日中間で軍事衝突・・・中国の制裁で、日本経済は致命傷を負う事になる―中国専門家
XINHUA.JP 12月13日(金)21時6分配信
中国社会科学院・日本研究所の専門家、ホウ中鵬氏(ホウはまだれに龍)はこのほど、「中国と日本の間に軍事
衝突が起き、中国が日本に対して経済制裁を行えば、日本経済は致命的な打撃を受けると指摘する文章を公開
した。環球網が12日紹介した。
文章は、一部で言われる「日本経済の中国への依存度は低く、中国と日本が衝突しても日本の損失は小さい。
損失が大きいのは中国の方だ」との説に反論。
「中日間に軍事衝突が起きれば中国は南シナ海での合法的権益を守るため、中東からマラッカ海峡を経由して
日本に向かうタンカーやアフリカ、欧州などとの貿易船を遮り、検査をする。日本は原油の90%を輸入に頼って
おり、輸入が滞って石油価格が上がれば、連鎖的に経済、社会の発展も滞ることになる」と指摘した。
同氏はまた、「日本は経済が発展している国と言えるが、国情などに『構造上の欠陥』があり、少子高齢化など
将来を不安定にする要素が目立つ」と強調。軍事衝突が起きれば大きなダメージを受けるのは中国ではないと訴えた。
(編集翻訳 恩田有紀)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131213-00000030-xinhua-cn