>>212 艦載機の発進毎に通信マストを倒さないといけない、日本の航空母艦において、
空母の通信班が敵信を常時ウォッチすること、特に決戦の当日に関しては、時間帯によっては厳しいだろうね。
だから、小職は「五戦隊側で相当フォローが入ってるのでは、と推測したくなる」と書いた。
>>196 そういう意味で、五戦隊が受信して転電されたのなら、瑞鶴側でも情報は入っていそうなものだ。
岩本の無線電話に、「敵は高度5000ないし6000mで来襲する算大なり」と入っているなら、
勿論、この交信を翔鶴通信班が受信できることは間違いない。更に言えば翔鶴の直衛零戦隊も受信可能だ(笑)
なぜなら、海軍作戦通信史に記載された珊瑚海海戦の通信計画によれば、
上空直衛隊に対する使用電波はタヒ744(4285KC)と事前に定められてるし、上空直衛隊への「交信担任艦」は五航戦旗艦。
(ダウンロードした179枚の資料の69頁ね)
珊瑚海の五航戦旗艦は瑞鶴だから、上空直衛隊に対する来襲高度情報に対する指示を、瑞鶴零戦隊と翔鶴零戦隊とで分けた?
じゃなきゃ、翔鶴零戦隊の中隊長や小隊長が、無線連絡を聞き落したか、瑞鶴零戦隊向けと誤解したか、
瑞鶴零戦隊の無線機が故障していたか、瑞鶴零戦隊は無線機のスイッチが入っていなかったか?