【敵機直上】本日の南雲部隊司令部 1AF【急降下!】

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814名無し三等兵
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/603706.html
【森】 ミッドウェー海戦で、草鹿さんは「泰然として腰を抜かした」と
参加部隊の第二艦隊通信参謀の中島親孝さんに評されています。
泰然としているだけで行動にうつさない。草鹿さんは砲術学校出身で、平時の官僚といってよいでしょう。
問題の兵装の転換についても、草鹿さん、航空参謀源田実さん、淵田美津雄さんの残したものを基にして、
書き手はああでもないこうでもないと悩んできたのです。

【山内】 井上成美が戦後何も語りたがらなかったのがわかります。
源田、草鹿あたりが勝手なことを言っているという苦苦しさがあったのではないかと思います。

【森】 また、実際の作戦を指揮した源田さんについていえば、威勢のいい言葉にだまされがちですが、
山口多聞の意見具申を全部握りつぶしたのは彼です。
蒼龍、飛龍の第二航空戦隊は転換を済ませていますから、こっちだけでも出撃できるのに、
源田さんは自分でまとめて動かしたかった。それで、赤城、加賀の準備が完了するまで待たせ、
草鹿南雲コンビはそれを黙認したというのが真相でしょう。結果、蒼龍は準備万端のまま、むざむざと海に沈んでいく。