指じゃない、触れるとただれ食べると死ぬキノコ
(2013年8月13日11時13分 読売新聞)
県森林センターが裏山で見つけたカエンタケ。オレンジ色で人の指のような形をしていた(野洲市北桜で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130813-110317-1-N.jpg 滋賀県は12日、野洲市北桜の県森林センターの裏山で、最悪の場合、命にもかかわる猛毒キノコ「カエンタケ」が
見つかったと発表した。
甲賀市水口町の「みなくち子どもの森自然館」近くの山中でも確認されており、県は
「見かけた場合、絶対に触れないように」と注意を呼び掛けている。
同センターによると、カエンタケは触れると皮膚が爛れ、食べると運動や言語の障害を引き起こし、死亡するケースもある。
県森林センターは8日、センター近くの山中の3か所で見つけた。
カエンタケは一般的には3〜15センチの大きさで、円筒形で人の指のような形にも見える。 表面は赤色やオレンジ色だ。
1999年には新潟県で死亡例の報告があり、90年代には各地で中毒例があった。
カエンタケは高温多湿を好み、梅雨から秋にかけて繁殖し、今が繁殖のピークとみられる。
センターは「県内の他の場所でも繁殖している可能性がある。 子どもが珍しがって触らないよう注意が必要」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130813-OYT1T00420.htm?from=main4