南雲忠一中将を再評価するスレ(礼)

このエントリーをはてなブックマークに追加
840名無し三等兵
セイロン沖における、2F中島通信参謀の回想。
「インド洋作戦を私が担当することになり、コロンボ空襲の計画を立案した。
困ったのは、セイロン島への進撃航路の西側がこわくてしょうがないことだった。
機動部隊が自分で西側を十分に警戒しながらセイロン島に接近することが肝心なのだが、
機動部隊にどう伝えてよいか。
一航艦の大石先任参謀には、「西を警戒しましょう」と何べんも頼んだが、
一航艦司令部全体、とくに航空参謀の源田さんにどれだけ伝わったかわからない。
伝わっても相手にしなかったかもしれない。
結局、セイロン島に接近するあいだ、源田さんは西の警戒をおろそかにした。
敵の飛行機隊が来襲しても、ゼロ戦が撃墜するから大丈夫という考えのようだが、
それは危険でまちがいだと思う」

南雲3F末国参謀に、吉岡航空乙参謀が語った内容。
「三艦隊司令部の計画は非常に理論的で緻密です。一航艦司令部とは格がちがいます。
この司令部がミッドウェーに行っていたら、あんな戦はしなかったでしょう」

荒木浅吉少佐の「伊号艦長潜航記」p212
「こうしてMI作戦ははじめられた。
このとき、南雲艦隊は図演では行われた二段索敵を、なぜか行わなかった。」