各国次期主力戦車(戦闘車)動向Part10

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203名無し三等兵
ウクライナによるペルーのT-55アップグレード型「T-55M-8 A2 Tifon II 」
ttp://www.militaryparitet.com/perevodnie/data/ic_perevodnie/2102/
ttp://www.dintel-gid.com.ar/articulos_sistemas/articulo65.html
T-55M-8 A2 Tifon II は、全長6.58m、全幅2.4m、全高3.4m、重量46t。乗員は3名。
重量増を受けて、エンジンは1050hpの5TDFMA五気等ディーゼルエンジンに換装さ
れ、トランスミッションも改良されたことにより、路上75km/h、野外55km/hの最高速
度を発揮する。

戦車砲はKB-1M 48口径125mm砲に換装、発射速度は毎分8発。砲弾はKB-1M型
APFSDS(初速1750m/s、距離2000mで800mmを貫通)、3BK29型HEAT(同915m/s、
同800mm)、3OF26型HE-FRAG、砲発射ミサイル(射程5000m、750mm貫通)。搭載
弾数は30発で、この内18発が自動装填装置に搭載。副武装は、NSVT 12.7mm機関
銃×1、PKT 7.62mm機関銃×1。

「Buran-Catherine」射撃統制装置は、LIO-V弾道計算機、二軸スタビライザー、レー
ザー測距機、暗視装置などで構成される。65km/hで走行しながら射撃が可能。

防御力改善のため、車体や砲塔前面には「ニージュ」爆発反応装甲を装着。ニージュ
は化学/運動エネルギー弾の双方に効果がある。また、セラミック板で構成されるパッ
シブ装甲「Defleckt」が通常装甲の上に装着されており、両者を合わせてAPFSDSに対
する防御力は4.8倍、HAETには3倍に改善されている。車体の4箇所にはレーザー・赤
外線警告システムのセンサーが装備。

このほか、GPSシステムや新型通信装置が装備、沙漠での運用に備えてエアコンや
統合型給水システムの装備も可能。