支那(中国)・台湾・比・極東情勢総合026

このエントリーをはてなブックマークに追加
324名無し三等兵
人民解放軍 (PLA)  軍事百科事典ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/Zbv/より

 八路軍・新四軍などの名称で戦ってきた中国共産党であるが、人民解放軍という名称を最初に使い出したの
は、1947年9月の新華社通信の「人民解放軍総反攻宣言」からである。("八路軍"参照)("紅軍"参照)("新四軍"参照)
 あくまでも中国共産党の軍隊であり、国務院よりは党中央軍事委員会の統制力が大きい。いままで
強かった地域ごとの軍区の独立性も、陸上戦力の削減で減少することになり、軍区兵力を党直轄の人
民武装警察に編入することにより国家・党による軍への統制力が増している。党中央軍事委員会主席
が軍の最高司令官(事実上の中国の最高権力者とみなされる)となり、副主席は通常は制服組から選
ばれる。副主席の座は軍人の最高ポストとなる。近年ではこの副主席の座に海軍から選ばれ中国政府
の海軍重視が注目された。
 人民解放軍は西欧のように軍令・作戦・兵站部門を参謀本部として上部一元化しておらず、作戦・
軍令・運用・軍事情報部門の総参謀部、政治・宣伝・心理戦部門の総政治部、補給部門の総後勤部、
兵器調達部門の総装備部に分かれている。
◎陸軍
 現在では軍区も7軍区にまで整理されている。省ごとにも軍区があるので、この7軍区を大軍区と
よぶこともある。現役兵力は大幅に削減されて約170万人。しかし、西側に対抗できる98式戦車("
98式戦車"参照)に代表されるように、無駄な兵力を減らした分を兵器の近代化に力をいれている。
また、航空戦力が優勢なアメリカ軍との交戦を念頭にいれているため、PGZ−95("95式/PG
Z−95戦場防空車両")導入など野戦防空能力向上にも力を注いでいる。
 遊撃戦の伝統から特殊部隊・不正規作戦部隊の整備にも長年力をいれているが、オリンピック警備を
意識したのか、近年ではアメリカのデルタフォースを模したような特殊部隊("中国の特殊部隊"参照)の編成も行なわれている。
 そのほかに予備役・民兵組織の兵力が100万人程度。
 (注意:下記の各軍区は陸軍だけでなく空軍も指揮します。兵力数・部隊は陸軍のみです。)

続く
325名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:50:58.21 ID:???
>>324続き
・瀋陽軍区   兵力25万人  戦時には東北軍
 (兵力の無い予備の司令部として第40・第46・第64集団軍司令部あるので、動員時には総兵力が倍増する)
  第16集団軍(第2野戦軍系統)
   歩兵師団×3、戦車師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  第23集団軍(第3野戦軍系統) 
   歩兵旅団×5、戦車旅団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  第39集団軍(第4野戦軍系統 中国で機械化の実験部隊に指定されいる機甲軍)
   戦車師団×1、機械化歩兵師団×1、歩兵師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×1、対戦車旅団×1がある
・北京軍区 兵力30万人  戦時には北部軍
 (予備の集団軍司令部として第28・第63・第65・第66・第69集団軍司令部がある)
  第24集団軍(第3野戦軍系統)
   歩兵師団×3、戦車師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  第27集団軍(第3野戦軍系統)
   歩兵旅団×5、戦車旅団×3、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  第38集団軍(第4野戦軍系統)
   戦車師団×1、機械化歩兵師団×1、歩兵師団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  北京衛戍区
   歩兵師団×1、歩兵旅団×1、戦車旅団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  天津警備区
   歩兵旅団×1、防空旅団×1
  軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、対戦車旅団×1
・蘭州軍区 兵力22万人  戦時には西部軍
 (予備の集団軍司令部は存ない。野戦部隊よりも警備部隊中心なため師団数の割に兵力が多い軍区)
  第21集団軍(第3野戦軍系統)
   歩兵師団×1、戦車師団×1、歩兵旅団×1、砲兵旅団×1
  第47集団軍(第4野戦軍系統)
   歩兵師団×1、戦車旅団×1、歩兵旅団×1
  軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×1、対戦車連隊×1
続く
326名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:51:30.16 ID:???
>>325続き
・済南軍区  兵力19万人  戦時には中部軍
 (予備の集団軍司令部として第15・第67・第68集団軍司令部がある)
  第20集団軍(第3野戦軍系統)
   戦車師団×1、機械化歩兵師団×1、歩兵旅団×1、砲兵旅団×1
  第26集団軍(第3野戦軍系統)
   戦車師団×1、歩兵師団×2、歩兵旅団×2、砲兵旅団×1
  第54集団軍(華北軍区系統)
   機械化歩兵師団×1、歩兵師団×1、戦車旅団×1、歩兵旅団×1
  軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×2、対戦車連隊×1
・南京軍区 兵力25万人 戦時には東部軍
 (予備の集団軍司令部として第22・第29・第60集団軍司令部がある。台湾侵攻作戦に参加すると見られている軍区)
  第1集団軍(第2野戦軍系統)
   戦車師団×1、機械化歩兵師団(上陸作戦指定)×1、歩兵旅団×1、砲兵旅団×1、防空旅団×1
  第12集団軍(第2野戦軍系統)
   戦車師団×1、歩兵師団×1、歩兵旅団×2
  第31集団軍(第3野戦軍系統)
   歩兵師団×2、戦車旅団×1、砲兵旅団×1
  上海警備区
   歩兵旅団×1
  軍区直轄部隊として、砲兵師団×1、防空旅団×2、対戦車連隊×1
続く

327名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:52:01.54 ID:???
>>326続き
・広州軍区  兵力18万人  戦時では南部軍
 (予備の集団軍司令部として第43・第55集団軍司令部がある。台湾侵攻作戦に参加すると見られている軍区)  
  第41集団軍(第4野戦軍系統)
   歩兵師団×2、戦車旅団×1、砲兵旅団×1
  第42集団軍(第4野戦軍系統)
   機械化歩兵師団(上陸作戦指定)×1、歩兵師団×1、戦車旅団×1、防空旅団×1
  軍区直轄部隊として、増強された歩兵旅団(香港)×1と防空旅団×1となっている。
・成都軍区  兵力18万人  戦時には南西軍
 (予備の集団軍司令部として第11・第18・第50集団軍司令部がある。)
  第13集団軍(第2野戦軍系統)
   歩兵師団×2、戦車旅団×1、砲兵旅団×1
  第14集団軍(第2野戦軍系統)
   歩兵師団×1、戦車旅団×1、防空旅団×1
  重慶警備区
   防空旅団(高射砲主体)×1
  軍区直轄部隊として、砲兵師団×1がある。
続く
328名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:52:33.25 ID:???
>>327続き
◎空軍
 空挺師団・戦域地対空部隊も空軍に含まれるため、空軍の兵力は約47万人。上記の各軍区内に軍区空
軍司令部が設置され、空軍司令部は軍区内の航空部隊・空挺部隊・防空部隊(高射部隊・防空警戒管制
組織)を指揮する。空軍は基本的に各軍区の指揮下に入るので、中国国内全体での空軍機の弾力的運用
能力には疑問の声も一部で挙がっている。しかし、現在も核爆弾投下任務が与えられたH−6部隊が存
在していること、空軍そのものの規模が大きいことと、Y−8AEWやKJ-2000AWACSなどの空中警戒
機・空中警戒管制機("KJ-2000 (空警2000)"参照)の運用、H-5,H-6,Q-5,Y-8,Tu-154Mなどを改造
した電子戦機の運用("Tu-154MD"参照)、東シナ海で活発化している電子偵察機の飛行、アメリカ空軍
にも対抗できるSu−27・Su−30などの戦闘機の機体数を増やしてきていることから、近隣諸国
を脅かす存在に成長している。2004年での航空兵力(Jは戦闘機を意味する殲撃の略、Qは攻撃機を
意味する強撃の略、Hは爆撃機を意味する轟炸の略)は、Su-27×50(200発注中)、Su-30×36(50発注中)、
J-10×15(300発注中)、J-9×4、J-8×100(300発注中)、J-7×400、J-6×2600 攻撃機はQ-5×500、
J-5(旧式戦闘機の攻撃機転用)×400 爆撃機はH-6×100、H-5×350
 1957年に高射砲による戦域防空任務(野戦防空は陸軍管轄)が空軍に移管されている。現在、空軍の
地対空部隊はSA-2ガイドラインを国産化した紅旗2(HQ-2)や高射砲が中心だが、一部の部隊ではロシア
から購入したS-300PMU(SA-10)、S-300V(SA-12)を配備がすすんでいる。これらのロシア製の新型SAM
配備はアメリカとの戦争に備えたものと見られている。
 空挺戦力は全部で4個師団。戦略予備として1個師団が済南軍区に配備。残り3個師団は広州軍区に
集約、空挺軍を編成して台湾侵攻を準備している。しかし、空輸能力の不足から3個師団の投入は難し
いと見られている。
(下記補足:"瀋空"や"蘭空"は軍区空軍司令部を意味する略称。一部の軍区では、さらに軍級の作戦司
令部を置いている。一部の基地名は表記できず**となっている)
続く

329名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:53:05.29 ID:???
>>328続き
・瀋空(大連:空1軍) 殲撃機師団×4、強撃機師団×2 地空導旅(長射程SAMを装備した防空旅団
)×1鞍山(航空連隊"戦闘機"×2)、赤峰(航空連隊"戦闘機"×1)、大連(航空連隊"戦闘機"×2)、
四平(航空連隊"攻撃機"×2)、牡丹江・ハイラン(航空連隊"戦闘機"×3)、斉斉哈爾(航空連隊"戦
闘機"×1)、牡丹江・ドウジン(航空連隊"攻撃機"×1)、丹東(航空連隊"戦闘機"×3)、干洪(殲
偵独立連隊"偵察機"×1)、哈爾濱(第1飛行学院"練習機・爆撃機・輸送機")、錦州(第3飛行学院"練
習機・戦闘機")、吉林(第7飛行学院"練習機・戦闘機")
・北空(唐山:空10軍) 殲撃機師団×3、運輸機師団×1 地空導師(長射程SAMを装備した防空師団)×2
張家口(航空連隊"戦闘機"×2)、懐仁(航空連隊"戦闘機"×1、航空連隊"攻撃機"×2)、楊村(航
空連隊"戦闘機"×1、八一飛行表演隊"戦闘機")、遵化(航空連隊"戦闘機"×1)、北京・南苑(航空
連隊"輸送機"×3)、唐山(飛行訓練中心 航空連隊"戦闘機"×1)、滄州(飛行試験中心 航空連隊"
戦闘機"×4、運用試験航空連隊"戦闘機"×1)、保定(第2飛行学院"練習機")、石家庄(第4飛行学
院"練習機")、*州(第6飛行学院"練習機・戦闘機")、臨汾(第12飛行学院"練習機・戦闘機")
・蘭空(鳥魯木斉:空9軍) 殲撃機師団×2、轟炸機師団×1 混成導砲旅(高射砲とSAMを装備した旅団)×1
銀川(航空連隊"戦闘機"×3)、天水(航空連隊"戦闘機"×1)、武功(航空連隊"爆撃機"×2)、臨潼
(航空連隊"爆撃機"×1)、鳥魯木斉"ウルムチ"(航空連隊"戦闘機"×2)、庫尓(航空連隊"戦闘機"×
1)、武威(第5飛行学院"練習機・戦闘機")、柳樹泉(第8飛行学院"戦闘機")、双城子(誘導弾試験
中心(センター)の飛行場にも少数機配備 "戦闘機・攻撃機・ヘリコプター")
・済空 殲撃機師団×3、強撃機師団×1 空降師(空挺師団)×1
*坊(航空連隊"攻撃機"×3)、済南(航空連隊"戦闘機"×2)、鄭州(航空連隊"戦闘機"×2)、文登
(航空連隊"戦闘機"×2、殲偵独立連隊"偵察機"×1)
続く

330名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:53:36.67 ID:???
>>329続き
・南空(福州:空8軍(福州の司令部とは別に上海にも空8軍の指揮施設あり))
殲撃機師団×5、強撃機師団×1、轟炸機師団×1 地空導旅×2 高砲旅(高射砲兵旅団)×1
蕪湖(航空連隊"戦闘機"×2)、長興(航空連隊"戦闘機"×1)、安慶(航空連隊"爆撃機"×2、航空連
隊"電子戦用に改造した爆撃機"×1)、向唐(航空連隊"戦闘機"×2)、樟樹(航空連隊"戦闘機"×1)
、崇明島(航空連隊"戦闘機"×1)、義鳥(航空連隊"戦闘機"×1)、筧橋(航空連隊"攻撃機"×3、航
空連隊"戦闘攻撃機"×1)、衢州(航空連隊"戦闘機"×3)、如皐(南空訓練基地"戦闘機")、泰和(殲
偵独立連隊"偵察機"×1)、蘇州(殲偵独立連隊"偵察機"×1)、蚌埠(第13飛行学院"練習機")
・広空(南寧:空7軍 (南寧の司令部とは別に武漢にも空7軍の指揮施設あり))
殲撃機師団×5、轟炸機師団×1、運輸機師団×1 地空導旅×1 高砲旅×1 第15空降軍(空降師×3)
遂溪(航空連隊"戦闘機"×2)、柳州(航空連隊"戦闘機"×1)、**(航空連隊"爆撃機・空中給油機"
×1)、広州・東(航空連隊"戦闘機"×1)、**(航空連隊"戦闘機"×1)、長沙(航空連隊"戦闘機"
×4)、汕東(航空連隊"戦闘機"×1)、南寧(航空連隊"戦闘機"×1)、桂林(航空連隊"戦闘機"×
1)、武漢(航空連隊"輸送機"×3)、香港(空軍のヘリコプター部隊) 
・成空(昆明に空軍の作戦指揮施設あり) 殲撃機師団×2
重慶(航空連隊"戦闘機"×3)、大足(航空連隊"戦闘機"×1)、孟子(航空連隊"戦闘機"×2)、昆
明(航空連隊"戦闘機"×1)、クンガ(拉薩指揮所 連隊未満の飛行部隊"戦闘機")、挟江(第2飛行
学院"練習機・戦闘機・練習機")
続く
331名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:54:07.74 ID:???
>>330続き
◎海軍
 機動戦力として北海艦隊(黄海方面)・東海艦隊(東シナ海)・南海艦隊(南シナ海)がある。水上艦
艇("052C型"参照)("ソブレメンヌイ級"参照)・通常動力型潜水艦("キロ型"参照)("元型"参照
)("宋型"参照)・攻撃原潜("093型"参照)・戦略原潜("094型"参照)なども急速な近代化を進めてお
り中国の軍拡の象徴たる存在となっている。また、独自の海軍航空隊を有しており、哨戒機だけでなく、
制空戦闘機や対艦能力をもった戦闘攻撃機の配備もすすめている。水上艦隊と連携した運用を行なうもの
と警戒されている。大型の強襲揚陸艦を建造する一方で、過去に台湾侵攻用に建造した小型揚陸船舶も現
役から退きながらも保管状態とされているので、現在でも台湾侵攻を可能とする揚陸能力はあると見られ
ている。そのほか、沿岸防衛として多数の小型のミサイル艇も有している。近年では潜水艦の作戦行動を
支援すべく、領海・排他的経済水域侵犯も伴う海洋調査活動が頻繁に見受けられた。さらに、空母保有に
ついても活発な動き("ワリャーグ"参照)を見せている。地上部隊として、海軍陸戦隊(約1万人)と沿
岸砲兵(地対艦ミサイル)部隊を有しており、海軍の兵力は約25万人程度と推定されている。2004年での
海軍航空隊の保有機数は、Su-27(制空戦闘機)・Su-30(戦闘攻撃機)×10(20発注中)、J-8×124、J-7×2
40、J-6×98、J-5×136、JH-7×30、JH-7A(戦闘攻撃機発注中)、Q-5×100 海軍航空隊の増強がすすんでいる。
続き
332名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:54:40.30 ID:???
>>331続き
・北海艦隊(青島) 所属艦艇 約220隻
 主要艦艇:戦略原潜×1、攻撃原潜×3、通常動力型潜水艦×13、駆逐艦×8、フリゲイト×7
 主な海軍基地:青島、旅順、小平島、威海、大沽、青山、旅大、葫盧島、連雲、霊山
 海軍航空隊 殲撃機師団×1、轟炸機師団×1、強撃機師団×1
 葫芦(海軍飛行学院(練習機の航空連隊×1、爆撃機の航空連隊×1))、山海関(航空連隊"爆撃機
・空中給油機"×1)、膠東(航空連隊"爆撃機"×1、独立航空連隊"ヘリコプター"×1)、青島(航空
連隊"攻撃機"×1、航空連隊"戦闘機"×1、独立航空連隊"飛行艇"×1)、菜*(航空連隊"高等練習機
・戦闘機"×1、航空連隊"攻撃機"×1、独立航空連隊"攻撃機・輸送機"×1)、良郷(独立航空連隊"輸送機"×1)
・東海艦隊(寧波) 所属艦艇 約240隻
 主要艦艇:通常動力型潜水艦×9、駆逐艦×6、フリゲイト×21
 主な海軍基地:寧波、上海、舟山、鎮江、呉淞、温州、汕頭、厦門
 海軍航空隊  殲撃機師団×1、強撃機師団×1
 路橋(航空連隊"戦闘機"×1)、上海・大場(航空連隊"戦闘攻撃機"×2)
・南海艦隊(湛江) 所属艦艇 約250隻
 主要艦艇:攻撃原潜×3、通常動力型潜水艦×2、駆逐艦×7、フリゲイト×18
 主な海軍基地:湛江、楡林、北海、広州、海口、馬尾、平潭、西沙(永興島)
 海軍航空隊  殲撃機師団×2、轟炸機師団×1
 三亜空港(航空連隊"偵察機・爆撃機"×1、航空連隊"戦闘攻撃機"×1)、海口(航空連隊"戦闘機"×2)、陵水(航空連隊"戦闘機"×1)
続く
333名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:55:11.23 ID:???
>>332続き
・海軍陸戦隊 現役兵力は約1万人
 海軍陸戦隊は1953年に中央軍事委員会の承認で華東軍区海軍に海軍歩兵連隊が創設されたのがはじまり。
その後、1957年に海軍陸戦隊は解隊となった。しかし、1970年代末頃に海軍陸戦隊が復活し、海南島に海
軍陸戦隊第1旅団が編成された。現在は南海艦隊に強襲上陸訓練を済ませた1個旅団、東海艦隊には基幹
要員のみの1個師団、北海艦隊には小規模な警備部隊が編成されている。また、戦時下には予備役召集に
より8個師団と2個独立戦車連隊にまで増員される計画となっている。中国ではこの陸戦隊の任務として
、陸軍に先駆けての上陸作戦の実施、島嶼への上陸・占領、海軍前進基地(南シナ海南沙諸島の
中国軍事施設)の防衛と位置づけている。
続く
334名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:55:42.48 ID:???
>>333続き
◎第二砲兵
 中国の戦略ミサイル部隊。1966年に陸海空軍と同格の軍種として誕生した。司令部は北京の清河。指揮下
に6個ミサイル軍がある。台湾侵攻作戦では第二砲兵も作戦に加わるのではと見られている。兵力は約12万
人程度と推定。蘭州軍区内の甘粛省酒泉に中国衛星発射中心(センター)があり、近隣の双城子空軍試験飛
行場の部隊からも支援を受けている。このほかに、太原、西昌にも中国衛星発射中心がある。これらが第二
砲兵の管轄であることからもわかるように、中国の宇宙開発はすべて軍事利用目的であり、宇宙開発を隠れ
蓑にICBMのテストを行なっているとの批判がやまない状況が続いている。
 主な第2砲兵の部隊展開として、通化、青州、景徳鎮、洛陽、宝鶏、靖州、昆明、西寧、ロプノール核実
験場があきらかになっているが、中国が保有しているICBM・IRBMの総数からみて、これら以外に部
隊が配置されているとみられている。
 主な弾道ミサイルとして、アメリカ本土を核攻撃できるCSS−4(DF−5)、モスクワを含むロシ
ア全域・イスラエル・インド・アラスカに対して核攻撃可能なCSS−3(DF−4)、日本・台湾・ロ
シア極東地方・インドシナ半島諸国を核攻撃できるCSS−2(DF−3)などがある。
続く
335名無し三等兵:2012/08/06(月) 12:56:14.28 ID:???
>>334続き
◎人民武装警察  
 略称は「武警」。国家憲兵に相当する組織。国務院公安部も武装した警察部隊を有しているが、人民武装
警察(公安部とは制服の色で見分けられる)に限っては中国共産党中央軍事委員会の管轄。(治安・警備な
どの任務では公安部の指揮下に入ることもある。このあたりは運用方法はヨーロッパの憲兵隊("憲兵"参照)
と同じ。)戦時には人民解放軍に編入される。内衛武警部隊、辺防武警部隊(辺防軍ともよぶ)、消防武警
部隊などに分かれている。現在、45個師団、約150万人の兵力を有している。近年ではオリンピック警備
やイスラム原理主義のテロ対策に武警内に対テロ特殊部隊も編成された。
<<追加投稿>>
 ロシアとの間で、爆撃機Tu−22M、多用途戦闘機Su−30MK3、空中給油機Il−78M、
輸送機Il−78TDの購入が合意したようです。また、戦闘機スホーイ・フランカーシリーズのライセ
ンス生産も続いており、すでにライセンス生産数換算で400機以上生産(注:共食い整備損耗分は含ま
ず)されているようです。J−10戦闘機は能力向上の改修が行なわれています。
 ヘリコプターについては、Mi−17/171を追加取得しています。
 S−300PMU−1は4個射撃大隊分が輸入され、S−300PMU−2は2006年度中に
1個射撃大隊分が輸入されるようです。
 あと、陸軍の防空旅団にはフランスのクロタールSAMが実戦配備されました。
2006/08/20更新


転載終わり