『戦闘技術の歴史』は執筆陣が西洋軍事史が専門の欧米人なためか、
イスラム世界の軍事に関する記述はあまり無いのが残念な所。
オスマン帝国のイェニチェリとかは取り上げられてたけど。
東洋は最終巻で取り上げられるからまだいいけど。
エアワールド(エアワールド社)
航空ファン(文林堂)
Jウイング(イカロス出版)
航空情報(酣燈社)
ほとんど素人ですがこの中でオススメはどれですか?
記事の濃さでいくと
Jウィング<航空ファン≦エアワールド<航空情報
Jウィングは年中F-X・タイマン対決・初心者向け記事やってるイメージしかない、あの逆神が定期コラム書いてるぐらいだし…
Jウィングは写真集
積んでたハードカバーを2冊崩したがどっちも当たりだった
『スナイパー 現代戦争の鍵を握る者たち』
実戦に参加した米軍の狙撃手(主に陸軍歩兵師団と海兵隊)のインタビューを中心にする本
ベトナムからイラクまで、現場の話が大量に載ってるのがよいところ
スナイパーは少数で隠密行動するので対テロに有効なようだ
夜中のうちに都市に潜入、IEDを埋めている武装勢力を狙撃、救援を呼んで帰還というのが基本戦術
救援が来ないとか、基本一匹狼なので上官に嫌われ戦術を理解されないとか、いろいろ大変な模様
新型弾薬(Mk262)のおかげで、M16/M4が700m級の狙撃銃として使えるようになったなんて話もある
『潜入工作員』
イスラエルの特殊部隊もの(タイトルと違って潜入工作はほとんどない)
特殊部隊というと英米ばかりになってしまうが、イスラエル軍が別角度からの相対的な視点を与えてくれる
たとえば著者の所属していた部隊では、映画みたいな突入(ダイナミックエントリー)を行わないそうだ
スピード命だと誤射が起きやすいので、テロリストを確保するときも事前に警告してからゆっくり突入するんだとか
訓練は脳筋のSEALsがボーイスカウトに見えるほど過酷(訓練から帰るバスの中で毎日2時間殴り合いをしたりとか)
訓練と任務で攻撃的、抑鬱的になった著者はまともな社会復帰も難しくなる
最後はPMCを作って昔の仲間を集めましたとさ
永野修身が終戦後、米軍の取り調べの中で、日本は米国の科学と技術力を侮っていた
と述べている記録フィルムをNHKのドキュメント放送で見たことがあるが、これは永野
に限らず、海大、陸大出身の軍人の多くに見られた驕りであろうか
その点、レイテ海戦で反転した栗田提督は冷静沈着な判断により、結果的に多くの将兵
の命を救った。
411 :
名無し三等兵:2012/02/17(金) 17:48:00.77 ID:9azXwCd/
>>404 そもそも自国語以外で、つまり英語でアジア圏の軍事史発表する機会がどれだけあるのか。
偏るのもやむを得ない
つまり404は欧米人を若干侮っていると
413 :
名無し三等兵:2012/02/17(金) 20:15:33.85 ID:bhHsZdzt
各国の著名な軍事思想家
面倒くさいので一人づつ
独:クラウゼヴィッツ
仏:ジョミニ
英:リデルハート
伊:ドゥーエ
米:マハン
露:トゥハチェフスキー
西:?
蘭:マウリッツ
中国:孫子
日本:小幡景憲
印:?
土:?
波斯:?
伯:?
朝鮮:?
どう考えても欧米以外の軍事史を研究する価値は低い
『回想の横空夜戦隊』の著者、今月4日に亡くなったとのこと。
R.I.P。
WikiでLos688が削除した
牟田口を評価する意見
英軍ウィンゲート旅団参謀長のデリック・タラク准将は次のように牟田口を高く評価した。
『日本の15軍牟田口中将も、その作戦指導については、全くといってよいほど、イギリス側から評価されていない。
彼はその最後の作戦(インパール作戦)を除いて、その主要な戦闘の全てにおいて勝利を収めている。
インパールの戦いはワーテルローの戦いと同様に「非常に際どい」時期があった。
しかし、牟田口将軍はナポレオンの場合よりもはるかに優勢な敵を相手にして戦ったのである。
私は彼が生前、その戦いぶりについて日本国民から評価されたことを知って、うれしく思う。』[30]。
アーサー・パーカー中佐は牟田口への手紙で次のように牟田口の作戦を評価した。
『貴殿は四月の段階で、あと一個連隊-特に宮崎ないし田中程度人物の指揮下にある連隊- を有していたら、
貴殿はインパール攻略に成功していたでしょう。
しかしながら、やはり最良でかつ安価な成功は、一個連隊がディマプール に突入する事により達成されたでありましょう。』[31]。
軍事思想家というより軍事学者の方が適当ではないか。
414から幼稚臭が
水木しげるの「ヒットラー」
ヒットラー伝の粗筋をパッと把握するには良いマンガだと思った。
>>416 えげれす人が人を評価する時ってのは完全に相手を見下してる時、って思うのは俺の根性がまがってるからでしょうか
>415
そうですか。
黒鳥さんは亡くなられましたか。
ご冥福をお祈りいたします。
そもそもエゲレス軍人が牟田口を褒めたことがある、という事実がどこまで一般的だったと言えるのか
非常に疑問だが。どの位疑問かてーとイタリアパスタクラスにね。
対牟田口だとソースがあいまい。
ジョンフェリスのように普通に「無能」つってる例もある。
デリックタラクは牟田口を褒めてるそうだが、
これは空挺師団のリスキーな性質を考えれば日本軍を誇大評価せざるを得ないのではと
考えることも出来そうだし、「一般には評価されてないが俺は評価する」という意味合いだ。
スリムもそうなんだよね。最初は他の将軍ほど人気が無かった。
だから、「俺は凄い」アピールのためには敵を必要以上に評価しなければならん誘因があった。
皮肉というよりプライドと生活のために近いのでは?
日本にも「敵のネームバリューに頼った」重症例が居る。落花何某の諜報将軍様。
アーサーの場合はやはり前線の自軍弁護のためという内向き解釈を目にしたことがある。
ま、パスタ伝説を懲りずに繰り返すのであれば、それは読者に任すが。
>>420 曲がってると思う。トップギアや数本のエゲレスドラマを見て思ったのは、
連中の批判というのは単に大阪人のようにどぎついと言うだけで、
皮肉的に褒めるというのは、むしろ日本的な感性に近いと思う(性悪小役人系のね)
性悪小役人根性の持ち主に事欠かない軍オタにこの話が受けてるのが一つの傍証。
>>420 あんぐろさくそんって「敵はこ〜んなに強かった。だから、それに勝った俺Tueeeeeeeeeeeeee!」みたいなのあるよねw