[日本以外]各国F-X総合スレ 15国目[戦闘機]

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782名無し三等兵
スイスのF-X選定に関する内幕
ttp://www.ainonline.com/aviation-news/dubai-air-show/2013-11-15/swiss-battle-could-be-euro-canard-turning-point
いわゆる「ユーロカナード」3機種(ユーロファイター、ラファール、グリペンNG)が参加し
たこのコンベンションでは、それぞれの特徴がよく表れた評価と結果となっている

・ラファール…PESA、IRSTなどのセンサーフュージョンが高く評価、HUDの欠如は弱点

・ユーロファイター…M1.4の超音速巡航と機動性は高く評価。センサーフュージョンや電
子戦システムの有効範囲、システムの信頼性で遜色あり。偵察と対地攻撃性能は不十分

・グリペンNG…単発エンジンによる搭載性能、航続距離の少なさ。開発中で実機が存在しな
 いのが難点。レーダーと電子戦システムの間のセンサーフュージョンが無い

全ての最小予想機能を満たしたのはラファールのみ、ユーロファイターは偵察と、対地攻
撃が要求以下、グリペンは全てを満たしていなかった
783名無し三等兵:2013/11/17(日) 02:26:35.19 ID:dRoQR4LK
>>782続き
機体の将来性については、ラファールがユーロファイターに対して優位。グリペンNGによる性能
向上は期待できるが、最小予想機能を完全に満たすには至らないと判断。2009年の報告書で
はラファールを推奨する結果が出ていたと報じられた。

この報道に対して、機種選定の責任者であるスイス空軍のFabio Antognini大佐は、報告書へ
のコメントを差し控えた。大佐によると3機種は全て要求を満たしており、選定基準は性能だけ
ではなく、整備性、騒音、発展性、スイス特有の条件などを総合判断するものだったとした。

グリペン先生の決め手となったのは、その取得価格の安さとスイスの飛行場への適合性、ライ
フサイクルコストの低さであったとされる。スウェーデンはスイスで採用が得られれば、自国で
もグリペンNGを採用するとしたのもアシストしている

結論として、ラファールは戦い(性能での優位性)には勝ったが、試合には負けた形。ユーロフ
ァイターは、空対空性能でラファールに劣る結果となり、整備性や訓練面でも遜色があるとの
報告がなされたとの事。ユーロファイターは余剰機が多いため取得コストは安いが、多くのマ
ンパワーを要する機体であるとされた