北ミサイル、全体的に「粗雑」な作り…韓国分析
(2012年12月24日11時24分 読売新聞)
長距離弾道ミサイル内部の写真。韓国国防省が21日に公開した=AP
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20121224-438337-1-N.jpg 【ソウル=門間順平】韓国国防省が23日に発表した、北朝鮮の長距離弾道ミサイルの残骸の分析結果は、北朝鮮が
ミサイル開発を着実に進めていることを改めて浮き彫りにした。
同省によると、残骸の材質はアルミニウム合金製で、同省は北朝鮮国内で生産可能と見ている。
他の資材の大半も国内で調達した模様だが、圧力を感知するセンサーや配線設備など、一部は海外からの輸入と
見られる部品が使われていた。
しかし、溶接が手作業で行われているなど、全体的に「粗雑」な作りで、同省関係者は
「(製造)技術は高水準とは言い難い」と話す。
同省によると、酸化剤への使用が判明した「赤煙硝酸」は、旧ソ連の技術を応用した各国のミサイルに使われている。
同省は、今回のミサイルには、同じく旧ソ連の技術も取り入れ、北朝鮮との密接な協力関係が指摘されるイランの
ミサイルとも酷似した部分があるとしており、北朝鮮はイランの技術も取り入れた可能性が高い。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121224-OYT1T00325.htm?from=main1 しかしよくこんな雑な組み立てと言うか工作精度で曲がりなりにも人工衛星を軌道投入できたもんだ。