南雲忠一中将を再評価するスレ(曽)

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642首席参謀@代行(アク禁中)
戦闘機26機全機が「黎明に空中避退した」という話しと、戦闘機26機全機が「黎明に交戦できた」という話し、
戦闘機パイロットの質、という観点で雲泥の差があることは、ご理解いただけている、でしょうな、諸君。
>>588 における資料提示がある以上、小職も、以下の点に関し、同意する。
 ・遅くとも、0045(現地時間0345)頃までには、レーダー探知される(史実通り93マイル手前で捕捉される)
 ・「他の小型中型機は暖気運転を済ませ、即時発進の状態で地上で待機」していた
米軍は、日本空母4隻がミ島に向かうという情報に基づき、迎撃態勢を組んでいるなか、
6/5の0100に、F4F【6機】が上空警戒のため出撃してた、というのが小職には引っかかるわけですな。
レーダー探索できるにせよ、日本軍の黎明爆撃を予知し、その編隊を数十機と見積るなら、
6機で迎撃が足りるハズも無し、だから小職は黎明飛行可能な米軍戦闘機の【上限】を6機+αか、と判断した次第。

なお、ミ島爆撃隊は、事前レーダー探知されることから、全機空中避退に会い、その破壊は不発に終わるわけであるから、
極論を言えば、黎明爆撃であれ、史実の黎明発進であれ、敵航空戦力の破壊は無意味に近いと考えられる。
つまり、小職の黎明爆撃策を「レーダー探知/空中避退論」で批判する諸君は、
同じ理屈で史実の南雲司令部を批判していただけるのでしょうな、
友永隊の一部、加賀艦攻隊の滑走路爆撃は無意味で、むしろ他の敵基地機能破壊を優先すべきだ、と。
もっとも、小職の黎明爆撃策、避退した敵機が着陸できる滑走路はロクにない、という戦果があるけれど(笑)