【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部1AF【艦砲射撃】

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41首席参謀@代行(アク禁中)
>>38 「ミ島砲撃分派論」に関しては「黎明爆撃論」が終わってから議論した方がいい、
と小職は思うけれど、どうかな? どうしても、というのであれば、さわりだけ。

>戦艦を砲撃に派遣するという発想がそもそもありません。

その「戦艦を砲撃に派遣」する発想、ガ島戦で十分な航空戦力を確保できないなかでの、
山本GF長官の苦肉の策だと思うが、17年秋段階、山本長官が参考した戦史があったっけ?
真珠湾の際には、タラント空襲を研究した、という解説もあるけれど。

「発想がない」という先例主義に陥っていたら、戦術の革新など生まれないし、
この一言がこういう選択肢を検討しなかった真の原因であれば、その一言を理由にする参謀は戦争のプロとしては落第だろう。
日本海軍、「発想(先例)がそもそもない」ところからの戦術革新、かなり多い方だろうね。
「陸攻を集中運用→POW撃沈」しかり、「空母の集中運用(→ 第一航空艦隊編成:真珠湾)」しかり、
「戦艦分派による(夜間)砲撃策」しかり、「潜水艦によるモグラ輸送」しかり、「特攻隊の編成」しかり。
もう少し革新のレベル落とすと、小澤中将の「三段索敵」、美濃部少佐の「芙蓉部隊」だって、先例にない手法だね。
そういう意味で、山本長官や小沢長官の発想力・実現力と比較すると、南雲司令部の面々、二流三流と言われて当たり前だと、
小職は判断している。