【ベリエフ】飛行艇・水上機総合スレ5【US-2】

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251名無し三等兵
>>244
すべての飛行機がジェット化されているのか?
600km/h以下の巡航速度でジェット化されている機体を上げてくれ。
プロペラというものは回転しているので飛行機の速度と合成されてプロペラの対気速度は機体より高くなる。
機体速度が700km/hくらいでプロペラの先端(外周部なので対気速度が速い)から機体より先に音速の壁の影響を受け始める。
そうなると抗力は爆発的に増加する。
それを少しでも減らす為に先端を切り、それだけでは面積が足りなくなるので枚数を増やしたり、プロペラの羽根を太く(アスペクト比を減らす)し、
プロペラの羽根に後退角をつけたものがプロップファンだ。
外周になるほど対気速度が上がるので曲線的な後退角になっている。
当然羽根の枚数を増やすと羽根の間隔は狭くなり前の羽根の後流の影響を受けやすくなり効率は落ちる。
アスペクト比を減らしても当然効率は落ちる。
700km/hに限定すればプロペラは音速域を無視して効率優先で設計できる。
これがターボプロップがプロップファンより高効率な理由だ。
US-2の巡航速度は500km/hなのでプロップファンを使う意味が無い。