戦争・兵役を通じて広まった食事 33皿目

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193名無し三等兵
最近はあまり見かけないけど、昔はドライブインや高速道路のPAの自販機コーナーではカップ麺自販機や
ハンバーガー自販機の設置率は高かったな。

ハンバーガーがほぼ都市圏限定の食べ物だった80年代初頭までならいざ知らず、田舎町ですらコンビニが
建ちまくっている今ではハンバーガーなんてありふれた食い物でしかないけど、当時の小学生の行動半径では
ハンバーガーと言うとこの自販機で売っているまがい物しか無かったんだな・・・。

そんなまがい物でも当時は実に美味かったけど、今の子供にこれを食わせても余程腹が空いていなければ
「何コレ?」みたいなリアクションをされるのがオチだろう、多分。

http://jihanki.michikusa.jp/jihanki/
http://jihanki.michikusa.jp/jihanki/img/VH90.JPG

☆ハンバーガー自動販売機

 1965年に開発されたハンバーガー自販機は、硬貨を入れボタンを押すと、冷蔵されたハンバーガーが内部の
電子レンジで約1分ほど加熱され、熱々ホカホカの紙箱に入った、チープなハンバーガーがゴトンと出てくる。
 加熱中はニキシー管やフラップボードのカウンターが秒数をカウントしたり、「加熱中」と赤いランプが点滅する
タイプなど幾つかのバリエーションがある。 製造は星崎電機でOEMで富士電機が販売していた。
 関東地方ではグーテンバーガーというマルシンの製品が大人気で70〜80年代ではあちらこちらに自販機を
見かけたが、2002年に撤退後は急速に絶滅危惧種となっていった。
 現在では青森、秋田、群馬、富山、京都鹿児島で稼働しているが合計20台に満たない。
 そして西日本ではほぼ絶滅状態である。