南アジアの軍事情勢〜インド軍などを語るスレ(10)

このエントリーをはてなブックマークに追加
580名無し三等兵
MMRCAで最終交渉権を獲得したラファールの契約調印が遅れている件について
ttp://www.financialexpress.com/news/will-india-end-up-paying-more-for-rafale-fighters/1002328/0

・ダッソー社は他社に勝つため非現実的な低価格を提示して、今になって価格を
増す方法を模索している

・低価格の裏には、本体価格自体は安いものの、その他の各種装備の価格を高く
することで本体価格を補なおうとしている可能性

・インドが要求しているカスタマイズについて、価格低減のためそのいくつかを削除
することを望んでいる

・UEAやブラジル向けのラファール輸出が実現した場合、その販売益で性能向上型
を開発し、それを追加費用なしでインドに提供するという目算だった。しかし、両国へ
の販売はいまだ実現しておらず、このままではダッソーは自社資金で能力向上型を
開発しなければならない羽目に陥っている。

・(低価格を実現している理由としては)フランス政府がラファールの入札に助成金を
支払う事を意図していることも考えられる。ラファールのコストは上昇しており、2012
年のフランス上院で明らかになった情報によると、一機当たりの単価は106億9340万
ルピー(約154億円)に達しているとの事。
581名無し三等兵:2012/09/16(日) 23:40:45.36 ID:???
>580続き

・当初約束されていた100%の技術移転とインドのワークシェア50%保障についても、フ
ランスは消極的な姿勢を見せている。フランス企業は高度技術はフランスが保持し、
ワークシェア&雇用の過半数をフランスが確保するとしている。さらに技術移転につ
いては、インド側が先進技術を吸収する能力に欠けているとして消極姿勢を見せて
いる。フランスはインド企業はラファールの電子機器の製造技術をマスターするには
困難があるとしている。さらに、インドが特に望んでいるAESAレーダーの現地生産に
ついても技術提供から除かれており、結局インドが生産できるのは胴体、翼、キャノ
ピーなどに留まりそう。

ニューデリーの産業筋の情報提供者によると、フランスは価格の積み増しを求める
と共に、技術移転しなければならない技術は最小に抑えるための交渉を行ってい
るとの事