民主党ですが10年ぶりです

安倍首相、靖国参拝見送り供物奉納…対韓国・中国関係を意識（中央日報）
http://japanese.joins.com/article/218/177218.html?servcode=A00&sectcode=A10&cloc=jp|main|top_news

結局今年秋の例大祭では安倍首相は靖国参拝を見送ったけど、今月に入って途絶えている尖閣諸島への領海侵犯が
当面行われないのなら、靖国参拝見送りとのバーターではないかと。

去年の尖閣諸島国有化とそれに続く反日大暴動以来、国内世論の手前中国政府は尖閣諸島への領海侵犯と占有宣言を
執拗に続けてきました。

これで日本側が根負けしたり、ついカッとなって先に手を出せば完全に中国側の思う壺だったのですが、肝心の日本は全く
挑発に乗らず、かえって保守強硬派の安倍政権は中国のそうした姿勢を逆手に取り、更なる軍拡と反中世論を効果的に
煽る始末です。

こんな有様では中国政府はブレない安倍政権と反日糞青に乗っ取られた国内世論の板ばさみで全く身動きが取れず、
時間が経つほど日本経済の中国離れと安保体制の強化が進みます。
その為、中国も国内世論を慎重にコントロールしつつ、対日融和を図る方針に変換しつつあるようで。

既に日本車の販売や対日旅行客回復というカードを切り、国内マスコミの論調にも徐々に軟化の兆しが出ていますし、
そうする事で暴走状態であった反日世論を緩和させる事で、対日外交の選択肢を広める意図があるのでしょう。

何しろ日本側が絶対に呑めないほどハードルを上げ過ぎ、そのせいで首脳会談すらままならなくなったのだから、
人民の反発を買わない範囲でハードルを下げないと困るのは中国の側であり、それを納得させる為に是非とも必要なのが
「靖国参拝中止」という手土産でした。

もしここで首相の靖国参拝を強行されると、共産党指導部のメンツは丸潰れになり対日関係改善どころではなくなるのだから、
日本側にそれを呑ませる為に色々な妥協を強いられました。