【黎明爆撃】本日の南雲部隊司令部1AF【艦砲射撃】

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109首席参謀@代行(アク禁中)
>「各艦は東京通信隊放送を常時待受す」
東京通信隊放送を受信しなかったすれば、赤城通信班は無能だし、即刻予備役行きの話になりますな…

>帰投用通信:丙種長波、クルシー帰投用電波:乙種長波
無線封止レベルが低い(警戒管制)長波を用いて、帰投通信やクルシー通信を行うことは、理に適ってますな。
短波の無線封止レベルが極めて強いことは事実だが、長波あたりだとそうでもない、という解り易い証拠ですな(笑)

更に言えば、警戒管制下にある、一般通信系・長波、一般通話系・中波/超短波には、常時配員を求めている。
旗艦通信系(中波)、戦闘管制下にある一般通信系・短波に関しては、特例又は会敵時に配員、との比較において、
警戒管制下にある長波や超短波は、常時配員して備えておくぐらい、比較的簡単に電波を出してよい、ということですな。

>第一連合通信隊は、【ハワイ出撃の気配を探知し、之が警戒を】友軍に通報した
この通報内容を詳細に記録してくれれば、小職も苦労しないのだが(苦笑)
これが、6F情報にあたる、のかもしれないが… 昭和26年頃だと、関係者存命だし、具体的に書けなかったか ???
何にせよ、敵の機動部隊の動静に関しては、ハワイ出撃の気配を友軍に(無線で)通報した事実は、ありえそうだ。
110首席参謀@代行(アク禁中):2013/03/20(水) 22:05:10.11 ID:???
>>108 中島参謀の主張を言い換えると、こういうことだろうね。
「二艦隊宛に、呼出信号アリで、6Fから直接交信があったわけじゃない。
当時、私は別のことでアタマが一杯であったとしても、6Fから直接交信があったのなら、記憶に残っているだろうから。
だから、この電報は、東京放送通信系で各艦隊に周知されたハズだし、
だとすれば赤城でも受信可能なハズだから、赤城が重視しなかったところに問題がある」
この証言と「連合艦隊旗艦、機動部隊旗艦および東京通信隊で受信したという了解符を、六艦隊旗艦香取で確認した」
との話は、全く矛盾しない。

ミッドウェー作戦時、軍令部第一部にいた佐薙参謀が、海軍反省会の場で、東京放送通信系に乗った話を全く否定しない。
中島参謀がこのエピソードを披露した2回に出席しているにも関わらず。
むしろ、「GF自体の無線諜報探知能力は大したことがなかった」として、
「大本営の特情班が、直接敵の電波を傍受して、GFに反復放送した、とみるのが私は至当と思う」(亀井宏「ミッドウェー戦記」)
と中島参謀の主張に近い証言を残してるぐらいでね。 ttp://www.warbirds.jp/ansq/6/F2000149.html
中島参謀との主張の違いは「6Fが傍受した」か「大本営特情班が傍受したか」の違いで、「反復放送した」部分は共通。

都合の悪い命令等は戦闘詳報に記録しないクセがある日本海軍、という点まで含めて、常識的に判断して、
傍受者が誰かはともかく、「敵機動部隊がミ島近海で電波発信」という反復放送があった、と考えるべきだろうね。