>>885の続き
>>720の通り、リュッツオーは射撃開始からわずか3分、3斉射目で夾叉、
ライオンに命中弾を与えている。
これは南下戦において、両軍通じて最初の命中弾で、同艦の射撃精度の
高さを示すものです。
さて、砲戦開始時の照尺距離は16400メートル(
>>703)となっているが、
実際は14800メートルで、測距誤差はなんと1600メートルにもなる。
あれ?独海軍の測距儀はステレオ式で、基線長も6メートルあったんじゃ・・・
実は双方の中間海面上にかかっていた靄(もや)の影響で、光が屈折し正確な
測距を妨げたと言われています。