GF長官が、名無しID無しトリップ無しで潜伏していたか(笑) どのレスが名無しGF長官なのか、検討はつくけどね。まぁいいや。
小職は「零戦撃墜王」光人社の文庫版(新装版第三版)を所有している。
>>223の持つ本と記載が違ってたりして(苦笑)
さて、海軍通信作戦史、クドいようだが、珊瑚海海戦でこんな記述がある。
: 機動部隊は傍受主目標を敵航空機電波に集中し、作戦に相当に寄与した
: 敵基地航空部隊の通信電波及び母艦航空機用電波は予め捕捉しあり、敵通信の大部が平文通信を使用し居るため
: 敵索敵機の偵察通信 戦闘機指揮通信の状況は殆ど全部了解しえた。
それを踏まえ、「零戦撃墜王」の珊瑚海海戦には、こんな記載がある。
: 母艦より、敵は高度5000mないし6000mで来襲する算大なりとの報告である。わが中隊は7500mに上昇し…(p101)
→ SBD+F4Fに対する防空戦闘
: 母艦より、とくに低高度で接近してくる雷撃機の攻撃を警戒するよう注意してくる(p107)
→ SBD、次いでTBDに対する防空戦闘
: 母艦に現在判明している敵情を知らせてくれるよう連絡したら、今のところ接近してくる敵はいないとのことで(p112)
→ 着艦
海軍通信作戦史の記載と、岩本手記の内容、特に矛盾は感じないし、これこそ組織的防空に有効だった事例だと小職は思う。
岩本徹三が、空母勤務の際、艦隊直衛で米軍機と迎撃したのは珊瑚海だけだし、どこぞの戦場と勘違いしてる、とは考えづらい。