【敵機直上】本日の南雲部隊司令部 1AF【急降下!】

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818名無し三等兵
ミッドウェー敗戦後の新・第三艦隊におけるエピソード。
首席参謀から総入れ替えになった参謀陣、航空乙参謀の吉岡忠一少佐@「そんなこと書けますかいな」は留任、
末国参謀(砲術兼戦務参謀)に対し、こんなことを語ったとか。
「三艦隊司令部の計画は非常に理論的で緻密です。一航艦司令部とは格がちがいます。
この司令部がミッドウェーに行っていたら、あんな戦はしなかったでしょう」

セイロン沖で、二艦隊の中島通信参謀は、一航艦に同行してた際のエピソード
【中島】 ツリンコマリ攻撃のとき、赤城は大型機に爆撃されて、夾叉されているじゃないですか。
危ないですから、ひとかたまりの隊形を考え直して、陣容をもっと強化しなければダメですよ
【大石】 (1AF先任参謀) ウチじゃそういうこと言ったって、源田君がわれわれの言うことを
聞いてくれやしないよ。源田君はもっぱら母艦を集めて、戦闘機だけで守っていれば大丈夫、
向こうはぜんぶ落とせる、攻撃は受けないと、自信満々なんだ」
【中島】 そう言ったって、大型機に夾叉されたでしょう。運よく命中しなかったけれど、当たれば怪我しますよ
【大石】 そうなんだが、いくら言っても聞かなくて困るんだ

困ったちゃんは、源田が主犯かな? 草鹿や南雲が源田を使いこなせてない、っても大きいだろうが。
819名無し三等兵:2013/01/01(火) 00:14:54.92 ID:???
セイロン沖、中島参謀はこんな回想をコメントしてるらしい。(生出寿著・航空作戦参謀源田実)

「インド洋作戦を私が担当することになり、コロンボ空襲の計画を立案した。
困ったのは、セイロン島への進撃航路の西側がこわくてしょうがないことだった。
機動部隊が自分で西側を十分に警戒しながらセイロン島に接近することが肝心なのだが、
機動部隊にどう伝えてよいか。
一航艦の大石先任参謀には、「西を警戒しましょう」と何べんも頼んだが、
一航艦司令部全体、とくに航空参謀の源田さんにどれだけ伝わったかわからない。
伝わっても相手にしなかったかもしれない。

結局、セイロン島に接近するあいだ、源田さんは西の警戒をおろそかにした。
敵の飛行機隊が来襲しても、ゼロ戦が撃墜するから大丈夫という考えのようだが、
それは危険でまちがいだと思う」

山口少将の提案にも関わらずミッドウェーの索敵計画がおざなりだったこと、
艦隊直衛の零戦を過信し過ぎたあたり、
源田が「緻密」でなく、「理論的」でなく、「格下」だったから、というのが真相か? セイロン沖から杜撰だったわけで。