>>286,297
少なくとも、オレが納得できる話には遠く届かない件
もう少し、疑問点を具体的に提示する。
M107砲弾略図 - Weapons School
ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/images/m107.gif 砲弾の構造は割と単純。つまり、設計の際に操作するパラメータが少ないと言い換えることもできる。
上図に基づいて言えば、砲弾口径に対する砲弾全長、蛋形部・定心部・弾底部の長さ分配、弾底部の傾斜、
弾帯の巻き位置・本数・幅・厚さ・材質、砲身旋条の形式・本数・傾斜・山高さ、薬室の長さ・直径、尾栓の形式。
だいたい、以上のパラメータで設計が決定されると思う。
で、榴弾砲弾とカノン砲弾の設計の違いって、どこのパラメータがどう違うんだ?
155mm野戦砲が人力装填できて155mm艦砲が人力装填できないと仮定すると、艦砲の方が砲弾が重いことを意味する。
砲弾が重いってことは、材質が大差無いなら砲弾全長が長い・定心部の比率が長くて蛋形部が短い、などが予想できる。
また、砲弾そのものの形状が同じでも、弾帯と旋条の設計が違えば砲弾の互換性が失われるし、
薬室や尾栓の設計も砲弾の互換性を制限するパラメータとなる。
更に言えば、艦砲に野戦砲タイプを採用した場合、どんな性能がどれだけ下がって、要求仕様の何を満足しなくなるのか?
その性能低下は運用ではカバーできないほど大きいのか、それとも差は小さいのか、代替手段は無いのか。
そういう部分まで俯瞰して比較して、ソレでやっと陸海砲弾共用化の可否が判定できるのジャマイカ