【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部1AF【艦砲射撃】

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32首席参謀@代行(アク禁中)
今晩の最後に、
海軍大学校・井上成美教官の、純・数学的観点による個別撃破策における戦力の最低量(×0.707)、という視点で
一航艦が、用意すべき零戦直衛機の「最低値」を検討してみる。

敵空母は2-3隻の想定だったから、F4Fが50数機〜80機前後いるところまでは、南雲司令部でも試算できただろう。
米艦隊直衛に半数、日本艦隊攻撃隊の護衛に半数使用されるだろう、とも予想できるだろう。
従って、日本艦隊攻撃隊にF4Fが最大40機投入されるのであれば、
個別撃破を徹底するという前提で1AF直衛用に最少でも零戦28機は残すべきである。
同様に、米艦隊攻撃隊(村田隊・江草隊)を護衛するために、最少でも零戦28機を用意すべきである。

そういう観点で言うと、友永隊に用意すべき零戦は、最大でも16機だったのではないか、と小職は思う。
勿論、索敵完了後、周辺海域に敵艦隊がいない、と確認できたのであれば、艦隊直衛機の数を減らす運用はありえるが、
索敵完了前に、不用意に友永隊に36機の護衛を用意した点、
不意の横槍をクドいくらい注意された航空甲乙参謀は、批判されるべきだろう、と小職は思う。
勿論、F4Fと零戦を比較して、キルレシオに圧倒的な差があるなら、この数値通りでなくても良いが、
珊瑚海海戦を経験した5航戦、日本に帰港してるわけだから、ヒアリングして確認することぐらいはできるわね。