学者ら 鯨の権利宣言採択を提案
24.02.2012, 10:41
米国科学発展連盟によって行われているヴァンクーバー会議の参加者らは、鯨には他の動物よりも一段と
高い地位を与えるべきで、捕鯨は殺人と同様だという考えを示した。また石油会社や建設会社などは、自らの
プロジェクトが鯨に与える影響について考慮しなくてはならない、と指摘されている。ラトヴィアのニュースサイト
Mixnewsが伝えた。
今回の権利宣言では、鯨、イルカ、シロイルカは生存権を有しており、だれもその所有者になることはできず、
その権利や自由、規則を破ってはならないと述べられている。
権利宣言の作成者たちは、ヴァンクーヴァー会議を機に、より多くの人びとの関心を呼ぶことを狙っている。
会議での報告では、イルカは自己意識を有しており(鏡の中の自分を認識することができる)、亡くなった子供の
死を悲しんだり、病気の家族にえさを運んだり、えさをくれる漁師たちを助けたりするのだという。
権利宣言は、学者や哲学者、動物擁護活動家らのグループによって作成される。
http://japanese.ruvr.ru/2012_02_24/66778590/