海上交通線・通商破壊と海上護衛を語る5

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357名無し三等兵
>>355
>芙蓉部隊が1945年初頭の話で、美濃部が夜間攻撃の発想を得るのが、1944年1〜2月の983空飛行隊長時代だという事を理解してるんだろうか
>だから1943年の美濃部に夜間飛行訓練を期待しても意味ないよ
芙蓉部隊の特徴って、
・お払い箱状態の彗星12をかき集め、整備隊をアツタで研修させ、稼働率を80%近く引き上げた
・熟練水偵搭乗員を集め、新人を超短期で夜間飛行/着陸できるよう鍛え上げた
・ロケット弾、光電管爆弾など、最新特殊兵器を多用
・前線基地と後方基地に二分し、ローテーションで休養できるようにした

ラバウル時代の経験がなければ出てこないアイデアって、一番最後だけだね。
昭和18年に、例えば、第三南遣艦隊に配属され、敵潜水艦に襲撃される確率が高い時間は夜間だ、と美濃部少佐が気づけば、
母艦水上機パイロットの経験がある彼だったら、夜間哨戒飛行のアイデアが閃く可能性は充分高いだろう。

>現場の教育訓練は、航空戦隊や航空隊がやる事であって、方面艦隊の参謀が口出しする事じゃなかろう
方面艦隊の参謀は、「主となる艦隊」の参謀を兼ねてる例は多い。そして艦隊参謀が現場の教育訓練に口を出すことは普通。
例えば、田中正臣参謀は、第三艦隊の飛行隊訓練で小沢長官から褒められたエピソードあるし、
その後は第二航空艦隊(兼T攻撃部隊)航空参謀として、現場の教育訓練にも精を出していたわけだし。
南西方面艦隊の航空参謀であれば、第三南遣艦隊の航空参謀を兼ねる人事、物理的に不可能な話ではない。地理的には難易度高いだろうが。