、…参謀になる事はないぞ
そうやって、優れたアイデアマンを有効活用できないから、夜間飛行がロクにできないパイロットを量産するわけだ(苦笑)
言い換えれば、源田や淵田が、短期間で夜間飛行できるほど、新人を効率的に鍛えられたのか、って話し。
日本海軍の人事の極めて悪いところのひとつ。
ちなみに、小沢機動艦隊の航空参謀の田中正臣少佐、兵学校の首席でもなければ海大甲種学生でもない、という史実はある(笑)
その替り、「一定の航空燃料で訓練効果を極度に発揮する方策」で航空総隊司令官賞・海軍大臣賞を受賞していた経歴がある。
(美濃部少佐は上記の論文を参考にしていたのかもしれない)
そうそう、T部隊って、台風で米機動部隊が戦闘機を飛ばしづらく、かつ対空砲火の効果が発揮しづらい時間帯に、
奇襲を行う、という、練度が求められる部隊だったりするが、
源田の昭和19年9月の評価によると「夜間攻撃はまだ訓練の余地が大きいが、風速17mの荒天を突破するところまで上達することは
困難ではない」らしい。
夜間雷撃を成功するほど、練度が高まらなかったことは事実にせよ、夜間索敵・触接までは上手く行ったことは事実だ。
夜間対潜哨戒飛行(≠制圧)を行えるぐらい、美濃部少佐でなくても鍛えることができたことは事実だ。
夜間に浮上して強速運転する潜水艦の航跡を視認できれば、近くの輸送船団に配備されてる護衛艦の一部で、対潜制圧をカマす、
など策の施しようは、いくつかある。