零戦搭乗員会が編纂した「海軍戦闘機隊史」より引用
ttp://www.npo-zerosen.jp/zero005/zero005-0104.htm >〇一四五 索敵機発進 → 避退B-17発進
>〇二四五 平文で「多数機ミッドウェーに向かう。方位三二〇度、距離一五〇カイリ」と打電 <=★★★(第一報)
>〇二五三 ミッドウェーのレーダーは「多数機三一〇度九三カイリ」 <=★★★(第二報)
>〇三〇〇 F4Fワイルドキャット六、F2Aバッファロー二〇計二六機発進
>〇三一〇 TDFアベンジャー(雷装)六機、B26マローダー(雷装)四機、SB2Uビンディケーター艦爆一二機発進
>〇三一五頃 SBDドーントレス艦爆一六機が発進
「多数機ミッドウェーに向かう」の第一報から、戦闘機発進まで15分経過、攻撃機全機避退完了までは30分以上経過してる。
0020にレーダー探知の第一報入ったところから起算して、戦闘機発進が0035、TBF等の発進が0045、SBDで0050か?
もっともB-17も全機避退させなきゃいかんから、TDFやSBDの発進時刻はB-17避退後(5-10分後?)だろうな。
黎明爆撃隊、日の出前1時間数十分前にも関わらず、前方が妙に明るい(=ミ島の夜間発進のための照明)ことに、
どれぐらいの時間で気が付くかな? 戦闘機発進0035の時刻だと黎明爆撃隊はミ島の手前66km。
ここら付近で全速力(204節)で進撃指示できるようだと、11分後にミ島に到着するから、
0045あたりに発進していそうな敵攻撃機(避退させたい優先順位から言えばB-17?)の発進、阻止できる可能性すらギリギリ秘める。
後回しにされるだろう、TDF, B-26, SB2U, SBDは、0050以降、発進できるチャンス、ロクにない、と断言したくなるぐらい。