オーストラリアの専門家によるJ-20とPAK-FAの模型を用いたレーダー反射の測定図
ttp://puffinus.blog.163.com/blog/static/17888402920121012864102/ ・表面処理がされてない模型を使用し様々な周波数帯の電波反射を測定
・2機種とも典型的な蝶ネクタイ型の分布を示した。
(原文にはないようだが著者曰く、もし今後エンジンノズルを平面型のノズルに変える予定がなければパックマン型の分布になるらしい)
(つまり完成型ではF-22みたいな二次元ノズルを採用するって事だろうか?)
・両機種共、前面のステルス性が最も優れており側面がやや劣っている。
・両機種共、2m波長のVHF帯に対してのステルス性が低く、最も理想的な機首方面からでも準ステルスレベルで側面からは顕著に反射する。
・波長が短くになるに連れて両機首共、ステルス性が上がる。
・高周波数帯であるSバントでは形状がより洗練されているJ-20の方がT-50に対して明確に優れている事が見て取れる。
・Carlo Kopp氏は中国の軍事技術の近代化は高度にロシアに依存しているという考えの持ち主だが、
実験の結果、J-20の方がT-50よりもステルス性が優れている点について認めざるおえないとしている。
・またJ-20はベントラルフィンの削除、ノズル形状の改良、翼と胴体の曲状の過渡域?をなくすなど、
側面と後方ステルス性能を更に一段と高める余地があるが、T-50はノズルをF-22のようにする以外にはもうあまり大きく改良する余地がない。
・そのためJ-20とT-50の完成型の間のステルス性の差はより広がるかもしれないと結論付けた。