国軍の迫撃砲の配備については昭和20年初頭の支那派遣軍を見ると
1MBs砲兵隊が迫撃砲2個中隊、野砲1個中隊
おそらく迫撃砲中隊は6門、野砲中隊は4門
2〜3、5MBs砲兵隊が迫撃砲3個中隊で18門
8、9MBs砲兵隊が野砲、山砲、迫撃砲1個中隊で野砲、山砲中隊が4門、迫撃砲中隊が6門
HBより新たにMBsに改編された部隊である81〜88、90〜92MBsの内砲兵隊の中身がわかる部隊を見ると
83MBsが編制上だと野砲2個中隊
85MBsが編制上だと山砲兵2個中隊
86MBs砲兵隊が迫撃砲2個中隊、山砲2個中隊
装備は軽迫撃砲12門を武漢兵器廠より交付
ただし山砲中隊は欠で山砲2門のみを独立野砲兵連隊が装備している物を交
ちなみに人員の大半は野砲兵第122連隊から差し出された
迫撃砲があったかは不明
87MBs砲兵隊は装備は不明だが独立山砲兵第2連隊が編成担当
88MBs砲兵隊は独立山砲兵51大隊から主に要員を充当
編制だと山砲兵2個中隊で広西の全県にて編成完結
続き
90MBs砲兵隊は名古屋で編成完結したらしい
その後90MBs本隊に合流、編制だと野砲2個中隊、山砲1個中隊だが
装備は十榴1個中隊(多分4門)、野砲2個中隊、山砲1個中隊(こいつ等も多分4門)
更にお待ちかね82mm迫撃砲が18門、十糎臼砲が2門
えらく豪勢だが配備地域的に対米戦備指定で
支那方面への連合国軍上陸に備えていたために第13軍の特別配慮があったようだ
91MBsが編制上だと野砲兵3個中隊
師団を見ると対米充当予定兵団である59〜61D63D、65D、69D、70D、115D、117D、118D、131〜133Dの内
59D、63D、115Dに師団迫撃砲隊あり、中身がわかるのは115Dで
編制は3個中隊で迫撃砲12門
独立部隊として第18迫撃大隊、第19迫撃大隊、第20迫撃大隊、第22迫撃大隊が新設
第18、19迫撃大隊は北支那派遣軍の管理で編成後第43軍隷下になる予定
中身がわかる部隊として第20迫撃大隊を見ると
編制上は3個中隊、装備はわからん
知ってる人が居るようならお願いします