>>152 第三章 アメリカ外交の総括 −ジョージ・F・ケナン「アメリカ外交50年」に見る
ケナンはこうした米国の日本への態度を、「このような気持ちを持って我々は10年1日のごとく、
アジア大陸における他の列強なかんずく日本の立場に向かって嫌がらせをしたのである。・・・・・
多年にわたって、我々は、我々が要求していることが、日本の国内問題の見地からみていかに
重要な意義をもっているかについて、考慮を払う事を拒んできた。・・・・・我々の要求が特に敏感な
箇所に触れて日本人の感情を傷付けたにしても、それは我々にはほとんど影響を持たなかった。」
と慨嘆(がいたん)している。
http://www.history.gr.jp/~showa/133.html