南雲忠一中将を再評価するスレ(津)

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550首席参謀
>索敵機が触接する目的は「艦種識別」だからです。

その回答は50点ですな(笑)
触接するもうひとつの目的は、敵艦隊の位置を正確に把握すること。

米軍傍受記録によれば、MEKU4の敵艦隊発見電らしきものは、コレとされる。0428電は米軍は傍受できていない。
0440 MEKU 4 sends on 7110 to MARI a 4 kana nigori despatch -his Nr 3 at 0440.

4 kana nigori despatchの中身は不明だが、カナ4文字であることは確実。
恐らく「敵艦隊ラシキものを見た」というシンプルな内容、なのだろう。
4文字である以上、「タナ三、敵ラシキモノ10隻見ユ、ミッドウェーヨリノ方位10度・240浬、針路150度・速力20節以上」という
詳細情報のハズがない。

敵艦隊の位置を正確に打電されていないが故の「触接を続けよ」なのではないか?
0458 MEKU 4 reports to MARI in his Nr 4 "0455.N. 080. SO. 20. 0458"
上記0458電に艦種情報が何もなく、単に位置情報だけだったのは、
0447 "Retain contact"の中に「艦種確め」が全く含まれていなかったから、ではないか?
更に言えば、0630までに、MEKU4から、艦種情報が打電された形跡は、米軍傍受資料から全く見受けられない、状態。
加えて「長波輻射せよ」と命令が出てる形跡も全くない。

「利根4号機の通信員」の立場になって考えてみれば(笑)、米軍傍受資料で裏付け取れる範囲内では、
「艦種確め」なんて命令が出てないから、MEKU4から艦種情報が打電されないし、
「長波輻射せよ」なんて命令が出てないから、いつまでたっても長波輻射されないのは、極めて自然だ。

なお、米軍傍受記録は、MEKU4 0255の "HIHIHI. HIHIHI 15 KIKI 0255"から始まってる。利根4号機のコールサインだね。(GOOGLE BOOKS)
更に、オアフ島からの方位297〜305度(HAMI4のみ315度)から電波が飛んでいることを、0335までに確認してる。(GOOGLE BOOKS)
指向性の強いアンテナを使って受信してるわけだ。