テジャスMK1の量産が再び遅延の危機?
ttp://idrw.org/?p=20409 インドのアンソニー国防相、防衛研究開発機構(DRDO)に対して、テジャスMK1のFCO
を2014年中に完了することを要求。これは国防相が、テジャスの計画遅延と新しく設け
た期限がまた破られることを懸念している表れ
3月31日にはテジャスの量産前試作機LSP-8が初飛行に成功した。しかし、これは2012
〜13年度会計年度中にテジャス1機を完成させるという約束を破らないためのもので、
情報提供者によると装置の適切なテストもせずに期限に間に合わせるため飛行を行っ
たとしている
テジャスの初度量産型の最初の機体になるSP-1号機は、今年末までに空軍に引渡し予
定であるが、燃料漏れや射出座席の地上試験の必要などで既に3ヶ月以上の遅れを招
いている
DRDOは、テジャスを生産するHAL社の生産ラインを第3世代生産ラインと呼び、HALは
第4世代生産ラインを使用しなければならないと初めて表明した。最近の報道でもHAL
が生産したテジャスの品質に対する懸念が表明されている
HALは2003年にテジャスの量産前試作機(LSP)を8機受注したが、HALはテジャスのため
の量産ライン構築に失敗し、計画は予定より3年遅れることになり、現在までに7機しか納
入できていない
テジャスMK1は40機が発注されており、そのうち最初の20機(第一バッヂ。SP-1〜SP-20
号機)はIOCに基づいて、残り20機(第二バッヂ。SP-21〜SP-40)はFOCに基づいて製造
される。しかしテジャスMK1のFOC獲得には、まだまだクリアしなければならない項目が多
数あるが、そのなかでも重要なのは、BVR/WVR AAMによる空対空モードの試験とその
成功
FOC達成が遅れた場合、テジャスMK1第二バッヂの生産は遅れ、配送予定は2018年以
降にずれ込むであろう