FGFAの開発状況に関する記事が出てきたが、やはり計画は遅れ気味とのこと
インドとロシアの第5世代戦闘機共同開発は予定より二年遅れている
http://business-standard.com/india/news/delayschallenges-for-indo-russian-fighter/474329/ インド国防省は、ロシアと共同開発中の第5世代戦闘機「FGFA」の開発が予定よりも
二年間遅れている事を明らかにした。
これまで、アンソニー国防相はFGFAは2017年までに空軍に配備されるとしていたが、
月曜日に彼の代理であるMM Pallam Rajuは議会において、第五世代戦闘機の量産
開始は2019年以降になると述べた。
FGFAはロシアとインドの共同開発戦闘機であり、世界で最も先進的な戦闘機であると
している。しかし、計画を監督したインドの設計者はインタビューにおいて重大な懸念を
示した。FGFAの開発費用として、現在提示されている60億ドルは、航空機のみの開発
費であり、アビオニクスの開発費はさらに費用を要するであろう。プラス面としては、テ
ジャスよりもはるかに高度・大型なFGFAの開発に参加することで得られる経験を挙げた。
両国はそれぞれ約250機のFGFA/PAK FAを製造する予定であり、一機あたりの推定
単価は1億ドルになる。配備費用250億ドルに加えて、開発費用がこれに加わる。
インドのHAL社では、PAK FAをベースに、インド空軍の要求(ステルス性、超音速巡航、
データリンク、敵の戦闘機を凌駕するレーダーなど)を満たすFGFAを開発している。し
かし、HALでFGFA交渉に当たったN C Agarwa元l設計主任は、PAK FAは既にロシア
の要求項目を満たしているとした。HALは、ロシアがFGFAの開発に際してアビオニクス
などの改造に更なる追加費用の支出を求めてくることを懸念している。それは、60億ド
ルの開発予算をぼろぼろにするであろう。